デスクトップパソコンは10万円以上がおすすめ!
長く使えて高コスパ
2022.11.29(TUE)
2024.07.19(FRI)
予算が10万円以上あれば、さまざまなデスクトップパソコンの中から、気に入ったものを選ぶことができます。せっかく10万円も予算があるのですから、できるだけ自分にぴったりのものを選びたいものです。
パソコンが仕事や趣味などの使用目的にぴったりと合えば、満足度の高い買い物になること間違いなしです。自分にぴったりのパソコンを購入する際に注目してほしいポイントと購入時の注意点について解説します。
デスクトップパソコンに10万円以上かける理由
手ごろな価格で購入できるパソコンが増えていることもあり、10万円以上もするデスクトップパソコンは高価な部類に入るかもしれません。しかし、10万円を超える価格帯のデスクトップパソコンには、それだけの価値があります。
10万円以上もするパソコンは、スペックが高くなるため、それだけ長く使い続けられるというメリットがあります。また、解像度の高い大型ディスプレイでも快適に動作するため、作業効率も向上します。トータルで見て、10万円を超えるデスクトップパソコンは非常にコストパフォーマンスに優れるのです。
高コスパな10万円以上のデスクトップパソコンのポイント

10万円以上のデスクトップパソコンを選ぶときは、ただ高価なものを選ぶのではなく、長期間快適に使用できる性能や機能を備えているかどうかが重要です。高コスパなデスクトップパソコンを選ぶためにチェックすべきポイントを紹介します。
長く現役で使える高性能CPUが狙い目
高性能CPUを搭載したデスクトップパソコンを選ぶことが、長期間にわたって快適に使い続けるポイントになります。CPUはパソコンの基本的な性能を決定づけるパーツで、処理の速さや効率を大きく左右します。高性能CPUを搭載するパソコンはそれだけ高価ですが、将来的に新しいソフトウェアがリリースされてからもスムーズに動作する余裕を持たせられます。
また、デスクトップパソコンのCPUは、省電力を重視したモバイル向けCPUと比較して、より高い処理能力を持っています。同じCore i7でも、デスクトップパソコンのCPUのほうが高性能で、それだけ長く使い続けられます。
16GB以上のメモリーならイライラを大幅に軽減
複数のソフトウェアを同時に起動したり、大きなデータを扱ったりするときに、パソコンの動作が遅くなってイライラすることがあります。しかし、メモリー容量が多ければ、データを一時的に保管するスペースが広がるため、そういった動作の重さを軽減できます。
メモリー容量は、16GB以上がおすすめです。それだけのメモリー容量があれば、Webサイトの閲覧、書類作成などの作業はもちろん、複数のソフトウェアを使用していても快適に動作します。将来的にソフトウェアが進化したときにも、それだけのメモリー容量があれば対応できるでしょう。
1TB以上のSSDなら将来的な不足も心配なし!
ストレージの容量は用途によっては、非常に重要なポイントになります。画像や動画などを大量に保存したり、ゲームソフトをインストールしたりすると、512GB程度の容量ではあっという間に足らなくなってしまうのです。
そのため、用途によっては、1TB以上のストレージを搭載したいところです。SSDの価格が低下していることもあり、大容量の1TBでも手の届く価格になってきています。将来的にさまざまなソフトウェアをインストールしたり、大量のデータを保管したりすることを考えたら、1TBは不足する不安がないためおすすめの容量です。
ゲーミングPCは10万円台でも購入可能
ゲーミングPCと聞くと、高性能な代わりに非常に高価なイメージがあるかもしれません。確かに一部のゲーミングPCは数十万円ものグラフィックボードを搭載しているため、50万円前後もすることがあります。しかし、10万円台で購入できるゲーミングPCは、少なくありません。
ゲーミングPCが高価な原因は高性能グラフィックボードなので、価格の割に性能のよいグラフィックボードを選べばよいのです。画質がフルHDであれば、それほど高性能なグラフィックボードは必要ありません。一般的なパソコンよりやや高価になるものの、10万円台でも十分にゲームを遊べるパソコンを購入できます。
デスクトップパソコンを購入するときの注意点
予算10万円以上で購入できるデスクトップパソコンはたくさんあります。しかし、適当に購入しても、それが自分にとってぴったりのパソコンとは限りません。自分に合ったデスクトップパソコンを購入するためのチェックポイントを紹介します。
ポイントは「パソコンをどんなことに使うのかを考える」「使用目的に必要なスペックをチェックする」ことです。そして、デスクトップパソコンならではの購入するときの注意点も忘れずにチェックしてください。
目的をはっきりさせよう

パソコンを何に使うのか、目的をある程度はっきりさせるのはとても重要です。これだけで、どんなパソコンを買うのかが決まります。
書類作成、動画配信、ゲームなど、パソコンはいろいろなことに使えます。それらの中からどれを得意なパソコンにするかを決めれば、どんな機能が必要でスペックはどうすればいいのかを決められるのです。
書類作成に必要なスペックは?
仕事でパソコンを使う場合、もっともPCを使う用途として挙げられるのが書類作成です。書類作成が快適にできれば十分という場合、あまり高性能なパソコンは必要ありません。Microsoft Officeが快適に使えたら、それで十分という人が多いでしょう。
10万円前後の予算があれば、ほとんどのパソコンでMicrosoft OfficeのWord、Excel、Outlookを同時に起動しても快適に操作できるはずです。より快適で安定した動作を求めるなら、予算の範囲内でできるだけメモリーを多くするのがおすすめです。
動画配信を楽しみたい
映画やドラマなどの動画配信を見るのに高性能なデスクトップパソコンは必要ありません。一般的な性能のパソコンなら、問題なく動画配信を楽しめます。
ただし、高精細な4Kの動画配信を楽しむのであれば、グラフィックボードを搭載しているパソコンのほうがいいでしょう。ただこれも、あまり高性能なものでなくても大丈夫です。
むしろ、4Kの動画配信を楽しむ場合は通信回線の速度のほうが重要です。目安は、25Mbpsとされています。通信速度は、契約している通信会社のプランをもっと高速なものに変更するだけです。
人気ゲームで遊びたい
3Dのリアルな映像のゲームは、ゲーム機だけでなく、デスクトップパソコンでも遊ぶことができます。ただし、パソコンで遊ぶ場合は、大容量のメモリーと高性能のグラフィックボードが必要です。特に高精細の4Kでゲーム遊ぶ場合は、相当な追加予算が必要になります。
そこまで高精細でなくてもよい、ハイビジョンほどの画質で十分、というのであれば、メモリーとグラフィックボードのスペックにこだわれば、予算10万円強の範囲内で3Dのゲームを楽しむことができます。
快適に動画編集をしたい
ちょっとした旅行や運動会などのイベントなどで撮影したら動画を編集して、Webサイトにアップロードして共有することが一般的になっています。簡単な動画編集なら、予算の範囲内で購入できるデスクトップパソコンで、まったく問題ありません。
より快適に動画編集をするなら、メモリーとグラフィックボードにこだわりましょう。ストレージも多いほうが快適に編集を行えます。
4K動画の編集やより快適性の高さを求める場合は、予算以上のCPUなどが必要になります。
イラストやマンガを描きたい
イラストやマンガをパソコンで描きたい場合、高性能のパソコンは必要ありません。それほど性能の高くないパソコンでも、問題なくイラストやマンガを描くことができます。ただ、高解像のイラストを作成する場合、メモリーを多く搭載したほうがストレージへのアクセスが少なく快適に操作できるので、創作に集中できるでしょう。
予算に余裕があるのであれば、性能の高いグラフィックボードを搭載したパソコンもおすすめです。
スペックのここをチェック
デスクトップパソコンを購入する場合、まずチェックすべきはスペックです。スペックはパソコンの性能を表すものなので、使う目的によってはとても重要な指針になります。
ただ、すべての性能が高いパソコンは高価で、予算を大幅にオーバーしてしまいます。必要な性能を満たしているかをチェックするために、まずはスペックに注目しましょう。
CPU、メモリー、ストレージ
CPUは、インテル® Core™ i5以上であれば、幅広い用途に対応できる十分な性能を備えています。書類作成が中心であれば、インテル® Core™ i3でも大丈夫です。
メモリーは書類作成であっても、8GB以上は必要です。ゲーム、動画編集をするのであれば、16GBあると快適に操作できます。
ストレージは少なくとも、256GBもあると空き容量に余裕ができるのでおすすめです。ストレージにはHDDとSSDの2種類がありますが、アクセスが速く、快適に操作できるSSDを選びましょう。SSDの価格が安くなってきたこともあり、あえてHDDを搭載するメリットはあまりありません。パソコンによっては、SSDとHDDの両方を搭載できるモデルがあります。そういったパソコンであれば、SSDと大容量のHDDを組み合わせることで、大量の動画データがあっても不足することなく、保管できるようになります。
グラフィックボードも重要
スタンダードなデスクトップパソコンの場合、CPUに内蔵されているグラフィック機能で映像の処理をまかなっています。性能はあまり高くないのですが、書類作成や動画再生などであれば、グラフィックボートのような、映像処理を専門的に担うパーツがなくても特に問題ありません。
そのため、別途グラフィックボードを搭載するだけで、グラフィック性能は大幅に向上します。 パソコンでゲームを遊びたい場合は、こだわりたいパーツです。ゲームを目的にグラフィックボードを搭載するのであれば、NVIDIAのGTX1650以上、AMDのRX6500XT以上の性能はほしいところです。ただし、高性能グラフィックボードは高価なことに注意が必要です。
購入するときの注意点
デスクトップパソコンを購入する際の注意点について解説します。
デスクトップパソコンは、本体のパソコン以外にもディスプレイなどの周辺機器が必要になります。どこにどれだけの予算を割り当てられるのかを、あらかじめ決めておきましょう。
ノートパソコンとは違う点も多々あるので、注意点は忘れずに確認してください。
必要な周辺機器を確認する
デスクトップパソコンは、パソコン本体以外にさまざまな周辺機器が必要になるのが一般的です。ディスプレイ一体型PCでなければ、ディスプレイが別途必要です。スピーカーを内蔵していないこともあります。
そういった周辺機器を揃えるのにも費用がかかるのを忘れないようにしましょう。
また、パソコンの使い道によっては、Webカメラ、液晶タブレットといった周辺機器も必要です。すべてを購入してもちゃんと予算内に収まるか、注意してください。
高速インターネットなら有線LANがおすすめ
デスクトップパソコンによっては、有線LANだけでなく、Wi-Fi接続にも対応している製品もあります。そういったデスクトップパソコンであれば、ポケットWi-Fiやスマートフォンのテザリングでインターネットに接続することが可能です。
しかし、デスクトップパソコンの性能を活かすのであれば、高速な有線LANがおすすめです。有線LANであれば通信が安定している上に、高速なデータ通信が可能になるため、快適にインターネットを楽しめるようになるのです。
ただし、Bluetooth接続になると、対応していないデスクトップパソコンは少なくありません。そのため、イヤホンやスマートフォンをパソコンにBluetoothで接続する場合は、機能を追加する必要があります。
設置スペースをあらかじめ確保しておく
デスクトップパソコンを選ぶときは、設置スペースにも考慮する必要があります。デスクトップパソコンはケースの大きさが幅広く、手のひらサイズのものから大型のものまであり、製品によってはデスクに設置できないものもあります。
また、そのほかにも周辺機器の設置スペースも必要です。ディスプレイやキーボード、マウスを使用するスペースなどは、あらかじめ確保しておきましょう。合わせてコンセントの位置も確認しておく必要があります。
10万円以下のデスクトップパソコンの注意点

10万円以下でデスクトップパソコンを購入するときは、安いからといってすぐに飛びつかず、性能が用途に合っているのか、どうして価格が安いのかなどをしっかりと見極めることが大切です。価格の安いパソコンを購入するときに、注意しておきたいポイントを紹介します。
モバイル向けCPUだと性能が低いことも
10万円以下のデスクトップパソコンを購入するときに、特に注意しておきたいのがCPUの種類です。価格や冷却性能を抑えるため、省電力で発熱量の少ないモバイル向けのCPUを搭載していることがあります。性能的にはデスクトップパソコン向けのCPUのほうが高性能なため、期待したほどの性能を感じられないことがあります。
パソコンのスペックをチェックするときに、搭載しているCPUの型番を確認して、デスクトップパソコン向けか、モバイル向けかを調べておきましょう。モバイル向けのCPUと知った上で購入するのであれば問題ありません。
メモリー容量16GBで快適さアップ
価格が安いデスクトップパソコンだと、メモリー容量が少ないことが多いです。Windowsとオフィスソフトが動く程度の8GBだと、用途によってはメモリーが足らず、動作が重くなってイライラするおそれがあります。メモリーの容量をチェックして、用途に合っているかどうかを確認しましょう。
一般的にはメモリーは16GB以上あると、快適にパソコンを使えるようになります。Webサイトの閲覧など、負荷の少ない用途であれば8GBでも十分ですが、そうでなければメモリーの容量は16GBを目安にパソコンを選びましょう。
ストレージはSSDが必須!
ストレージはSSDよりHDDのほうが安価なため、価格の安いパソコンではHDDを搭載しているかもしれません。しかし、HDDはアクセス速度がSSDに比べて遅く、いまではあまり使われなくなってきています。搭載しているストレージがHDDであれば、そのパソコンは避けたほうがよいかもしれません。
ストレージがSSDであれば、パソコンの性能が多少低かったとしても、アクセス速度の速さで性能差をカバーして快適に使えることがあります。それほど、ストレージにSSDを搭載していることが、重要なポイントになるのです。
用途次第で価格の安いデスクトップパソコンもアリ!
用途が書類作成やWebサイトの閲覧、配信動画の視聴といった、処理に負荷のかからないものであれば高性能なデスクトップパソコンである必要はありません。高性能なほうが快適に使えるかもしれないのですが、その性能をフルに発揮することはほとんどないでしょう。それであれば、多少性能が低かったとしても、価格の安いデスクトップパソコンを選んだほうがコストパフォーマンスに優れます。
また、性能の低いパソコンは高性能な冷却機能が必要ないため、サイズをコンパクトにできます。中には手のひらサイズで、ほとんど場所を取らないほど小さなパソコンもあります。
NEC Directのおすすめパソコン
NEC Directで購入できる、おすすめのデスクトップパソコンを紹介します。NEC DIRECTで販売しているパソコンは、CPUやメモリーなどのスペックや機能などをカスタマイズすることができます。
そのため、メモリーを大きく増やしたい、ストレージにもっと余裕を持たせたいなど、自分の使う目的にぴったり合ったパソコンを購入できます。
LAVIE Direct A27/A23

ディスプレイとパソコン本体が一体型になっている一体型PCです。パソコンの機能はディスプレイの背面にありとてもコンパクトなため、設置場所に悩まずに済みます。
ディスプレイは23.8型ワイドと27型ワイドから選べるので、動画配信で映画鑑賞をしたり、余裕のある画面で広々と書類作成をしたりすることができます。
チューナー内蔵にすれば、地上波、BS、CS放送を視聴、録画することも可能です。リビングに設置して、家族共用として使うのにも適したパソコンです。
LAVIE Direct DT

LAVIE Direct DTは、コンパクトなスリムタワー型の、スタンダードなデスクトップパソコンです。カスタマイズの幅の広さが魅力で、CPUはインテル® Core™ i9まで、メモリーは32GB、ストレージはHDDが2TB、SSDが1TBまで選べます。使う用途にあわせて、スペックを自分の好みに合わせることができます。
文書作成を中心の作業なら、CPUはCore i3以上にしておくと十分対応することができます。動画編集を中心とするクリエイティブ系の作業なら、CPUもできればCorei7以上のスペックを選んでおきましょう。CPUが若干不足していると感じるときには、メモリーを16GB以上に増量し、SSDを選択する、などと工夫すると作業がより快適になります。
ゲームや動画など、映像重視の用途なら、グラフィックボードを搭載して、4Kディスプレイを接続することも可能です。また、複数のソフトウェアを起動するマルチタスク中心の作業なら、マルチディスプレイを選ぶこともできます。
高性能にカスタマイズできる一方で、スリムタワー型で、どこにもすっきりと収まるのも魅力的です。設置場所を選ばずに使うことができます。ビジネス・学習だけでなく、趣味でパソコンをとことんこだわって使いたい人にもおすすめです。
お得なセールを忘れずにチェック!
NEC Directでは、頻繁にセールを開催しているので、こまめにチェックしましょう。定期的にセールが行われていて、最新のパソコンがクーポンで割引にあったり、セキュリティソフトを実質0円で購入できたりします。
旧モデルお買い得セールであれば、型落ちになったパソコンを割引価格で購入できます。パソコンは、1世代、2世代くらいではあまり性能は変わらないので、目当てのパソコンの型落ちモデルをお得に購入できることがあます。