クリエイター向けパソコンに必要なスペックを徹底解説!
選び方のポイントも紹介
2024.07.19(FRI)
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クリエイター向けのパソコンは、一般的な用途に比べて高いスペックが求められます。またクリエイターといっても、動画編集やイラスト制作、ゲーム配信など作業内容はさまざまです。作業内容に対してスペックが不足していると、作業効率や作品の質に悪影響があるため、必要なスペックを明確化した上で選択することが大切です。この記事では、クリエイター向けパソコンの概要や価格相場、用途ごとの必要スペックなどについて解説します。適切なパソコンを購入し、パフォーマンスを高めたいクリエイターはぜひ参考にして下さい。
クリエイター向けのパソコンとは?

まずは、クリエイター向けパソコンがどのようなものか理解することが大切です。ここでは、クリエイター向けパソコンの特徴やゲーミングPCとの違いを解説します。
クリエイター向けパソコンはスペックが高い
クリエイター向けパソコンは高いスペックを要求されます。なぜなら、画像編集や動画制作、3Dモデリングなどのクリエイティブ作業には、膨大なデータを素早く処理できる能力が求められるためです。例えば、高解像度の画像や動画をスムーズに編集するには、高速なCPU、大容量のメモリ、場合によっては高性能なグラフィックボードも必要になります。また、大量のファイルを保存するための大容量ストレージも欠かせません。クリエイター向けパソコンは、これらの要求に応えるために設計されており、効率的かつ高品質な作業を可能にします。
ゲーミングPCとの違い
ゲーミングPCも高性能なスペックを備えていますが、その特徴はやや異なります。ゲーミングPCは、特にグラフィックボードの性能が重視され、高解像度でのゲームプレイや高フレームレートの実現に特化しています。また、多くのゲーミングPCには、派手なデザインのパソコンケースやライティング、高性能冷却ファンなどが搭載されているのが特徴です。
一方、クリエイター向けパソコンは、高性能CPUや大容量メモリによる高いマルチタスク処理能力、特定のクリエイティブソフトに最適化された性能が求められます。さらに、プロのクリエイター向けパソコンには、NVIDIAのQuadroシリーズなど、クリエイティブ作業に特化したグラフィックボードが搭載されていることも特徴です。PCゲームもプレイするライトなクリエイターであれば、それなりのグラフィックボードを搭載したゲーミングPCも選択肢に入れるとすると良いでしょう。
クリエイター向けパソコンの価格相場

クリエイター向けのパソコンは、高性能なパーツを使っているため一般的なパソコンと比べて価格は高めです。基本的なモデルであっても15〜20万円以上は想定しておく必要があります。プロ向けのモデルになると価格はさらに上昇し、50万円以上する製品も珍しくありません。これは、大容量のメモリや高速なCPU、高解像度かつ色再現性に優れたディスプレイなど、クリエイティブ作業を快適に行うために必要なスペックを満たすためです。クリエイター向けパソコンを選ぶ際には、スペック不足に陥らないよう予算が許す限り高性能なパソコンを選択することをおすすめします。
クリエイター向けパソコンは用途によって重視するスペックが違う!

クリエイター向けパソコンは作業内容に応じて重視するスペックが異なります。例えば、複雑な動画編集や3DCG制作を行うクリエイターは、高性能なグラフィックボードやCPU、大容量のメモリが必要です。一方、文章を書くライターやプログラマーであれば、そこまで高性能なスペックは必要ないかもしれません。下の表は、クリエイターのカテゴリー別に作業の特徴や重視するスペックをまとめた表です。
カテゴリー | 作業の特徴 | 重視するスペック(重視するパーツ順) |
---|---|---|
動画編集 | 高いマルチタスク性能が必要 | 1.CPU 2.メモリ 3.ディスプレイ 4.グラフィックボード |
フォトレタッチ、RAW現像 | 負荷の重いRAW現像は処理性能を求められる | 1.CPU 2.メモリ 3.ディスプレイ |
イラスト制作 | 細かい描画作業 | 1.CPU 2.メモリ 3.ディスプレイ 4.グラフィックボード |
DTM(音楽制作) | 複数の音源を同時に扱う | 1.CPU 2.メモリ 3.ディスプレイ |
3DCG制作 | 複雑なモデリングやレンダリング | 1.CPU 2.グラフィックボード 3.メモリ 4.ディスプレイ |
ゲーム配信、実況 | 遅延のないゲーム環境や動画編集性能が必要 | 1.グラフィックボード 2.CPU 3.メモリ 4.ディスプレイ |
これらのスペックが不足していると、作業の効率が落ちるだけでなく、成果物の品質にも影響を与えます。そのため、自分の主な作業内容に最適なスペックを備えたパソコンを選択することが重要です。
クリエイター向けパソコンのスペックは?用途別におすすめのグレード・容量を紹介

クリエイター向けパソコンで確認しておくべきスペックは以下の通りです。
- CPU
- グラフィックボード(GPU)
- メモリ
- ストレージ(SSD・HDD)
- モニター
それぞれの役割や用途別のおすすめグレードや容量を紹介します。
CPUの役割と用途別のおすすめグレード
CPUは、パソコン全体の計算処理を担う中心的なパーツであり、クリエイティブ作業のスムーズな実行には高性能なCPUが欠かせません。特に、動画編集や3DCG制作といった作業では、多くのコアと高いクロック速度を持つ処理能力に優れたCPUが必要とされます。CPUの性能が不足すると、処理が間に合わず操作に遅延が発生したりレンダリングに時間がかかったりするため注意が必要です。以下の表では、用途別におすすめのCPUグレードを示しています。
カテゴリー | おすすめCPUグレード |
---|---|
動画編集 | Core i7以上 |
フォトレタッチ、RAW現像 | Core i5以上 |
イラスト制作 | Core i5以上 |
DTM(音楽制作) | Core i5以上 |
3DCG制作 | Core i7〜Core i9またはXeon |
ゲーム配信、実況 | Core i7以上 |
上記のおすすめグレードは、それぞれの作業を快適にこなすための最低限必要な性能です。CPUは全ての作業に関係するパーツなので、自身の業務内容を加味して必要なグレードを選定しましょう。
グラフィックボード(GPU)の役割と用途別のおすすめグレード
グラフィックボード(GPU)は画像処理を専門に行うパーツで、特にゲーム配信や3Dモデリングなどのクリエイティブ作業で重要になります。グラフィックボードの処理能力が高ければ、より複雑な画像をスムーズに扱うことができ、レンダリング時間を大幅に短縮することが可能です。また、高解像度、高フレームレートの美しい映像でゲームを配信することもできます。NVIDIAのグラフィックボードでは、高性能なGeForce RTXシリーズやQuadroシリーズがクリエイターに適しています。また、ライトな画像編集や動画編集作業なら内蔵GPUで対応可能です。以下は、用途別におすすめのグラフィックボードのグレードを示した表です。
カテゴリー | おすすめGPUグレード |
---|---|
動画編集 (グラフィックボードに対応したソフトを使用する場合のみ) |
GeForce RTX 3060以上 |
フォトレタッチ、RAW現像 | 内蔵GPU |
イラスト制作 | 内蔵GPUまたはGeForce GTX 1660以上 |
DTM(音楽制作) | 内蔵GPU |
3DCG制作 | GeForce RTX 4060 Ti以上 |
ゲーム配信、実況 | GeForce RTX 3070以上 |
選択するグラフィックボードのグレードは、目的とする作業内容や使用するソフトウエア、ゲームタイトルによって異なります。高度なグラフィック処理を行う場合は、極力高性能なグラフィックボードを選択しましょう。
メモリの役割と用途別のおすすめ容量
メモリは、パソコンが処理するデータを一時的に保存するためのパーツです。メモリ容量が多いほど、より多くの作業を効率よく処理できます。クリエイティブ作業では、複数のアプリケーションを同時に動かしたり大量のデータを扱ったりするため、メモリの容量が作業効率に直結します。いくら高性能なCPUを搭載していても、メモリ容量が足りなければ十分な性能を発揮できません。以下の表は、用途別のおすすめメモリ容量を示したものです。
カテゴリー | おすすめ容量 |
---|---|
動画編集 | 16GB以上 |
フォトレタッチ、RAW現像 | 8GB以上 |
イラスト制作 | 8GB以上 |
DTM(音楽制作) | 8GB以上 |
3DCG制作 | 32GB以上 |
ゲーム配信、実況 | 16GB以上 |
8GBのメモリ容量は、特定の作業をこなす分には問題ありませんが、多様な業務を行うクリエイターの場合は不足するケースがあります。そのため、基本的に16GB以上の容量を目安にすると良いでしょう。
ストレージ(SSD・HDD)の役割と用途別のおすすめ容量
ストレージは、データやソフトウエアを長期的に保存するためのパーツです。SSD(Solid State Drive)は高速なデータアクセスが可能で、作業効率を向上させることができますが、HDD(Hard Disk Drive)に比べて価格が高めです。以下の表は、用途別のおすすめストレージ容量を示しています。
用途 | SSDおすすめ容量 | HDDおすすめ容量 |
---|---|---|
動画編集 | 1TB以上 | 2TB以上(アーカイブ用) |
フォトレタッチ、RAW現像 | 512GB以上 | 1TB以上(アーカイブ用) |
イラスト制作 | 512GB以上 | 基本不要 |
DTM(音楽制作) | 512GB以上 | 基本不要 |
3DCG制作 | 1TB以上 | 2TB以上(アーカイブ用) |
ゲーム配信、実況 | 512GB以上 | 1TB以上(アーカイブ用) |
クリエイティブ用途以外にもパソコンを使用する場合は、それらも加味して必要な容量を算出しておきましょう。
クリエイター向けパソコンはモニターの選び方にも注目
クリエイターの作業内容によっては、モニターの解像度や画面サイズ、パネルタイプなどにもこだわる必要があります。作業効率や品質に関わる部分なので、ぜひ押さえておいて下さい。
解像度の選び方(フルHD・WQHD・4K・8K)
クリエイター業務における解像度は、作業効率と品質に影響します。解像度が高いと作業領域が広がるため、効率的に作業ができます。また、細かな部分の確認にも良い影響があります。以下は、主要な解像度とその特徴です。
- フルHD(1920x1080):基本的なデザイン作業や一般的な動画編集に適している
- WQHD(2560x1440):より細かいディテールが求められる画像・動画編集やグラフィックデザインに適している
- 4K(3840x2160):高解像度の動画編集や4Kのゲーム配信、詳細なテクスチャを使う3Dモデリングで必要になる
- 8K(7680x4320):特殊なニーズ、例えば高画素の写真を等倍で確認する場合などに検討する
解像度が高い方が細かな部分まで確認できるため、WQHD以上の解像度が好ましいです。4Kの素材を扱う場合は4Kモニターを選び、8Kは特殊なニーズがある場合のみ検討します。
画面サイズの選び方
パソコンの画面サイズは、クリエイターの作業効率やクオリティに影響を与える要素です。画面サイズが大きいほど、より多くの情報を一度に表示できるため、複数のアプリケーションを同時に開いて作業する際の利便性が高まります。以下の表は、ノートパソコンとデスクトップパソコン、それぞれの主要な画面サイズと特徴をまとめたものです。
- ノートパソコンのサイズ 13〜14インチ:持ち運びに便利で、外出先での作業に適している
15〜18インチ:性能や作業効率を重視するクリエイターに適している
- デスクトップ用外付けモニターのサイズ 21〜23インチ:省スペースで使いたい場合に適している
27インチ以上:作業効率や臨場感を重視する場合に適している
作業スペースや持ち運びの有無を考慮した上で、できるだけ大きな画面サイズを選択すると良いでしょう。
パネルタイプの選び方
モニターのパネルタイプは、クリエイターの作業における色の再現性や視野角、応答速度に影響します。主なパネルタイプとその特徴は以下の通りです。
パネルタイプ | 色の再現性 | 視野角 | 応答速度 | 主な用途 |
---|---|---|---|---|
TN | 低い | 狭い | 高い | ゲームなど高速な応答速度が求められる用途 |
VA | 中〜高い | 広い | 中 | 動画視聴やゲームなど高いコントラストが求められる用途 |
IPS | 高い | 広い | 中〜高い | 画像編集や動画編集、イラスト制作など、色の正確さが重要なクリエイティブ用途 |
有機EL | 非常に高い | 非常に広い | 高い | 高度な色彩作業、プロフェッショナルレベルの画像・動画編集用途 |
クリエイター向けのモニター選びでは、作業内容に応じて適切なパネルタイプを選択することが重要です。例えば、色の再現性や視野角の広さが必要な画像編集や動画編集では、IPSや有機ELパネルが適しています。一方で、応答速度を重視するPCゲームには、TNパネルも一定のニーズがあります。
カラーマネジメントモニターも検討する
カラーマネジメントモニターは、色の再現性に特化したモニターで、色彩を正確に表示するための技術が組み込まれています。画像や動画編集、イラスト制作など、色の正確さが求められるクリエイター業務では重要な要素です。カラーマネジメントモニターは、より正確な色で編集できますが、一般的なモニターに比べて価格が高くなる傾向があります。そのため、色の再現性を重視する場合のみ購入を検討すると良いでしょう。
クリエイター向けパソコンを選ぶ際のポイント

クリエイター向けパソコンを選ぶ際のポイントは以下の通りです。
- 使い方に応じてデスクトップ・ノートを選択する
- 目的に応じてOSを選択する(Windows OS・mac OS)
- 使用ソフトやゲームの推奨スペックを確認する
- ソフトや周辺機器(マウスやペンタブなど)も合わせて予算を検討する
- 拡張性を確認しておく
- 自作や中古は避けサポートの厚い新品を購入する
- スペックをカスタマイズできるBTOパソコンを選択する
それぞれ具体的に解説します。
使い方に応じてデスクトップ・ノートを選択する
クリエイター向けパソコンを選ぶ際、作業スタイルに応じてデスクトップ型かノート型を選択しましょう。それぞれのタイプには以下のようなメリットとデメリットがあります。
デスクトップ型のメリット・デメリット
- メリット 高い拡張性とカスタマイズ性がある
ハイスペックなモデルが多い
長時間の作業に適した冷却機能を持つ
- デメリット 手軽に移動ができない
広い作業スペースが必要になる
デスクトップ型は、特に性能を重視するクリエイター業務や、複数の大型モニターを使用する場合に適しています。
次に、ノート型のメリット・デメリットです。
- メリット 優れた携帯性で場所を選ばず作業できる
ライトな用途であれば十分な性能を持つ
- デメリット 性能の面でデスクトップに劣ることがある
アップグレードや修理が難しい
ノート型は、外出先での作業やスペースが限られている環境での使用に最適です。クリエイター業務においては、画像編集やライトな動画編集など、比較的軽めの作業に適しています。これらのメリット・デメリットを考慮して、目的に合う方を選択しましょう。
使いたいソフトを起点にOSを選択する(Windows OS・mac OS)
OSとは「Operating System(オペレーティングシステム)」の略称で、パソコンの操作やソフトウエアの使用に必須の要素です。OSによって、使い勝手や対応しているソフトウエアの種類が異なります。クリエイター向けのOSではmac OSが好まれる傾向にありました。その理由は、クリエイティブ業務に適したソフトウエアが多く、直感的な操作性や安定したシステム環境を提供しているからです。
しかし、近年ではWindows OSとmac OSとの差はほとんどなくなっており、コストパフォーマンスやハードウェアの選択肢の多さではWindows OSの方が優れています。また、動画編集に特化したソフトウエア「AviUtl」や、高度な3DCG制作に使われる「3ds Max」はWindows OSにのみ対応しています。以上のことから、こだわりがない人はWindows OSを選択すると良いでしょう。
使用ソフトやゲームの推奨スペックを確認する
クリエイター向けパソコンを選ぶ際は、使用するソフトやPCゲームの推奨スペックを確認することが重要です。各ソフトやゲームの公式サイトでは、使用に最適なスペックが示されています。推奨スペックを満たしていない場合、ソフトの動作が遅くなったり、カクつきやフリーズが起こったりすることがあります。特に、高度なグラフィック処理を必要とする動画編集ソフトや3Dモデリングソフト、最新のPCゲームでは、高い性能が求められるため注意が必要です。快適な作業環境を確保するためにも、推奨スペックを満たすパソコンを購入しましょう。
ソフトや周辺機器(マウスやペンタブなど)も合わせて予算を検討する
クリエイターは、業務内容によってさまざまな周辺機器が必要になります。揃えておきたい周辺機器とその相場は以下の通りです。
- ペンタブレット: 5,000円〜10万円程度
- 高解像度モニター: 2万円〜15万円程度
- キーボード: 2,000円〜2万円程度
- マウス: 2,000円〜2万円程度
- 外付けHDD: 5,000円〜2万円程度
- ゲーミングチェア: 1万円〜5万円程度
- デュアルモニタースタンド: 5,000円〜2万円程度
価格は商品のグレードにより幅広いため、重要な物に予算を割くようにしましょう。上記以外にも業務によってさまざまな周辺機器が必要になります。予算が限られている場合は、優先順位を決めて徐々に揃えていくのもおすすめです。
拡張性を確認しておく
クリエイターは、将来的なアップグレードや作業内容の変化を考慮して、拡張性を確認しておくことも大切です。例えば、メモリの増設やストレージの換装は、作業効率を向上させることができます。豊富なインターフェースを備えていれば、多様な周辺機器を接続できるでしょう。デスクトップパソコン、特にタワー型は内部スペースが広く、多くの拡張スロットを備えているため拡張性が高いです。一方、スリム型や一体型はそのコンパクトさから拡張性に限りがあります。ノートパソコンはさらに拡張性が低くなります。メモリなどを換装・増設できるモデルはあるものの、CPUやグラフィックボードは基本換装できないと認識しておくと良いでしょう。
自作や中古は避けサポートの厚い新品を購入する
自作パソコンや中古品の購入は、初期コストを抑えることができますが、保証の短さやパーツの劣化といったリスクが伴うためおすすめできません。新品のパソコンを購入すると、高い性能や長期の保証期間が得られます。万が一の際にもサポートを受けられるため安心です。クリエイター業務では、性能の高さに加え信頼性とサポート体制も重要なので、新品のパソコンを購入しましょう。
スペックをカスタマイズできるBTOパソコンを選択する
BTO(Build to Order)パソコンは、CPUやメモリなどのスペックをカスタマイズできるパソコンです。これにより、必要な性能を過不足なく選択でき、コストパフォーマンスを最大化できます。クリエイターの場合、使用するソフトウエアや作業内容に最適化した構成を選ぶことで、効率的な作業環境を構築できます。また、受注生産であることや固定費を削減していることから、比較的安く販売されていることも魅力です。
クリエイターにおすすめ!NECのハイスペックパソコン

ここからは、NECが販売するおすすめBTOパソコンをご紹介します。
高速SSD搭載の「LAVIE Direct N16(R)」

LAVIE Direct N16は、高性能CPU AMD Ryzen 7000シリーズを搭載したノートパソコンです。高速アクセスに対応したPCleのSSDも搭載しており、素早いソフトウエアの起動を実現してくれます。リアルなサウンドを楽しめる「ヤマハ製のAudioEngine」を搭載しており、音声の確認がしやすいのも魅力です。USBタイプCやHDMI端子も備えており、拡張性にも優れています。ライトなクリエイティブ作業を行う人におすすめのモデルです。
OS | Windows 11 (Home/Pro) |
---|---|
CPU | AMD Ryzen(3 7335U/5 7535U/7 7735U) |
グラフィックボード(GPU) | AMD Radeon 680M グラフィックス(プロセッサに内蔵) AMD Radeon 660M グラフィックス(プロセッサに内蔵) |
メモリ | 8〜32GB |
ストレージ(SSD) | 256GB〜2TB |
ディスプレイ | 16.0型ワイド スーパーシャインビューLED IPS液晶(広視野角)(WUXGA) |
外部インターフェイス | ・USB Type-C × 1 ・USB Type-A × 2 ・HDMI × 1 ・LAN × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
重量 | 2.1kg |
ハイエンドノート「LAVIE NEXTREME Infinity」

LAVIE NEXTREME Infinity は、ハイスペックで使いやすいLAVIEノート史上最高峰のパソコンです。パワフルなCPUとグラフィックボードを搭載しており、クリエイターの作業をサポートしてくれます。ディスプレイには、16.0型 WQUXGA(3840×2400)有機ELを採用。引き締まった黒や鮮やかな色彩を表現できます。色にこだわるクリエイターにおすすめのモデルです。
OS | Windows 11 (Home/Pro) |
---|---|
CPU | Intel Core (i9-13900H/ i7-13700H/i5-13500H) |
グラフィックボード(GPU) | Intel Arc A570M |
メモリ | 16〜64GB |
ストレージ(SSD) | 512GB〜2TB |
ディスプレイ | 16.0型ワイド スーパーシャインビューLED IPS液晶(広視野角)(WUXGA) |
外部インターフェイス | ・USB Type-C × 1(Display Port出力機能付き) ・USB Type-A × 2 ・HDMI × 1 ・LAN × 1 ・SDカードスロット × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
画面サイズ | 16.0型ワイド スーパーシャインビュー 有機ELディスプレイ (高輝度、高色純度、広視野角、高速応答)(WQUXGA: 3840×2400) |
重量 | 2.5kg |
スリムでコンパクト「LAVIE Direct DT Slim」

LAVIE Direct DT Slimは、第13世代のIntelプロセッサーを搭載した使いやすいデスクトップパソコンです。パソコン本体が非常にコンパクトで自由に設置できます。「ディスプレイマウント・ブラケット」や「光学ドライブ」を選択すると、ディスプレイ背面に本体を取り付け、さらに省スペースに使用可能です。ディスプレイには、23.8型/24型のノングレア液晶を採用。ブルーライト低減機能やフリッカーフリー設計が採用されています。据え置きでライトなクリエイティブ作業をしたい人におすすめのパソコンです。
OS | Windows 11 (Home/Pro) |
---|---|
CPU | Intel Core ( i7-13700T/i5-13500T/i3-13100T) |
グラフィックボード(GPU) | Aインテル UHD グラフィックス 770/730 ※Core i3のみ(プロセッサーに内蔵) |
メモリ | 8〜32GB |
ストレージ(SSD) | 256GB〜2TB |
外部インターフェイス | ・USB Type-C × 1(Display Port出力機能付き) ・USB Type-A × 6 ・HDMI × 1 ・DisplayPort×1 ・LAN × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
画面サイズ | ・23.8型ワイド フルHD IPS液晶 ・24型 フルHD 液晶ディスプレイ |
サイズ(幅×高さ×奥行) | 34.5×182.9×179(mm) |
クリエイター向けパソコンは作業内容に合ったスペックを選ぼう
クリエイター向けパソコンは、高いスペックが求められる上に、作業内容を考慮して最適な構成を組む必要があります。本記事で紹介したスペックや選び方のポイントを参考に、最適なモデルを検討してみて下さい。スペックを細かくカスタマイズしたい人は、BTOパソコンの購入をおすすめします。NECでは、クリエイター業務にも対応できるBTOパソコンを販売しています。品質管理にこだわった国内生産のパソコンを取り揃えているので、ぜひ公式サイトをチェックしてみて下さい。
NEC LAVIE公式サイトはこちら