Windows 11にアップグレードすべきか?
6つのメリットや移行手順も解説
2024.07.19(FRI)
2026.02.18(WED)
Windows OSは世界で最も高いシェアを持つオペレーティングシステムです。最新バージョンはWindows 11になっており、さまざまな性能アップや利便性の向上が図られています。しかし、アップグレードに踏み切れておらず、前バージョンのWindows 10を使用している人も多いことでしょう。Windows 11の魅力を理解した上で、アップグレードを検討するのがおすすめです。この記事では、Windows 10を使い続けるリスクやWindows 11の概要、メリット、アップグレード前に準備や具体的な方法などを解説します。Windows 11へのアップグレードを検討している人は、ぜひ参考にして下さい。
Windows 10はWindows 11にアップグレードすべきか?
使い続けるリスクを解説
Windows 10を使っている人は、Windows 11へアップグレードすることをおすすめします。主な理由は、Windows 10のサポートが2025年10月14日に終了するためです。サポート終了後は、セキュリティ更新やバグ修正、テクニカルサポートが提供されなくなり、使用しているパソコンがセキュリティリスクに晒されることになります。
早期にWindows 11へ移行することで、最新のセキュリティ機能や改善されたユーザー体験を享受できるだけでなく、サポート終了に伴うリスクを避けられます。また、OSのアップグレードは、パソコンの買い替えを検討する良い機会ともいえます。現在使用しているパソコンが古くなっている場合は、Windows 11がプリインストールされた新しいパソコンへの移行も検討すると良いでしょう。
マルウエアによるリスクが高まる
Windows 10のサポート終了後はセキュリティ更新プログラムが提供されなくなるため、マルウエアに感染するリスクが増加します。新たに発見された脆弱性に対する修正パッチが配布されないのは、非常に危険な状態です。ランサムウエアやスパイウエアなどが、修正されていない脆弱性を狙って攻撃を仕掛けてくるかもしれません。ランサムウエアに感染するとデータが暗号化され身代金を要求される恐れがあり、スパイウエアでは個人情報が外部に送信される恐れがあります。特に、仕事用パソコンをアップグレードしない場合、情報漏えいにより信頼の失墜や法的責任を問われる可能性があります。
新しいソフトウエアや周辺機器が使えなくなる恐れがある
ソフトウエア開発会社は、Windows 10のサポートを段階的に終了し、新バージョンをWindows 11のみ対応とする可能性があります。Adobe PhotoshopやMicrosoft Officeなどに実装された新機能が、Windows 11専用になるかもしれません。また、プリンターやスキャナー・Webカメラなどの周辺機器メーカーも、新製品のドライバーをWindows 10向けに提供しなくなる恐れがあります。さらに、Google ChromeやMicrosoft Edgeなどのブラウザもサポートを終了し、Webサービスが正常に利用できなくなる可能性も考えられます。
Windows 11へのアップグレードが有償化する可能性がある
現在はWindows 11へのアップグレードが無料で提供されています。しかし、将来的に有償化される可能性があるため注意が必要です。過去のWindowsアップグレードでは、Windows 7からWindows 10への移行時に無料期間が設けられた後、有償化された事例があります。アップグレードの機会を逃すと追加費用が発生する恐れがあるため、早めに対応しておきましょう。
Windows 11とは?
Windows 11は、Microsoftによって開発された最新のOSです。2021年10月5日に正式に提供開始され、さまざまな新機能の追加や従来機能の改善がなされています。Windows 10からWindows 11へは、対象となるデバイスであれば無償でアップグレードでき、期間は特に定められていません。これにより、多くのユーザーが最新の機能とセキュリティを享受することができるようになりました。
Windows 11にアップグレードすべきか?6つのメリットを紹介
Windows 11にアップグレードする主なメリットは以下の6つです。
- ユーザーインターフェースが優れている
- 新機能の搭載や性能アップにより使用感・効率が向上している
- 機能の改善により使いやすくなっている
- ゲームに関連する機能が向上している
- セキュリティ性能が向上している
各メリットを具体的に解説します。
1|ユーザーインターフェースが優れている
Windows 11は、ユーザーインターフェースが大幅に改良されています。アイコンを中心とした直感的に使えるデザインへと進化しました。ウインドウやフォルダ、ファイルのアイコンには丸みが加えられ、全体として柔らかい印象です。フォルダは立体感があり、色分けされているため種類ごとに識別しやすくなっています。さらに、画面下部に配置されたアイコンからさまざまな機能へ簡単にアクセスできます。スタートメニューの位置が左側から中央に変更され、内容もシンプルになりました。これらの変更により、ライトユーザーでもより使いやすくなっています。
2|新機能の搭載や性能アップにより使用感・効率が向上している
Windows 11は、システム要件が高く設定されているものの、その分OS全体の性能が向上しています。これにより、従来のバージョンでは実現できなかった新しい機能の追加や、全体の使用感、効率が改善されました。例えば、AI技術の活用やウィジェット機能の導入によりユーザーの作業効率が向上しています。これらの新機能によって、Windows 11は日常のタスクをよりスムーズかつ効率的にこなせるようになりました。新機能の詳細な説明は後述しますが、これらの進化はWindows 11へのアップグレードを検討する理由になるでしょう。
3|機能の改善により使いやすくなっている
Windows 11では、Windows 10から搭載されていた機能が改善されています。具体的には以下の機能です。
- 音声入力機能
- 仮想デスクトップ機能
- マルチディスプレイ
- スナップ機能
- Snipping Tool
- タッチキーボード
それぞれの概要と改善ポイントを解説します。
音声入力機能の改善
Windows 11では、音声入力機能が改善されています。以前のバージョンに比べて、音声認識の精度が向上し、さまざまなアクセントや発音を識別しやすくなっています。また、リアルタイムでの音声テキスト変換速度が速くなり、ユーザーが話す速さに追従しやすくなっているのも魅力です。これにより、文書作成やメモ取りなど、手を使わずにパソコンを操作したい時の利便性が向上しています。
仮想デスクトップ機能の改善
仮想デスクトップ機能とは、プロジェクトやタスクごとに異なるデスクトップを設定し、スムーズに切り替えることができる機能です。タスクビューボタンやキーボードショートカットを用いて、簡単に仮想デスクトップを追加、削除、切り替えることができます。この機能は、複数のデスクトップを駆使することでマルチタスクの効率を高められるのがメリットです。Windows 11では、仮想デスクトップごとに背景や名前をカスタマイズできるようになったため、作業環境をより直感的に管理できるようになりました。
マルチディスプレイの改善
Windows 11では、マルチディスプレイ環境のサポートが改善されました。特に、ディスプレイの接続や切断時にウィンドウの配置が記憶されるようになったことが大きな進歩です。これにより、外部モニターを接続した際に、以前接続していた状態を正確に復元できます。また、マルチディスプレイ環境でのタスクバーのカスタマイズオプションが拡張され、ディスプレイごとに異なる設定を適用できるようになったため、作業効率がさらに向上しています。この改善により、複数のモニターを使用するユーザーは、より柔軟で快適な作業環境を構築できるようになりました。
スナップ機能の改善
スナップ機能とは、ウィンドウを整理してマルチタスクをしやすくする機能です。Windows 11ではスナップ機能が改善され、より柔軟なウィンドウ管理が可能になりました。例えば、画面を四分割して、それぞれのセクションで異なるアプリケーションを表示させることができます。また、スナップグループ機能により、関連するアプリケーションをグループ化して、一度に画面の配置を切り替えることが可能です。この改善により、マルチタスク作業の効率が向上しました。
Snipping Toolの改善
Snipping Toolとは、画面のスクリーンショットを切り取り、加工や共有ができる機能です。Windows 11のSnipping Toolは、新たな機能の追加とユーザーインターフェースの改善がなされ、より使いやすくなりました。新しいSnipping Toolでは、以前にあった「切り取り&スケッチ」が統合されています。また、プレビュー画面を複数持てるため、連続してキャプチャーをとれるようになりました。さらに、動画の録画も可能になり、活用の幅が広がっています。
タッチキーボードの改善
タッチキーボードとは、タッチ操作できるパソコンの画面にキーボードを表示させて入力できる機能です。Windows 11のタッチキーボードは、使いやすさと機能性が向上しています。新しいデザインでは、キーボードのサイズやレイアウトが調整され、タッチ操作に最適化されています。また、50音順のキー配列やクリップボードの履歴、キーボードの色や背景の変更などが可能になり、より利便性が向上しています。これらの改善により、タブレットモードでの使用時やマウスを使用できない状況でも、Windows 11の操作がより快適になりました。
4|ゲームに関連する機能が向上している
Windows 11では、ゲーム体験をさらに豊かにするための機能が向上しています。特に注目すべきは、Xbox Game Bar、ゲームモード、そしてDirectStorageの3つです。Xbox Game Barを使うことで、ゲームの録画や画面のキャプチャを共有でき、ゲーム中でも簡単にフレンドとのコミュニケーションを取れるようになりました。ゲームモードに設定すると、ゲーム中の通知やアップデートなどを制限してパフォーマンスの低下を防ぐことができ、より快適にプレイできます。さらに、DirectStorageの導入により、ゲームのロード時間が大幅に短縮され、より快適にゲームを楽しめるようになりました。なお、DirectStorageはWindows 10にも対応していますが、Microsoftは最新のストレージ最適化機能が組み込まれたWindows 11での利用を推奨しています。
5|セキュリティ性能が向上している
Windows 11ではセキュリティ性能の向上が図られています。特に、TPM2.0のサポートは、デバイス内の機密データを暗号化し、より安全に保管できるようにする重要な機能です。セキュアブートは、リスクのあるプログラムによるシステム侵害を防ぐための機能であり、Windows 11においてさらに強化されました。また、生体認証機能の改良により、顔認識や指紋認証がより迅速かつ正確に行えるようになっています。このようなセキュリティ機能が強化されたことで、より安心して使用できるOSになっています。
Windows 11の6つのデメリットを紹介
メリットの多いWindows 11ですが、中には以下のようなデメリットもあります。
- システム要件のハードルが高い
- 現在使用しているアプリやシステムが対応していない可能性がある
- Homeエディションのセットアップにネット接続が必要になった
- 削除された機能がある
- 新たな不具合が起きる恐れがある
- ロールバックできるのはインストール後10日まで
デメリットを把握した上で、Windows 11へのアップグレードを検討しましょう。
システム要件のハードルが高い
Windows 11はシステム要件のハードルが高くなっています。具体的な要件は以下の通りです。
- プロセッサ:1GHz以上の64ビット対応プロセッサ、2コア以上
- メモリ:4GB以上
- ストレージ:64GB以上のデバイスストレージ
- システムファームウエア:UEFI、Secure Boot対応
- TPM:バージョン2.0
- グラフィックカード:DirectX 12互換、WDDM 2.0ドライバー
- ディスプレイ:対角サイズ9インチ以上、8ビット カラーの高解像度 (720p) ディスプレイ
この要件を満たしているかを確認するには、Microsoftが提供する「PC正常性チェックアプリ」を利用しましょう。また、これらはあくまで最小要件であり、快適に使用するためにはメモリは8GB以上、ストレージは256GB以上がおすすめです。確かにシステム要件は高くなっていますが、近年のパソコンでは問題なく満たせる水準といえます。
現在使用しているアプリやシステムが対応していない可能性がある
Windows 11にアップグレードすると、現在使用しているアプリや社内システムが新しいOSに対応しておらず、使用できなくなる可能性があります。特に、古いソフトウエアやカスタムメイドのアプリケーションは、Windows 11で問題なく動作する保証がありません。業務に必須のアプリやシステムが使用できなくなると仕事に支障をきたす可能性があります。そのため、アップグレード前には、使用しているアプリケーションの開発者やシステムの提供者に対応状況を確認し、必要に応じて対応策を検討しておくことが重要です。
Home/Proエディションのセットアップにネット接続が必要になった
Windows 11 Home/Proエディションをセットアップする際には、インターネット接続が必須となりました。これは、Windows 10までと異なり、オフラインでのセットアップができなくなったことを意味します。さらに、セットアッププロセス中にMicrosoftアカウントへのサインインも求められるため、インターネット環境がない場合や、Microsoftアカウントを持っていないユーザーにとっては不便を感じるかもしれません。とはいえ、インターネット環境を用意するのは難しいことではないため、大きなデメリットではないでしょう。
削除された機能がある
Windows 11にアップグレードする際、いくつかの機能が削除されたことでデメリットを感じる可能性があります。削除された機能は以下の通りです。
- Cortanaのタスクバーからの削除
- ライブタイルの削除
- 数式入力パネルの削除
- ロック画面の簡易ステータスの削除
- タイムライン機能の削除
- ウォレットの削除
- Internet Explorerの削除とMicrosoft Edgeへの移行
これらの機能はWindows 11では提供されていません。Windows 11への移行を検討しているユーザーは、自分の使い方と削除される機能を確認し、影響度を認識しておくことが大切です。一部のユーザーは不便に感じるかもしれませんが、新機能の追加や改善のメリットを加味すると、Windows 11へアップグレードした方が良いといえるでしょう。
新たな不具合が起きる恐れがある
新しいOSの導入には未知の不具合が発生するリスクが伴います。Windows 11も例外ではなく、安定性を完全に確保するまでには時間がかかるかもしれません。不具合の具体例は以下の通りです。
- 既存のソフトウエアやドライバーとの互換性に関する問題
- セキュリティ上の新たな脆弱性が発見される可能性
- インターネット接続の不具合
新たな不具合は、特に仕事で使用しているユーザーに大きな影響を及ぼす可能性があります。そのため、アップグレードを決定する前に十分なテストと準備を行い、必要に応じてメーカーや専門家からのアドバイスを求めるのがおすすめです。
ロールバックできるのはインストール後10日まで
Windows 11のインストール後にWindows 10に戻すことをロールバックと呼び、その期間は10日間に制限されています。この期間を過ぎると自動的に古いシステムファイルが削除され、元に戻すことが困難になるため注意が必要です。ロールバック可能期間を延長する方法もありますが、コマンドプロンプトでの設定が必要なので初心者にはおすすめできません。10日経過後にWindows 10に戻す場合は、データをバックアップしてからクリーンインストールを行う必要があり、時間と手間がかかります。仕事で使用する場合は、業務への影響を考慮して慎重な検討が求められます。
Windows 11に搭載された新機能
Windows 11に搭載された新機能は以下の通りです。
- AIアシスタントの「Copilot(コパイロット)」
- パスキー(指紋認証・顔認証)
- Microsoft OfficeのTeams
- ウィジェット機能
- Windowsバックアップ機能
各機能の特徴を解説します。
AIアシスタントの「Copilot(コパイロット)」
Microsoftが提供する「Copilot」は、Windows 11における新たなAIアシスタント機能です。このAIはユーザーの作業をサポートし、作業をより効率的にしてくれます。Copilotは音声コマンドによる操作や日々のタスクの自動化、情報の検索といった幅広い機能を提供しています。Windows 10にも対応していますが、Windows 11ではより洗練されたサポートが期待できます。今後のアップデートによっては、さらに多くの機能が追加され、機能差が生じる可能性も考えられるでしょう。
パスキー(指紋認証・顔認証)
Windows 11では、セキュリティ機能として「パスキー」が導入されました。これは、指紋認証や顔認証といった生体認証技術を用いてデバイスのセキュリティを強化するものです。パスキーにより、パスワードを使用することなく簡単かつ安全にデバイスへのアクセスが可能になります。この機能は、セキュリティを確保しつつ、ログインの手順をよりスムーズにするために非常に有用な機能です。
Microsoft OfficeのTeams
Teamsとは、ビジネスチャットツールであり、他のMicrosoft Officeソフトとの連携にも優れたツールです。Windows 11ではTeamsが標準搭載されています。これにより、ユーザーはデスクトップから直接チームメンバーとのコミュニケーションやファイル共有、会議の開催が可能になりました。シームレスなコミュニケーションを可能にし、プロジェクトの進行をスムーズにしてくれます。Teamsの統合は、特にリモートワークやオンライン会議が増えている現代において、作業効率を向上させるメリットがあるでしょう。
ニュースや天気などを表示できるウィジェット機能
Windows 11に搭載されたウィジェット機能とは、必要な情報を一覧表示できる機能です。日常的に必要とする情報へ簡単にアクセスできるように設計されています。この新機能により、天気予報やニュース、カレンダー予定など、カスタマイズ可能なフィードを画面の一部に表示できます。ウィジェットは作業の邪魔にならないように、画面のサイドからスライドして表示されるため利便性の高い機能です。作業を中断することなく、必要な情報を手軽に確認できます。
Windowsバックアップ機能
Windows 11では、データ保護のためのバックアップ機能が強化されています。具体的には、クラウドストレージの「OneDrive」を利用してのファイルやフォルダーのバックアップや、アプリケーションのバックアップ、Windowsの設定や資格情報のバックアップなどが可能です。フォルダーのバックアップは従来でもできましたが、Windowsバックアップに進化したことで、アプリや設定、資格情報のバックアップにも対応しています。これにより、重要なファイルやドキュメント、アプリケーションを安全に保管し、どのデバイスからでもアクセスできるようになりました。
Windows 11にアップグレードする前に必要な準備
Windows 11にアップグレードする前に必要な準備は、以下の通りです。
- データのバックアップを取る
- 再セットアップメディアを作成しておく
- Windows 10のバージョンを確認・アップデートする
どのような準備が必要になるのか、詳しく解説します。
データのバックアップを取る
アップグレード前には、重要なファイルやフォルダを外部ストレージやクラウドサービスに保存することが重要です。Windows標準のバックアップ機能に、ファイル履歴とシステムイメージバックアップがあります。ファイル履歴は個人ファイルを定期的に保存し、システムイメージバックアップはパソコン全体を丸ごと保存する機能です。バックアップすべきデータの種類は以下の通りです。
- 写真・動画ファイル
- 文書ファイル(Word・Excel・PowerPoint)
- ブラウザのブックマーク
- メールデータ
- 音楽ファイル
- デスクトップに保存したファイル
- お気に入りフォルダ内のデータ など
万が一のトラブルに備えて、必ずバックアップを取りましょう。
再セットアップメディアを作成しておく
Windows 10の再セットアップメディア(USBまたはディスク)を作成することで、トラブル発生時の復旧手段を確保できます。作成したメディアを使用すると、システムの修復や再インストールが可能です。作成前には以下の準備を行いましょう。
- 周辺機器やUSBストレージを取り外す
- LANケーブルを取り外す
- 無線LANをオフにする
- 起動中アプリを終了する
- スクリーンセーバーやスリープ状態にならないよう設定を変更する
詳しい作成方法については以下の記事で説明しているため、そちらをご参照下さい。
Windows 10で再セットアップメディアを作成する方法
Windows 10のバージョンを確認・アップデートする
Windows 11へのアップグレードには、Windows 10バージョン2004以降が必要になります。現在のWindowsバージョンを確認する手順は以下の通りです。
1.「スタートボタン」をクリックして「設定」を選択する
2.「システム」をクリックする
3.「バージョン情報」を選択する
4.「Windowsの仕様」で「バージョン」を確認する
バージョンを判断する際の参考として、下記の表をご活用下さい。
| リリース日 | バージョン名 | アップグレード |
|---|---|---|
| 2019年10月 | 1909 | アップグレード不可 |
| 2020年5月 | 2004 | アップグレード可能 |
| 2020年10月 | 20H2 | |
| 2021年5月 | 21H1 | |
| 2021年11月 | 21H2 | |
| 2022年10月 | 22H2 |
バージョン1909の場合は、Windows Updateを実行してバージョンアップが必要です。詳しいアップデート手順については別記事で解説しているため、そちらをご確認下さい。
Windows 10をアップデートする方法はこちら
Windows 11にアップグレードする方法
Windows 11にアップグレードする方法は以下の通りです。
- Windows Updateを使ってアップグレードする
- インストールメディアを使ってアップグレードする
- インストールアシスタントを使ってアップグレードする
それぞれの手順を解説します。
Windows Updateを使ってアップグレードする手順
Microsoftは、Windows Updateからのアップグレードを公式に推奨しています。アップグレードの手順は以下の通りです。
1.「設定」を開き、「アップデートとセキュリティ」を選択する
2.「アップデートをチェックする」をクリックし、利用可能なアップデートを確認する
3.「ダウンロードとインストール」を選択する
4.画面の指示に従い作業を進めるとアップグレードされる
Windows 11のシステム要件を満たしているパソコンには、自動的にWindows Updateから通知が届きます。
より詳しいアップグレードの手順はこちら
インストールメディアを使ってアップグレードする手順
インターネット環境がない場所でWindows 11にアップグレードしたい場合、インストールメディアを作成して行う方法があります。例えば、一時的なWi-Fiの故障や通信障害などが起こった時にアップグレードを求められた際に利用します。手順は以下の通りです。
1.Microsoftの公式Webサイトから「メディア作成ツール」をダウンロードする
2.ダウンロードしたツールを実行し、ライセンス条項の「同意する」を選択する
3.「言語とエディション」を確認し、正しければ「次へ」を選択する
4.「USBフラッシュドライブ(USBメモリ)」または「ISOファイル」から作成するメディアメティアを選択し、「次へ」をクリックする
以上でアップグレードは完了です。インストールメディアを使うケースは稀ですが、覚えておくと役に立つかもしれません。
インストールアシスタントを使ってアップグレードする手順
通常はWindows Updateからアップグレードの通知が来ますが、何かしらが原因で届かないことも考えられます。その場合は、Windows 11のインストールアシスタントを使用してアップグレードを行うことができます。具体的な手順は以下の通りです。
1.Microsoftの公式Webサイトに行き、「Windows 11 インストールアシスタント」をダウンロードする
2.ダウンロードしたアシスタントを実行し、「今すぐアップデート」をクリックする
3.画面の指示通りにアップグレードを完了させる
以上でWindows 11にアップグレードできます。基本はWindows Updateでアップグレードを行い、状況に応じてその他の方法を検討しましょう。
Windows 11搭載のNECおすすめパソコン
NECは特定のスペックをカスタマイズできるBTO(Build to Order)パソコンを販売しています。ここからは、Windows 11を搭載したNECのおすすめパソコンをご紹介します。
オールインワンのデスクトップパソコン「LAVIE Direct A27」
商品詳細はこちら
「LAVIE Direct A27」は、Windows 11搭載のオールインワンデスクトップパソコンです。デスクトップ型ですが、モニターに機能が集約されている上に、ワイヤレスのキーボードとマウスを採用しているため省スペースで使用できます。モニターには27.0型 フルHDのIPS液晶を使っており、色再現性や視野角に優れています。さらに、臨場感のあるサウンドが特徴の「ヤマハ製 AudioEngine」を搭載しているので、エンタメコンテンツをより楽しめるのも魅力です。一般的な事務作業から動画視聴、ライトな動画編集など、多様な用途に使いたい人におすすめです。
| OS | Windows 11 (Home/Pro) |
|---|---|
| CPU | Intel® Core™ i (i7-1355U/i5-1335U) |
| グラフィックボード(GPU) | Intel® UHD グラフィックス/Intel® Iris® Xe グラフィックス(どちらもCPUに内蔵) |
| メモリ | 8〜32GB(デュアルチャネル対応) |
| ストレージ(SSD) | 256GB〜2TB |
| DVD/CDドライブ | ・DVDスーパーマルチドライブ ・ブルーレイディスクドライブ |
| ディスプレイ | 27型ワイド スーパーシャインビューLED IPS液晶(広視野角・高色純度)(フルHD:1920×1080) |
| 外部インターフェイス | ・USB Type-C × 1 ・USB Type-A × 3 ・HDMI入力端子 × 1 ・LAN × 1 ・SDカードスロット × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
| サイズ(幅×奥行×高さ) | 615.4×221.0×440.2(mm) |
ハイスペックノートパソコン「LAVIE Direct N16(R)」
商品詳細はこちら
「LAVIE Direct N16(R)」は、使いやすさにもこだわったハイスペックなノートパソコンです。16.0型 WUXGA(1920×1200)で視野角の広いIPS液晶を搭載しているため、斜めからモニターを見るシーンでも美しい映像が楽しめます。さらに、キーボードはタイピング音の少ない「静音設計」を採用しています。狭額縁でスタイリッシュなボディなので、持ち運びが多い人にもおすすめのノートパソコンです。
| OS | Windows 11 (Home/Pro) |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen (3 7335U/ 5 7535U/7 7735U) |
| グラフィックボード(GPU) | AMD Radeon™ 680M グラフィックス(プロセッサに内蔵) AMD Radeon™ 660M グラフィックス(プロセッサに内蔵) |
| メモリ | 8〜32GB |
| ストレージ(SSD) | 256GB〜1TB |
| ディスプレイ | 16.0型ワイド スーパーシャインビューLED IPS液晶(広視野角)(WUXGA:1920×1200) |
| 外部インターフェイス | ・USB Type-C × 1 ・USB Type-A × 2 ・HDMI × 1 ・LAN × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
| 重量 | 標準バッテリー:2.1kg 大容量バッテリー:約2.2kg |
| バッテリー駆動時間(アイドル時) | 標準バッテリー:8.0~8.5時間 大容量バッテリー:13.5~14.2時間 |
NPUを搭載した「LAVIE Direct NEXTREME」
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「LAVIE Direct NEXTREME」は、AI処理専用のNPUを内蔵したIntel® Core™ Ultraシリーズを搭載したCopilot+ PCです。NPU性能は最大47TOPSを実現し、高度なAI機能を活用できます。また、メモリは16GB・32GBを選択でき、高度なマルチタスクや動画編集などにも対応可能です。さらに、パソコンのトラブル解決に有効なハードウエアリセット/スキャンスイッチを搭載しており、作業の継続性を重視する人にもおすすめです。
| OS | Windows 11 (Home/Pro) |
|---|---|
| CPU | インテル® Core™ Ultra(7 258V/7 256V/7 226V) |
| グラフィックボード(GPU) | インテル® Arc™(140V/130V)※CPUに内蔵 |
| メモリ | 16GB・32GB |
| ストレージ(SSD) | 256GB〜1TB |
| ディスプレイ | 13.3型ワイド LED IPS液晶(広視野角・高輝度・高色純度・ノングレア・タッチパネル)(WUXGA:1920×1200) |
| 外部インターフェイス | ・USB Type-C × 2(USB Power Delivery3.0対応 パワーオフUSB充電機能付き)(DisplayPort出力機能付き) ・USB Type-A × 2 (内1ポートはパワーオフUSB充電機能付き) ・HDMI × 1 ・LAN × 1 もしくは無し ・microSDメモリーカードスロット × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
| 重量 | 約994g |
| バッテリー駆動時間(アイドル時) | 約40.2時間 |
ビジネス用途におすすめの「VersaPro J タイプ VB」
商品詳細はこちら
「VersaPro J タイプ VB」は、一般的なビジネスに十分な性能と持ち運びやすさを兼ね備えたモバイルパソコンです。13.3型のコンパクトサイズを採用しており、重さ約1.25kg、厚さ17.95mmなので携帯性に優れています。また、Windows 11 Proを標準搭載し、ビジネス利用に必要な高いセキュリティを提供します。さらに、さまざまな評価試験を実施しており、ハードな環境にも対応できる耐久性を備えているのも魅力です。その他にも、便利な指紋センサーやフルHDのIRカメラなど、利便性を高める機能が採用されています。
| OS | Windows 11 Pro |
|---|---|
| CPU | Intel® Core™ Ultra(5 238V/7 256V/7 258V) |
| グラフィックボード(GPU) | Intel® Arc™ グラフィックス 130V/140V(どちらもCPUに内蔵) |
| メモリ | 16GB・32GB |
| ストレージ(SSD) | 256GB〜1TB |
| ディスプレイ | 13.3型ワイドTFTカラー液晶 (WUXGA:1920×1200 LEDバックライト ノングレア) |
| 外部インターフェイス | ・USB Type-C × 2(画面出力に対応) ・USB Type-A × 2 ・HDMI × 1 ・LAN × 1 ・microSDメモリーカードスロット × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
| 重量 | 通常モデル:921g(大容量バッテリー搭載時:1,031g) 軽量モデル:885g(大容量バッテリー搭載時:995g) |
| バッテリー駆動時間(アイドル時) | 通常バッテリー ・タッチパネル非搭載モデル:約14.6時間 ・タッチパネル搭載モデル:約17.6時間 大容量バッテリー ・タッチパネル非搭載モデル:約33.2時間 ・タッチパネル搭載モデル:約40.2時間 |
Windows 11にアップグレードすべき!
Windows 10のサポート終了前に対応しよう
Windows 11は優れたユーザーインターフェースや従来機能の改善、新機能の搭載、セキュリティ性能の向上など、さまざまなメリットのあるOSです。Windows 10から無料でアップグレードできるため、システム要件や現在使用しているアプリ、システムとの互換性を確認した上で、ぜひアップグレードしてみて下さい。NECでは、Windows 11がプリインストールされている最新のBTOパソコンを販売しています。さまざまなスペックのパソコンを取り揃えているので、ぜひ公式サイトをチェックしてみて下さい。クーポンの発行や旧モデルお買い得セールなども定期的に実施しています。
NEC Direct公式サイトはこちら



