写真・画像編集パソコンを選ぶポイント!
おすすめのノートパソコン・デスクトップパソコンも紹介
2023.12.13(WED)
2026.03.23(MON)
デジタルカメラの進化やスマートフォンの普及と共に、写真の撮影技術だけでなく、その後の現像や加工技術も高度化しています。
クリエイティブで質の高い画像を生み出すためには、適切な性能を持ったパソコンが欠かせません。しかし、何を基準に選べば良いのか、初心者には分かりづらい部分も多いでしょう。
この記事では、写真編集に最適なパソコンの選び方や、推奨されるスペック、パソコン向けの写真・画像編集ソフトの選び方やおすすめ製品などを紹介します。
パソコンの写真・画像編集ソフトで何ができるの?
デジカメで撮影した写真をそのままにしていませんか? アルバムサービスで共有して写真をデータで見るのも楽しいですが、ちょっとした手間で写真を魅力的に仕上げることができます。写真のクオリティを格段にアップさせる方法を紹介します。
RAW現像で自由度の高い編集ができる
RAW現像とは、デジタルカメラで撮影した時に保存される「RAWデータ」という写真データを、美しく仕上げる作業のことです。JPEGなどの画像データとは異なり、RAWデータはカメラのセンサーが捉えた情報をそのまま保存しています。
RAWデータの最大の特徴は、写真の情報量が非常に多いことです。そのため、暗く写ってしまった写真や逆に明る過ぎる写真でも、保存されたデータを活かして調整し、見栄えの良いよい写真に仕上げられます。また、色の調整範囲も広く、自然に近い色合いにするだけでなく、意図的に異なる色調へ調整することも可能です。
現像作業は専用のソフトを使用して行います。ソフトを使うことで明るさや色の調整、細かな部分の修正など、さまざまな加工ができるようになります。
RAW現像を行うことで、撮影時に感じたその場の雰囲気や、表現したかった情緒を、写真に反映させられるのです。写真のクオリティをより高めるために、RAW現像は非常に有効な方法です。
フォトレタッチ(写真加工)でよりイメージ通りに調整できる
フォトレタッチとは、写真の色や明るさを調整したり、不要なものを消去したりする技術のことです。フォトレタッチを行うことで、撮影した写真でさまざまな表現を可能にします。
例えば、記念写真の背景に写ってしまった電柱や通行人……これらをフォトレタッチできれいに消去できます。また、暗く写ってしまった写真や、逆光で顔が見えにくくなってしまった写真も、明るさやコントラストを調整して、クリアな写真に生まれ変わらせられるのです。さらに肌の小ジワやシミ、赤みをとるような修正も、フォトレタッチで行えます。これにより、ポートレート写真などがさらに美しく仕上がります。
しかし、フォトレタッチを行う時は、過度な加工を避け、自然な仕上がりを心がけることも大切です。写真の魅力や本来の雰囲気を損なわないように注意しながら、フォトレタッチを活用することで、理想の写真を手に入れられるでしょう。
画像を作成・加工できる
画像編集ソフトは、素材やテンプレートを使って画像を一から作成できます。
YouTubeのサムネイル画像や広告用の画像など、さまざまな用途の画像制作が可能です。また、写真の編集と同様に、画像のリサイズやトリミング、明るさや色の調整などもできます。
既存の画像を組み合わせて新しいデザインをつくったり、文字やイラストを追加したりすることもできるでしょう。SNS投稿用の画像やプレゼン資料の図表など、アイデア次第でさまざまな画像を作成できます。
パソコン向け写真・画像編集ソフトの選び方
写真・画像編集ソフトを選ぶ時のチェックポイントは以下の通りです。
- 「ブラウザ型(オンライン)」か「インストール型(オフライン)」か確認する
- 対応するOSやデバイスを確認する
- 無料・有料かを確認する
- 利用したい機能があるか確認する
- 日本語に対応しているか確認する
各ポイントについて、詳しく解説します。
「ブラウザ型(オンライン)」か「インストール型(オフライン)」か確認する
画像編集ソフトには、ブラウザ型とインストール型の2種類があります。ブラウザ型はGoogle ChromeなどのWebブラウザ上で利用し、インストール型はパソコンに取り込んで利用します。それぞれの特徴は以下の通りです。
| 種類 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| ブラウザ型 | ・インストール不要ですぐ使える ・複数のデバイスで同じ環境を利用できる ・ストレージ容量を消費しない |
・インターネット接続が必要になる ・処理速度がネット環境に左右される ・高度な機能が制限される場合がある |
| インストール型 | ・オンラインで作業できる ・高速処理が速く安定している ・高度な編集機能が充実している |
・インストールに時間がかかる ・パソコンのストレージ容量を消費する ・デバイスごとに設定が必要になる |
初心者や軽い編集作業にはブラウザ型、本格的な編集作業にはインストール型が向いています。用途や作業環境に応じて選ぶと良いでしょう。
対応するOSやデバイスを確認する
画像編集ソフトを選ぶ際は、Windows OS・macOS・Linuxなど各OSの対応状況を確認することも重要です。同じソフトでもOS間で機能差が生じる場合があるため、使いたい機能が対応しているか事前にチェックしましょう。
また、将来的にデバイスを変更する可能性があれば、マルチプラットフォーム対応ソフトを選ぶと便利です。マルチプラットフォーム対応であれば、異なるOSでも同じソフトを使い続けられます。
スマートフォンやタブレットなどにも対応しているソフトウエアを選ぶと、外出先でのライトな編集作業にも対応しやすいでしょう。
無料・有料かを確認する
画像編集ソフトには無料版と有料版があり、機能面や使い勝手で違いがあります。無料版で制限される内容の例は以下の通りです。
- 透かしの有無
- 出力形式の制限
- 高解像度での書き出し制限
- クラウドストレージ容量の制限 など
また、有料版で得られる主な機能やメリットの例は以下の通りです。
- 高度な編集機能
- 豊富なフィルターやエフェクト
- 優先的なサポート
- 商用利用の許可 など
無料版から始めて、必要に応じて有料版にアップグレードできるツールもあります。実際に使ってみて、自分に必要な機能を見極めてから有料版を検討すると良いでしょう。
利用したい機能があるか確認する
画像編集ソフトを選ぶ際は、利用したい機能が搭載されているか確認しましょう。
主な機能は以下の通りです。
基本的な画像編集機能
- リサイズ
- トリミング
- 色調補正
- 明度・コントラスト調整 など
高度な編集機能
- レイヤー機能
- マスク機能
- ベクター編集
- RAW現像
- HDR合成 など
特殊機能
- AI機能
- 背景除去
- ノイズリダクション
- パノラマ合成 など
機能が豊富なほど、操作が複雑になる傾向があります。高機能なソフトほど習得に時間がかかるため、自分のスキルと目的に合わせて選ぶと良いでしょう。簡単な編集であれば基本機能のみで十分ですが、プロレベルの編集には高度な機能が必要です。
日本語に対応しているか確認する
画像編集ソフトが日本語に対応しているかも、重要なポイントです。日本語に対応していると、以下のようなメリットがあります。
- 操作性が向上する
- 学習効率が向上する
- エラーメッセージを理解できる
日本語に非対応のソフトを使用する際は、翻訳ツールの併用やWebサイト、コミュニティでの情報収集などで使い方を覚える必要があります。英語に不安がある人は、日本語対応ソフトを選ぶと操作方法を理解しやすく、スムーズに作業を進められるでしょう。日本語のチュートリアルやサポートが充実しているソフトであれば、初心者でも安心して使い始められます。
パソコンで使用できる!おすすめの写真・画像編集ソフト
ここからは、パソコンで使用できる写真・画像編集ソフトを、無料・有料に分けて紹介していきます。
無料から使える写真・画像編集ソフト
無料のソフトは以下の通りです。
- Canva(キャンバ)
- Fotor(フォター)
- Photo Scape X(フォトスケープ)
- ペイント
各ソフトウエアの特徴について解説します。
優れたユーザーインターフェースを持つ「Canva(キャンバ)」
Canvaは、直感的な操作で誰でも簡単に写真や画像を編集できるソフトウエアです。基本情報は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 使い方 | ブラウザまたはインストール |
| 対応OS | Windows OS macOS iOS Android OS |
| 費用 | 無料(有料プランあり) |
| 保存形式 | PNG・JPG・PDF・MP4・GIFなど |
| 日本語対応 | 対応 |
豊富なテンプレートが用意されており、SNS投稿用の画像やプレゼン資料などを手軽に作成できます。主な特徴や機能は以下の通りです。
- テンプレートが豊富(名刺型・チラシ型など)
- ドラッグ&ドロップで素材を配置できる優れた操作性
- 写真素材やイラスト素材が豊富
- 背景透過機能
- チームでの共同編集機能 など
デザイン初心者でも使いやすいインターフェースが魅力で、短時間でクオリティの高い画像を作成できます。無料プランでも十分な機能が揃っているため、まず試してみると良いでしょう。
AIフォトエディターを使える「Fotor(フォター)」
Fotorは、AI技術を活用した編集機能が充実しているブラウザ型の画像編集ソフトです。基本情報は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 使い方 | ブラウザまたはインストール |
| 対応OS | Windows OS macOS iOS Android OS |
| 費用 | 無料(有料プランあり) |
| 保存形式 | JPG・PNG・PDFなど |
| 日本語対応 | 対応 |
AIによる自動補正機能があり、ワンクリックで写真を美しく仕上げられます。主な機能は以下の通りです。
- AI背景削除
- AIポートレート補正
- ワンクリック編集機能
- 古い写真の復元
- AI着せ替え(画像の一部を置き換える) など
写真の明るさや色味を自動で最適化してくれるため、編集の知識が少ない人でも簡単に高品質な仕上がりを実現できます。有料プランではさらに高度なAI機能が利用可能です。
シンプル操作で初心者も使いやすい「Photo Scape X(フォトスケープ)」
Photo Scape Xは、シンプルな操作性と豊富な機能を持つインストール型の画像編集ソフトです。基本情報は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 使い方 | インストール |
| 対応OS | Windows OS macOS |
| 費用 | 無料(有料プランあり) |
| 保存形式 | JPG・PNG・GIF・TIFF・WEBPなど |
| 日本語対応 | 対応 |
基本的な編集から高度な加工まで幅広く対応しており、初心者から中級者まで満足できる内容です。主な機能は以下の通りです。
- 写真の明るさ・色調補正などの基本機能
- コラージュ作成
- GIFアニメーション作成
- 背景削除
- カラーピッカー など
Photo Scape Xは無料版でも広告表示がなく、ストレスフリーで使用できます。
Windows OSに標準搭載された「ペイント」
ペイントは、Windows OSに標準搭載されている画像編集ソフトです。基本情報は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 使い方 | インストール型(標準搭載) |
| 対応OS | Windows OS |
| 費用 | 無料 |
| 保存形式 | PNG・JPG・BMP・GIFなど |
| 日本語対応 | 対応 |
シンプルな機能で構成されており、簡単な画像編集や図形作成に向いています。主な機能は以下の通りです。
- ブラシや描画ツール
- トリミング・リサイズ
- テキスト挿入
- 図形描画
- 画像の回転・反転
- 背景除去
- レイヤー機能 など
Windowsのペイントは、インストール不要ですぐに使える手軽さが魅力です。高度な編集機能は少ないですが、ちょっとした画像の加工や注釈を入れる程度であれば十分対応できます。Windows OSを使用している人であれば、まずペイントから試してみるのも良いでしょう。
有料の画像編集ソフト
有料の画像編集ソフトは、以下の通りです。
- 業界で標準的なソフト「Adobe Photoshop」
- 写真の管理・現像に特化した「Adobe Lightroom/Lightroom Classic」
各ソフトウエアの特徴や機能性について解説します。
業界で標準的なソフト「Adobe Photoshop」
Adobe Photoshopは、プロのクリエイターに広く利用されている業界標準の画像編集ソフトです。基本情報は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 使い方 | インストールまたはブラウザ |
| 対応OS | Windows OS mac OS iOS iPad OS |
| 費用 | 月額2,380円~(税込)※Ligthroomとのセット 無料体験あり |
| 保存形式 | PSD・JPG・PNG・TIFF・PDF・BMP・WebPなど |
| 日本語対応 | 対応 |
写真のレタッチから高度な合成まで、あらゆる画像編集の作業に対応できる機能を備えています。主な機能は以下の通りです。
- 高度なレイヤー機能
- 背景削除
- 特定部分の編集
- 背景ぼかし
- 文字入力
- 画像生成
- 複数画像の一括調整
- 合成時の調査機能
- ノイズや反射の除去 など
Photoshopは、印刷物やWeb制作など幅広い分野で活用されています。学習コストは高いですが、本格的な画像編集を目指す人には欠かせないソフトウエアです。Adobe Creative Cloudのプランに含まれており、他のAdobeソフトとの連携もスムーズにできます。
写真の管理・現像に特化した「Adobe Lightroom/Lightroom Classic」
Adobe Lightroomは、写真の管理・現像に特化したソフトウエアです。基本情報は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 使い方 | インストールまたはブラウザ |
| 対応OS | Windows OS mac OS iOS iPad OS Android OS |
| 費用 | 月額1,480円~(税込)※モバイル版は無料 |
| 保存形式 | JPG・PNG・TIFF・DNGなど |
| 日本語対応 | 対応 |
大量の写真を効率的に整理し、一括で現像処理を行えます。主な機能は以下の通りです。
- RAW現像機能
- 写真の整理・管理
- 不要な物の削除
- ディテールの微調整
- 背景ぼかし
- プリセット機能
- 一括編集機能 など
Lightroomはデスクトップで写真の高度な編集や管理ができます。写真を大量に扱うフォトグラファーにとって、作業効率を向上してくれるソフトウエアです。
現像するならAdobe Lightroomがおすすめ
RAW現像ソフトには、無料で使えるものから、機能を絞ったシンプルなものまでさまざまなものがあります。中でもAdobe Lightroomは、多くの写真家や愛好家から高い評価を受けています。
Adobe Lightroomは、写真の管理から編集、現像までを一貫して行えるRAW現像ソフトです。特にRAWデータの現像に強く、細かい色の調整やトーンの変更など、豊富な編集機能が魅力です。
Adobe Lightroomが高く評価されているポイントは、充実した機能と使いやすさにあります。初心者が始めるには、機能が多過ぎて難しそうと感じるかもしれません。しかし、基本的な操作はシンプルで、多くのオンライン教材や講座が用意されているため、学ぶ意欲があれば次第に使いこなせるようになるでしょう。
Adobe Lightroomの必要・推奨スペック
Adobe Lightroomを使用するには、最低でも必要システム構成をクリアする必要があります。また、推奨システム構成をクリアすれば、Adobe Lightroomの機能を問題なく使えるようになります。
| 必要システム構成 | 推奨システム構成 | |
|---|---|---|
| CPU | 64ビット、2GHz以上 | |
| OS | Windows 10(64ビット、バージョン22H2以降) | |
| メモリ | 8GB | 16GB以上 |
| ストレージ | 10GB以上の空き容量 | |
| ディスプレイ | 1280×768の解像度 | 1920×1080以上の解像度 |
| グラフィックボード | DirectX 12をサポートしているGPU 2GB以上のVRAM |
DirectX 12をサポートしているGPU 4K以上のディスプレイは4GB以上のVRAM プレビュー生成および書き出しを有効にするには8GBのVRAMもしくは16GBの共有メモリ |
※DirectX 12:映像や音声の処理をするプログラム
※VRAM:GPU専用のメモリ
グラフィックボードを搭載する、Windows 10以降がインストールされたパソコンであれば、特に問題は生じないでしょう。快適に使用するのであれば、高性能CPUや大容量のメモリが必要になります。
フォトレタッチ(写真加工)ならAdobe Photoshopがおすすめ
フォトレタッチのソフトの中で、最も名前が知られているのがAdobe Photoshopです。機能が豊富で理想的な写真に仕上げられることから、Photoshopはフォトレタッチソフトのスタンダードとなっています。Photoshopであれば色を少し変えたり、不要なものを取り除いたり、写真を合成したりと、小さな修正から大きな加工まで、あらゆるニーズに応えられます。
Photoshopはプロだけでなく、アマチュアの写真愛好家のあいだでもよく利用されています。機能が豊富で高度なソフトですが、インターフェイスが分かりやすく初心者でも扱いやすいことが人気の理由でしょう。また、ユーザーのニーズに合わせてPhotoshopが進化しているのも魅力のひとつです。
Adobe Photoshopの必要・推奨スペック
Adobe Photoshopの必要システム構成、推奨システム構成は表の通りとおりです。細かくスペックを指定していますが、グラフィックボードを搭載する、Windows 10がインストールされたパソコンであれば問題ないでしょう。
| 必要システム構成 | 推奨システム構成 | |
|---|---|---|
| CPU | Multicore Intel®、AMD、またはWinARM プロセッサー | |
| OS | Windows 10 V21H2 LTSC、Win 10(V22H2)、Win11(V21H2、V22H2、V23H2、V24H2) | |
| メモリ | 8GB | 16GB以上 |
| ストレージ | 20GBの空き容量 | 100GBの使用可能な容量 インストール用のSSD 仮想記憶ディスク用のストレージ |
| ディスプレイ | 1280×800の解像度 | 1920×1080以上の解像度 |
| グラフィックボード | DirectX 12をサポートしているGPU 1.5GB以上のVRAM |
DirectX 12をサポートしているGPU 4K以上のディスプレイは4GB以上のVRAM |
※仮想記憶ディスク:一時的にデータを保管するスペース
もちろん、快適に使用するのであれば、高性能なCPUや大容量メモリは欠かせません。
簡単な加工なら低価格・無料のソフトもおすすめ
Adobe Photoshopはプロからアマチュアまで幅広く利用されていますが、価格が高いのがネックです。また、Photoshopを快適に利用するには、それなりのパソコンスペックが必要です。初心者がフォトレタッチを始めるのに、高価なソフトや高性能なパソコンをそろえるのは少しハードルが高いかもしれません。
そこで注目したいのが低価格、あるいは無料のフォトレタッチソフトです。これらのソフトは、Photoshopほど高度な機能やサポート体制を持ってはいませんが、基本的なフォトレタッチなら問題なく行えます。そして、必要とされるパソコンの性能もそれほど高くないのも魅力です。
GIMPは初心者から上級者まで利用されているソフトで、基本的なフォトレタッチや色調整、合成などの機能を持っています。まずはこういった無料ソフトからフォトレタッチを楽しむのも良いでしょう。
写真・画像編集に必要なパソコンのスペック
デジタルカメラで撮影した写真や画像の編集や加工をスムーズに行うには、スペックの高いパソコンが必要です。写真や画像のデータが大きくなると、処理には高性能なCPUや大容量のメモリが求められます。RAWデータのように情報量の多いデータを、複数同時に開いて作業するのであれば、スペックの高いパソコンが欠かせません。
詳しいスペックなどについては以降の項目で解説しますが、デジタルカメラの性能だけでなく、パソコンの性能にも注目することが大切です。
CPU
CPUはプログラムやデータの処理を担っているパーツで、パソコンの基本的なスペックはCPUの性能によって決まります。デジタルカメラで撮影した写真の現像やフォトレタッチを行う時、また、画像を制作する時など、CPUの性能が高いと処理速度が速いため、処理に待たされることなく快適に操作ができます。
撮影旅行などに出かけると大量の写真データを処理する必要があるので、処理速度の速さはかなり重要です。数枚ならガマンできても、100枚ほどになると性能の低いCPUだと相当なストレスになるでしょう。
CPUは予算に余裕があれば、Core™ i7以上のハイグレードがおすすめです。難しい場合でも、Core™ i5のミドルグレードが望ましいです。
メモリ
フォトレタッチを行う時に、メモリは重要な役割を果たします。メモリは一時的にデータを保管するパーツで、容量が大きければいちいちストレージにアクセスする必要がないため、それだけ快適に作業を行うことが可能です。特にフォトレタッチソフトで、写真を複数のレイヤー(階層)に分けて作業を行うなど、データが大きくなる時は大容量のメモリが威力を発揮します。
メモリの容量は最低でも16GBは搭載したいところです。特に複数の画像を同時に開いて作業するのであれば、16GB以下だと待ち時間が生じることもあるでしょう。メモリの容量は多過ぎて困ることはないので、予算に余裕があれば32GBを検討したいところです。
ストレージ
写真データの管理には、大容量のストレージが必要です。デジタルカメラで高画質の写真を撮影すると、1枚当たりのデータが大きいため、あっという間にストレージがいっぱいになってしまいます。
また、ストレージは急に故障することがあります。そのため、大事な画像や写真をひとつのストレージに保存し続けるのはリスクが高いです。できれば、定期的に外付けのストレージにバックアップを取っておきましょう。さらに予備としてクラウドストレージも活用すれば、安心して写真を保管できます。
ストレージは500GB以上あると、写真が増えてもすぐにはいっぱいにならないので安心です。そして、定期的に外付けストレージへ、バックアップを取りましょう。
グラフィックボード
写真の現像やフォトレタッチ、複雑な画像の制作では、グラフィックボードが威力を発揮します。グラフィックボードは、映像処理を専門的に行うGPUというプロセッサーを搭載しているパーツのことです。一般的なパソコンではグラフィックボードは搭載しておらず、CPUに内蔵されたGPUを使用しています。ライトな編集作業なら内蔵GPUでも対応できますが、高負荷な編集をする場合はグラフィックボードがないと快適に作業できないでしょう。
しかし、グラフィックボードの性能が高いほど価格も高くなります。特に、最新のハイスペックなモデルは数十万円もするものもあり、パソコン本体より高いこともあります。ただし、アマチュアであれば、そこまで高性能なグラフィックボードは必要ないでしょう。NVIDIA GeForce RTX™ 4060やAMD Radeon™ RX 7600以上の性能があれば、グラフィックボードを搭載していないパソコンより快適に作業を行えます。
ディスプレイ
写真の編集では、ディスプレイ選びも大きなポイントです。一般的なディスプレイでも対応できますが、色の調整されたディスプレイを使用することで、撮影した写真の色を忠実に、そして正確に再現できます。
ふつうにパソコンを使用しているだけであれば、それほど気にならないかもしれませんが、ディスプレイに映し出される色は製品ごとに微妙に異なっています。そのため、出荷時に色の調整されたディスプレイが望ましいのです。Webサイトに掲載するなど、ディスプレイでしか写真を見ないのであれば問題ありませんが、写真をプリントするのであれば正確に色を表現できるディスプレイがおすすめです。
NEC Directでカスタマイズして理想の画像編集パソコンに
NEC Directで販売しているパソコンは、CPUやメモリなどのパーツを変更するなどのカスタマイズが可能です。写真編集に使用するパソコンは、一定以上のスペックを求められることが多く、家電量販店などでぴったりの製品を見つけ出すのは大変です。しかし、NEC Directであれば、必要なスペックにカスタマイズできるのでとても便利です。
CPUを高性能なものに変えたりメモリやストレージの容量を増加したりすれば、写真編集にぴったりなパソコンを手に入れられるでしょう。まずはパソコンのカスタマイズをシミュレーションしてみましょう。
軽量で持ち運びやすいCopilot+PC「LAVIE Direct NEXTREME」
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「LAVIE Direct NEXTREME」は、AI機能を搭載した軽量モバイルノートパソコンです。CPUはIntel® Core™ Ultraシリーズを搭載しており、画像編集の作業を快適にできます。また、実働16時間という世界最長クラスのバッテリー駆動時間を実現しており、外出先でも充電を気にせず作業できるでしょう。タッチパネルを搭載しているため、直感的な操作ができるのも魅力です。さらに、メモリは16GB・32GB、SSDは約256GB・約512GB・約1TBから選択でき、用途に合わせてカスタマイズできます。
| OS | Windows 11 (Home/Pro) |
|---|---|
| CPU | Intel® Core™ Ultra(7 258V/7 256V/5 226V) |
| グラフィックボード(GPU) | Intel® Arc™(140V/130V)※CPUに内蔵 |
| メモリ | 16GB・32GB |
| ストレージ(SSD) | 256GB・512GB・1TB |
| ディスプレイ | 13.3型ワイド LED IPS液晶(広視野角・高輝度・高色純度・ノングレア・タッチパネル)(WUXGA:1920×1200) |
| 外部インターフェイス | ・USB Type-C × 2(USB Power Delivery3.0対応 パワーオフUSB充電機能付き)(DisplayPort出力機能付き) ・USB Type-A × 2(内1ポートはパワーオフUSB充電機能付き) ・HDMI × 1 ・LAN × 1 もしくは無し ・microSDメモリーカードスロット × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
| 重量 | 約994g |
| バッテリー駆動時間(アイドル時) | 約40.2時間 |
スタイリッシュなオールインワンタイプ「LAVIE Direct A27」
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大量の写真データをチェックするのなら、大型のディスプレイが必要です。たくさんの写真を一度に表示できれば、簡単に写真選びを行えるようになります。LAVIE Direct A27は大量に写真を撮影する人におすすめの一体型パソコンで、27型ワイド液晶ディスプレイを備えているのが大きなポイントです。大型ディスプレイで写真を見られるのは、デスクトップパソコンの大きなメリットでしょう。
LAVIE Direct A27は一体型パソコンなので、ケーブル類が少なく、デスクまわりをすっきりさせられるのも大きなポイントです。デジタルカメラをそばに置いておけるスペースを確保できます。
| OS | Windows 11 (Home/Pro) |
|---|---|
| CPU | Intel® Core™(i7-1355U/i5-1335U) |
| グラフィックボード(GPU) | Intel® Iris Xe グラフィックス/インテル UHD グラフィックス(どちらもCPUに内蔵) |
| メモリ | 8〜32GB |
| ストレージ(SSD) | 256GB・512GB・1TB・2TB |
| 外部インターフェイス | ・USB Type-C × 1 ・USB Type-A × 3 ・HDMI × 1 ・LAN × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 ・SDメモリーカードスロット× 1 |
| 画面サイズ | 27型ワイド スーパーシャインビューLED IPS液晶(広視野角・高色純度)(フルHD:1920×1080) |
| 本体サイズ(幅×奥行×高さ) | 615.4×221.0×440.2(mm) |
安く買うならお買い得モデルセールを要チェック
写真編集はソフトの購入費などもかかりますから、パソコンをできるだけ安く購入したいところです。そして、パソコンを少しでも安く購入したいのであれば、NEC Directのお買い得モデルセールのチェックは欠かせません。台数限定ではありますが、パソコンを通常価格よりも安く購入できるチャンスです。
ただし、お買い得モデルセールで販売されているパソコンはさまざまで、自分が欲しいパソコンを安く売っているとは限りません。旧モデルお買い得セールに並ぶパソコンは定期的に入れ替わっているので、こまめにチェックすることが大切です。掘り出しものを見逃さないように、定期的に確認して下さい。
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