予算15万円!デスクトップパソコンの
おすすめスペックとポイント
2024.07.19(FRI)
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予算15万円あれば、どのようなデスクトップパソコンを購入できるのでしょうか。予算内で最高のパフォーマンスを提供するパソコンの選び方から、購入時に気をつけるべきポイントを詳しく解説します。ぴったりのパソコンを選ぶために、ぜひ参考にして下さい。
デスクトップパソコンの予算は15万円がおすすめ!

テデスクトップパソコンを購入するにあたって、予算15万円は特におすすめの金額です。この価格帯であれば、日常的な使用からゲーム、動画編集まで幅広い用途に対応できるmiddleクラスからハイグレードクラスのパソコンを購入できます。
15万円の予算はスペックから考えると、高い性能を持つCPUや、快適にソフトウエアが動作するだけのメモリー容量、大量のデータを保存できるストレージなど、バランス良く高性能なパーツを選ぶことが可能です。
特にデスクトップパソコンは持ち運びの必要がないため、同じ価格でもノートパソコンに比べてより高い性能のパソコンが購入できるのです。パソコン選びで迷っている人は、この価格帯を基準にして考えることをおすすめします。
予算15万円でデスクトップパソコンを買う時のおすすめスペック

予算15万円でデスクトップパソコンを選ぶ時は、どれくらいのスペックを目安にすれば良いのでしょうか。予算内で最適な性能を得るための、CPUやメモリー、ストレージなどの選び方のポイントを分かりやすく解説します。
用途がはっきりしていると快適さがアップ
予算15万円でデスクトップパソコンを選ぶ時は、最初に「どんな用途で使うのか」を決めましょう。用途がはっきりしていると、必要なスペックが明確になり、予算内で最適なパーツを選べるようになります。例えば、文書作成やWebサイトの閲覧が主な用途なら、基本的なスペックでも十分です。しかし、ゲームや動画編集などの負荷の高い作業を行いたいのであれば、高性能なCPUや大容量のメモリー、グラフィックボードが必要になります。
用途が明確だと必要なものがはっきりするため、購入後のパソコンが快適で満足できるでしょう。
CPUはミドル~ハイグレード
CPUはパソコンの基本的な性能を決定づける、重要なパーツです。15万円の予算があれば、ミドルグレードからハイグレードのCPUが選択肢に入るため、快適に操作できるパソコンになるでしょう。
ミドルグレードのCPUとしては、インテルのCore i3やCore i5、AMDのRyzen 3、Ryzen 5です。これらのCPUであればある程度負荷の高い写真編集や動画編集など、幅広い用途で十分な処理能力を発揮するでしょう。
ハイグレードのCPUには、インテルのCore i7やCore i9、AMDのRyzen 7やRyzen 9などがあります。Core i9とRyzen 9は非常に高価ですが、Core i7とRyzen 7であれば、十分に搭載可能です。
CPUの種類
インテル | AMD | |
---|---|---|
エントリーモデル | インテルプロセッサー | Athlon |
ミドルグレードモデル | Core i3 Core i5 |
Ryzen 3 Ryzen 5 |
ハイグレードモデル | Core i7 Core i9 |
Ryzen 7 Ryzen 9 |
メモリーは16GB以上を搭載可能
メモリーは一時的にデータを保持するパーツのことで、容量が多ければ多いほど、大量のデータを扱えるようになります。それにより複数のソフトウエアが起動するような状態でも、快適にパソコンを使用することが可能です。
いまデスクトップパソコンを購入するのであれば、メモリー容量は16GB以上がおすすめです。8GBではいずれ不足するおそれがあるため、避けた方が良いでしょう。最新のゲームを遊んだり、高画質動画の編集をしたりするなら、32GBあると安心です。
メモリー容量の目安
メモリー容量 | 用途 |
---|---|
8GB | 書類作成、Webサイト閲覧。必要最低限の容量 |
16GB | 書類作成、Webサイト閲覧、ゲーム、動画編集などの基本的な容量 |
32GB | 最新のゲーム、高画質動画の編集などを快適に行うための容量 |
64GB | 高画質動画の編集、3DCGなど極めてデータ量が多い用途向き |
大容量も可能!SSDは512GB~1TB
最近ではSSDの価格が下がってきているため、大容量のものを選ぶことが可能になりました。他のパーツの選び方次第ですが、512GBから1TBといった大容量のSSDでも予算内に収まるでしょう。
512GBのSSDであれば日常的な使用には十分な容量ですが、写真や動画などの大量のデータを保存する場合や、多くのソフトウエアをインストールするのであれば、1TBがおすすめです。特にゲームソフトは大容量化が進んでいるため、容量の大きなSSDを選ぶと複数のソフトをインストールできます。
ただし、書類作成やWebサイトの閲覧が主目的であれば、SSDの容量は256GBでも十分でしょう。
ゲームや動画編集ならグラフィックボードは必須

ゲームや動画編集に興味があるなら、グラフィックボードは欠かせません。グラフィックボードは、画像や動画の処理を専門に行うパーツで、映像処理の負荷が高い作業を快適に行ってくれます。書類作成やWebサイトの閲覧などの、一般的な用途ではグラフィックボードがなくても問題はありません。
ただ、グラフィックボードは非常に高価なパーツで、高性能なものになると数十万円もします。予算15万円であれば、エントリーグレードの中から選ぶことになるでしょう。それでも、ゲームや動画編集に対応できるパソコンになります。
グラフィックボードの種類
メモリー容量 | NVIDIA | AMD | インテル |
---|---|---|---|
エントリーモデル | GTX 1650 | RX 6500 XT | A750 A770 |
ミドルグレードモデル | GTX 1660 SUPER RTX 3060 RTX 4060 |
RX 6600 XT RX 6650 XT RX 6700 XT |
|
ハイグレードモデル | RTX 4070 RTX 4080 RTX 4090 |
RX 7700 XT RX 7800 XT RX 7900 XTX |
光学ドライブは必要になったら購入
光学ドライブは、CDやDVD、Blu-rayなどのディスクのデータを読み書きするための装置のことです。しかし、インターネットでソフトウエアをダウンロードしたり、配信サービスで動画を見たりすることが一般的になっており、利用する機会は大幅に減っています。そのため、必須の装置とはいえないでしょう。
そのため、CDから音楽データを取り込んだり、DVDで動画を見たりしなければ、なくても困らないでしょう。あとから必要になったら、外付けの光学ドライブを購入することも可能です。
デスクトップパソコンを購入する時のポイント

デスクトップパソコンを購入する時は、予算内で最高のスペックを求めるだけではなく、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。購入前にチェックしておきたい、選び方のコツや注意点を分かりやすく解説します。
本体のサイズでできることが変わる
デスクトップパソコンの本体のサイズは、非常に重要なポイントです。サイズによって、パソコンの性能や拡張性、設置場所などが大きく変わるため、購入前にしっかりと考えておく必要があります。
本体のサイズの特徴
本体のサイズ | 特徴 |
---|---|
ミニパソコン | 省スペースで設置できるものの拡張性が低い。モバイル向けのCPUを搭載していることが多い |
スリムタワー | 必要スペースは比較的少なめ。拡張性に乏しく、高性能なグラフィックボードは搭載できない |
ミドルタワー以上 | かなりのスペースが必要になる。拡張性が高く、高性能なグラフィックボードが搭載できる |
メーカーのサポート体制をチェック

デスクトップパソコンは性能や価格だけでなく、メーカーのサポート体制も重要なチェックポイントです。良質なサポート体制が整っていると、万が一のトラブルや疑問が生じた時でも迅速かつ安心して解決できます。
メーカーによってサポートの内容はさまざまです。例えば、24時間365日対応の電話サポート、オンラインでのチャットサポート、保証期間の長さや延長オプションの有無などがあり、パソコンメーカーによって異なります。
メーカーの公式Webサイトを確認して、各メーカーのサポート体制を調べておきましょう。
流用できるものは流用して費用節約
デスクトップパソコンを新しく購入する時は、以前のパソコンから周辺機器を流用することが大切です。キーボード、マウス、モニター、スピーカーなどであれば、これまで使っていたパソコンから流用できるため、費用の節約につながるでしょう。
特に、モニターは高価なものの一つなので、現在使用しているものが高解像度なものであれば、新しいパソコンにそのまま流用することをおすすめします。そうすることで画面の質を落とすことなく、費用を節約できます。外付けの光学ドライブや外付けストレージなど流用できるものがあれば、積極的に流用しましょう。
設置スペースをあらかじめ確保する
デスクトップパソコンを購入する時は、設置するスペースをあらかじめ確保しておく必要があります。特にミドルタワー以上の大きなデスクトップパソコンを購入するのであれば、大きさを事前に調べて設置スペースを確保しておくことが大切です。
タワー型のデスクトップパソコンであれば、デスクの下などにスペースを確保すると同時に、電源ケーブルやLANケーブルなどが届くようにしなくてはなりません。
また、壁にぴったりパソコンを設置すると、ホコリなどを吸い込みやすくなるので、少し余裕を持たせておきましょう。
モニターはフルHDと4Kのどっちを選ぶ?
モニターもパソコンと同時に購入するのであれば、解像度も重要なポイントになります。現在の主流はフルHD(1920×1080ドット)ですが、4K(3840×2160ピクセル)のモニターも価格が低下しており、一般的なパソコンユーザーでも購入できる製品が増えています。
日常的な使用であれば、フルHDで十分な場合が多いです。4Kは解像度が高いため、非常に鮮明な画像を楽しめます。ただし、解像度が高過ぎて文字が小さくなるため、150%程度に拡大して使用することになり、高い解像度を実感する機会は少ないかも知れません。
予算15万円でゲーミングPCは買える!?

ゲーミングPCというと、数十万円もする高価なものが知られていますが、実は予算15万円でもゲーミングPCを購入することは可能です。どうすれば、予算15万円でゲーミングPCを購入できるのか紹介します。
解像度と映像品質を下げればゲームもできる!
ゲーミングPCが数十万円もするのは、最先端の高価なパーツを使用しているためです。高価なパーツを使用すれば、4Kのような高解像度でもなめらかな動きでゲームを楽しむことが可能になります。しかし、そこまで高解像度でなければ、高価なパーツは必要ありません。
パソコンのゲームでは、解像度と映像品質を細かく調整できるようになっています。これらの設定を変更して、高性能でないパソコンでも動作するようにするだけで良いのです。例えば解像度を下げる、光や映像の反射をなくす、影の表現を粗くするなど、パソコンのスペックに合わせて調整すれば、それほど高価なパーツでなくてもゲームを遊ぶことが可能になるのです。
お金をかけるポイントに注意!
ゲーミングPCを購入する時は、お金をかけるポイントを慎重に選ぶことが重要です。予算15万円という制限の中で、最もゲームプレイの質を高める要素に焦点を当てる必要があります。どのパーツにお金をかけて、節約できるポイントはどこかをよく考えて、見極めましょう。
この時に参考になるのが、ゲームの要求スペックです。要求スペックには必要最低限の必要スペックと、ゲームを快適に遊べる推奨スペックがあります。推奨スペックを満たすことが望ましいですが、必要スペックを上回っていれば映像品質は落ちるもののゲームを遊ぶことは可能です。
遊びたいゲームの要求スペックを確認して、どれだけの性能が必要なのかをチェックしておきましょう。
メモリー容量とグラフィックボードがポイント
ゲーミングPCを購入する時は、メモリー容量とグラフィックボードが重要なポイントになります。ゲームだとCPUの性能はそれほど重要ではなく、ミドルグレード以上あれば楽しめることがほとんどです。
メモリーは容量が16GBあれば、ほとんどのゲームを快適にプレイできるでしょう。多ければ多いほど良いですが、16GBをクリアできていれば問題ありません。
グラフィックボードはゲーミングPCの基本となるパーツで、高性能なほど高品質の映像でゲームを楽しめます。しかし、解像度がフルHDであれば、エントリーグレードでも必要スペックは問題なくクリアできることが多いです。NVIDIAならGTX 1650、AMDならRX 6500 XTあたりがコストパフォーマンスに優れています。
ゲーム用モニターでなくても大丈夫
モニターにはゲーミングモニターと呼ばれる、ゲーム用の製品があります。ゲーミングモニターは高いリフレッシュレートや応答速度、ゲーム向け機能を備えていることが特徴です。しかし、予算15万円でゲーミングPCを購入するのであれば、高価なゲーミングモニターは必要ありません。
一般的なモニターでもリフレッシュレートは60Hzあり、十分にゲームを楽しむことが可能です。リフレッシュレートが60Hzとは、画面が1秒間に60回更新されることを意味し、これにより動きのある映像をなめらかに表現できます。多くのゲームは60Hzを基準としており、一般的なモニターでも問題なく遊べるようになっています。
周辺機器は追加購入にして初期費用を節約
予算15万円でゲーミングPCを購入するのであれば、ゲーム専用の周辺機器はあとから購入することに初期費用を節約しましょう。高価なゲームパッドは1万円以上しますが、安いものであれば2千円程度で済みます。ゲーム用のマウス、キーボードでなくても、ふつうのキーボードで十分対応可能です。
このように初期費用を節約していけば、15万円の予算の範囲内で十分な性能を持ったゲーミングPCを購入できるでしょう。ゲームを遊んでいるうちに必要性を感じたものを、徐々に追加購入していけば、お金をかけなくてもパソコンでゲームを楽しめます。
また、追加購入で周辺機器を増やしていけば、自分のプレイスタイルに合ったものを選べるのもメリットです。
予算15万円ならBTOがおすすめ!

予算15万円でデスクトップパソコンを購入するのであれば、BTOでパーツを選ぶ方法がおすすめです。BTOであれば予算に合わせたパーツ選びが可能なため、満足度の高いパソコンを購入できるでしょう。
BTOとはなに?
BTOはBuild to Order略称で、受注生産方式のことです。パソコンを購入する時に、自分のニーズに合わせて、パソコンのスペックをカスタマイズできるサービスです。パソコンショップや量販店で既製品のパソコンを購入するのとは異なり、CPUやメモリー、ストレージなどのパーツを自分で選択し、理想のパソコンを組み立ててもらうことが可能です。
BTOの魅力は、自分が求めるパソコンを購入できることです。例えば、ゲームや動画編集などで高性能なグラフィックボードが必要であれば、それに見合ったものを選べます。また、将来的にメモリーやストレージを増設することを考えて、拡張性を重視した構成にすることもできます。
BTOでデスクトップパソコンを買うメリット
BTOでデスクトップパソコンを購入するメリットは、予算15万円という限られた中でも、自分にとって最適なスペックのパソコンを組み立てられることです。予算が決まっている場合、BTOは自分が納得できるパソコンを手に入れられる最良の方法でしょう。
用途に合わせて高性能CPUにしたり、逆に価格を抑えるためにミドルグレードのCPUを選んだり、そういったカスタマイズ性の高さがBTOの魅力です。
BTOはパソコンのスペックなどの基礎知識が必要になりますが、自分に合ったパソコンを求めている人にはおすすめです。
BTOで購入する時の注意点
BTOでデスクトップパソコンを購入する時は、ベースモデルの選択に注意が必要です。ベースモデルはカスタマイズのもととなるパソコンのことで、ベースモデルによって選択できるパーツに制限があります。
例えば、ベースとなるパソコンによっては、大型のグラフィックボードや内部を冷やす冷却装置を搭載するスペースがないことがあるのです。そのため、最初に自分が必要なスペックを搭載できる、ベースモデルを選ぶ必要があります。さまざまなベースモデルをチェックして、どのようなカスタマイズができるか確認しましょう。
NEC Directならメーカー製パソコンをBTOで買える!
NEC Directではデスクトップパソコンを、BTOで購入することが可能です。そのため、予算15万円という制限の中から、自分にぴったり合ったパソコンをカスタマイズして購入できるのです。まずはNEC Directでパソコンをカスタマイズしてみて、どれくらいの費用がかかるのか確認してみましょう。
LAVIE Direct A27

LAVIE Direct A27はモニターとパソコンが一つになった一体型パソコンです。大きなポイントは、パソコン本体の設置スペースに悩む必要がなく、広々とデスクを使用できることです。カスタマイズをすれば、高性能なCPUや大容量メモリーにカスタマイズできます。高性能なデスクトップパソコンを求めている人には、ぴったりの一台でしょう。
TVチューナーを搭載することも可能で、パソコンで番組を録画することもできます。
LAVIE Direct DT

LAVIE Direct DTはスリムタワー型のデスクトップパソコンで、CPUやメモリー、ストレージのカスタマイズが可能です。高性能パソコンへカスタマイズできることが大きなポイントで、Core i9やメモリー64GBといったハイスペックパソコンにもできます。
また、ディスプレイポートの増設が可能で、最大で4台のマルチモニター環境も実現できます。高性能で拡張性の高いデスクトップパソコンを求めている人におすすめです。
コスパ最高!な、お買い得パソコンをチェック
予算15万円でデスクトップパソコンを探しているなら、NEC Directのお買い得モデルセールをチェックしてみましょう。期間限定で価格が安くなっているパソコンを見つけられる可能性があります。
お買い得モデルセールで販売しているパソコンは、定期的に入れ替わっているので、ふだんからチェックしておくことが大切です。運が良ければ、意外な掘り出しものを見つけられることもあります。まずはアクセスして、どんなパソコンが売られているか見てみましょう。