GPU(グラボ)とは?
役割や選び方、主要な製品をわかりやすく解説
2024.04.30(TUE)
2024.04.30(TUE)

パソコンにおけるGPU(グラボ)とは、映像を出力するためのパーツを指します。性能の高いGPUを使うことで、より美しい映像の出力や、作業の効率化が可能です。しかし、さまざまな製品があるので、目的に合うものを選択するためにはポイントを押さえておく必要があります。この記事では、GPUの役割や選び方、主要なメーカーや製品について詳しく解説します。グラボ選びで失敗しないための知識を身につけたい人は、ぜひ参考にしてください。
GPU(グラボ)って何?役割や必要な用途、CPUとの違いをわかりやすく解説!

GPU(グラボ)の仕組みや役割、用途やCPUとの違いを具体的に解説します。
GPU(グラボ)の仕組みや役割とは?
GPUの読み方は「Graphics Processing Unit」であり、グラフィックボード(グラボ)に搭載された半導体チップのことです。パソコン内の画像処理を担当するパーツであり、コアやクロック数、VRAM容量などの要素で性能が変化します。コアとはGPU内の処理ユニットを指し、クロック数は1秒間あたりの処理スピードを、VRAMはGPUに搭載されたメモリを指します。
グラフィックに関しては、解像度やフレームレートに影響を与え、解像度が高ければ高精細な画像を、フレームレートが高ければより滑らかな映像を表示できます。たとえば、4K解像度の映像を快適に視聴するには、対応する解像度をサポートするGPUが必要になります。このように、GPUはパソコンの画像処理性能を大きく向上させられるパーツです。
GPGPUの普及により汎用性が高まっている
GPGPU(General-Purpose computing on Graphics Processing Units)は、グラフィック処理に特化したGPUをCPUが行うような一般的な計算処理にも活用する技術です。NVIDIA(エヌビディア)などの半導体メーカーはこの技術を「GPUコンピューティング」と表現しています。GPGPUの普及により、AIの機械学習や科学計算など多岐にわたる分野でGPUの活用が広がっています。従来はCPUが担っていた処理もGPUで効率よくできるようになり、パソコンの総合的な性能向上に貢献している技術です。
4K動画・3DCG・ゲーミングPC・AIなど幅広い用途で必要
GPU(グラボ)は幅広い用途で必要とされています。たとえば、4K動画の編集や再生には、高解像度の映像データをスムーズに処理できるGPUが必要です。また、3DCGの制作や3DCADの設計作業でも、複雑なグラフィックのレンダリングには高性能なGPUが求められます。ゲーミングPCにおいても、GPUは特に重要な役割を担っています。高品質なグラフィック、高フレームレート(fps)、そしてVR(仮想現実)対応など、現代のゲームはGPUに大きな負荷がかかるのです。ユーザーが求めるリアルなゲーム体験を表現するには高性能なGPUが求められます。
さらに、AI分野、特に機械学習やディープラーニングでは、大量のデータを高速に処理するためにGPUが広く使用されています。GPUの並列処理能力は、複雑な数学的計算やデータ分析を効率的に行うことができるからです。このように、GPUは幅広い用途で活用されており、その重要性は高まっています。
GPU(グラボ)とCPUは何が違う?
GPUとCPUの主な違いは、担当する処理の種類にあります。CPUはパソコン全体の計算処理や制御を担当し、さまざまなタスクを効率的にこなします。一方、GPUは主に画像処理に特化しており、映像の生成や表示を行うのが役割です。実際の動作では、CPUが命令を出し、GPUがそれに従って映像処理を行い、最終的にモニターに表示します。このように、CPUとGPUは連携してパソコンを制御し、それぞれの役割に応じて最適な処理を行うことで、全体のパフォーマンスを高めているのです。
GPU(グラボ)を搭載するメリット

GPU(グラボ)を搭載するメリットは以下の3つです。
- 画像や動画編集の効率が上がる
- 美しい映像でPCゲームを楽しめる
- DVD・ブルーレイディスクの映像をキレイにできる
各メリットを具体的に解説します。
画像や動画編集の効率が上がる
GPU(グラボ)を搭載すると、画像や動画編集の効率が大幅に向上します。これは、GPUが高速で複雑な画像処理を可能にするからです。RAW画像の編集や、4K、8Kといった高解像度な動画編集では、特にGPUの性能が重要になります。これらの作業では、大量のデータをリアルタイムで処理する必要があり、高性能なGPUがあればスムーズに作業を進めることが可能です。たとえば、「Adobe Photoshop」や「Premiere Pro」などの編集ソフトウェアは、GPUの力を使ってフィルター適用やエフェクトのレンダリングを高速化します。その結果、従来では時間がかかる作業を速くできるのです。
美しい映像でPCゲームを楽しめる
高性能なGPUを搭載することで、PCゲームをより美しい映像で楽しめます。GPUはゲーム中の画像処理、特にテクスチャー、シェーディングなどのレンダリングを担当し、リアルタイムで高品質な映像を生成してくれます。高解像度設定や高フレームレートでのゲームは、GPUの性能に大きく依存しているのです。たとえば、NVIDIAの「GeForce RTXシリーズ」やAMDの「Radeon RXシリーズ」のような高性能GPUは、グラフィックを滑らかに表示し、没入感のあるゲーム体験を提供してくれるでしょう。また、リアルタイムレイトレーシングなどの最新技術を活用することで、光の反射や影の表現がよりリアルになり、ゲームへの没入感を高めてくれます。
DVD・ブルーレイディスクの映像をキレイにできる
GPUを搭載すると、DVDやブルーレイディスクの映像をより鮮明に表示できます。DVDなどの旧世代メディアでも、現代の高解像度モニターでクリアに視聴することが可能です。また、地デジキャプチャーを使ってパソコンでテレビ番組を視聴する際も、GPUにより映像品質が向上します。このように、GPUは作業の効率やクオリティアップだけでなく、DVD・ブルーレイディスクの再生や地デジの視聴でもメリットを感じられるでしょう。
GPU(グラボ)を搭載するデメリット
GPU(グラボ)をパソコンに搭載する際のデメリットはいくつかあります。まず、高性能なグラボは価格が高いところです。ハイエンドクラスのグラボは数十万円するものもあります。また、GPUは消費電力が多く、特にハイエンドモデルでは多くの電力を消費するのが難点です。たとえば、エントリーモデルである「GeForce GTX 1650」の消費電力は約75Wですが、ハイエンドモデルの「GeForce RTX 4090」では450Wにまで跳ね上がります。長い時間使用すると電気代が高くなるのもデメリットです。
さらに、GPUは動作時に発生する熱を冷却するためにファンを使用しますが、このファンの音が大きいことも気になる点です。特に、負荷の高い作業を行う際には、ファンの回転数が増え、動作音が大きくなることがあります。GPUの搭載を検討する際は、このようなデメリットも認識しておくことも大切です。
GPU(グラボ)選びで知っておきたい要素を簡単に解説

GPU(グラボ)選びで知っておきたい要素は以下の通りです。
- VRAM(ビデオメモリ・グラフィックメモリ)
- 冷却ファン
- 出力端子
それぞれの役割や特徴を解説します。
グラボを構成する3つのパーツ
グラボには、GPUのほかにいくつかのパーツが付いています。グラボを構成する各パーツの役割を解説します。
1|VRAM(ビデオメモリ・グラフィックメモリ)
VRAMはビデオメモリやグラフィックメモリとも呼ばれる、処理性能に関わる重要なパーツです。VRAMは画像や動画の処理に直接関わり、その容量が多いほど、より複雑な画像処理や高解像度の映像をスムーズに扱うことができます。PCゲームや3Dグラフィックを扱う際、VRAMが不足するとフレームレートの低下や画質の劣化が起こるので注意が必要です。一般的には、負荷の軽い作業では1GBのVRAMでも十分ですが、プロフェッショナルな映像編集や最新のゲームを楽しむ場合には、4GB以上のVRAMが推奨されています。
2|冷却ファン
グラボの性能を維持するためには冷却ファンが不可欠です。グラボが発生する熱を効率よく排出することで、性能低下やパーツの損傷を防ぎます。一般的に、冷却ファンには外排気タイプと内排気タイプがあります。外排気タイプは熱をパソコンケースの外に排出し、内排気タイプはパソコンケース内に熱を分散させます。また、より高い冷却性能が求められる場合には簡易水冷タイプも有効です。これらの冷却方法は、グラボの性能維持だけでなく、パソコン全体の温度管理にも影響を及ぼします。
3|出力端子
グラボの出力端子は、接続するディスプレイやほかのデバイスに合わせて選ぶ必要があります。一般的な出力端子の種類は以下の通りです。
- HDMI
- mini HDMI
- DisplayPort
- mini DisplayProt
- DVI
- VGA
これらの端子は、それぞれ解像度やリフレッシュレートのサポート範囲が異なるため、使用するディスプレイの仕様に合わせて選ぶことが大切です。たとえば、4K解像度をフルサポートするにはHDMI 2.0やDisplayPort 1.2以上が必要です。
最大表示解像度
グラボの最大表示解像度は、出力できる最大の解像度を示しています。高解像度のディスプレイを使用する場合、それに見合った解像度をサポートするグラボが必要です。Windows 11では、設定からシステムを選び、ディスプレイの順に進むことで、接続されているディスプレイの解像度を確認できます。グラボ選びの際には、これらの解像度の情報も参考にしましょう。
主な解像度の表示と数値は以下の通りです。
8K | 7680×4320 |
4K | 3840×2160 |
WQHD | 2560×1440 |
WUXGA | 1929×1200 |
フルHD | 1920×1080 |
UXGA | 1600×1200 |
SXGA | 1280×1024 |
グラフィックボードのサイズ
グラボはマザーボードのPCI Expressスロットに接続されますが、製品によってサイズが異なるので注意が必要です。パソコンケースのサイズや利用可能なスペースに合わせてグラボを選ぶ必要があります。小型のパソコンケースを使用する場合は、省スペースなロープロファイル対応のモデルを検討しましょう。また、グラボのサイズは製品の仕様に記載されているため、購入前にパソコンケースの内部寸法と照らし合わせて確認することが重要です。なお、GPUは1スロット使うものもあれば、2〜3スロット使うものもあるので、こちらも確認しておきましょう。
消費電力
GPU(グラボ)を選ぶ際は消費電力についても理解しておく必要があります。高性能なGPUほど消費電力が大きくなる傾向があり、補助電源が付いていることがあります。GPUの補助電源は多くの電力を取り入れようとしますが、使用するパソコンによっては、必要な電力を供給できない場合があるので要注意です。具体的には、電源容量が少ない、補助電源用のピンがないなどです。電源容量が足りない場合は、パソコンのフリーズや電源落ちなどのトラブルにつながる恐れがあります。事前にメーカーのホームページで補助電源が必要なGPUであるか、仕様を確認することが大切です。
リファレンスモデルとオリジナルモデル
GPU(グラボ)にはリファレンスモデルとオリジナルモデルの2種類が存在します。リファレンスモデルは、チップメーカーが設計した基本的な仕様に基づくモデルです。無理にパフォーマンスを上げていないので安定した品質が期待できます。また、オリジナルモデルよりも早く発売されるので、最新のグラボをいち早く使えるのもメリットです。一方、オリジナルモデルは、各グラボメーカーが独自にカスタマイズした製品で、クロック速度の向上や冷却性能の向上などがなされています。オリジナルモデルはリファレンスモデルに比べ、パフォーマンスやデザインが優れていることが多いです。
型番の見方
GPU(グラボ)を選ぶには、型番の見方を認識しておく必要があります。型番の見方を理解しておくことで、ある程度の性能を読み取ることが可能です。以下の表は、NVIDIAの「GeForce RTX 3060 Ti」を例に各項目の意味を示したものです。
ブランド名 | シリーズ名 | 世代 | 性能 | 規格 |
---|---|---|---|---|
GeForce | RTX | 30 | 60 | Ti |
NVIDIAの主なシリーズには、エントリークラスのGTXシリーズと、ミドル〜ハイエンドクラスのRTXシリーズがあります。世代は数字が大きいほど新しい世代になり、30は「Ampere世代」です。性能も数字が大きいほど高性能になります。規格にはTiとSuperがあり、Tiは2つのグレードの中間の性能があることを示し、Superは性能をアップして価格を据え置いたモデルのことです。
目的別の推奨スペック
GPU(グラボ)選びでは、目的に応じた推奨スペックを確認することが重要です。たとえば、特定のPCゲームや動画編集ソフトウェアでは、最適なパフォーマンスを発揮するために必要なスペックを公開しています。この推奨スペックをホームページで確認し、余裕を持った性能を備えたGPUを選ぶようにしましょう。推奨スペックをリサーチする際は、使用するソフトウェアやゲームタイトルだけでなく、今後使用する可能性があるソフトウェアやプレイしたいPCゲームなども調べることをおすすめします。ギリギリのスペックのGPUを選択すると、作業効率やクオリティの低下につながる原因になるので注意しましょう。
GPU(グラボ)の主要メーカー

ここからは、GPU(グラボ)の主要メーカーである「NVIDIA」と「AMD」の特徴や製品について解説します。
NVIDIA(エヌビディア)
半導体を製造するNVIDIAは、GPUの分野で世界をリードするアメリカの企業です。1993年に設立されて以来、高性能なGPUを開発し、ゲームやクリエイター業務、データセンターなど幅広い分野で活用されています。GeForceシリーズのGPUはPCゲーマーに人気があり、高解像度と高フレームレートでのゲームプレイを提供してくれます。また、最近ではAIとディープラーニングの分野でも注目されており、その性能の高さは業界内でもトップクラスです。NVIDIAのGPUは、高いシングルスレッド性能とエネルギー効率の良さで知られており、多くのユーザーに選ばれています。
主要な製品と特徴
NVIDIAの主要な製品は「GeForceシリーズ」です。エントリークラスの「GTXシリーズ」から、ミドル〜ハイエンドクラスの「RTXシリーズ」まで、多様なラインナップがあります。具体的な製品の特徴は以下の通りです。
製品名 | VRAM | 特徴 |
---|---|---|
GTX 1660 SUPER | 6GB | ・比較的安価で導入しやすい ・フルHDのPCゲームや動画編集が快適 |
RTX 3060 Ti | 8GB | ・AIを活用して「Lightroom」や「Premiere Pro」などの機能を向上できる ・AIを活用して音声やビデオ通話のクオリティを高められる ・WQHDまでのPCゲームが快適 |
RTX 4080 | 16GB | ・新たなアーキテクチャの採用によりレイトレーシング性能が最大2倍になった ・プロセス(半導体のサイズ)の微細化により消費電力が下がった ・4KのPCゲームや負荷の重い作業にも対応できる |
ライトな使い方をする場合はGTXシリーズで問題ありませんが、PCゲームのプレイヤーや、プロのクリエイターが3DCADや動画編集、機械学習などで業務用ソフトウェアを動かす際には、RTXシリーズを選択するのが一般的です。RTXシリーズは製品のラインナップが多いので、目的に合う性能であるかよく検討するようにしましょう。
AMD(アドバンスド・マイクロ・デバイシーズ)
AMDはアメリカの半導体企業で、NVIDIAと並んでGPU市場で高いシェアを持っています。優れた性能で知られるRadeonシリーズは、特にゲーム愛好家から高い評価を得ているグラボです。AMDのGPUは、優れたマルチスレッド性能とコストパフォーマンスの良さが魅力で、エントリーモデルからハイエンドモデルまで幅広いラインナップを展開しています。また、AMDはCPUの分野でも強みを持っており、CPUとGPUの両方で高性能な製品を提供しているのが特徴です。AMDの製品は、コストを抑えつつ高性能なパソコンを手に入れたいユーザーに支持されています。
主要な製品と特徴
AMDの主要な製品とその特徴は以下のとおりです。
製品名 | VRAM | 特徴 |
---|---|---|
RX 6600 | 8GB | ・フルHDのPCゲームを高フレームレートでプレイできる ・レイトレーシングに対応している ・消費電力に対するパフォーマンスに優れている |
RX 6700 XT | 12GB | ・WQHDまでのPCゲームに対応できる ・プロのクリエイター向けのアプリでも快適に作業できる |
RX 7900 XTX | 24GB | ・4K以上のPCゲームや動画編集に対応できる ・入力遅延を抑える機能や消費電力を抑える機能を利用できる |
AMDのグラボもPCゲームやクリエイティブな作業どちらにも対応できますが、マルチスレッド性能が高いことから、動画編集などのクリエイティブな作業がより向いているといわれています。
GPU(グラボ)に関するよくある疑問
ここでは、GPU(グラボ)に関するよくある疑問について解説します。
NVIDIAとAMDの比較ではどちらが高性能?
NVIDIAとAMDはそれぞれ得意な分野が異なります。NVIDIAのGPU、特にGeForceシリーズは、ゲームにおいて高い性能を発揮します。これは、NVIDIAがゲーム向けに最適化された技術を多く搭載しているからです。一方、AMDのGPUは、動画編集や動画鑑賞などの用途に適しています。コストパフォーマンスに優れ、動画処理において高い性能を発揮するGPUです。どちらのメーカーを選ぶかは、用途別に選ぶことが重要であり、大まかにいえば、ゲームにはNVIDIA、動画関連の作業にはAMDが適していると認識しておきましょう。
GPU(グラボ)の確認方法とは?
GPU(グラボ)の確認方法は、WindowsのDirectX診断ツールを使用します。以下が確認方法のステップです。
- 「Windowsキー + R」を押して実行ダイアログを開く
- 「dxdiag」と入力し、Enterキーを押す
- DirectX診断ツールが開くので、タブから「ディスプレイ」を選択する
- デバイスに表示されている情報から、現在使用しているGPU(グラボ)を確認する
なお、「ディスプレイ1」は内蔵GPU、「ディスプレイ2」は単体GPU(グラボ)が記載されています。
GPU(グラボ)の取り付け方とは?
GPU(グラボ)を取り付ける際は、故障を避けるために静電気防止手袋を着用しておきます。具体的な取り付け手順は以下の通りです。
1.電源をオフにして放電のために5分ほど待つ
2.接続しているケーブルを取り外す
3.バックプレートを取り外す
4.PCI Expressスロットからグラボを取外し、交換するグラボを差し込む
5.取り外したケーブルを接続する
6.電源をオンにする
電源をオフにして放電処理を必ず行うことや、グラボを取り付ける際にはクリック音がするまでしっかりと差し込むことに注意してください。また、グラボの挿し込み口には、差し込むだけで装着できる「プッシュタイプ」と、固定具を外側へスライドさせてグラボを差し込む「スライドタイプ」があるので、確認して取り付けるようにしましょう。
高性能GPU(グラボ)を搭載したNECのおすすめパソコン
NECは高性能GPU(グラボ)を搭載したパソコンを多数販売しています。ここでは、デスクトップ型とノート型のおすすめパソコンを一つずつ紹介します。
【デスクトップパソコン】LAVIE Direct GX

LAVIE Direct GXは、グラボやその他パーツをカスタマイズできるBTO(Build To Order)パソコンです。グラフィックボードは「GeForce GTX 1650 SUPER」と「GeForce RTX 3060」から選択できます。また、マルチタスクをスムーズに行えるデュアルチャネル対応の16GBメインメモリを搭載しているのも魅力です。さらに、65WのCPUクーラーや効率的に排熱するエアフロー設計など、優れた冷却システムも備えています。性能だけでなくデザインにもこだわっており、「和」を感じさせる大人な雰囲気を持つ筐体も魅力です。
OS | Windows 11 (Home/Pro) |
---|---|
CPU | Intel Core (i7-13700F/i5-13400F) |
グラフィックボード(GPU) | ・NVIDIA GeForce GTX 1650 SUPER ・NVIDIA GeForce RTX 3060 |
メモリ | 8〜32GB |
ストレージ(SSD) | 256GB〜2TB |
外部インターフェイス | ・USB Type-C × 1 ・USB Type-A × 6 ・DisplayPort × 2〜3 ・HDMI × 1 |
【ノートパソコン】LAVIE NEXTREME Infinity

LAVIE NEXTREME Infinityは、LAVIEノート史上最高峰の性能を持つノートパソコンです。グラボには、動画などのアップスケーリングを高速化する「XMX AI機能」を搭載する「Arc A570M グラフィックス」を採用。クリエイティブな作業を快適にしてくれます。また、ディスプレイには16型 WQUXGA 有機ELを採用しており、鮮明な映像が楽しめます。さらに、効果的な傾斜や指の動きに合わせた配置を意識して作られたキーボードを搭載しており、デスクトップパソコンに引けを取らない快適なタイピングが可能です。
OS | Windows 11 (Home/Pro) |
---|---|
CPU | Intel Core (i9-13900H/ i7-13700H/i5-13500H) |
グラフィックボード(GPU) | Intel Arc A570M |
メモリ | 16〜64GB |
ストレージ(SSD) | 512GB〜2TB |
外部インターフェイス | ・USB Type-C × 1(Display Port出力機能付き) ・USB Type-A × 2 ・HDMI × 1 ・LAN × 1 ・SDカードスロット × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
GPU(グラボ)は目的に合ったものを選択しよう!
GPU(グラボ)は、PCゲームなどのハイクオリティなグラフィックが求められる用途や、AI開発のような膨大な量のデータ分析を行う際に必要になるパーツです。目的に合うGPUを搭載することで、よりよいゲーム体験や作業効率の向上が期待できます。今回紹介した、GPU選びに必要な要素や製品情報を参考に、自分に適したモデルを見つけてみてください。また、NECでは、品質管理にこだわった国内生産のパソコンを販売しています。高性能GPUを搭載したパソコンも取り揃えているので、ぜひ下記の公式サイトでチェックしてください。
NEC LAVIE公式サイト