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タブレットの寿命をわかりやすく解説!
平均何年くらい使える?症状はある?
2024.03.22(FRI)
2024.03.22(FRI)
スマートフォンと同じように、タブレットも生活必需品になっている人は少なくないでしょう。しかし、電子機器である以上、いずれ壊れて使えなくなる寿命を迎えます。タブレットの寿命が近づいているときは、早めの対策が必要です。
目次
タブレットの寿命は平均3年が目安!?
タブレットの平均的な寿命は3年が目安といわれています。寿命にはいくつかの意味があり、故障したり劣化したりして使えなくなることだけでなく、新しい機能やアプリに対応できなくなることもタブレットの寿命と考えられます。
このようにさまざまな寿命の意味をもとに、タブレットの寿命が平均3年といわれる背景について解説します。
OSのアップデートが寿命の目安
タブレットの寿命を判断する指標のひとつに、OSのアップデートがあります。OSのアップデートは非常に重要で、新しい機能の追加や従来機能の改善のほかに、明らかになったセキュリティ問題の解消があります。タブレットを便利に、そして安全に使うためにOSのアップデートは欠かせません。
しかし、タブレットのモデルが古くなると、OSのアップデートが提供されなくなることがあります。これは、メーカーが新しいモデルをサポートするため、古いモデルのサポートを段階的に終了させるためです。
OSのアップデートがなくなって、セキュリティに問題のあるタブレットを使い続けることは難しいでしょう。
製品としての寿命もある
タブレットの寿命を決めるもののひとつに、製品としての物理的な寿命があります。タブレットを使用しているうちにさまざまな部品が劣化して、最終的に故障して使えなくなります。
特に影響の大きなものが、バッテリーです。バッテリーは、繰り返しの充電によって徐々に持続時間が短くなっていき、購入したときと比べるとフルに充電できる容量が小さくなります。これはバッテリーの劣化が原因で、充電する頻度や使用環境に大きな影響を受けます。
また、液晶画面はバッテリーよりも寿命が長いものの、使用環境などの影響を受けて故障や劣化してしまうことがあります。
何度も落としている人も要注意
タブレットはパソコンと比べて、落としてしまう機会が多いデバイスです。落下によってタブレットがダメージを受けて、寿命を短くするおそれがあります。
落としたタブレットは画面の割れや損傷はもちろん、内部の部品にもダメージを受けることがあります。内部の部品が損傷するとタブレットの動作が不安定になったり、最悪の場合は起動しなくなったりすることもあるでしょう。特にコンクリートなどの堅い場所に落とすのはリスクが高いです。
何度もタブレットを落とすことで小さな損傷が積み重なり、寿命を縮めてしまうことも考えられます。
タブレットの寿命が近づいてきたときの症状
寿命が近づいてきたタブレットには、さまざまな症状があらわれます。これらの症状に気づければ、完全に故障してしまう前に対処できるでしょう。寿命が近づいてきたタブレットの症状を紹介します。
バッテリーの持続時間が短い
寿命が近づいてくるともっともわかりやすくあらわれる症状が、タブレットのバッテリーの持続時間です。長い期間にわたってタブレットを使い続けていると、購入したときと比べて著しくバッテリーの持続時間が短くなっていきます。バッテリーは繰り返し充電を行ううちに少しずつ劣化し、最大容量が減少します。そのため、バッテリーを100%まで充電したとしても、持続時間が短くなっていくのです。
どのような使い方をしても、バッテリーの劣化を防ぐことはできません。実用に支障があるほどバッテリーの持続時間が短くなったら、寿命が近いと考えられるでしょう。
動作が重いので使いにくい
長く使っているうちに、タブレットの動作が重くて使いにくくなってくることがあります。これはタブレットの部品の劣化もありますが、新機能を追加するOSのアップデートやアプリの進化が大きく影響しています。タブレットは新製品が次々と発売されて高性能になるため、アプリもそれに合わせた高機能なものへと進化していくのです。
タブレットの動作が重くなっているのは、現行機種としては性能が不足しているといえます。これからも快適にタブレットを使うのであれば、新製品への買い替えを検討する時期に来ていると考えましょう。
タブレットが熱くなりやすい
タブレットの寿命が近づいてくると、タブレットそのものが熱くなりやすくなることがあります。これはタブレットで使われている部品が劣化し、通常よりも高温を発するようになってしまうために起こる現象です。内部の部品が高温を発するようになると、ほかの部品にも影響をおよぼし、ますます寿命を縮めます。
ただし、特定のアプリを使用しているときだけタブレットが熱くなるのは、CPUに負荷がかかっているためです。この場合は寿命ではなく、自然に起こる現象です。どんなアプリを使っていてもタブレットが熱くなるときは注意しましょう。
バッテリーが膨張している
タブレットに内蔵しているバッテリーが劣化すると、膨張することがあります。バッテリーが著しく膨張してケースがゆがむなどの現象が起こったら、タブレットの寿命が近づいている状態です。
バッテリーは使用しているうちに劣化し、内部の化学物質からガスが発生して膨張します。膨張するほどバッテリーが劣化した状態は非常に危険で、破裂や発火することがあるため注意が必要です。火事を起こす原因にもなるため、バッテリーの膨張に気づいたらタブレットの使用を控え、適切に処分してください。
タブレットの寿命を延ばす方法
タブレットの寿命は平均3年といわれていますが、使い方によっては部品の劣化などを抑えて寿命を延ばすことが可能です。日常の使い方に気をつけるだけなので、それほど難しくはありません。長く使い続けるのであれば、ぜひ参考にしてください。
極端な使用環境は寿命を縮める原因に
タブレットを使用するときは、使用する環境に注意が必要です。極端に暑い、または寒い環境はタブレットの寿命を縮める原因になるため、そういった環境で長時間使用しないように気をつけましょう。
タブレットに使用されている部品やバッテリーは、一般的な気温での使用を想定しているためです。夏の砂浜や冬のスキー場のような場所で日常的に使用していると、タブレットの寿命を縮めてしまうおそれがあります。できるだけそういったタブレットに影響の大きい環境では使用せず、屋内の気温の安定した場所で使いましょう。
必要以上に充電をしない
タブレットに内蔵しているバッテリーは、充電と放電のサイクルを繰り返していくうちに徐々に劣化します。そのため、必要以上に頻繁に充電すると、それだけバッテリーの寿命を短くしてしまうのです。
たとえば、まだ80%もバッテリーが残っているのに、充電をしてしまうとそれだけ寿命を縮める原因になります。
いまのタブレットの多くにはバッテリーの劣化を抑えるため、充電の状況を制御する仕組みがありますが、それでも必要以上の充電はバッテリーの劣化を早めてしまいます。そのため、できるだけ頻繁に充電することは避け、必要なときに充電をしましょう。
バッテリーの交換ができることも
タブレットの寿命を延ばす方法のひとつに、バッテリーの交換があります。バッテリーの劣化がタブレットの寿命の原因になっていることが多いのですから、持続時間が短くなってきたらバッテリーを交換するのは効果的な方法といえるでしょう。
バッテリーの交換には専門的な技術が必要なため、ユーザー自身で行うのは困難です。しかし、メーカーのサポートでバッテリー交換に対応してくれることが多いので、持続時間が著しく短くなったと感じたら相談してください。バッテリー交換の費用は安くありませんが、タブレットを買い替えるよりは抑えられます。
バックグラウンドアプリを整理する
タブレットの性能を維持し、寿命を延ばすには、バックグラウンドで起動しているアプリを整理することも大切です。
タブレットにインストールされているアプリによっては、バックグラウンドで動作し続けることで負荷をかけ続けているものがあります。これはタブレットに負担をかけるだけでなく、バッテリーの消耗を早める原因になります。
頻繁に使用しているアプリであればよいのですが、もうほとんど使っていないアプリも少なくないはずです。タブレットの使用感にも関わるものなので、不要なアプリがないかチェックして削除しましょう。
寿命が近づいてきたときの対処法
タブレットの寿命が近づいてきたときの症状があらわれたら、できるだけ早く対処する必要があります。完全に故障してしまってからだと、データを取り出すなどができず、手遅れになってしまうためです。寿命が近い症状があらわれたときに、すぐにやるべきことを紹介します。
データのバックアップを取る
タブレットが起動しなくなってもっとも困るのは、なかに保存されていたデータを取り出せなくなってしまうことです。そのため、タブレットの調子が悪くなってきたら、早めにデータのバックアップを取りましょう。特に写真のように消えると取り戻せないものは、早めにバックアップを取ってください。
データのバックアップは、クラウドストレージを利用する方法がおすすめです。Googleドライブ、OneDriveなど、さまざまなクラウドストレージがあります。大容量のファイルなどはパソコンへデータをコピーして、バックアップを取ることが可能です。
早めの買い替えを検討する
今後もタブレットを使い続けるのであれば、早めに買い替えを検討しましょう。タブレットは修理の難しい製品で、故障したときは修理するよりも新しい製品へ買い替えるほうがスムーズです。
買い替えを検討する際には、いまのタブレットの使用状況を考えて選びましょう。動画や電子書籍の閲覧がメインの使い方なら、それほど高いスペックは必要ありません。しかし、ゲームで遊ぶことが多いのなら、高性能なタブレットがおすすめです。
処分するときは捨て方に注意が必要
タブレットの処分方法は自治体によって異なるため、よく調べておくことが大切です。家電量販店の回収ボックスへ廃棄できることもあれば、不燃ゴミとして処分できることもあります。自治体のWebサイトに処分方法が掲載されているため、確認しておきましょう。
廃棄するときに大切なのは、データを完全に消去することです。タブレットには多くの個人情報が含まれているため、悪意ある人に拾われると情報流出のリスクがあります。廃棄する前にすべてのサービスからログアウトし、さらに初期化してデータを見られないようにしてください。
ノートパソコンへの乗り換えもおすすめ
タブレットの寿命が近づき、買い替えを検討しているのであれば、ノートパソコンへの乗り換えも検討してはいかがでしょうか。タブレットの使い方によっては、ノートパソコンのほうが適していることもあります。
用途によってはタブレットと変わらない使い方も可能
ノートパソコンのなかには、タブレットのようにタッチパネル操作ができる製品があります。また、軽量でコンパクトなノートパソコンであれば、タブレットに近い感覚でも持ち運ぶことも可能です。
ノートパソコンであればキーボードが標準装備されているため、文字入力はタブレットよりも優れています。タブレットの使い方で文字入力の機会が多い人は、タブレットよりノートパソコンのほうが使いやすいかもしれません。
タブレットよりパソコンの寿命が長い
タブレットの平均寿命は3年といわれていますが、ノートパソコンは5年以上使い続けることが一般的です。
まず、ノートパソコンで使われているWindowsは、アップデート期間がタブレットで使われているAndroidよりも長いのです。さらにノートパソコンで使われているバッテリーはタブレットより大容量のため、劣化してもそれほど使用に影響をおよぼしません。こういった理由から製品としての寿命は、ノートパソコンのほうが長くなります。
タブレットの寿命が気になるのであれば、ノートパソコンも選択肢にしてはいかがでしょうか。
NEC Directのおすすめタブレットを紹介
NEC Directではタブレットを購入することも可能です。幅広くタブレットのラインナップを揃えているため、用途や好みに合わせて選べます。おすすめのタブレットを2機種紹介しますので、ぜひチェックしてください。
PC LAVIE Tab T11
PC LAVIE Tab T11は11.2型ワイドまたは11.5型ワイドという大きいサイズの画面を備えるタブレットです。リフレッシュレートは最大120Hz対応、有機ELディスプレイのため、美しい動画をなめらかに表現できます。
さらにオプションでキーボードとデジタルペンに対応しているため、パソコンのように文字入力をしたり、液晶タブレットのようにイラストを描いたりと幅広い使い方が可能です。
LAVIE Tab T9・T8
LAVIE Tab T9・T8は、9型ワイドまたは8型ワイドの画面を備えたスリムサイズのタブレットです。9型ワイドというサイズながらも、メタルボディを採用することで厚さ8mm、重量約344gというコンパクトで軽量なタブレットになっています。そのため、カバンに収納して、どこへでも気軽に持って行けるのが魅力です。
ステレオスピーカーを搭載しているため、迫力あるサウンドを楽しめます。スマートフォンよりも見やすいサイズで動画やゲームを楽しみたい方におすすめです。