ノートパソコンのメモリとは?
ストレージとの違いや用途別のメモリ容量も解説
2023.02.28(TUE)
2026.02.17(TUE)
ノートパソコンの動作が重くてイライラする…もしかするとそれは、メモリが不足しているのかもしれません。
メモリ不足はよく耳にする言葉ですが、メモリが不足するとどういうことが起こるのでしょうか。パソコンで重要な役割を果たしているメモリについて、基本的なことから分かりやすく解説します。ノートパソコンを新しく購入する時は、メモリにも注目して選んでみましょう。
ノートパソコンに使用されるメモリ(RAM)とは
メモリが多いとノートパソコンが快適に動かせる、ということは知っていても、どういった働きをしているのかはご存知でしょうか。メモリのことが分かれば、パソコンの動作が重い、と感じた時の対処法が分かります。まずはメモリの基本的なことからチェックしていきましょう。
メモリはパソコンで何をしている?
メモリとはデータを記録する部品のことで、ノートパソコンのメモリは基本的にRAMのことを指します。RAMはRandom Access Memoryの略称で、ストレージなどから読み出したデータを一時的に記録しておく場所です。データを記録する場所としては、SSDやHDDといったストレージがありますが、ストレージはデータを長期間にわたって保管しておく場所で、メモリと役割が異なります。またストレージはメモリと比べるとデータにアクセスするのに時間がかかるため、データの一時的な保管場所としてはメモリが使用されるのです。
ストレージを本棚とすると、メモリは本を広げる机に当たります。メモリの容量が多い=机が広いという意味に当たり、机が広ければそれだけ多くの本を広げられます。つまり、本棚からいちいち本を取り出す頻度が減って、作業効率が向上します。逆にメモリが少ないということは、足りないデータをいちいちストレージにアクセスする必要が生じるため、その度に待ち時間が発生して作業効率が低下します。ただし大容量のメモリは非常に高価なため、たくさんメモリを搭載するとそれだけノートパソコンの価格が高くなります。適切なメモリの容量を見極めることが大切です。
搭載しているメモリの容量を確認する方法
ノートパソコンのメモリについて学んでいく前に、まずは自分のパソコンに搭載しているメモリの容量を確認してみましょう。現状のノートパソコンの動作に不満がある場合は、搭載しているメモリの容量では不足している可能性があります。その場合は、ノートパソコンの買い替えよりもメモリの増設などを検討しましょう。
搭載しているメモリを確認するには、次の手順で行います。
1.スタートボタンを右クリックする
2.表示されたメニューから「タスクマネージャー」を選択
3.タスクマネージャーが表示されたら左にある「パフォーマンスの」タブをクリック
4.CPUの使用率が表示されるので、下にある「メモリ」をクリック
5.メモリの使用率が表示される
メモリの使用率が著しく高く、ほとんど余裕がない場合は、メモリが不足していることを意味します。また、メモリの使用率だけでなく、メモリを大量に使用するソフトを起動していないかなども確認しておきましょう。ソフトを終了させるとメモリが空くようであれば、同時に起動するソフトを減らすなど、そのソフトの使い方に注意をして下さい。
メモリが足りない時はどうすればいい?
パソコンに搭載されているメモリが少なくて、動作が重いと感じた時は、少しでもメモリに余裕を持たせるための対策が必要です。
まずWindowsが起動する時に一緒に起動するスタートアップアプリが大量に登録されていないかチェックしましょう。多くのスタートアップアプリが起動すると、それだけメモリが必要になります。メモリが不足している状況であれば、できるだけ必要のないスタートアップアプリが起動しないようにしましょう。設定→アプリ→スタートアップの順にクリックすると、登録されているスタートアップアプリが表示されます。あまり使っていないソフトが登録されている場合は、選択して「オフ」に切り変えましょう。
メモリが不足している時は、一時ファイルが作成されてストレージに保管されます。しかしストレージの残り容量が少なくなっていると、一時ファイルの作成と保管が効率的に行えなくなります。結果的にメモリも効率良く使えず、ノートパソコンの動作を重く感じる原因になります。インストールしているソフトが多かったり、不要なファイルがたまり過ぎていたりする場合は、アンインストールやファイルの削除を行い、ストレージの残り容量を増やしましょう。
ノートパソコンのストレージとは
ストレージとメモリはどちらもデータを保管するパーツです。必要に応じてデータを取り出したり、保管したりする役割を持っています。しかし、似ているようで実際の役割はまったく異なります。ここでは、ストレージについて解説します。
ストレージの役割はなに?
ノートパソコンのストレージは、データを長期的に保管する役割を担っています。必要に応じてデータを取り出し、同様にデータを保管するのですが、パソコンの電源を切ってもデータはそのまま保存されるのが特徴です。ストレージと同じようにデータを保管する役割はメモリも担っているのですが、電源を切ると消えてしまう点で異なります。
ストレージは大量のデータを保管することが可能です。作成した書類のデータや撮影した写真のデータなども、ストレージの容量が許す限り保管できます。そのため、大量のデータを保管しておきたい場合は、容量の大きなストレージを選択すると良いでしょう。
ストレージには大きく分けて、電気的に記録するSSDと磁気に記録するHDDがあり、アクセスの速いSSDが主流になっています。
スマホのROMとストレージは同じもの?
スマートフォン(スマホ)のスペックを見ると、内蔵メモリとしてRAMとROMの容量が表記されていることがあります。このROMはスマホでのストレージを意味しています。つまりスマホのROMはストレージの容量のことなのです。ROMはRead Only Memoryの略称で読み込み専用メモリという意味なのですが、スマホで使用されるROMはフラッシュメモリという読み込みも書き込みもできるROMです。
ノートパソコンのSSDというストレージで使われているのも、このフラッシュメモリの1種です。つまり、スマホのROMとノートパソコンのSSDというストレージは、ほぼ同じものといえます。
ノートパソコンのメモリ・ストレージ・CPUの違い
ノートパソコンのメモリは、ストレージやCPUとどのような違いがあるのでしょうか?ここでは、メモリと各パーツの具体的な違いについて解説します。
メモリとストレージの違い
メモリとストレージは、データの保管という役割で共通してはいますが、実際には大きく異なります。
メモリに保管されるデータは、あくまでも一時的なもので、頻繁に入れ替わります。また、ノートパソコンの電源を切ると保管されていたデータは消え、起動するともうデータは残っていません。アクセス速度が速いため、CPUへデータを渡すためにデータを保管しているのです。
一方ストレージは、長期的にデータを保管する役割を担っており、ノートパソコンの電源を切ってもデータは残り続けます。データを自分で書き替えない限り、そのままの状態でデータがストレージに保管されるのです。ストレージのアクセス速度はメモリと比べると遅いため、CPUではなくメモリへデータを渡すのが役割のひとつとなっています。
スマホでは内蔵メモリとして、メモリとストレージは一括りにされてしまっていることが多いのですが、このように役割はまったく異なっています。
メモリとCPUの違い
前述した通り、メモリはノートパソコンの「作業机」のような役割を持ち、CPUはその机で作業をするための「頭脳」にあたるパーツです。CPUは演算や命令の処理を行い、ノートパソコン全体の動作を制御しています。一方、メモリはその処理に必要なデータを一時的に保管し、CPUがすぐにアクセスできるようにするための保存領域です。例えば、複数のアプリを開いた状態で作業する場合、メモリが多いほどたくさんのデータを一度に扱えるため、CPUもスムーズに処理できます。
反対にメモリが少ないと、いくら高性能なCPUを搭載していても、処理スピードが落ちたりフリーズしやすくなったりします。このように、CPUとメモリはどちらか一方だけでなく、両者のバランスが重要です。
ノートパソコンのメモリを選ぶ時に理解しておきたい基礎知識
メモリにはさまざまな種類があるため、ノートパソコンのメモリを増設したり、交換したりする時には注意が必要です。使用しているパソコンでは、どんなメモリを使用しているのか確認しておきましょう。
ノートとデスクトップでメモリの種類が違う
ノートパソコンとデスクトップパソコンでは、使用されているメモリが異なります。
ノートパソコンではデスクトップパソコンほどのスペースがないため、コンパクトなサイズのメモリが使われているのです。
デスクトップパソコンには「DIMM」が、ノートパソコンには「SO-DIMM」という規格のメモリが使用されています。またコンパクトサイズのデスクトップパソコンでもSO-DIMMを使用していることがあります。ノートパソコンのメモリをデスクトップパソコンで使用することはできないので注意しましょう。
DIMM、SDRAMってどういうメモリのこと?
古いノートパソコンではSIMMというメモリが使用されていましたが、パソコンの性能が高まっていくうちにより効率良くデータを送れる仕組みが必要となりDIMMが登場しました。SIMMはパソコンに挿す端子の表裏で同じ信号を送信していましたが、DIMMでは表裏で異なる信号を送信できるようになっています。これによりDIMMはSIMMより効率の良いデータ送信ができるようになったのです。
DIMMとは別に、SDRAMというメモリの規格もあります。SDRAMはDRAMというメモリの規格が進化したもので、効率良く高速にデータをやり取りすることができます。メモリを増設する時は、デスクトップ用のメモリなのかノートパソコン用のメモリなのかの違いだけでなく、SDRAMの規格にも注意が必要です。SDRAMには複数の種類があり、パソコンによって対応しているかどうか異なります。
メモリの規格には要注意!
メモリの種類を見ると、DDRという単語をよく見かけます。このDDRとはSDRAMの規格のひとつで、さまざまな種類があります。現在の主流はDDR4ですが、新たにDDR5という規格も登場しています。DDR4とDDR5に互換性はなく、DDR4に対応しているノートパソコンにDDR5のメモリを増設することはできません。
さらにメモリの転送速度はPC4-21333というように表記されています。PC4はDDR4であることを示し、21333はメモリの帯域幅1秒間に21,333MBのデータを送信できることを示していて、これをメモリモジュール規格といいます。転送速度の異なるメモリでも、速度の遅い方のメモリに合わせて動作するため増設は可能です。ただし、ノートパソコンによっては動作しないこともあるので注意が必要です。メモリを増設する時は、ノートパソコンで使用できる規格のものを調べてから増設して下さい。
ノートパソコン向けのメモリの種類
ノートパソコンでメモリを選ぶ際は、メモリの規格の違いに注意が必要です。
代表的なノートパソコン用のメモリを表にまとめました。ほとんどデスクトップパソコン向けと同じですが、DDR3Lのように低電圧タイプも販売されています。
| SDRAM規格 | メモリチップ規格 | メモリモジュール規格 |
|---|---|---|
| DDR5 | DDR5-6400 | PC5-51200 |
| DDR5-5200 | PC5-41600 | |
| DDR5-4800 | PC5=38400 | |
| DDR4 | DDR4-3200 | PC4=25600 |
| DDR4-2666 | PC4-21333 | |
| DDR4-2133 | PC4-17000 | |
| DDR3 | DDR3L-1600 | PC3L-12800 |
| DDR3-1600 | PC3-12800 | |
| DDR3-1333 | PC3-10600 |
ノートパソコンのメモリを増やすにはどうすればいい?
ノートパソコンのメモリが不足している場合、メモリを増設して解消することができます。しかしメモリにはさまざまな規格があるため、ただメモリを買って挿せば良いというわけにはいきません。メモリの増設をする時の注意点について解説します。
メモリを増設できないこともあるので注意!
ノートパソコンにメモリを増設する場合、メモリスロットの空きに注意して下さい。メモリスロットに空きがないと、メモリを増設できません。例えばノートパソコンの場合、スペースを節約するために、メモリスロットの数が少ない製品があります。
そういった場合、メモリを増設するのではなく、既に使用しているメモリを外して、もとのメモリよりも容量の多いものをメモリスロットに挿すことになります。またノートパソコンによっては、メモリは固定されていて外せず、メモリの交換もできない製品もあります。
メモリは2枚1組が基本
メモリを増設する時は、2枚1組が基本です。パソコンのメモリは基本的に2枚1組で使われており、基本的に購入したノートパソコンでもメモリが8GBであれば4GBのメモリを2枚挿してあります。メモリは、2枚1組ではなく、1枚だけ挿して増設することも可能です。4GBのメモリが2枚挿してある場合は、1枚だけ8GBに変更することもできます。
しかしパソコンにはデュアルチャンネルという機能があり、2枚同時に同じ容量のメモリを増設すると両方のメモリに同時にアクセスできるようになって、効率良くメモリが使えるようになります。1枚だけメモリを増設するとデュアルチャンネルの機能を利用できないため、2枚1組で増設するのが基本になっているのです。
メモリの増設・交換は自分ではやらない方がいい
メモリの増設や交換は、さまざまなメモリの規格を理解した上で、自己責任で行います。規格の合わないメモリを無理に挿そうとしたり、強引に抜き出そうとしたりすると故障してしまうかもしれません。またノートパソコンそのものが精密機器のため、慎重な取り扱いが必要です。体に帯びている静電気をしっかりと除去し、他の部品に影響が出ないようにしなくてはなりません。
メモリの交換は自分では行わず、購入した店舗やメーカーに依頼しましょう。自分でメモリの交換を行った場合、故障した時補償の対象外になってしまうことがあります。
ノートパソコンを購入する時のメモリの目安
メモリは基本的に購入した時の容量で使い続けることになります。そのため、ノートパソコンを購入する時に、必要なメモリの容量を見きわめることが大切です。どれくらいのメモリが必要なのか、よく考えてノートパソコンを購入しましょう。
メモリが多過ぎて困ることはない
ノートパソコンのメモリは、容量が多ければ多いほどデータをたくさん記録できるため、ストレージへアクセスする頻度が減り、快適に操作できるようになります。そのためメモリは、ノートパソコン購入の予算が許す限り容量が多いものを購入することが望ましいです。
前提として、パソコンの動作が遅くなる理由の1つとして、メモリ不足が起き、ストレージへのアクセスが増えることが挙げられます。自身のパソコンの用途によっては大容量のメモリを搭載したノートパソコンを利用しても、期待するほど快適にはならないこともあります。
メモリの量が十分に足りている場合は、それ以上にパソコンの動作が快適になることがないからです。メモリが多過ぎて困ることはありませんが、あまり意味がないこともあるのです。
CPUやGPUの性能も考慮する
ノートパソコンを選ぶ時は、メモリ容量だけでなく、CPUやGPUとの相性やバランスも意識することが大切です。例えば、Intel® Core™ i7やAMD Ryzen™ 7などの高性能なCPUを搭載していても、メモリが4GBしかなければ複数の作業を同時にこなす時に処理が遅くなってしまいます。これが「ボトルネック現象」と呼ばれるもので、本来の性能が発揮されません。
逆に、メモリを32GB搭載していてもCPUやGPUが低性能であれば、処理スピードに限界が出てしまいます。また、GPUにはCPUに内蔵されたタイプと、グラフィックボードとして独立したタイプがあります。内蔵GPUはメモリをCPUと共有するため、処理内容によってはメモリ不足になりやすいです。そのため、動画編集や3DゲームなどGPUを多用する作業では、GPU専用のメモリを搭載したグラフィックボードを組み合わせることが重要になります。
メール・Webブラウジング・動画視聴などは「4GB」
メールやWebブラウジング、動画視聴などの負荷の軽い用途だけに使用する場合は、4GB程度でも機能します。ただし、仕事や趣味で本格的に使用する場合、4GBでは不足する恐れがあるため要注意です。
Windows 11のシステム要件を見ると、メモリは4GB以上必要となっています。つまり、メモリを4GB搭載しているノートパソコンであれば、Windows 11を動かすことができるわけです。ただしシステム要件は、最低限の基準を示しているだけで、4GBあれば作動はするものの、快適に操作できるとは限りません。4GB程度だとブラウザを使ってWebサイトを見る、Windows付属のソフトで文章を入力するなど、最低限の使い方しかできません。4GBでは頻繁にメモリ不足が起こるため、ノートパソコンを快適に使うのは難しいでしょう。
ノートパソコンを仕事や趣味に使うのであれば、4GBはおすすめできません。もう少しメモリの多いパソコンを選んだ方が、快適でストレスなく使うことができるでしょう。
書類作成メイン「8GB」
仕事などで書類作成を快適に行うのであれば、8GBは必要です。Microsoft Officeを起動して文章を入力するだけであれば、4GBでもあまりストレスは感じないかもしれません。しかし書類を作成する時に、資料としてWebサイトを表示したり、他のMicrosoft Officeを起動したりする場合、4GBではどうしてもメモリが足らなくなります。快適に文書作成をしたい場合、少なくともても8GBは搭載して、複数のソフトを起動しながら作業できるだけのメモリを確保しましょう。
ただしMicrosoft Officeオフィスソフト以外のソフトを同時に起動する場合は、8GBではメモリが足らないことがあります。プレゼン資料を作成する時には、画像加工のソフトをはじめさまざまなソフトを使用することがあります。そういった時は、もう少しメモリに余裕があった方が良いでしょう。
プログラミングは「16GB以上」
プログラミングに使うノートパソコンでは、メモリは16GB以上あると安心です。なぜなら、プログラミングでは統合開発環境(IDE)や仮想マシン、ブラウザ、データベース、デバッグツールなど複数のアプリを同時に立ち上げることが多いからです。例えば、Web開発をしていると、IntelliJなどのIDEを開きつつローカルサーバーを起動し、複数タブのブラウザやデータベースを動かすこともあります。こうした処理はメモリをかなり消費するため、16GB以上は確保しておきたいところです。
学習段階なら8GBでもある程度対応できますが、将来的に本格的な開発を行うなら16GB以上をおすすめします。プログラミングに使用するノートパソコンの推奨スペックは以下の通りです。
| パーツ | 推奨スペック |
|---|---|
| メモリ | 16GB以上 |
| CPU | Intel® Core™ i5・AMD Ryzen™ 5以上 |
| SSD容量 | 512GB以上 |
| GPU | 内蔵GPUでも可・画像処理を行う場合はグラフィックボード推奨 |
イラスト制作は「16GB以上」
イラスト制作では、高解像度画像や複数のレイヤーを扱うため、メモリ容量は16GB以上が望ましいです。例えば、Adobe PhotoshopやClip Studio Paintで作業する際、大きなブラシやエフェクトを使用するとデータがメモリ上に展開されるため、大きな負荷がかかります。さらに、複数のファイルを同時に開いたり、複雑な編集を行ったりするとメモリの使用量が一気に増加するため、16GB以上が必要です。
8GB程度のメモリでは、ブラシが遅延したりファイルの切り替えに時間がかかったりすることが多く、快適な作業は難しいでしょう。また、内蔵GPUを使用している場合はメインメモリをGPUと共有するため、さらに多くのメモリが必要になります。イラスト制作に使用するノートパソコンの推奨スペックは以下の通りです。
| パーツ | 推奨スペック |
|---|---|
| メモリ | 16GB以上 |
| CPU | Intel® Core™ i7・AMD Ryzen™ 7以上 |
| SSD容量 | 1TB以上 |
| GPU | NVIDIA® GeForce RTX™ 4050以上 |
画像・動画編集は「16GB以上」
画像編集や動画編集をノートパソコンで行うなら、16GB以上のメモリが必須になります。特に動画編集では、Adobe Premiere ProやDaVinci Resolveなどのソフトウエアで複数の映像ファイル・音声トラック・エフェクト・テロップなどをリアルタイムで処理すると、多くのメモリを消費します。画像編集でも、PhotoshopでRAW現像や大量の画像に対するバッチ処理を行う時は、メモリの容量が足りないと動作が遅くなったりクラッシュしたりすることがあるため注意が必要です。16GBは最低限の容量なので、より快適に編集作業をしたい人は32GBも検討すると良いでしょう。画像・動画編集に使用するノートパソコンの推奨スペックは以下の通りです。
| パーツ | 推奨スペック |
|---|---|
| メモリ | 16GB~32GB |
| CPU | Intel® Core™ i7・AMD Ryzen™ 7以上 |
| SSD容量 | 1TB以上 |
| GPU | NVIDIA® GeForce RTX™ 4050以上 (画像処理対応ソフトを使用する場合のみ) |
DTMは「16GB以上」
DTMでは16GB以上のメモリが必要になります。DTMに利用する音楽制作ソフトウエアは、多数の音源やプラグインを同時に読み込むからです。例えば、高品質なオーケストラ音源やピアノ音源は数GB以上のライブラリを使用し、メモリへの負荷が高くなります。
さらに、VSTプラグインやソフトシンセを複数同時に立ち上げると、8GBでは足りず処理落ちやノイズの原因になることもあります。プロジェクトが重くなるとメモリ使用量も増加しやすいため、安定した制作環境を整えるには16GB以上が良いでしょう。グラフィック処理は少ないためグラフィックボードは不要ですが、CPU性能は処理速度に影響するため重要です。DTMに使用するノートパソコンの推奨スペックは以下の通りです。
| パーツ | 推奨スペック |
|---|---|
| メモリ | 16GB以上 |
| CPU | Intel® Core™ i5・AMD Ryzen™ 5以上 |
| SSD容量 | 512GB以上 |
| GPU | 内蔵GPU |
PCゲームは「16GB以上」
PCゲームを快適に楽しむには、メモリは16GB以上が目安です。AAAゲームでは高精細なテクスチャやサウンド、物理演算処理などが同時に走るため、8GBでは動作が不安定になります。特にオープンワールドやMMORPGはマップデータを広範囲に読み込み、負荷が大きくなるため大容量メモリが必要です。また、メモリ容量が多いほどフレームレートの安定性やロード時間の短縮にもつながります。実況配信をする人は、配信用ソフトとの同時利用も考慮して32GBを検討しましょう。グラフィックボードは必須パーツであり、プレイするゲームや求める品質に応じて選択することが大切です。PCゲームに使用するノートパソコンの推奨スペックは以下の通りです。
| パーツ | 推奨スペック |
|---|---|
| メモリ | 16GB~32GB |
| CPU | Intel® Core™ i7・AMD Ryzen™ 7以上 |
| SSD容量 | 1TB以上 |
| GPU | NVIDIA® GeForce RTX™ 4060以上 |
機械学習は「16GB以上」
機械学習では大量のデータ処理を行うため、16GB以上のメモリが求められます。また、画像認識や自然言語処理など高度なタスクでは、32GB以上が必要になるケースも多いでしょう。高性能なグラフィックボードを搭載していても、メインメモリが足りなければ処理速度が落ちてしまう可能性があります。快適に作業を進めるためには、メモリ容量に加えてCPUとGPUの性能もバランス良く構成することも意識しましょう。機械学習に使用するノートパソコンの推奨スペックは以下の通りです。
| パーツ | 推奨スペック |
|---|---|
| メモリ | 16GB~32GB |
| CPU | Intel® Core™ i7・AMD Ryzen™ 7以上 |
| SSD容量 | 1TB以上 |
| GPU | NVIDIA® GeForce RTX™ 4060以上 |
3DCG制作は「32GB」
3DCG制作では32GBのメモリが推奨されます。その理由は、3Dソフトウエアが複雑なポリゴンモデルや高解像度テクスチャ、物理演算を一度に処理するためです。例えば、BlenderやMayaなどのソフトウエアで大規模なシーンを扱うと、メモリ消費が急増します。また、レンダリング処理では照明・影・エフェクトなど多くの要素が同時に読み込まれるため、16GBでは足りず途中で落ちることもあるため多くのメモリ容量が必要です。
他のソフトと連携する場合も想定すると、32GB以上の構成でないと安定して作業するのが難しいでしょう。グラフィックボードも必須なので、非常に高性能なノートパソコンが必要になります。3DCGに使用するノートパソコンの推奨スペックは以下の通りです。
| パーツ | 推奨スペック |
|---|---|
| メモリ | 32GB |
| CPU | Intel® Core™ i7・AMD Ryzen™ 9以上 |
| SSD容量 | 1TB以上 |
| GPU | NVIDIA® GeForce® RTX™ 4060以上 |
おすすめは必要な容量より少し多め
メモリの容量は、予定している用途で必要とされている容量よりも少し多めに搭載するのがおすすめです。Word 2021のシステム要件で必要なメモリは4GBとなっていますが、起動はするものの、快適に操作するには心もとないです。
しかしメモリを8GBにすることで、Word 2021だけでなく、ブラウザなどを同時に起動して書類を作成できます。また、他の用途でも使いたくなった時にも、メモリ不足で悩まされることがありません。ノートパソコンの購入予算に余裕があれば、一段階上の容量のメモリを選びましょう。
メモリのカスタムが可能!NEC LAVIEのおすすめノートパソコン
NEC Directでは販売しているパソコンのカスタマイズが可能です。大容量のストレージを搭載しても良いですし、メモリをたくさん搭載してストレスなく操作できるパソコンにしても良いでしょう。まずは自由にカスタマイズしてみて、自分に合うパソコンを見つけましょう。
15.3型ディスプレイ搭載の「LAVIE Direct N15 Slim」
商品詳細はこちら
幅広い用途に活用できるのが、スタンダードなノートパソコンの「LAVIE Direct N15 Slim」です。スタンダードでありながらも本体の厚さは約18.9mmとスリムで、スタイリッシュなのが魅力です。幅広くカスタマイズできるため、ビジネスや学習はもちろん、趣味で絵を描いたり作曲をしたりすることもできます。USBポートやHDMI出力端子なども豊富に備えているため、外付けストレージを接続したりディスプレイを追加したりすることもできます。
CPUはコストパフォーマンスに優れたAMD Ryzen™ 3から高性能なRyzen™ 7まで用途にあわせて自由に選択できる他、メモリを24GBまで増やせるなど、さまざまなカスタマイズをして自分にピッタリのパソコンにできます。カラーバリエーションはルナグレーとコズミックブルーの2色あるので、好みにあわせて選べます。
| OS | Windows 11 (Home/Pro) |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen™(3 7335U/5 7535HS/7 7735HS) |
| グラフィックボード(GPU) | AMD Radeon™ 680M グラフィックス/AMD Radeon™ 660M グラフィックス(どちらもCPUに内蔵) |
| メモリ | 8~24GB |
| ストレージ(SSD) | 256GB~2TB |
| ディスプレイ | 15.3型ワイド LED IPS液晶(広視野角・高輝度・ノングレア)(WUXGA:1920×1200) |
| 外部インターフェイス | ・USB Type-C × 1(USB Power Delivery3.0対応)(パワーオフUSB充電機能付き)(DisplayPort出力機能付き) ・USB Type-A × 2 ・HDMI × 1 ・LAN × USB-LAN変換アダプタ(RJ45×1に変換可能)/無し ・SDメモリーカードスロット × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
| 重量 | 約1.6㎏ |
| バッテリー駆動時間(アイドル時) | 約13.3~14.6時間 |
お買い得モデルセールでもノートパソコンのメモリのカスタマイズが可能!
お買い得モデルセールでは、現行モデルより少し前のモデルのパソコンを販売しています。安くパソコンを購入したい人は、必ずチェックすべき注目のセールです。お買い得モデルセールに注目すべき理由は、少し古いモデルのため価格が安くなっているのはもちろん、最大のポイントはカスタマイズができることです。性能の高いCPUや容量の多いストレージを選べるだけでなく、メモリの容量も変更できます。
少し前のモデルとはいっても、CPUの世代が1~2世代ほど前のものになっているため、性能に大きな違いはありません。価格が安くなっているため、とても狙い目といえます。安く購入できるため、その分メモリの容量を追加するのもおすすめです。販売しているパソコンは随時入れ替わっているため、時々チェックしておきましょう。思わぬ掘り出しものが見つかるかもしれません。



