2-in-1パソコンとは?
メリット・デメリットや選び方のポイントを解説
2026.02.17(TUE)
2026.02.17(TUE)
2-in-1パソコンは、ノートパソコンとタブレットの機能を1台で実現できる革新的なデバイスです。キーボードでの効率的な文書作成と、タッチ操作での直感的な操作を使い分けられる点がメリットです。一方、通常のノートパソコンと比べて性能面での制約や耐久性への不安などのデメリットも存在します。購入時には、用途を明確にした上でCPU・メモリ・ストレージや画面サイズ、バッテリー駆動時間などのスペックを確認することが重要です。
この記事では、2-in-1パソコンの基本的な仕組みから種類・メリット・デメリット・スペック選択の17のチェックポイントなど、自分に合う2-in-1パソコンを購入するために必要な情報をまとめてお伝えします。
2-in-1パソコンとは?
2-in-1パソコンは、ノートパソコンとタブレットの機能を1台で実現するデバイスです。従来のノートパソコンのようにキーボードでの文書作成や表計算ソフトの操作ができる上、タブレットモードではタッチ操作で直感的な操作が行えます。画面を折りたたんだり分離させたりすることで、用途に応じて使い方を変更できるのも特徴です。ビジネスシーンでのプレゼンテーションやレポート作成から、プライベートでの動画視聴やWebブラウジングまで幅広い場面で活用できます。1台で複数の役割を果たすため、持ち運ぶ機器を減らせる点も魅力です。
2-in-1パソコンの種類
2-in-1パソコンには、セパレートタイプとコンバーチブルタイプの2種類があります。ここでは、それぞれの特徴と違いについて解説します。
分離できる「セパレートタイプ」
セパレートタイプは、キーボード部分とディスプレイ部分が完全に分離できる構造になっています。磁石やコネクタで接続されており、必要に応じて画面部分だけを取り外してタブレットとして使用できるのが特徴です。分離した状態はタブレットのように軽量なので、片手での操作や持ち運びが楽になります。キーボード部分にバッテリーが搭載されているモデルであれば、分離した状態でもキーボードを利用できます。ただし、分離した際にキーボード部分を紛失するリスクがあるため、管理には注意が必要です。
360度回転する「コンバーチブルタイプ」
コンバーチブルタイプは、ヒンジ部分が360度回転してディスプレイを背面まで折り返せる構造です。画面を完全に反転させることで、キーボードが背面に隠れてタブレットモードになります。キーボードとディスプレイが常に一体化しているため、セパレートタイプとは異なり紛失の心配がありません。また、途中の角度で固定すればキーボード部分がスタンドとして機能し、動画視聴に便利なスタンドモードでの使用も可能です。反転させる機会が多いため、可動部であるヒンジ部分の耐久性が重要になります。
2-in-1パソコンのメリット
2-in-1パソコンのメリットは、以下の通りです。
- ノートパソコン・タブレットどちらの機能も備えている
- 色々なモードで使用できる
- 持ち運びや外出先での作業がしやすい
各メリットについて詳しく解説します。
ノートパソコン・タブレットどちらの機能も備えている
2-in-1パソコンは、キーボード入力による高効率な文書作成とタッチによる直感的な操作を両立できる点が魅力です。例えば、Excelでのデータ入力はキーボードで行い、プレゼンテーション中はタッチ操作でスライドを切り替えるといった使い分けができます。Webブラウジング・動画視聴なども、タッチ操作にすると便利でしょう。また、スタイラスペンを使った手書き入力にも対応しており、メモ書きやイラスト作成も可能です。アプリの種類や用途に応じて入力方法を選択できるため、作業効率の向上も期待できます。
色々なモードで使用できる
コンバーチブルタイプの2-in-1パソコンは、使用スタイルに合わせてさまざまなモードに変形できます。主なモードは以下の通りです。
- ノートパソコンモード:ノートパソコンと同じスタイルで使用できる。文書作成や表計算などの作業がしやすい
- テントモード:ディスプレイを反対に向けて使用。プレゼンテーションに使いやすい
- スタンドモード:キーボード部分をスタンドとして使用。タッチ操作でのお絵描きや手書きメモ、動画視聴に使いやすい
- タブレットモード:キーボードを360度回転させて使用。Webブラウジングや電子書籍の読書におすすめ
場面に応じてモードを切り替えることで、快適に作業できます。
持ち運びや外出先での作業がしやすい
2-in-1パソコンは、複数のデバイスを持ち歩く必要がないため荷物の軽減につながります。従来であればノートパソコンとタブレットを別々に携帯していた場面でも、1台で対応可能です。また、薄型・軽量設計のモデルが多く、ビジネスバッグやバックパックに入れて持ち運んでも負担になりません。さらに、外出先でのカフェ作業時にはノートパソコンモード、電車内での資料確認時にはタブレットモードと使い分けができるため、場所や状況に応じた最適な作業スタイルを実現できます。営業職や出張の多いビジネスパーソンにとって、機動性の高さは重要なメリットでしょう。
2-in-1パソコンのデメリット
2-in-1パソコンのデメリットは、以下の通りです。
- ノートパソコンより性能が劣ることが多い
- 耐久性に不安がある
- モバイルパソコンより安定感に欠ける
- タブレットより厚くて重い傾向がある
それぞれ具体的に解説します。
ノートパソコンより性能が劣ることが多い
2-in-1パソコンは、薄型化を優先するため処理能力に制限が生じるケースが多くなります。高性能なCPUやグラフィックボードを搭載したモデルは比較的少なく、エントリー~ミドルクラスのモデルが主流です。また、冷却ファンのサイズや配置に制約があることもあり、高負荷時のパフォーマンス低下が起きやすい点もデメリットといえます。
メモリやストレージの容量も、通常のノートパソコンと比べて少ないモデルが目立ちます。例えば、動画編集や画像処理といった重い作業では、処理速度の遅さを実感する場面が出てくるでしょう。製品の特性上、持ち運びやすさを重視するユーザーが多いため、ハイスペックモデルの需要が限定的であることも性能面での制約につながっていると考えられます。
耐久性に不安がある
2-in-1パソコンは、ヒンジ部分の構造が複雑なので、一般的なノートパソコンより故障リスクが高い傾向があります。画面とキーボードの接続部分であるヒンジに負荷が集中しやすく、頻繁な角度調整により劣化が進行しやすいのが実情です。セパレートタイプであればコネクタ部分の摩耗や接触不良が発生する可能性があり、接続の不安定さにつながります。可動部分が多い設計のため、耐久性は十分に確認する必要があります。購入時には、保証期間や修理対応について事前に確認しておきましょう。
モバイルパソコンより安定感に欠ける
2-in-1パソコンは、ノートパソコンより膝上での使用時にバランスが取りにくいデメリットもあります。画面部分の重量が重いため重心が不安定になり、タイピング時に本体が揺れやすくなります。電車やソファなど不安定な場所での使用は本体が転倒するリスクも高まり、作業効率の低下や機器の破損につながるため注意が必要です。従来のクラムシェル型ノートパソコンと比較すると、使用場所の制約を受けやすいデバイスといえます。
タブレットより厚くて重い傾向がある
2-in-1パソコンは、キーボード機能を搭載するため純粋なタブレットより厚みが増す構造になっています。バッテリーや接続機構の搭載により重量も増加し、長時間の手持ち使用では疲れやすくなるでしょう。重いため片手での使用は難しく、両手での利用が基本となります。例えば、電子書籍の読書や動画視聴を長時間行う際には、腕への負担が蓄積されやすいでしょう。純粋なタブレットと比較すると携帯性に劣る面があるため、タブレット機能を重視する場合は改めて2-in-1パソコンの必要性を検討してみましょう。
2-in-1パソコンはどんな使い方が向いてる?
2-in-1パソコンに向いている使い方は、以下の通りです。
- 移動中・外出先での軽い作業
- イラスト・マンガの制作
- 自宅の共用デバイス
各用途について詳細に解説します。
移動中・外出先での軽い作業
2-in-1パソコンは、タッチ操作にも対応できるため移動中や外出先などさまざまな環境で活用できます。例えば、電車内や空港でのメール確認・ドキュメント編集から、カフェや図書館での資料作成・プレゼンテーション準備まで幅広い作業に対応可能です。営業先でのプレゼンテーション実施やデモンストレーション時には、画面を相手に向けられるテントモードが重宝します。また、旅行先での写真整理やSNS投稿などの軽作業にも便利で、1台で多彩な用途をこなせる点が魅力です。狭いスペースでも使いやすく、場所を選ばない柔軟性が外出時の生産性向上につながるでしょう。
イラスト・マンガの制作
2-in-1パソコンは、スタイラスペンを使用することで自然な描画ができます。筆圧感知機能や傾き検知機能が搭載されたモデルであれば、線の太さや濃淡を繊細に表現できるのも魅力です。画面を直接見ながら描けるため、液晶タブレットとしての役割も果たし、イラストやマンガ制作をサポートします。Adobe PhotoshopやCLIP STUDIO PAINTなどの専門ソフトウエアと組み合わせると、本格的なデジタルアート制作も可能です。持ち運びやすさとクリエイティブ機能を両立できるため、カフェやコワーキングスペースでの制作作業にも適しています。
自宅の共用デバイス
2-in-1パソコンは、家族全員が異なる用途で使い分けできる共用デバイスとして優れています。子どもの学習用タブレットと大人の作業用パソコンを兼用でき、教育アプリでの勉強やMicrosoft Officeでの文書作成などに対応できます。例えば、リビングでの動画視聴・Webブラウジングから書斎での本格的な作業まで、1台で家庭内のさまざまなニーズを満たせるのが魅力です。設置場所を選ばずキッチン・寝室・ダイニングなど各部屋で使用でき、家族のライフスタイルに合わせて柔軟に使用できます。複数のデバイスを購入する必要がなく、コストパフォーマンスの面でもメリットがあるでしょう。
2-in-1パソコンをより便利にする活用方法
2-in-1パソコンは、ノートパソコンのセカンドモニタ―に使ったり、スタンドを使ってデスクトップのように使ったりなど、より便利に活用できる方法があります。ここでは、それぞれの方法について詳しく解説します。
ノートパソコンのセカンドモニターとして使う
2-in-1パソコンは、メインのノートパソコンと接続してデュアルディスプレイ環境を構築できます。片方の画面で資料を表示しながら別画面で文書作成や表計算を行うことで、作業効率の向上が可能です。また、プレゼンテーション時には発表者用ディスプレイとして活用でき、画面を確認しながらスムーズに進行できます。さらに、マルチタスク作業での作業領域の拡張にもつながり、複数のアプリを同時に使用する際の生産性向上も期待できます。
スタンドを使ってデスクトップ感覚で使う
2-in-1パソコンは、専用スタンドや汎用スタンドを使用することでより自然な体勢で作業できます。セパレートタイプであればディスプレイ部分だけをスタンドに設置し、快適な視線の高さで画面を確認できます。コンバーチブルタイプの場合は、外付けキーボードやマウスとの組み合わせによりデスクトップパソコンのように使用できるでしょう。使いやすい周辺機器を組み合わせられるのも魅力です。長時間作業時の姿勢改善や目線の高さ調整ができるため、首や肩への負担軽減効果も期待できます。
2-in-1パソコンの価格相場
2-in-1パソコンの価格相場は、性能と機能により大きく異なります。Windows OS搭載モデルでは、エントリーモデルは5万円代から9万円程度で、CPUはIntelのCeleronやN100、メモリは4~8GB程度を搭載した製品が中心です。ミドルレンジモデルは10万円から20万円程度で、Intel® Core™ i5/i7や、8~16GBメモリを搭載し、ビジネス用途に適した性能を持ちます。ハイエンドモデルは20万円以上となり、Intel® Core™ Ultraシリーズや16~32GBメモリなどの高性能パーツを搭載しています。Chrome OS搭載モデルは、3万~7万円程度でエントリークラスの性能を持つモデルが中心です。
2-in-1パソコンのスペックはどう選ぶ?17のチェックポイントを解説
2-in-1パソコンを選ぶ時にチェックすべきポイントは、以下の通りです。
- OS
- CPUのグレード
- メモリの容量
- ストレージの種類と容量
- 画面サイズ
- 解像度
- 画面の種類
- バッテリー駆動時間
- インターフェースの充実度
- 耐久性
- Microsoft Office付き
- カメラの画質
- 防水機能の有無
- USB PDの対応
- 生体認証機能の有無
- スタイラスペンの対応と性能
- GPS・センサー類の搭載
各ポイントの役割や選び方について解説します。
1|OS(Windows・Chrome)
2-in-1パソコンのOSは、主にWindows OSとChrome OSから選択できます。Windows OSは対応ソフトウエアの多さが魅力で、Microsoft Officeから専門的なクリエイティブソフトまで幅広く対応します。Windows OSにはHomeとProがあり、Proはセキュリティや管理機能に優れたビジネス用OSです。
Chrome OSは軽快な動作とクラウド連携、起動の速さに強みを持っています。仕事に使う人や多様な用途で活用したい人には、汎用性が高く選択肢の多いWindows OSがおすすめです。Webブラウジングや軽作業が中心であればChrome OSでも十分対応できるでしょう。
2|CPUのグレード
CPUは2-in-1パソコンの処理を司る頭脳として機能し、データ処理の速度を決める重要なパーツです。2-in-1パソコンで採用される主要なCPUメーカーは以下の通りです。
- Intel
- AMD
- Qualcomm など
Intelを例にしたCPUグレードと推奨用途は次の通りです。
| グレード | 推奨用途 |
|---|---|
| Celeron/プロセッサーN100 | Webブラウジング・動画視聴 など |
| Core™ i3 | Microsoft Officeを使った文書作成・軽い表計算 など |
| Core™ i5/Core Ultra™ 5 | ビジネス用途全般・軽い動画編集 など |
| Core™ i7/Core Ultra™ 7 | 高度なクリエイティブ作業・マルチタスク など |
高性能なCPUほど処理性能は高くなりますが、バッテリー消費は多くなる傾向があります。また、ソフトウエアの進化により要求スペックは高くなっていくため、必要最低限より上のグレードを選択することをおすすめします。
3|メモリの容量(4GB・8GB・16GB以上)
メモリは、CPUが処理するデータを一時的に保存する作業領域の役割を果たすパーツです。メモリ容量が多いほどマルチタスク性能が向上し、複数のアプリを同時に起動してもスムーズに動作します。主なメモリ容量は4GB・8GB・16GB・32GBに分かれ、以下のように、用途に応じた選択が重要です。
- Webブラウジングや動画視聴などは4GB
- 文書作成などの軽作業であれば8GB
- ビジネス用途全般やクリエイティブ用途では16GB
- 本格的なクリエイティブ作業では32GB
2-in-1パソコンは一般的にメモリ増設ができないため、長期的な目線で少し多めの容量を選択するのがおすすめです。
4|ストレージ(SSD)の種類と容量
ストレージは、OSやアプリ、データなどを保存する記憶装置です。2-in-1パソコンではSSDとeMMCが採用され、SSDの方が読み書き速度が速く耐久性に優れています。容量は128GB・256GB・512GB以上から選択でき、用途に合わせて選択することが大切です。動画や重いアプリなどをそれほど保存しない人は128~256GBで十分でしょう。動画や3DCG、ゲームなどを扱う場合は512GB以上がおすすめです。容量不足は、OneDriveやGoogleドライブなどのクラウドストレージとの併用で解決できます。また、SDカードスロット搭載モデルであれば、手軽に容量を追加できるため非常に便利です。
5|画面サイズ
2-in-1パソコンの画面サイズは10~15インチ程度が一般的です。10インチ台は携帯性に優れ、電車内や狭いスペースでの使用に適しています。12インチ台は携帯性と視認性のバランスが良く、外出先での軽作業に使いやすいです。13インチ以上はモバイルノートパソコンと同じサイズになり、作業効率が高く本格的な文書作成や表計算などに向いています。
画面サイズが大きくなるほど重量も増すため、携帯性と視認性どちらを重視するか検討することが大切です。外出先での使用頻度が高い場合は12インチ以下、自宅やオフィスでの使用が中心であれば13インチ以上をおすすめします。作業内容と使用環境を総合的に検討して決めるようにしましょう。
6|解像度
解像度の高さは、文字の鮮明さや画像・動画の美しさ、作業領域の広さに影響する要素です。2-in-1パソコンに採用される主な解像度は以下の通りです。
- WXGA(1366×768)
- フルHD(1920×1080)
- WUXGA(1920×1200)
- WQXGA(2560×1600)
高解像度になるほど表示が美しくなりますが、消費電力が増加してバッテリー駆動時間が短くなる傾向があります。一般的な用途であればフルHDで十分ですが、コンテンツ制作や専門的な用途では高解像度を検討すると良いでしょう。動画編集や画像処理を行う場合、高解像度ディスプレイにより細部まで正確に確認できるため作業の精度・効率が向上します。
7|画面の種類(液晶・有機EL)
2-in-1パソコンの画面には、液晶ディスプレイと有機ELディスプレイの2種類があります。液晶ディスプレイは自然な発色で、寿命が長く製造コストが安いのが特徴です。有機ELディスプレイは高コントラストと深い黒表現が魅力で、映像の美しさでは液晶を上回ります。
消費電力は有機ELが画面の明るさによって変動し、液晶は一定の電力を消費するという違いがあり、白い画面では有機ELの方が多くの電力を消費する傾向があります。また、太陽光がある環境での視認性は液晶の方が優れているため、屋外での使用が多い人は液晶が良いでしょう。動画視聴やクリエイティブ作業を重視するなら有機EL、コストや屋外使用の視認性を重視する場合は液晶がおすすめです。
8|バッテリー駆動時間
バッテリー駆動時間は外出先での作業において重要なポイントです。例えば、カフェでの作業中にバッテリーが切れて作業が中断されると、業務効率が低下してしまいます。作業内容によって消費電力は変化し、負荷の重い動画視聴や画像処理では駆動時間が短くなります。逆に、文書作成やWebブラウジングなどの軽作業では長時間の使用が可能です。外出先でのバッテリー駆動が多い人は、8時間以上を目安にすると良いでしょう。また、急速充電機能があるモデルであれば、短時間の充電で作業を継続できます。
9|インターフェースの充実度
2-in-1パソコンのインターフェースは、外部機器との接続性を左右するポイントです。USB Type-Aはマウスやキーボードなどの一般的な周辺機器との接続に使い、USB Type-Cは高速データ転送や充電に対応します。HDMIポートがあれば外部モニターやプロジェクターに直接接続できるため、プレゼンテーション時に便利です。インターフェースが少ない場合はハブを使用すれば拡張できますが、持ち運びが面倒になるデメリットがあります。用途や将来的な使い方の変化を考慮して、必要なポート数を事前に検討しておきましょう。
10|耐久性
2-in-1パソコンはディスプレイの取り外しや360度の回転などをするため、通常のノートパソコンより耐久性が重要です。耐久性を示す指標には、MIL規格(米国軍用規格)があります。MIL規格に準拠したモデルは、厳しい環境下でのテストをクリアしており、高い信頼性を持ちます。落下・振動・温度変化に対する耐性は、外出先での使用が多い2-in-1パソコンにとって重要な性能です。また、ヒンジ部分や可動部分の耐久性も確認しましょう。頻繁な動作に耐えられる構造であることが重要です。故障も想定し、保証期間や修理サービスが充実している製品を購入すると、長期間安心して使用できます。
11|Microsoft Office付き
Microsoft Officeは、文書作成に使うWord・表計算に使うExcel・プレゼンテーション作成に使うPowerPointなどのビジネスに必須のアプリを含む総合ソフトウエアです。プリインストール版は単体購入より価格が安く、購入直後から使用できます。ただし、プリインストール版はパソコンの買い替え時に新しい機器に移行できない点に注意が必要です。サブスクリプション版のMicrosoft 365であれば複数台のデバイスで使用でき、常に最新機能が利用可能になります。ただし、月額/年額での支払いとなるため、長期的にはコストが高くなるでしょう。
12|カメラの画質
2-in-1パソコンのカメラは、ビデオ会議・オンライン授業・写真撮影などで活用されます。画素数が高いほど鮮明な映像を撮影でき、フロント・リアで異なることが多いです。フロントカメラは主にビデオ会議や自撮り用で200万~500万画素程度、リアカメラは写真撮影用で500万~800万画素程度、高画質モデルは1,000万画素以上のモデルもあります。
ビデオ会議での画質は相手への印象に影響するため、200万画素より低いモデルはおすすめできません。また、オートフォーカス機能や手ブレ補正機能の精度なども確認しておくと良いでしょう。色合いや精細さなどは画像処理エンジンも影響するため、カメラの画質を重視する人は実際の写りを確認することをおすすめします。
13|防水機能の有無
2-in-1パソコンの防水機能は、IPX4・IPX5などの等級により保護レベルが異なります。例えば、IPX4は雨程度の飛まつから保護でき、IPX5~6はシャワーなどで濡れても耐えられる設計です。IPX8になると、水没にも耐えられる場合があります。防水機能に対応していると、飲み物をこぼした際の故障リスクを軽減できるのもメリットです。また、アウトドアや屋外での雨や湿気に対応できるため、場所を気にせず安心して使用できるでしょう。防水機能付きモデルは価格が高くなる傾向がありますが、水による故障リスクを考慮すると長期的にはコストパフォーマンスが良い場合があります。使用環境に応じて防水レベルを選択するようにしましょう。
14|USB PDの対応
USB Power Delivery(USB PD)は、USB Type-Cポートを通じて高速充電を可能にする技術です。従来の充電器より大幅に充電時間を短縮でき、外出先での利便性が向上します。25Wや45Wなど多様な種類があり、対応ワット数が大きいほど充電速度も速くなります。スマートフォンとタブレットどちらでも使用でき、短い充電時間で数時間デバイスが動作するため非常に便利です。USB PD対応モデルを選択すれば、充電の制約が少なくなり、より自由な使い方ができるでしょう。
15|生体認証機能の有無
2-in-1パソコンの生体認証機能には指紋認証と顔認証があり、それぞれ認証の方法が異なります。指紋認証は指を当てるだけで、顔認証は手を使わずに顔を向けるだけで認証されます。パスワード入力の手間を省略しつつ、セキュリティも向上するためとても便利な機能です。他人による不正アクセスを防止し、情報漏えいリスクを大幅に軽減します。ビジネス用途では特に重要な機能であり、機密情報を扱う場合には必須といえるでしょう。認証速度も向上しており、ストレスなくスムーズなログインが実現できます。
16|スタイラスペンの対応と性能
2-in-1パソコンの多くはスタイラスペンに対応しており、製品によっては本体に付属している場合があります。筆圧レベルが高いほど線の太さや濃淡を細かく表現でき、趣味でイラストを描く程度であれば4096段階程度、本格的に取り組む場合は8192段階以上の製品を選びましょう。傾き検知機能があると、ペンの角度に応じて線質が変化し、より豊かな表現ができます。また、パームリジェクション機能があれば手のひらが画面に触れても誤操作を防止でき、作業がより快適になります。
また、イラストだけでなく、メモを取る際の自由度も高くなります。デジタルノートアプリと組み合わせることで、紙のノートを超える利便性が得られるでしょう。
17|GPS・センサー類の搭載
GPS機能やセンサー類の有無も確認しておきましょう。GPSを搭載していると、地図アプリや位置情報を活用するソフトウエアの精度が向上します。外出先で現在地を確認する際や経路案内、写真への位置情報記録などに活用できます。その他センサー類の役割は、以下の通りです。
- 加速度センサー:物の動きや変化、振動などを感知する
- ジャイロセンサー:物の角度を感知する
- 環境光センサー:明るさの強弱を感知する
ジャイロセンサーがあることで、縦横の切り替えがスムーズに行われます。加速度センサーは歩数計アプリなどで活用され、環境光センサーは明るさの自動調整などを実現します。センサー類が充実しているとより直感的で快適に操作でき、使用感が向上します。
2-in-1パソコン・ノートパソコン・タブレットどれがおすすめ?
2-in-1パソコンを検討している人の中には、タブレットやノートパソコンと迷っている場合もあるでしょう。ここでは、2-in-1パソコン・タブレット・ノートパソコン、それぞれがおすすめの人の特徴を解説します。
2-in-1パソコンがおすすめの人
2-in-1パソコンは、用途に応じて柔軟な使い方を求める人に向いています。おすすめの人の特徴は以下の通りです。
- 外出先でキーボードとタッチ操作の両方を使いたい人
- プレゼンテーション時にタッチ操作で画面を操作したい人
- 業務用パソコンでイラストや手書きメモをデジタルで残したい人
- 荷物を減らして1台で複数の用途をこなしたい人
- 営業や出張が多く機動性・汎用性を重視するビジネスパーソン
- 学生で授業用ノートとタブレット学習を兼用したい人
- それほど高負荷な作業には使わない人
2-in-1パソコンは多様な使用スタイルに対応できるため、用途に合わせた自由な使い方を求める人におすすめです。
タブレットがおすすめの人
タブレットは、軽量さと直感的な操作を重視する人に向いているデバイスです。タブレットがおすすめの人の特徴は以下の通りです。
- 動画視聴や電子書籍の読書がメインの用途である人
- SNSやWebブラウジングを中心に使用する人
- 手軽に持ち運べる軽さ・サイズ大きさを重視する人
- ゲームアプリやエンターテインメント用途が中心の人
- 直感的な操作を好む人
- キーボード入力ができなくても困らない人
- 仕事用のパソコンを別に持っている人
タブレットは操作が簡単で軽量なため、気軽に使えるデバイスとして幅広い年代に支持されています。
ノートパソコンがおすすめの人
ノートパソコンは、本格的な作業や高い処理性能を必要とする人に向いています。おすすめの人の特徴は以下の通りです。
- 文書作成や表計算などのMicrosoft Officeを使った作業が中心の人
- プログラミングや動画編集など高負荷な作業を行う人
- 長時間のタイピング作業を快適に行いたい人
- 複数のソフトウエアを同時に使用するマルチタスクが多い人
- 大容量ファイルを扱うクリエイティブ作業を行う人
- 外部モニターや周辺機器との接続を重視する人
- 用途によってデバイスを使い分けたい人
ノートパソコンは処理能力や拡張性に優れているため、ビジネスやクリエイティブ分野での本格的な作業におすすめです。
NEC LAVIEのおすすめモデル!【2-in-1・タブレット・ノートパソコン】
NECでは、品質に優れた2-in-1パソコンやタブレット、ノートパソコンを販売しています。ここからは、NEC LAVIEのおすすめモデルをご紹介します。
ビジネス用の高性能2-in-1パソコン「VersaPro タイプVS」
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「VersaPro タイプVS」は、第13世代Intel® Core™ i5を搭載したビジネス向け高性能2-in-1パソコンです。12.3型フルHD+タッチパネルディスプレイを使用し、直感的に操作できます。バッテリー駆動時間は最大約13.1時間(アイドル時)を実現し、外出先での長時間作業にも対応可能です。着脱式のキーボードとスタイラスペンに対応しており、会議でのメモ取りからプレゼンテーションまで幅広い用途で活用できます。さらに、面耐圧150kgと76cmの落下試験をクリアするほどの堅牢性を持ち、安心して持ち運べるのもポイントです。
| OS | Windows 11 Pro |
|---|---|
| CPU | Intel® Core™(i7-1345U/i5-1335U/i3-1315U) |
| グラフィックボード(GPU) | Intel® Iris Xe グラフィックス/インテル® UHD グラフィックス(どちらもプロセッサーに内蔵) |
| メモリ | 8~32GB |
| ストレージ | 256~512GB |
| ディスプレイ | 12.3型ワイドTFTカラー IPS方式液晶(フルHD 1920×1200 LEDバックライト グレア)、 AF(指紋付着防止)コーティング、タッチパネル(静電容量方式) |
| 外部インターフェイス | ・USB Type-C×3(画像出力含む) ・ヘッドフォンスマイクジャック×1 |
| 重量 | 約728g |
| バッテリー駆動時間(アイドル時) | 約13.1時間 |
キーボードを接続できるタブレット「LAVIE Tab T10 (TAB10/F03)」
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「LAVIE Tab T10」は、Android™ 14を搭載した大画面タブレットです。10.1型ワイドの広視野角・高精細液晶(1920×1200)を搭載しており、複数人での動画視聴を快適に楽しめます。また、立体音響技術のDolby Atmosに対応しており、動画への没入感が向上するのも魅力です。さらに、8コアのCPUや4GBのメモリを搭載し、ゲームアプリも利用できます。GPSや加速度センサーなども搭載しており、高い精度で地図アプリを使用できます。
| OS | Android™ 14 |
|---|---|
| CPU | MediaTek Helio G85(8コア) |
| メモリ | 4GB |
| ストレージ | 約64GB |
| 外部インターフェイス | ・USB Type-C×1(OTG対応、充電兼用) ・micro SDメモリーカード×1 ・ヘッドフォンマイクジャック×1 |
| 画面サイズ | 10.1型ワイドLED 広視野角液晶 |
| 重量 | 約430g |
| バッテリー駆動時間(Web閲覧時) | 約10.5時間 |
2-in-1パソコンは多様な使い方ができる便利なデバイス!
2-in-1パソコンは、キーボード操作とタッチ操作に対応した汎用性の高いデバイスです。シーンに合わせてノートパソコン・タブレットどちらの使い方もできるため、ビジネスや趣味など多様な用途に利用できます。軽量モデルが多く、持ち運びも快適です。ただし、ハイスペックなモデルが少ない、タブレットより重いなどのデメリットもあるため、用途を明確にして選択することをおすすめします。また、購入する際は、CPUやメモリ容量、バッテリー駆動時間や画面サイズなど、スペックを一つずつチェックすることで、自分にぴったりの一台を購入できるでしょう。
NECは、高性能な2-in-1パソコンに加え、タブレットやノートパソコンも販売しています。多様なモデルを扱っているので、ぜひ下記の公式サイトをチェックしてみて下さい。
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