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パソコン捨て方大全
6つの処分の方法をわかりやすく解説
2023.11.01(WED)
2023.11.01(WED)
もう使わなくなったパソコンは、そのまま粗大ゴミとしては捨てられません。パソコンにはレアメタルと呼ばれる有用な金属が含まれていて、有効活用するためにリサイクルするよう法律で定められているのです。
この記事では捨てる前にやっておくべきこと、正しい捨て方、データの消去方法など、パソコンの処分について詳しく解説します。
パソコンをそのまま捨てるのはNG!
パソコンは、そのままゴミとして捨てるのは厳禁です。パソコンのなかには希少な金属などがあり、それを有効活用するためにリサイクルが義務づけられているためです。また、パソコンのなかのデータが流出するリスクもあります。どうしてパソコンをそのまま捨ててはいけないのか、その理由を説明します。
リサイクル必須!パソコンはゴミとして廃棄できない
パソコンはただのゴミとして捨てることはできません。なぜなら、パソコンは「使用済小型家電電子機器等の再資源化の促進に関する法律(小型家電リサイクル法)」の対象になっているためです。この法律は、電子機器の適切な処理とリサイクルを促進するために制定されました。つまり、パソコンを処分するときは、リサイクルのための適切な手続きが必要です。
また、パソコンには重要な情報や個人データが含まれていることが多いため、それらを適切に消去したうえで処分しなくてはなりません。勝手に廃棄すると、パソコンで使われている貴重なレアメタルを、リサイクルすることなく破棄してしまうことにもなります。そのためパソコンは、適切な方法で処分することが求められています。
ゴミとして捨てられる周辺機器
パソコンやディスプレイは小型家電リサイクル法の対象となり、特別な手続きをしなければ処分できません。しかし、それらと一緒に使われる周辺機器には、そのような制約がないものもあります。
たとえば、プリンターやスキャナー、キーボードやマウスなどは、ふだんのゴミや粗大ゴミとして処分することが可能です。しかし、自治体によってはこれらの周辺機器も特別な処理を必要とする場合があるため、具体的な捨て方は自治体のルールを調べておきましょう。
また、これらの機器もパソコンと同様に、個人情報が含まれていることがあります。捨てる前にデータの消去を確認しましょう。特にプリンターは内部にプリントデータが保存されていることがあるので注意が必要です。
分解しても使えるパーツは意外とない
パソコンを分解して部品を取り出すことは、エコに思えるかもしれません。しかし、現実的には、それほど有効ではないことが多いです。
なぜなら、パソコンのパーツは進化が早く、古いパーツを新しいパソコンに使うことがほとんどできないためです。また、パーツの互換性も問題になります。たとえば、マザーボードとCPU、メモリなどは、規格に合わせて選ぶ必要があるため、古いパーツを新しいマザーボードに取りつけられないことがあるのです。
さらに、パソコンを分解するときには、知識と技術が必要になります。誤った方法で分解すると、機器を壊すだけでなく、ケガをするおそれもあります。
悪質な回収業者には注意!
パソコンの処分を考えたとき、何も知らずにトラックで巡回している回収業者に頼むと、思わぬトラブルに遭うことがあります。回収業者のなかには「無料で回収します」といいつつ、あとから費用を請求するような悪質な業者もいるのです。
たとえば、集荷のときに「特殊な処理が必要だ」と理由をつけて追加料金を要求したり、「リサイクル料金」や「処理費用」をあとから請求したりすることがあります。なかには、データが完全に消去されていないパソコンを不適切に処分し、情報漏洩の原因になるケースもあります。
こういったトラブルを避けるには、自分で手配するのが一番安心です。パソコンを処分するときは、公的なリサイクル業者や信頼性の高い専門の業者に依頼しましょう。
パソコンを捨てるときの注意点
パソコンを捨てるときは、注意すべきポイントがいくつかあります。適切にリサイクルしたり、個人情報の漏洩を防いだりするために、必ずチェックしてください。不適切な方法で処分をしてしまうと、重大な問題を引き起こすおそれがあります。
PCリサイクルマークをチェック
パソコンを捨てる前に、まずパソコンにPCリサイクルマークがついているかどうかを確認しましょう。PCリサイクルマークがついているということは、購入時にリサイクル費用がすでに支払っているということです。つまり、そのパソコンの処分に追加の費用を支払う必要はありません。PCリサイクルマークは、パソコンの背面や底面に記載されています。もし見つけられないときは、取扱説明書などをチェックして探してください。基本的にここ10年以内に購入したパソコンであれば、PCリサイクルマークがついているはずです。
デスクトップパソコンとノートパソコンの捨て方の違い
デスクトップパソコンとノートパソコンでは、捨て方に違いがあります。デスクトップパソコンを処分するときには、本体と一緒にキーボードやマウスなどの付属品も一緒に処分できます。ただし、ディスプレイは、一緒には処分できないので注意が必要です。ディスプレイもリサイクルには、別途費用がかかるのです。ただし、ディスプレイもここ10年以内に購入したものであれば、PCリサイクルマークがついているので費用がかからないことが多いです。ノートパソコンの場合は、本体をまるごと処分できます。
パソコンを売るなら必ず動作チェック
フリマアプリなどでパソコンを売却する場合は、必ず売りに出す前に動作チェックを行いましょう。もし動作しなければ、購入者からクレームがきてしまいます。商品の説明に「ノークレーム・ノーリターン」と記載していたとしても、まったく動作しない場合は、トラブルの原因になります。購入者から低評価を受けると、今後の売買に影響するかもしれません。動作確認ができない場合は、「ジャンク品」のように部品取り用のものとして格安で売り出すのが無難です。
仕事で使ったパソコンは正規の処分方法で
仕事で使ったパソコンを処分するときには、リサイクルショップやフリマアプリで売却せずに、正規の処分方法を利用しましょう。仕事で使用したパソコンには、個人情報やビジネスの重要なデータが含まれている可能性があるためです。もし不適切な方法で処分してしまうと、第三者にデータが流出し、その情報が悪用されるリスクがあります。もし情報の流出があったとき、企業の信頼を大きく損ねることにもなりかねません。最悪の事態を考えて、パソコンメーカーを通じた、正規の方法で処分しましょう。
タブレット、スマホを処分する方法
タブレットやスマホの処分方法は、パソコンとは少し違います。小型家電リサイクル法の対象ではないため、タブレットやスマホの処分方法は自治体によって異なるのです。ゴミとして処分できることもあるため、まずは自分の住んでいる地域のゴミ分別ルールをチェックしてください。携帯電話ショップによっては、古いスマホやタブレットを回収してくれるところもあります。スマホなら買い替えるときに、下取りへ出すのもよいでしょう。
パソコンの正しい捨て方・処分方法
法律でリサイクルを義務づけられているため、パソコンには法律に則った正しい捨て方、処分方法があります。正しい捨て方でパソコンを処分することで、希少な金属をリサイクルできるだけでなく、個人情報の保護も実現します。
基本はパソコンメーカーに回収してもらう
パソコンの捨て方としてもっとも確実で手間のかからない方法が、製造したメーカーに改修を依頼することです。どのように処分するのか不明瞭な回収業者に依頼するより、適切な方法でリサイクル、処分されることが期待できます。また、メーカーの回収サービスを利用すると、パソコンに記録された個人情報も適切に消去されるという安心感もあります。データの流出を防ぐためにも、メーカーの回収サービスを利用してください。パソコンを購入したときにメーカーへリサイクル費用も支払い済みのため、追加の費用がかからないことが一般的です。回収をメーカーに依頼する手続きや方法などは、各メーカーのWebサイトで詳しく解説されています。処分方法に迷ったら、まずは所有するパソコンのメーカーに問い合わせてください。
パソコン回収業者に依頼する
パソコンを捨てるもうひとつの方法が、専門の回収業者へ依頼する方法があります。所有するパソコンのメーカーが倒産していたり、日本から撤退していたりするときは、専門の回収業者へ依頼しましょう。パソコン3R推進協会へ依頼すれば、PCリサイクルマークのついているパソコンを無償で回収しています。回収そのものは郵便局が行っており、自宅まで引き取りに行くか、自分で郵便局まで持って行きます。ただし、パソコン内に記録されているデータは、自分で消去する必要があります。回収業者を利用するときは、許可を持つ信頼性のある業者であることを確認しましょう。不適切な処理を行う業者もいるため、インターネットで評判や口コミをチェックすることも重要です。
自治体の回収ボックスで廃棄
自治体が設置している回収ボックスで、パソコンを廃棄する方法もあります。これは自治体が環境保全やリサイクルの観点から、電子機器の適切な廃棄を促進するために設けているものです。主に公共施設などに設置されていることが多いです。ただし、回収ボックスは、すべての自治体に設置されているわけではありません。自治体のWebサイトなどで確認しておきましょう。また、回収ボックスに入れられるサイズなど、自治体によってルールが決まっていることもあるので、事前に確認しておくことが大切です。パソコンのデータ消去は自分で消去する必要があります。回収ボックスでパソコンを廃棄する前に、ストレージをフォーマットするなどして、しっかりとデータを消去しておきましょう。
パソコンメーカーや販売店の下取りに出す
パソコンを処分するもうひとつの選択肢として、パソコンメーカーや家電量販店の下取りサービスがあります。下取りサービスは、手持ちのパソコンをパソコンメーカーや家電量販店が買い取り、新しいパソコンの購入資金として使えるというものです。古いパソコンを手放すだけでなく、新しいパソコンを購入する資金にできるため、買い替えを検討している人にはお得なサービスといえるでしょう。ただし、すべてのパソコンが下取りの対象になるとは限りません。たとえば、パソコンメーカーの下取りであれば同じメーカーのパソコンだけが対象だったり、古過ぎるパソコンは対象外だったりします。それでも単に捨ててしまうよりは、お得に処分できるため、まずは対象になっているかどうか確認してみましょう。
リサイクルショップに売却する
リサイクルショップへパソコンを売却するのもよいでしょう。まだ、発売してそれほど経っていないパソコンであれば、リサイクルショップで高く買い取ってもらえる可能性があります。ただし、リサイクルショップはパソコン専門店とは違い、データの消去といった手間をかけてくれないおそれがあります。そのため、リサイクルショップで売却する前に、ストレージをフォーマットするなどして、データを消去しておきましょう。リサイクルショップは買い取ったパソコンを、再販売することで利益を出しています。そのため、売れやすいパソコンである必要があります。まだ新しく、かつ有名メーカーのパソコンが求められるでしょう。まずは買取価格を確かめてから、売却を検討してください。
フリマやオークションで販売する
いらなくなったものを、フリマアプリで売り出す人が増えています。スマートフォンだけで撮影、商品説明の執筆、出品まですべてできてしまう手軽さが魅力です。レポートや卒業論文を書くなど、ごく短い期間だけパソコンを必要としている人もいるので、多少古くても安ければ売却できるかもしれません。フリマアプリでパソコンを売るときの注意点は、ストレージのデータをすべて消去することです。もし個人情報が残っていたら、悪用されてしまうおそれがあります。また、個人間売買なので商品説明と実際の品物にギャップがあると、クレームや低評価の原因となります。売れやすいように、と欠点を隠して売り出すのは禁物です。クレームは個人間での解決が基本のため、くれぐれも注意しましょう。また、パソコンは性秘密機器のため、発送のときにていねいに梱包する必要もあります。
パソコンを捨てる前、売る前にやっておくこと
パソコンを処分する前には、いくつかの準備することがあります。どういった準備をするのかを把握しておけば、問題なくスムーズにパソコンを処分できるでしょう。パソコンを処分する前にやっておくべきことを紹介します。
新しいパソコンにデータを移す
パソコンを処分するのにあたって必ずやっておくべき作業が、データを新しいパソコンへ移すことです。写真や音楽、動画、書類など、対象となるデータはさまざまです。パソコンを処分してしまうと、パソコンに残っていたデータはもう取り戻せません。家族との写真や仕事などで使っていたデータなど、失われると取り返しのつかないものは少なくありません。くれぐれもパソコンに大事なデータがないか、くまなくチェックしておきましょう。
パソコンのデータを移す方法
パソコンのデータを移す方法として、もっとも手っ取り早いのが、USBメモリや外付けストレージなどを使ってデータをコピーすることです。USBメモリや外付けストレージをパソコンに接続して、データを移すだけです。あとは新しいパソコンへ接続して、USBメモリや外付けストレージからパソコンへデータをコピーすれば完了です。クラウドストレージを使ったデータの移行も簡単です。インターネット経由でデータを移すため、周辺機器を購入する必要がないのがメリットです。GoogleドライブやOneDriveなどのクラウドストレージにデータをアップロードし、新しいパソコンでダウンロードすれば完了です。大量のデータを移行するのに時間がかかるのと、大きなファイルだとアップロードできないという欠点があります。データ移行ソフトを利用するのもおすすめです。パソコンによってはメーカー専用のソフトが用意されていることもあります。LAN経由やインターネット経由でパソコンを接続するもの、パソコンを直接接続するものなど、さまざまなタイプがあります。ちなみに、インストールしたソフトは、基本的に新しいパソコンへ移せません。再インストールをしましょう。
完全にデータ消去・初期化する
パソコンを処分する前には個人情報などの流出を防ぐため、ストレージなどから完全にデータを消去する必要があります。完全に消去するには、いくつかの注意点が必要です。なぜなら、データを復旧させるソフトを使うと、消去したデータをもとに戻せてしまうのです。ソフトを使っても復旧されないように、データを削除しなくてはなりません。どのようにしてデータを完全に消去、初期化できるのかを解説します。ちなみに、パソコンをメーカーに引き取ってもらうときには、この手順は必要ありません。
データを消去・初期化する方法
もっとも一般的な方法は、Windowsの機能を使って、ストレージを初期化することです。フォーマットをするとデータはすべて消え、パソコンを購入した初期状態に戻せます。
Windows 10
1.タスクバーのメニューボタンを右クリック
2.メニューの「設定」をクリック
3.「更新とセキュリティ」をクリック
4.「回復」の「このPCを初期状態に戻す」の「開始する」をクリック
Windows 11
1.タスクバーのメニューボタンを右クリック
2.メニューの「設定」をクリック
3.「システム」の「回復」をクリック
4.「このPCをリセット」の「PCをリセットする」をクリック
ただし、この方法では専門的なソフトでデータを復元できるため、より確実にデータを消去するのであれば、データ消去ソフトを使用します。こういったソフトを使用すると、ストレージを無意味なデータで何度も上書きしたうえで消去します。ここまでやるとデータ復旧ソフトを使っても、データが何度も上書きされてしまっているため、復旧させることは困難です。
不安ならハードディスクを破壊
パソコンからデータを消去したつもりでも、実際には一部のデータが残ってしまうことがあります。特にハードディスクの場合、高度な技術を持った人であれば、消去したデータを復元することが可能です。パソコンに重要な個人情報や企業情報などを保管している場合は、単にデータを消去するだけでなく、より確実な方法を検討する必要があります。確実な方法のひとつが、ストレージを物理的に破壊することです。ストレージを物理的に破壊すれば、データを取り出すことはほぼ不可能になります。ただし、この方法でデータを消去すると、ストレージそのものが使えなくなります。ストレージの破壊方法として一般的なものは、ストレージをハンマーで物理的に叩く、ドリルで穴を開けるなどです。ただし、危険な方法のため、ケガをしないように万全の対策で臨みましょう。業者に破壊を依頼すると、専門の器具を使って破壊してくれます。
新しいパソコンはNEC Directで!
パソコンを処分して新しいパソコンを購入するなら、NEC Directがおすすめです。ベースとなるパソコンを選んだあとは、自分の好みにCPUやメモリなどを変更するなどのカスタマイズができます。パソコンを買い替えるのであれば、長く使える一台にしましょう。
LAVIE Direct N15 Slim
LAVIE Direct N15 Slimは書類を作成したり動画を視聴したりと仕事やエンターテインメントまで幅広く対応できる、やや大きめの15.6型ワイドディスプレイが特徴です。しかも狭額縁でフレームが目立たないため、ユーザーの映像体験をじゃましません。幅広く誰にでも使いやすい、おすすめの一台です。
CPUはインテル® U300、インテル® Core™ i3~Core™ i7、メモリは8GBまたは16GBと幅広く選択可能です。自分の用途に合わせて、最適なスペックのパソコンへカスタマイズできます。
LAVIE Direct N13
どこへ行くにもパソコンを持って行きたい人には、コンパクトなモバイルノートパソコンのLAVIE Direct N13がおすすめです。メタリックライトブルー、ネイビーブルーといったパソコンらしくないカラーも、ビジネスっぽさを感じさせません。お気に入りの文房具のように、どこへでも持ち運べるでしょう。
13.3型ワイドディスプレイとコンパクトサイズながら、高性能なのもポイントです。CPUはインテル® Core™ i3~Core™ i7、メモリは8GB~32GBと十分過ぎる性能を備えているため、幅広い用途に対応できるでしょう。
LAVIE Direct A23
一体型パソコンのLAVIE Direct A23は、デスクまわりをすっきりさせたい人にぴったりです。パソコン本体とディスプレイが一体になっているうえに、ワイヤレスキーボードとマウスなので、ケーブル類を最小限に抑えられます。しかも23.8型ワイドの大画面で作業が行えます。パソコンを持ち運ぶ必要がないのなら、一体型パソコンはぜひ検討してほしい選択肢です。
さらにLAVIE Direct A23は、TVチューナーを搭載することも可能です。テレビとパソコンをひとつにまとめられるため、電化製品を減らしてお部屋まですっきりさせることもできます。
アウトレットセールでパソコンを格安で買い替え!
安くパソコンを買いたい人には、アウトレットセールもおすすめです。NEC Directのパソコンを通常よりも格安で購入できるのがポイントです。販売しているパソコンはときどき入れ替わっていますので、こまめなチェックがおすすめです。特に目玉の人気パソコンは、すぐに売り切れてしまうので要注意です。価格の安いパソコンを購入するときは、CPUとメモリに注目しましょう。CPUの性能がよくメモリ容量が多ければ、それだけ長く使えるパソコンになります。スペックを細かくチェックして、安くて長く使えるパソコンを見つけ出してください。