パソコンにはどんな種類がある?
スペックの詳細や選び方も解説
2024.07.19(FRI)
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パソコンには、デスクトップ型やノート型などいくつかの種類があり、それぞれ特徴が異なります。自分に合ったパソコンを購入するには、使用目的や用途に合ったものを選択することが大切です。そのためには、各種類の特性に加え、スペックの詳細やパソコン選びのポイントを押さえておくと良いでしょう。この記事では、パソコンの種類やOS、スペックの詳細や選び方について解説します。パソコン選びに必要な知識を網羅的に理解できるので、ぜひ参考にして下さい。
パソコンの種類とは?それぞれの特徴を解説

パソコンには、デスクトップ型やノート型に加え、2in1パソコンやNUC、スティック型PCなどさまざまな種類があります。ここでは、それぞれの概要やおすすめな人の特徴を解説します。
高性能でコストパフォーマンスに優れた「デスクトップパソコン」
デスクトップパソコンは自宅や職場のデスクに固定して使うパソコンで、以下のような特徴を持っています。
- 拡張性が高い
- コストパフォーマンスに優れている
- 高性能なパーツを搭載しやすい
- 修理やカスタマイズがしやすい
デスクトップパソコンの魅力は、高い拡張性とコストパフォーマンスです。ユーザーは、必要に応じてより高性能なパーツへの交換や追加が容易にでき、長期間にわたって高いスペックを維持することができます。例えば、ゲーマーやプロの動画編集者は高度な画像処理能力を要求されるため、デスクトップパソコンを選ぶ傾向があります。さらに、個々のパーツの交換が可能なため、故障時の修理コストも抑えられる点も魅力です。
デスクトップパソコンがおすすめな人の特徴
デスクトップパソコンがおすすめな人の特徴は以下の通りです。
- 高い性能を求めている人
- コストパフォーマンスを重視している人
- ゲームや画像処理などの重い作業をよく行う人
- パソコンをカスタマイズしたい人
デスクトップパソコンは、特に性能のカスタマイズ性と拡張性を求める人に最適です。高性能なゲームや専門的なソフトウエアを使用するユーザー、またはコストパフォーマンスを最優先に考える人には特におすすめできます。さらに、自分だけのオリジナルマシンを作りたいと考えるカスタマイズが好きな人にとっても、デスクトップパソコンは魅力的な選択肢でしょう。
自宅や外出先でも使える「ノートパソコン」
ノートパソコンはキーボードやタッチパッド、モニターなどが一体になった持ち運びできるパソコンで、以下のような特徴を持っています。
- 持ち運びができる
- 省スペースで使用できる
- 電源がない場所でも使用できる
- 一体型で使いやすい
ノートパソコンの利点は、その携帯性と使い勝手のよさにあります。自宅や職場、移動中など場所を選ばずに作業ができます。特に、出張が多いビジネスマンや学校でのノート取りが必要な学生にとって、ノートパソコンは欠かせません。また、限られたスペースでも快適に作業できるため、小さなオフィスやリビングでも問題なく使用できます。内蔵バッテリーにより、電源のない場所でも一定時間、作業を続けることができるのもメリットです。
ノートパソコンがおすすめな人の特徴
ノートパソコンがおすすめな人の特徴は以下の通りです。
- 外出先でもパソコンを使いたい人
- 限られたスペースで作業をしたい人
- すぐに使用を開始したい人
- 持ち運びの便利さを重視する人
ノートパソコンは、モバイル性と利便性を重視する人にとっておすすめの選択肢です。ビジネスでのプレゼンテーション、カフェでの作業、通学途中の勉強など、さまざまなシーンで役に立ちます。また、家でのリラックスタイムにSNSをチェックしたり、動画を視聴したりする際にも、デスクに座ること無く使用できます。このような使い勝手のよさから、多くの人におすすめできるパソコンです。
タブレットとしても使える「2in1パソコン」
2in1パソコンは、タブレットとしても使えるノートパソコンです。以下のような特徴を持っています。
- タッチスクリーン搭載
- キーボード着脱や360度回転ができる
- 持ち運びがしやすい
- ノートパソコンとタブレットを切り替えて使用できる
2in1パソコンは高い柔軟性を持つパソコンです。タッチスクリーンを搭載しているため、タブレットとして直感的な操作ができます。キーボードが着脱可能、または360度回転するモデルもあり、使用シーンに応じてノートパソコンとタブレットを切り替えて利用できます。1台で2通りの使い方ができるため、出張や外出時の持ち運びに便利です。プレゼンテーションや動画視聴、文書作成など、多岐にわたる用途に対応するマルチモードデバイスとして、ビジネスマンから学生まで幅広くおすすめできます。
2in1パソコンがおすすめな人の特徴
2in1パソコンがおすすめな人の特徴は以下の通りです。
- 持ち運びの便利さを求める人
- タブレットとノートパソコンの両方がほしい人
- プレゼンテーションやミーティングで活用したい人
- 直感的なタッチ操作を重視する人
2in1パソコンは、移動が多いビジネスマンや、授業でのノート取りをデジタル化したい学生におすすめです。タッチ操作での直感的な使用や、場所を選ばずにさまざまなモードでの作業ができるため、柔軟な働き方や学び方ができます。また、プレゼンテーション中にタブレットとして手軽に情報を共有したり、図やグラフを描きながら説明したりする場合にも役立ちます。
その他のパソコンの種類「NUC」「スティック型PC」
NUC(Next Unit of Computing)はインテルが提唱する超小型パソコンで、高性能ながらコンパクトで、ホームシアターや軽いオフィス作業に最適です。一方、スティック型PCはUSBメモリのような形状で、HDMI端子を介して直接モニターに接続できる非常にコンパクトなパソコンです。このタイプは、メディアストリーミングや基本的なWebブラウジングに適しており、価格も手頃なのでセカンドパソコンとしての利用や移動が多いユーザーにとって便利な選択肢です。
主なOSの種類は3つ!それぞれの特徴を解説

OSとは「Operating System(オペレーティングシステム)」の略で、パソコンの制御やアプリを使うために必要なソフトウエアのことです。パソコンに搭載されている主なOSは以下の通りです。
- Windows OS
- mac OS
- Chrome OS
それぞれの特徴や利点、国内のシェアについて解説します。
出典:Qbook|【2024年1月版】OSのシェア率ランキング|世界・日本で「OS X」「iOS」のシェア率が増加
ソフトウエアの互換性が高い「Windows OS」
Windows OSは、世界的に広く利用されているOSで、主な特徴は以下の通りです。
- 幅広いソフトウエアと互換性がある
- 多様なハードウェアオプションがある
- コストパフォーマンスが高い
- Androidスマホと連携がしやすい
Windows OSは高い互換性があり、多くのソフトウエアやアプリが動作します。また、対応するパソコンの選択肢が豊富にあり、ニーズに合った製品を選びやすいのも特徴です。さらに、Androidスマートフォンとの親和性も高く、データの共有や連携がスムーズに行えます。国内シェアは、2023年8月時点で「71.8%」となっており、多くの企業や個人ユーザーに支持されているOSです。
クリエイティブな用途に人気の「mac OS」
macOSは、Apple社が開発するOSで、以下のような特徴を持っています。
- 優れたUIとデザイン性を持っている
- クリエイティブ作業に適したソフトウエアが豊富にある
- iPhoneやiPadとの連携がしやすい
macOSの特徴は美しいデザインと直感的なUIです。Appleが提供するFinal Cut ProやLogic Proなどのソフトウエアは、映像や音楽制作において優れた品質を持っています。また、iPhoneやiPadとのシームレスな連携もmacOSの大きな利点です。国内シェアは、2023年8月時点で「14.79%」と、Windows OSに次いで支持を得ています。
Chromebookに使われる「Chrome OS」
Chrome OSは、Googleが開発したOSです。主にChromebookと呼ばれるノートパソコンで利用されており、以下のような特徴を持っています。
- 起動や動作が速い
- 高いセキュリティ性能がある
- Androidアプリが利用できる
Chrome OSは、そのシンプルな設計と高速な動作が魅力です。クラウドベースのサービスに最適化されており、Webブラウジングや文書作成といった作業がスムーズに行えます。また、セキュリティ面でも高い評価を受けています。さらに、Androidアプリを利用できるのも大きな利点です。国内シェアは、2023年8月時点で「0.64%」になっています。
パソコン・OSの種類が決まった後は?スペックの内容を理解しよう

目的に合うパソコンを選択するには、スペックの役割や必要なグレードについて理解しておく必要があります。紹介するスペックは以下の通りです。
- CPU
- グラフィックボード(GPU)
- メモリ
- ストレージ
- モニター
それぞれの概要や役割、グレード別のおすすめ用途について解説します。
CPU
CPUはパソコンの「頭脳」として機能し、全ての計算処理とデータの処理を担当します。パソコンの性能に直接影響を及ぼすため、非常に重要なパーツです。CPUの性能が高ければ高いほど、複雑なプログラムの実行や大量のデータ処理がスムーズになります。例えば、高度な画像処理を要求されるPCゲームや、複数のアプリを同時に動かすマルチタスク作業でも、高性能CPUを搭載していると快適に作業を進められます。一方で、基本的な文書作成やWeb閲覧などの軽い作業では、そこまで高性能なCPUは必要ありません。
グレード別のおすすめ用途の一覧
CPUにはさまざまなグレードがあります。ここでは、CPUの主要メーカーであるIntelの製品を例に、グレード別のおすすめ用途を紹介します。
CPUのグレード | おすすめ用途 |
---|---|
Core i3 | 文書作成、Webブラウジングなどの基本的な用途 |
Core i5 | マルチタスク、軽度の画像・動画編集 |
Core i7 | PCゲームや負荷の大きな動画編集、複雑な計算処理 |
Core i9 | プロフェッショナルなクリエイティブ作業、高負荷なPCゲーム |
一般的な用途ではCore i3〜Core i5あれば問題ありません。負荷の大きな動画編集やPCゲームなどを行う場合は、Core i7以上あると安心です。
グラフィックボード(GPU)
グラフィックボード(GPU)は主に画像処理を行うパーツです。PCゲームや高度な動画編集、3Dモデリングなど、負荷の大きな画像処理を必要とする作業において重要になります。高性能なグラフィックボードを搭載することで、高解像度グラフィックをスムーズに描写できるようになり、作業の効率化や表現の幅が広がります。また、近年ではGPUの計算処理能力を活用して、機械学習やディープラーニングなどの分野でも重宝されています。しかし、一般的な事務作業ではCPUに内蔵されているGPUで十分対応可能です。
グレード別のおすすめ用途の一覧
グラフィックボードは、作業内容に適したグレードの製品を選択することが大切です。グラフィックボードの主要メーカーであるNVIDIAの製品を例に、グレード別のおすすめ用途を紹介します。
GPUグレード | おすすめ用途 |
---|---|
GeForce GTXシリーズ | フルHDの軽度なPCゲームや軽負荷のクリエイティブ作業 など |
GeForce RTXシリーズ | 高解像度なPCゲームやWQHDや4Kの動画編集、3Dモデリング など |
Quadroシリーズ | プロの現場用、ハイレベルな3Dモデリングや3DCAD、動画変種、機械学習 など |
現在は、軽い動画編集程度であれば内蔵GPUでも対応できるケースがあります。また、使用する動画編集ソフトがグラフィックボードに対応していなければ、搭載していても性能を発揮できません。PCゲームはグラフィックボードを搭載しておいた方がよく、最低でもGeForce GTX1650以上を選択しましょう。
メモリ
メモリは、パソコンで実行中のプログラムや現在処理しているデータを一時的に保持するのが役割です。パソコンの作業効率や複数のアプリを同時にスムーズに動作させる能力に影響します。メモリの容量が大きいほどより多くのデータを一時的に保存でき、パソコンの性能が向上します。例えば、重いゲームや画像処理、動画編集などの作業を行う際には、より多くのメモリが必要です。一方で、基本的な文書作成やWebブラウジングのみであれば、そこまで多くのメモリは必要ありません。目的に合うメモリ容量を選択することで、コストパフォーマンスよく効率的に作業できます。
容量別のおすすめ用途の一覧
メモリ容量は多いほど良いですが、必要以上に増やしても効果を実感しづらいため適切な容量を見極めることが大切です。以下の表は、メモリ容量別におすすめの用途をまとめたものです。
メモリ容量 | おすすめ用途 |
---|---|
4GB | 一般的な文書作成やWebブラウジング |
8GB | マルチタスクを伴うオフィス作業、軽い画像・動画編集 |
16GB | 重いソフトウエアの使用、PCゲームや負荷の重い画像・動画編集 |
32GB以上 | 大規模なデータ処理、高解像度なPCゲームや3Dモデリング |
例えば、文書作成やインターネット閲覧などの基本的な用途であれば4GBでも十分ですが、PCゲームや動画編集など負荷が高い作業には16GB以上のメモリが推奨されます。専門的な作業や最新PCゲームを快適に楽しみたい場合は、32GB以上のメモリを搭載したパソコンを検討しましょう。
ストレージ(SSD・HDD)
ストレージは、パソコンで使用するデータやプログラムを長期的に保存するパーツです。主にSSD(Solid State Drive)とHDD(Hard Disk Drive)の2種類があります。SSDは、データアクセス速度が高速で、動作音が少なく衝撃に強いのが特徴です。また、1.8インチや2.5インチ、mSATA、M.2などの形状があり、速度を重視する場合はPCle接続を採用したM.2 SSDが適しています。HDDは、大容量のデータを保存するのに適しており、コストパフォーマンスに優れていますが、読み書きの速度はSSDより劣ります。
OSや頻繁に使用するアプリケーションは高速なSSDに保存し、写真や動画などの大容量データはHDDに保存するという使い分けが効果的です。以下の表は、パソコンの主なストレージ容量とおすすめの用途を示したものです。
ストレージ容量 | おすすめ用途 |
---|---|
256GB | OSと一般的なアプリケーションのインストール |
512GB | 上記に加えて大量の写真や文書の保存 |
1TB | 大量の動画やPCゲームの保存 |
2TB〜 | 4K動画や大容量のPCゲームの保存 |
モニター(サイズ・解像度)
パソコンのモニターは、画面サイズや解像度によって利便性や作業効率、臨場感などが異なります。ここでは、画面サイズや解像度の選び方について解説します。
画面サイズの選び方
ノートパソコンの画面サイズは、持ち運びやすさや使い勝手と関係しています。小さな画面サイズは携帯性に優れますが、作業効率が低下します。一方、大きな画面サイズは作業の効率や映像の臨場感を高めますが、持ち運びにくくなります。デスクトップ用の外付けモニターは持ち運びの必要がないため、使用するスペースに合わせてサイズを選ぶと良いでしょう。以下は、画面サイズごとの特徴をまとめた表です。
ノートパソコンの画面サイズ | 特徴 |
---|---|
12インチ以下 | 携帯性は高いが作業スペースは限られる |
13~14インチ | 持ち運びやすさと作業効率のバランスが良い |
15インチ以上 | 広い作業スペース、動画編集やゲームに適しているが重い |
外付けモニターの画面サイズ | 特徴 |
---|---|
21~24インチ | 一般的な作業用としてバランスが良い |
27インチ以上 | 大画面での動画編集やゲームに適している |
解像度(フルHD・WQHD・4K)の選び方
解像度は、画面上に表示される画像の細かさに関係する要素です。解像度が高いほど、より精細で滑らかな画像を楽しめます。主要な解像度は以下の通りです。
- HD(1280×720):ノートパソコンで採用されることはあるが、現在の基準では低い
- フルHD(1920×1080):一般的な用途に適しており、多くのモニターで採用されている
- WQHD(2560×1440):より高い解像度を求めるユーザーに適しており、作業領域が広がる
- 4K(3840×2160):最高の画質を求めるユーザーにおすすめ。映像作業や最新のゲームに適している
一般的な文書作成やWeb閲覧にはフルHDで十分ですが、より高い解像度を求める場合や作業領域を広げたい場合はWQHDがおすすめです。また、4Kコンテンツの視聴や高度な画像編集、最新のPCゲームを楽しみたい場合は、4K解像度のモニターが必要になります。長期の使用を考えている場合は、4Kモニターの購入を検討すると良いでしょう。
スペックを細かく選びたいなら「BTOパソコン」を選択する

BTOパソコンは「Build to Order」の略で、ユーザーのニーズに応じてカスタマイズできるパソコンで、スペックを細かく選びたいユーザーに適しています。例えば、高性能なCPUや大容量のメモリ、高速なSSD、グラフィックボードなど、使用目的に合わせて一定の範囲の中から各パーツを選択できます。PCゲームや動画編集、プログラミングなど、特定の作業に最適化されたパソコンを購入できるのが魅力です。
BTOパソコンは、自分だけのオリジナルパソコンを作りたい、具体的なスペックの要望がある人におすすめできます。自分のニーズに合ったパソコンを求める場合は、BTOパソコンを検討してみて下さい。
パソコン選びで確認しておくべきその他のポイント

ここまで重要なスペックについて解説してきましたが、パソコン選びで失敗しないためには、さらに詳細なポイントを把握しておくことが大切です。ここでは、パソコン購入時に確認しておくべき以下のポイントを解説します。
- インターフェース(接続端子)の種類
- キーボード配列の種類
- 対応しているWi-Fiの種類
- 仕事での利便性に差が出る搭載機能の違い
- 国内メーカー(NEC・富士通)・海外メーカー(hp・Dell・レノボ)による違い
- 中古・新品による違い
インターフェース(接続端子)の種類
インターフェースとは、パソコンと外部デバイスやケーブルなどを接続する端子です。この端子の種類によって、接続できるデバイスや通信速度が異なります。代表的なインターフェースは以下の通りです。
インターフェース(規格) | 用途 |
---|---|
USB Type-A(2.0/3.0/3.1) | 一般的なデータ転送、周辺デバイスの接続 |
USB Type-C(3.1/3.2) | 高速データ転送、映像出力、給電 |
HDMI(Ver.2.0/Ver2.1)/DisplayPort(Ver.1.2/Ver.1.4) | 高解像度映像出力、複数ディスプレイ接続 |
Ethernet | 有線LAN接続 |
USB端子は一般的なデータ転送用に使われ、HDMIやDisplayPortは高解像度の映像出力に使用するインターフェースです。また近年では、USB Type-Cが多機能性と高速データ転送で注目を集めています。規格による違いはインターフェースによって異なりますが、数字が大きくなるほど高性能と覚えておくと良いでしょう。
キーボード配列の種類
キーボード配列には主に日本語配列と英語配列があります。日本語配列は、英数字に加えて日本語入力に特化したキー配置になっており、日本語入力が多いユーザーに適しています。対して、英語配列はシンプルなレイアウトで、プログラミングや英語圏のユーザーに好まれる配列です。キー配列の選択は好みによって異なるため、1度タイピングを試してみて合う方を選択すると良いでしょう。
対応しているWi-Fiの種類
Wi-Fi規格は、通信速度や接続の安定性を左右します。世代が進むごとに通信速度は向上しており、現在では「Wi-Fi 6E」が最新の規格です。Wi-Fi 6Eは、従来の2.4GHzや5GHzに加えて6GHz帯が利用可能になり、より広い帯域で高速かつ安定した通信が実現できます。パソコン選びでは、将来的なニーズを見越して、新しいWi-Fi規格に対応しているモデルを選択することがおすすめです。データ転送速度の向上や、混雑したネットワーク環境でも快適にインターネットを利用できます。
仕事での利便性に差が出る搭載機能の違い
パソコンを選ぶ際は搭載されている機能も重要なポイントです。特に、仕事で使用する場合、搭載機能によって作業の効率が変わることがあります。代表的な搭載機能は以下の通りです。
機能 | 用途 | 備考 |
---|---|---|
Webカメラ | Web会議、ビデオチャット | 高画質カメラが望ましい場合も |
マイク | 会議での音声入力、音声認識 | ノイズキャンセリング機能付きを選ぶとさらに良い |
テンキー | 数字入力が多い作業 | 小型ノートパソコンには付いていないことが多い 外付けテンキーもある |
光学ドライブ | CD/DVDの読み込み・書き込み | 必要な場合は確認が必須 外付け光学ドライブもある |
Microsoft Office | 文書作成、表計算、プレゼンテーション作成 | プリインストールされていると便利 |
これらの機能は仕事によって必要性が変わります。自分の作業スタイルに合った機能を持つパソコンを選ぶことで、作業効率を高められるでしょう。
国内メーカー(NEC・富士通)・国外製メーカー(hp・Dell・レノボ)による違い
国内のパソコンメーカーには、NECや、富士通、パナソニック、マウスコンピューターなどがあります。国内メーカーのパソコンのメリット・デメリットは以下の通りです。
- メリット 初心者でも使いやすい
品質が良い
アフターサービスが良い
- デメリット 価格が比較的高い
選択肢が少ない
国外のパソコンメーカーには、DELLやhp、レノボ、Appleなどがあります。海外メーカーのメリット・デメリットは以下の通りです。
- メリット コストパフォーマンスが高い
選択肢が多い
- デメリット アフターサービスが国内メーカーに比べて劣ることがある
独自設計や独自規格が多い
以上の特徴から、初心者やパソコンに品質、アフターサービスを求める人は国内メーカーを、コストパフォーマンスや選択肢の多さを求める人は海外メーカーを選ぶと良いでしょう。
中古・新品による違い
中古パソコンは、新品に比べて価格が安いことがメリットですが、パーツの劣化や保証期間の短さがデメリットとして挙げられます。一方、新品パソコンは価格が高いものの、最新のテクノロジーを搭載しており、長期間のメーカー保証が付いていることが魅力です。中古パソコンを購入してすぐに故障してしまうと、結果的に新品と変わらない出費になる恐れがあります。そのため、最新の機能を長期的に安心して使用できる新品の購入をおすすめします。
NECのおすすめBTOパソコンを3種類紹介
NECはBTOパソコンを販売する国内のパソコンメーカーです。ここからは、NECのおすすめパソコンをご紹介します。
オールインワンタイプ「LAVIE A27/A23」

LAVIE A27/A23は、27型ワイド フルHDのIPS液晶を採用したオールインワンタイプのデスクトップパソコンです。視野角の広いIPS液晶を採用しており、自由度の高い視聴環境を実現しています。27型ワイドと画面サイズも大きいため、作業効率が上がるのも魅力です。また、臨場感あふれる「YAMAHAサウンドシステム」や、デスク上をスッキリと使えるワイヤレスキーボードとマウスを採用しています。仕事からエンタメまでストレスなく使用できるデスクトップパソコンです。
OS | Windows 11 (Home/Pro) |
---|---|
CPU | AMD Ryzen (3 7330U/ 5 7530U/7 7730U) |
グラフィックボード(GPU) | Radeon グラフィックス (プロセッサーに内蔵) |
メモリ | 8〜32GB(デュアルチャネル対応) |
ストレージ(SSD) | 256GB〜2TB |
DVD/CDドライブ | ・DVDスーパーマルチドライブ ・ブルーレイディスクドライブ |
ディスプレイ | 23型/27型 IPS液晶(フルHD) |
外部インターフェイス | ・USB Type-C × 1 ・USB Type-A × 3 ・HDMI入力端子 × 1 ・LAN × 1 ・SDカードスロット × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
サイズ(幅×奥行×高さ) | 541.4×221.0×411.8(mm) |
ハイスペックノート「LAVIE Direct N16」

LAVIE Direct N16は、16 .0型の大画面ディスプレイを採用したハイスペックノートパソコンです。16.0型のディスプレイを採用することで、ノートパソコンでも快適にマルチタスクができます。また、CPUにはAMD Ryzen 7000シリーズ、SSDには高速アクセスができるPCleを採用しており、動作もスピーディーです。メインとしても使えるスペックを備えたノートパソコンをお探しの人におすすめです。
OS | Windows 11 (Home/Pro) |
---|---|
CPU | AMD Ryzen(3 7335U/5 7535U/7 7735U) |
グラフィックボード(GPU) | AMD Radeon 680M グラフィックス(プロセッサに内蔵) AMD Radeon 660M グラフィックス(プロセッサに内蔵) |
メモリ | 8〜32GB |
ストレージ(SSD) | 256GB〜2TB |
ディスプレイ | 16.0型ワイド スーパーシャインビューLED IPS液晶(広視野角)(WUXGA) |
外部インターフェイス | ・USB Type-C × 1 ・USB Type-A × 2 ・HDMI × 1 ・LAN × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
重量 | 2.1kg |
2in1としても使えるタブレット「LAVIE TAB11」

LAVIE TAB11は、8コアプロセッサやUFSを採用したストレージなど、2in1パソコンのように使えるハイスペックなタブレットです。画面タッチで快適に操作できることはもちろん、120Hz対応の有機ELディスプレイを採用しており、ゲームや動画を臨場感たっぷりに楽しめます。オプションのスタンドカバー付きキーボードを装着すれば、ノートパソコンとしても使用できる汎用性の高いタブレットです。さまざまなコンテンツを楽しみたい人や、セカンドパソコンとして手軽なモデルを探している人におすすめです。
OS | Android (12/12L) |
---|---|
CPU | Media Tek Kompanio 1300T 2.6GHz(4コア)+2.0GHz(4コア)(計8コア) |
メモリ | 6〜8GB |
ストレージ(SSD) | 128〜256GB |
外部インターフェイス | ・USB Type-C × 1(Display Port出力機能付き) ・micro SDメモリーカード(外部メモリ)×1 |
画面サイズ | 11.2インチワイド/11.5インチワイド |
重量 | 2.1kg |
パソコンの種類やスペックは使い方や目的に合わせて選択しよう!
パソコンはさまざまな種類があるので、使用目的や作業内容、必要なスペックなどを明確にして検討することが大切です。記事で紹介したスペックの詳細や選ぶ際のポイントを参考に、自分に合ったパソコンを探してみましょう。NECは、国内の工場で一貫した品質管理のもと生産されたBTOパソコンを販売しています。お得なクーポンの発行や旧モデルお買い得セールなどを定期的に実施しているので、公式サイトをぜひチェックしてみて下さい。
NEC LAVIE公式サイトはこちら