ノートパソコンとデスクトップの違いとは?
ノートのメリットや選ぶポイントを解説
2024.06.13(THU)
2024.06.13(THU)

ノートパソコンとは、携帯性に優れたコンパクトなパソコンのことです。自宅でも外出先でも使えるので便利ですが、据え置きで使用するデスクトップパソコンに比べて劣る点もあります。そのため、ノートパソコンのメリット・デメリットを認識し、自分に必要なスペックを見極めた上で選択することが大切です。この記事では、ノートパソコンの概要やメリット・デメリット、用途別のおすすめスペックなどを解説します。ノートパソコンの特徴や選び方を理解できる内容なので、ぜひ参考にして下さい。
ノートパソコン(Laptop)とは?

まずは、ノートパソコンの概要や歴史、デスクトップやタブレットとの違いについて解説します。
ノートパソコンとは「どこでも無線接続で使えるパソコン」
ノートパソコンに明確な定義があるわけではありませんが、一般的にはモニター、キーボード、タッチパッドなどが本体に一体化されたパソコンのことです。LANがなくても無線接続でインターネットにアクセスできるため、外出先や移動中でも使用できます。また、バッテリー駆動により、電源がない場所でも動作するのが特徴です。
パソコンの使用が日常的になったことや、テクノロジーの進歩により十分な性能とバッテリー駆動時間を持つようになったことで、ノートパソコンの需要は増加しています。2022年の「一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)」の調査によると、パソコン全体の中で、ノートパソコンの構成比は約8割程度です。このことからも、ノートパソコンの需要がいかに高いか分かります。
出典:一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)|2022年度パーソナルコンピュータ国内出荷実績
ノートパソコンの歴史
ノートパソコンの歴史は、1980年代にさかのぼります。初期のノートパソコンは、持ち運び可能ではあるものの、現代のものに比べて大きく重いものでした。しかし、小型で値段も安かったことからシェアの拡大に成功しました。日本ではノートパソコンで浸透していますが、世界的にはラップトップパソコンという呼び名が一般的です。
その後、時間と共に技術が進歩し、より小型軽量で高性能なノートパソコンが登場しました。特に2000年代に入ると、よりスリムで持ち運びやすいモデルが普及し、現在では多種多様なノートパソコンが市場に出回っています。このような過程を経て、ノートパソコンはビジネスやプライベートなど、さまざまなシーンで幅広く使われるようになりました。
デスクトップパソコンとの違い
デスクトップパソコンとは、一般的にモニター、キーボードとパソコン本体が別々に構成されたパソコンを指します。パソコン本体のサイズが大きいので高性能なパーツを搭載しやすく、アップグレードも容易です。しかし、移動が難しく場所を取り、消費電力も多い傾向があります。ノートパソコンは、持ち運びがしやすく省スペース、省電力なのが特徴ですが、アップグレードが難しいモデルも多いです。以上を加味した上で、用途や必要な性能に合う方を選択すると良いでしょう。
8インチ〜9インチの小型なタブレットとの違い
タブレットは8〜9インチの小型サイズが主流で、タッチパネルを採用している点が特徴です。読書やWebブラウジングなど、ライトな使い方に適しています。また、タッチパネルを活かしたゲームやアプリケーションがあることも魅力です。OSも異なり、ノートパソコンは主にWindows OSやmacOSを、タブレットはAndroidやiOSを搭載しています。タブレットは持ち運びやすく、軽量ですが、パフォーマンスや機能面ではノートパソコンに劣ることがあります。用途によってノートパソコンと使い分けるのも良いでしょう。また、近年では、ノートパソコンとタブレット両方の使い方ができる「2in1パソコン」などもあります。
ノートパソコンの種類【Windows】

ノートパソコンの種類は主に以下の5つです。
- 16インチ以上のモニターを搭載した「デスクノート」
- 13〜15インチのモニターを搭載した「モバイルパソコン」
- 12〜14インチのモニターを搭載した「コンパクトノート」
- 10〜12インチのモニターを搭載した「サブノートパソコン」
- 10インチ以下のモニターを搭載した「ミニノートパソコン」
それぞれの特徴や用途について解説します。
16インチ以上のモニターを搭載した「デスクノート」
デスクノートは、16インチ以上の大型モニターを搭載したノートパソコンです。B4サイズ以上あり、主に据え置きで使用されることが前提となっています。持ち運びには向かないものの、自宅や職場内での移動には問題ありません。大型のモニターを備えたデスクノートは、高性能なモデルが多く、動画編集、グラフィックデザイン、プログラミングなどの作業にも対応できるモデルが多く販売されています。また、広い画面は複数のアプリケーションを同時に表示しやすく、作業効率が向上するのも魅力です。
13〜15インチのモニターを搭載した「モバイルパソコン」
13〜15インチのモニターを搭載したモバイルパソコンは、最もオーソドックスなノートパソコンです。会社用としても個人用としても広く選ばれています。持ち運びの負担が少なく、十分な性能と使いやすさを兼ね備えているため、多くの人におすすめできるノートパソコンです。また、13〜15インチのモバイルパソコンは選択肢が豊富なので、さまざまなニーズに応えられます。
12〜14インチのモニターを搭載した「コンパクトノート」
「コンパクトノート」は、12〜14インチのモニターを搭載した小型のノートパソコンです。B5ファイルほどのコンパクトなサイズが特徴で、1kg前後の軽量なモデルが多く販売されています。 軽量・小型なので、出先での使用に最適で、持ち運びにも便利です。性能面でも、一般的な事務作業やWebブラウジングなどに十分対応できるので、バランスの良い選択肢として多くの人に選ばれています。一定の性能を持ちつつ、持ち運びのしやすさを重視する人におすすめです。
10〜12インチのモニターを搭載した「サブノートパソコン」
サブノートパソコンは、10〜12インチのモニターを搭載し、B5サイズ以下で作られたノートパソコンです。コンパクトノートよりもさらに小型化されており、持ち運びや外出先での使用に適しています。近年のモデルは周辺機器の小型化が進み、USBポートやSDカードスロット、HDMI端子など、豊富なインターフェースを備えたものも増えています。サブノートパソコンは、持ち運びがしやすく、出張やカフェでの作業に最適なパソコンです。中には高性能なモデルもありますが、多くのモデルは軽量さとコンパクトを重視しています。
10インチ以下のモニターを搭載した「ミニノートパソコン」
ミニノートパソコンは、10インチ以下のモニターを搭載した、最も小型なノートパソコンの種類となっています。性能よりも携帯性を重視して設計されており、外出先でのインターネット使用やメール返信、文書作成などの基本的な作業向けに作られたパソコンです。小型なので、キーボードのタイピングがしにくいのが難点ですが、割り切った使い方をすればそれほど気にならないでしょう。最低限の機能に絞り込んで価格を抑えたモデルが多いため、コストパフォーマンスを重視する人にも適しています。
デスクトップと比較!ノートパソコンのメリット・デメリットとは?

ノートパソコンには、持ち運びのしやすさや省スペースで使えるなどのメリットがありますが、性能面やコストパフォーマンスの面でのデメリットもあります。ここからは、ノートパソコンのメリット・デメリットを詳しく解説します。
ノートパソコンのメリット
ノートパソコンのメリットは以下の通りです。
- どこへでも持ち運んで使える
- 省スペースで使える
- 消費電力が抑えられている
- 周辺機器を揃えなくて良いのでコストを抑えられる
- 外付けモニターやキーボードなどの周辺機器を使えばデスクトップのようにも使える
上記メリットをデスクトップパソコンと比較しつつ解説します。
どこへでも持ち運んで使える
ノートパソコンのメリットは持ち運びのしやすさです。多くのノートパソコンはB5〜A4サイズ程度のコンパクトなサイズで、ビジネスバッグに収納して気軽に持ち運べます。そのため、外出先での仕事や動画鑑賞など、さまざまな用途に使用可能です。また、内蔵バッテリーが搭載されているので、ACアダプターがなくても数時間使用できます。デスクトップパソコンの場合、室内での移動は可能ですが、外出先での使用は難しく、常にコンセントが必要です。
省スペースで使える
ノートパソコンは省スペースで使用できる点でも優れています。コンパクトな設計のため、小さなデスクや限られたスペースでも快適に使用できます。キーボードやタッチパッドが一体化しているため、横幅60cm程度のスペースがあれば十分です。さらに、狭い空間でも膝の上に置いて使用することができ、収納でも場所を取りません。一方、デスクトップパソコンは本体とモニター、キーボード、マウスなどを設置するために広いスペースが必要です。コンパクトなオールインワンタイプもありますが、キーボードなどは別途必要で、折りたたみもできないのでそれなりのスペースは確保しなければなりません。
消費電力が抑えられている
ノートパソコンのメリットとして、消費電力が低い点も挙げられます。通常、ノートパソコンの消費電力は約20〜30Wと低く抑えられています。その理由は、持ち運びを前提としたエネルギー効率の高い設計がされているからです。省電力なCPUの採用などにより、電気代も抑えられます。一方、デスクトップパソコンの消費電力は、約50〜150Wとノートパソコンよりも高くなっています。
周辺機器を揃えなくて良いのでコストを抑えられる
パソコンは、モニターやキーボードなどの周辺機器が揃って初めて使用できます。その点ノートパソコンは、周辺機器を揃える必要が少ないため、導入コストを抑えられるのがメリットです。例えば、デスクトップパソコンの場合、本体以外にもモニターやキーボード、マウス、Webカメラなどを別途購入する必要がありますが、多くのノートパソコンはこれらが内蔵されており、初期投資を低く抑えることができます。
外付けモニターやキーボードなどの周辺機器を使えばデスクトップのようにも使える
ノートパソコンはそのままでも十分に機能しますが、モニターが小さく感じたり、キーボードが打ちにくかったりすることもあります。そのような時は、外付けのモニターやキーボード、マウスなどを接続することで、デスクトップパソコンのように使うことも可能です。これは、ノートパソコンに搭載された出力端子やBluetooth機能を利用することで実現できます。ノートパソコンは、周辺機器を接続してデスクトップ的に使ったり、外出先でのモバイル用途で使ったりなど幅広いシーンに対応可能です。
ノートパソコンのデメリット
ノートパソコンのデメリットは以下の通りです。
- コストパフォーマンスが低い
- 性能の上限が低い
- 拡張性が低い
デメリットがわからないまま購入すると、後悔する恐れがあるので必ず確認しておきましょう。
コストパフォーマンスが低い
ノートパソコンは、同価格帯のデスクトップパソコンと比較すると性能が低く、コストパフォーマンスが悪い傾向があります。その理由は、ノートパソコンが持ち運び可能なコンパクトさと軽量化を実現するため、高価な部品を使用しているからです。例えば、同じ価格で購入する場合、デスクトップパソコンの方が高性能なCPUや大容量のメインメモリ、グラフィックボードを搭載していることが多いです。そのため、予算に限りがある場合や最高の性能を求めるユーザーにとっては、デスクトップパソコンの方が向いているかもしれません。
性能の上限が低い
ノートパソコンには、性能の上限が低いというデメリットもあります。なぜなら、小型・軽量にする必要があり、大型のグラフィックボードや冷却ファンなどを搭載できないからです。そのため、高いグラフィック性能や処理速度を必要とする用途には向いていません。例えば、高度な3Dグラフィック処理やPCゲームなど、高いデータ処理能力を要求される作業では、デスクトップパソコンの方が適しています。また、ノートパソコンは発熱を効果的にコントロールするのが難しく、長時間の高負荷作業にも不向きです。
拡張性が低い
ノートパソコンは拡張性が低いところもデメリットです。デスクトップパソコンのように、簡単にパーツを交換してアップグレードできません。一部のモデルではメモリやストレージを交換することができますが、CPUやグラフィックボードなどの重要なパーツは交換できないことが多いです。性能が物足りなくなった場合には、新しいノートパソコンに買い替える必要があります。そのため、将来的なアップグレードやカスタマイズを考えている人は、デスクトップパソコンの方が適しているでしょう。
ノートパソコンとデスクトップパソコンどっちがおすすめ?

前章のノートパソコンのメリット・デメリットを踏まえた上で、ノートとデスクトップどちらがおすすめなのでしょうか。ノートパソコンがおすすめな人と、デスクトップパソコンがおすすめな人、それぞれの特徴を解説します。
ノートパソコンがおすすめなのは「携帯性と省スペース性を活かせる人」
ノートパソコンは、携帯性と省スペース性を活かせる人におすすめです。具体的には、以下のような人を指します。
- 外出先やカフェでの作業が多いフリーランサー
- 講義室や図書館での勉強に使う学生
- 出張が多いビジネスパーソン
- 家庭内のさまざまな場所で使用する人
- 狭いスペースやワンルームで使用する人 など
これらのシチュエーションでは、ノートパソコンの持ち運びやすさや設置に必要なスペースの少なさが利点になります。また、現代のノートパソコンは性能も高く、一般的な使い方には十分に対応可能です。
デスクトップパソコンがおすすめなのは「持ち運びしないスペック重視の人」
デスクトップパソコンは、持ち運びはせず、高いスペックを重視する人におすすめです。具体的には、以下のような人に適しています。
- 高性能なグラフィック処理が必要なゲーマーやデザイナー
- 大量のデータ処理や複雑なプログラミング作業をするエンジニア
- ビデオ編集や音楽制作などの重い作業を行うクリエイター
- 拡張性やカスタマイズを重視するパソコンの愛好家
このような人には、デスクトップパソコンの拡張性、アップグレードの容易さ、そして高い性能は大きなメリットです。また、長時間の使用にも適しており、より快適な作業環境を提供してくれます。
ノートパソコンの選び方は?重要ポイントを解説

ノートパソコンを選ぶ際のポイントは以下の通りです。
- 画面サイズ(フルHD・4K)や重量
- バッテリーの駆動時間
- 用途に合ったスペック
- HDMIなどの出力端子やMicrosoft Office付きなどの機能性
自分に合ったパソコンを選ぶために大切な内容なので、チェックしておきましょう。
画面サイズ(フルHD・4K)や重量
ノートパソコンを選ぶ際、画面サイズや解像度、重量は大切な要素ですが、用途や目的によって適切なスペックは異なります。以下は、用途別の目安を示したものです。
- 一般的な事務用:13〜15インチ、フルHD解像度、約1.5〜2kg。バランスの良いサイズや性能で、日常業務に適している
- PCゲーム用:15インチ以上、4K解像度、2kg以上。大画面で高解像度が望ましい。ゲーミング性能を高めるために重量は重くなる
- 画像や動画編集用:15インチ以上、4K解像度、2kg以上。大画面で高精細な作業に適している。画面が小さいと作業効率が悪くなる
画面サイズは大きい方が作業しやすいですが、重量が重くなるので持ち運びたい人は注意が必要です。解像度は、視聴するコンテンツや扱う素材によって選択すると良いでしょう。
バッテリーの駆動時間
ノートパソコンのバッテリー駆動時間は、外出先での作業環境によって必要な時間が異なります。例えば、一日中外出している営業職の人は、10時間以上は駆動するモデルが適しています。移動中に少し使う程度の人は、6〜8時間駆動するモデルで十分でしょう。充電できる環境で使用するのであれば、駆動時間はそれほど重要ではありません。また、急速充電機能があれば、短時間の充電でもそれなりに使用できるので非常に便利です。
用途に合ったスペック
ノートパソコンのスペック選びは、用途に合わせて行うことが重要です。CPUやグラフィックボード、メモリ、ストレージなどは、それぞれ用途に応じた性能を選ぶことで、ノートパソコンを快適に使用でき、コストパフォーマンスも高められます。特にノートパソコンは、後から部品交換が難しいため、購入時に必要なスペックを十分検討することが大切です。スペックを細かく調整したい人は、注文時にカスタマイズできるBTO(Build To Order)パソコンがおすすめです。自分好みのスペックを選べる他、受注生産なので比較的安く購入できます。
HDMIなどの出力端子やMicrosoft Office付きなどの機能性
ノートパソコンの機能性も選択の重要ポイントです。HDMIやDisplayPort端子があれば、外部モニターに映像を出力でき、作業効率を向上できます。また、Webカメラやマイク、テンキー、光学ドライブなどの機能の有無も確認すると良いでしょう。後から購入するよりも、内蔵されている方が省スペースになります。さらに、Microsoft Officeがプリインストールされているモデルは、購入後すぐにビジネスで活用できるため便利です。
【用途別】ノートパソコンのおすすめスペックとは?

ノートパソコンを選ぶ際、CPUやグラフィックボード、メモリ、ストレージなど、さまざまなスペックを検討しなければなりません。しかし、自分の用途に必要なスペックを見極めるのは難しいものです。ここでは、以下の用途におすすめのスペックの目安を紹介します。
- Microsoft Officeソフトを使った一般的な事務作業
- 動画編集などのクリエイター業務
- 高解像度のPCゲーム
紹介するスペックを参考に、自分に適したノートパソコンを検討してみましょう。
Microsoft Officeソフトを使った一般的な事務作業
一般的な事務作業では、エントリーレベルのスペックを持ったノートパソコンで十分に対応可能です。例えば、文書作成や表計算、プレゼンテーション資料の作成などの日常業務は、比較的低いスペックでもスムーズに行えます。また、動画鑑賞や基本的な画像・動画編集程度も問題なくこなせます。おすすめのスペックは以下の通りです。
- CPU:Intel Core i3、Ryzen 3
- グラフィックボード:内蔵GPU
- メモリ:4GB以上(8GB推奨)
- ストレージ:256GB SSD以上(HDDよりSSDの方が起動やソフトウェアの応答速度が速い)
動画編集などのクリエイター業務
クリエイティブな作業、特に高解像度の動画編集や3Dモデリングには、高性能なCPUやグラフィックボード、十分なメモリが必要です。これらのタスクは特にCPUとメモリに大きな負荷をかけるので、性能の高いCPUと余裕を持ったメモリ容量を選択しましょう。おすすめスペックは以下の通りです。
- CPU:Intel Core i7、Ryzen 7、またはそれ以上(高速な処理、エンコードが可能)
- グラフィックボード:NVIDIA 「GeForce GTX 1650」またはAMD 「Radeon RX 5500M」以上(動画編集ソフトやグラフィックデザインソフトで高い性能を発揮できる)
- メモリ:16GB以上(大規模なファイルや複数のアプリケーションを同時に処理できる)
- ストレージ:512GB SSD以上(大容量データの保存と高速アクセスができる)
高解像度のPCゲーム
高解像度のPCゲームをプレイするには高い性能が必要です。具体的には、強力なCPUやメモリ、高性能なグラフィックボードが求められます。特に、グラフィックボードはPCゲームの魅力を引き出すために重要なパーツです。最新の3DゲームやVRゲームを高解像度で快適に楽しむためには、以下のようなスペックがおすすめです。
- CPU:Intel Core i7、Ryzen 7、またはそれ以上(複数のコアと高いクロック速度で応答性が高い)
- グラフィックボード:NVIDIA GeForce RTX 3060以上、AMD Radeon RX 6800以上(高解像度、高フレームレートでのゲームプレイを実現できる)
- メモリ:16GB以上(快適なゲームプレイとマルチタスクに対応できる)
- ストレージ:512GB SSD以上、できれば1TB(ゲームのロードを高速にできる)
NECのおすすめノートパソコン
NECのノートパソコンは、CPUやメモリなどをカスタマイズできるBTOパソコンです。ここからは、NECのおすすめノートパソコンを紹介します。
LAVIE Direct N15 Slim

LAVIE Direct N15 Slimは、厚さ17.9mmのスリムで軽量なノートパソコンです。ベゼルを狭くすることで画面に集中しやすい他、見た目もスタイリッシュな印象です。第13世代のIntelプロセッサーを搭載しており、一般的な事務作業から軽い動画編集まで対応できます。また、タイピングしやすいキー配列や、広いキートップ、独立したテンキーを採用することで、利便性の向上も図られているノートパソコンです。
OS | Windows 11 (Home/Pro) |
---|---|
CPU | Intel Core (i3-1305U/i5-1335U/i7-1355U) |
グラフィックボード(GPU) | Intel lris Xe、Intel UHD |
メモリ | 8〜16GB |
ストレージ | 256GB〜1TB |
外部インターフェイス | ・USB Type-C × 1(USB Power Delivery 3.0対応、 DisplayPort出力機能付き、パワーオフUSB充電機能付き) ・USB Type-A × 2 ・HDMI × 1 ・LAN × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 ・SDメモリーカードスロット×1 |
画面サイズ | 15.6型ワイド LED液晶(ノングレア)(Full HD) |
重量 | 2.2kg |
LAVIE Direct N15(R)

LAVIE Direct N15(R)は、CPUにRyzen 5000シリーズを採用したハイスペックノートパソコンです。高い演算処理能力と優れたグラフィックス性能を備えており、動画編集やライトなオンラインゲームも楽しめます。さらに、「ヤマハ製 AudioDngine」を搭載しており、コンテンツに合わせた最適な音質に調整してくれます。カラーバリエーションも4色用意されていて、好みのカラーを選択できるのも魅力です。
OS | Windows 11 (Home/Pro) |
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CPU | AMD Ryzen(3 7330U/5 7530U/7 7730U) |
グラフィックボード(GPU) | AMD Radeon グラフィックス (プロセッサーに内蔵) |
メモリ | 8〜32GB |
ストレージ | 256GB〜2TB |
外部インターフェイス | ・USB Type-C × 1 ・USB Type-A × 2 ・HDMI × 1 ・LAN × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
画面サイズ | 15.6型ワイド スーパーシャインビューLED IPS液晶(広視野角)(Full HD) |
重量 | 2.2kg |
ノートパソコンは多様な使い方に対応できる利便性の高さが魅力
近年のノートパソコンは、軽量化・高性能化によりますます利便性が向上しています。持ち運びの負担が軽い上に、一般的な用途では十分な性能を持っているので、デスクトップに比べて多様なシーンで活用できるのが魅力です。自分に必要なスペックを検討し、最適なノートパソコンを購入しましょう。NECでは、軽量モデルから高性能な大画面モデルまで、多様なノートパソコンを用意しています。公式ECサイトでは、割引クーポンの発行や不定期で旧モデルお買得セールなどを開催しているので、ぜひチェックしてみて下さい。
NEC LAVIE公式サイトはこちら