「あたらしい一歩のそばに」
キャンペーンページ
メモリを増設する方法
動作の重いパソコンが快適に!
2023.11.01(WED)
2023.11.01(WED)
パソコンの動きが重い、ブラウザを起動するのに時間がかかる現象に悩まされていませんか?そんなときは、パソコンのメモリが不足しているのかもしれません。つまり、メモリを増設すれば、こういった症状が解決する可能性があります。この記事では、パソコンのメモリ増設に必要な知識を紹介します。
パソコンの動作が重いのはメモリ不足かも
メモリ不足を起こすと、パソコンの動作が重くなります。もしパソコンの動作の重さに悩んでいるのなら、メモリが不足しているのかもしれません。パソコンに搭載しているメモリが足りているのかどうかを確認する方法を紹介します。
メモリの役割をカンタンに解説
パソコンの動作が遅い、ソフトの起動に時間がかかるなどの症状は、メモリの容量不足によって起こります。どうして、メモリ不足を起こすとパソコンの動作が重くなるのでしょうか。それを知るには、メモリの役割を理解する必要があります。
メモリとは、一時的にデータを保管するためのパーツで、よく机にたとえられます。メモリの容量が多いということは、机が広いということで、それだけ多くの資料を広げるなどして作業がしやすくなるということです。メモリの容量が少ないと机が狭くなり、何かの作業をするたびに資料をしまう必要が生じます。そのため、作業の効率が悪くなってしまうのです。
パソコンでも同様に、メモリに格納できないデータはストレージなどへ一時的に保存するため、それだけパソコンの処理に影響が出て動作が重くなります。
パソコンのメモリ容量を確認する方法
パソコンの動作が遅いと感じたら、パソコンのメモリの容量を確認しましょう。メモリ容量を確認する方法は、Windows10とWindows11でほとんど同じです。
1.タスクバーのスタートボタンを右クリックして表示されるメニューから「設定」を選択
2.設定の「システム」をクリック
3.システムの「バージョン情報」をクリック
バージョン情報に表示されている「実装RAM」がパソコンに搭載されているメモリの容量です。パソコンの動作が重いと感じるような場合、メモリ容量は8GB以下であることが多いです。それよりも搭載しているのに動作の重さを感じる場合は、用途に対してメモリ容量が少ないのかもしれません。
メモリの使用状況を確認する方法
パソコンの動作が重いと感じるときは、搭載しているメモリがどれくらい使われているのかを確認することも重要です。メモリがどのように使用されているのかは、Windowsのタスクマネージャーというツールで確認できます。
タスクマネージャーを起動する方法は、次のとおりです。タスクマネージャーの起動方法は、Windows10でもWindows11でも同じです。
1.タスクバー右クリックして表示されるメニューから「タスクマネージャー」を選択
2.タスクマネージャーが起動する
タスクマネージャーが起動したら、「パフォーマンス」タブをクリックしてください。パフォーマンスタブでは、CPUやメモリ、ストレージのいまの使用状況をグラフで見られます。もし100%に近い状況であれば、いまの作業に対するメモリが不足していると考えられます。
メモリの増設でチェックするポイント
メモリを増設することで容量に余裕ができるため、パソコンの動作が軽快になる可能性があります。しかし、メモリを増設する前に、いくつか押さえておくべきポイントがあります。メモリの増設を検討している人は、必ずチェックしておきましょう。
メモリは基本的に2枚単位で増設
パソコンのメモリを増設するときは、2枚単位で増設するのがおすすめです。1枚でも増設は可能ですが、2枚単位で同じ容量、同じタイプのメモリを増設することによって「デュアルチャネル」という機能を利用できます。
デュアルチャネルとは、同じスペックのメモリを2枚同時に使うことで、データの転送速度を上げる技術のことです。これにより、パソコンの動作がさらにスムーズになります。メモリの空きスロットの数や、パソコンがデュアルチャネルに対応しているかをあらかじめ確認しておきましょう。
メモリの規格の違いに注意
メモリには複数の規格があるため、増設するときはメモリの規格が一致しているかどうかを確認する必要があります。
メモリには「DDR3」や「DDR4」などの種類があり、動作速度や電圧が異なっています。そして、これらの規格には互換性がないため、パソコンに対応するメモリの規格を確認することが重要です。そもそも、DDR3とDDR4ではピンの数が違っているため、対応していないメモリスロットに挿すこともできません。
規格の合っていないメモリを購入しても、増設には使えないため、必ず確認しておきましょう。
デスクトップパソコンとノートパソコンはメモリの形が違う
メモリの増設で注意が必要なのは、規格の違いだけではありません。デスクトップパソコンとノートパソコンとでは、メモリの形状が違うため、同じ規格だったとしても増設することはできません。
デスクトップパソコンは内部のスペースに余裕があるため、サイズの大きなDIMMというメモリが用いられています。しかしノートパソコンは、それほどスペースに余裕はないため、SO-DIMMというサイズの小さなメモリが用いられています。サイズが違うため、どちらのメモリも流用することはできません。また、SO-DIMMもさらにDDR3とDDR4などの規格に分かれることに注意しましょう。
8GB?16GB?メモリの容量の目安
パソコンを使用する用途によって、必要なメモリの容量は異なります。そのため、自分の用途に必要なメモリの容量がどれくらいなのかは把握しておきましょう。もちろん、メモリの容量は多ければ多いほど、あらゆる用途に対応できますが、それだけ価格が高くなります。書類作成くらいしかしないのに、大容量のメモリを搭載するとコストパフォーマンスが悪くなります。
用途 | メモリの容量 |
---|---|
書類作成、Webサイトの閲覧 | 4GB~8GB |
写真加工、イラスト・マンガの制作 | 16GB以上 |
動画編集、作曲、最新ゲーム | 16GB~32GB |
ただし、これらはあくまで目安です。具体的なメモリの容量は使用するソフトの推奨スペックを参考にして選びましょう。
費用がかかってもプロに依頼するのが確実
パソコンのメモリ増設は、慎重に行わなければならない作業です。自分で行うことに不安がある場合、専門業者に依頼することもひとつの方法です。
専門業者に依頼するメリットは、専門的な知識を持ったプロが作業を行ってくれるため、間違いが少ないことです。また、適切なメモリの選択や取り付け、パソコンの動作確認まで一貫して行ってくれます。自身で行う場合に比べて確実に作業が完了するため、安心感があります。
ただし、専門業者に依頼すると、その分の費用がかかります。しかし、自分で行う場合には不具合が起こるリスクもあるため、コストパフォーマンスを考慮してもプロに依頼することは十分に考慮に値します。
したがって、メモリ増設に自信がない場合は、専門業者に依頼することを検討してみてください。
自信がない場合は、メモリ増設を業者などのプロに依頼することが可能
メモリを増設する前にやっておくこと
パソコンのメモリ増設をする前には、いくつかの準備が必要です。準備を怠るとパソコンが故障することもあるため、必ずチェックしてください。
まず、静電気の除去です。人間の体には、気づかないうちに静電気が溜まっています。体に溜まった静電気がパソコン内部に放電されると、パーツが故障することがあります。静電気は壁や地面を手のひら全体で触ることで、体から逃がすことが可能です。
また、メモリを増設するパソコンの電源ケーブルを抜きましょう。電源が入ったまま作業を行うと、パーツが壊れたり、感電したりするリスクがあります。メモリ増設前には必ず電源ケーブルを抜いてから作業をはじめましょう。
手をしっかりと洗っておくことも大切です。手の脂がピンなどの金属部分につくと、劣化を速める要因になります。
メモリの増設で必要なもの
メモリ増設するときには、次のものが必要です。
・プラスドライバー
・静電気予防の手袋
・エアダスター
プラスドライバーは、パソコンのケースを開けるために必要です。デスクトップパソコンとノートパソコンではネジのサイズが異なるため、ドライバーもそれに合わせて用意してください。
静電気予防の手袋は、体から発する静電気でパソコンのパーツを壊さないためにつけます。あらかじめ、静電気を体から逃がしていれば必要ありませんが、念のために用意しておくとよいでしょう。
パソコン内部には、ホコリが溜まっていることが多いです。ホコリは作業のじゃまになりますし、故障の原因にもなります。エアダスターで吹き飛ばして、作業しやすい環境にしましょう。
メモリを増設できないときの対処法と手順
メモリの増設ができなかったり、増設を迷っていたりするときは、手軽にできるパソコンのメモリ不足改善方法を試してみましょう。パソコンを買い替える予定があるのであれば、これらの方法で一時的にしのぐのもおすすめです。
大量にメモリを使用する原因を見つける
メモリ不足でパソコンが重いと感じたとき、すぐにメモリを増設するのではなく、まずはどのソフトがメモリを大量に使用しているのかを確認しましょう。メモリを多く使用するソフトを見つけるには、タスクマネージャーを使用します。
タスクマネージャーを起動したら、「プロセス」タブのいま起動しているプログラムを確認してください。メモリの列を見ると、それぞれのプログラムがどれだけメモリを使用しているのかを確認できます。
メモリの使用量が特に多いソフトがあれば、それがパソコンを重くしている原因かもしれません。そういったソフトの設定を見直す、または使用頻度を下げるなどしてメモリの使用量を抑えると、パソコンの動作が軽くなるかもしれません。
同時に起動するソフトを少なくする
メモリが足りないのであれば、同時に起動するソフトを減らすのもひとつの方法です。多くのソフトが起動しているあいだは、それだけメモリを使用しています。それがパソコンの動作を重くする原因になっています。
意外なソフトがメモリを多く必要としていることがあります。タスクマネージャーでメモリの使用量を確認してみましょう。ソフトのメモリの使用量を確認したら、起動するソフトを必要最小限にしましょう。使っていないソフトは終了させ、作業に必要なソフトだけにします。Webサイトを閲覧しているだけなのに、ワープロソフトや音楽プレーヤーなどは必要ないので終了させてください。
メモリの使用量が多いソフトは、できるだけそのソフトだけで作業をするように工夫しましょう。
スタートアッププログラムを無効にする
Windowsを起動すると、合わせて同時に起動するプログラムがあり、それをスタートアッププログラムといいます。スタートアッププログラムには、常に起動することでWindowsを使いやすくしたり、ソフトを起動しやすくしたりといった効果があります。しかしスタートアッププログラムの数が多いと、メモリの使用量が増えて、パソコンの動作を重くする原因になります。使用していないスタートアッププログラムは、無効化してメモリを節約しましょう。
タスクマネージャーを起動して、「スタートアップ」タブを選択します。すると、スタートアッププログラムの一覧が表示されます。このなかから使わないプログラムを選択して、「無効にする」ボタンをクリックすればWindowsといっしょに起動しなくなります。
ただし、システムやセキュリティに関連するソフトウェアを無効にするおそれがあるため、自分で判断できるものだけを選びましょう。
使わないソフトをアンインストールする
使用していないソフトをアンインストールすることで、パソコンの動作を軽くすることが可能です。ソフトによっては多くのスタートアッププログラムが登録するほか、ストレージの容量を圧迫していたりもします。使っていないソフトは、積極的にアンインストールしましょう。
ソフトをアンインストールする方法は、次のとおりです。
1.設定の「アプリ」をクリックする
2.アプリと機能をクリック
3.アンインストールするソフトを選択して、「︙」をクリックして、「アンインストール」を選択
Windows10の場合は、ソフトを選択したときに表示される「アンインストール」ボタンをクリックしてください。
ソフトによってはアンインストーラーというプログラムを用意しています。そういった場合は、確実にソフトを削除するために、アンインストーラーを使いましょう。
買い替えもおすすめ!NEC Directのおすすめパソコン
動作の重くなったパソコンの改善方法としてメモリ増設は効果的ですが、購入してから5年以上も経っているのであれば、新しいパソコンの購入も検討しましょう。パソコンそのものは少しずつ劣化していくうえに、新しいソフトの要求するスペックも向上しています。費用をかけて古いパソコンを改善するより、パソコン買い替えのほうが効率的です。
また、新しいパソコンは性能が向上しているほか、メモリの標準的な容量も以前より増えています。あえて古いパソコンのメモリを増設するメリットは、それほど多くはありません。
また、NEC Directであれば、カスタマイズでメモリ容量を増やすことが可能です。メモリ不足を感じない、自分の用途に合ったパソコンを手に入れられるでしょう。
LAVIE NEXTREME Carbon
パソコンを快適に使いたいのであれば、できるだけスペックの高いパソコンにしましょう。スペックが高ければそれだけCPUやメモリ不足に悩まされることがなく、快適にかつ長く使い続けられます。購入するときは、やや高価に思うかもしれませんが、長い目で見れば安い買い物になります。
LAVIE NEXTREME Carbonはメモリを最大で32GBも搭載できる、プレミアムノートパソコンです。スタイリッシュなデザインと高い性能を併せ持ち、作業に向かい気分を盛り上げてくれます。重量もわずか約943g。どこへでも持って行きたくなる一台です。
LAVIE Direct N15 Slim
LAVIE Direct N15 Slimはスリムなデザインの、スタンダードなノートパソコンです。15.6型ワイドディスプレイは、作業に広い画面を求めている人にぴったりです。フレーム幅の狭いデザインで、画面に集中できるのもポイントです。
また、カスタマイズの幅が広いのもLAVIE Direct N15 Slimの特徴です。CPUはコストパフォーマンスの高いインテル® U300から、ハイスペックなインテル® Core™ i7まで選択が可能です。メモリも最大16GBまで搭載できます。次に買うパソコンに迷ったら、まず、LAVIE Direct N15 Slimをチェックしてください。
お買い得モデルセールなら安く買えるかも!
パソコンを安く購入したい人は、お買い得モデルセールをチェックしてください。少し前に発売されたパソコンを、お値打ち価格で販売しています。少し前といっても、パソコンは短い期間で大きくスペックが変わるわけではありません。それなら価格が安い、お買い得モデルは狙い目といえるでしょう。
お買い得モデルセールのポイントは、パソコンのカスタマイズができることです。メモリ不足に悩まされてパソコンを買い替えるのであれば、できるだけたくさんメモリを搭載したいものです。お買い得モデルセールなら、お値打ち価格で、大容量メモリのパソコンを購入できます。