CPUとGPUの役割や性能の違いを比較!
用途別の重視すべきパーツも解説
2024.04.30(TUE)
2024.04.30(TUE)

パソコンの頭脳であるCPUと、映像処理を担当するGPU。それぞれ異なる役割や特性を持つパーツですが、無関係な訳ではありません。お互いに影響を与える要素もあるため、バランスのよい組み合わせを理解しておくことが大切です。
この記事では、CPUとGPUの役割や性能の違い、用途別に優先するべきパーツを解説します。また、CPUとGPUを選ぶ際に必要な型番の見方や、性能を決める要素についても詳しく解説する内容です。適切なCPUとGPUを選択するために役立つ情報なので、ぜひ参考にしてください。
目次
CPUとは「全体の演算や制御をするパーツ」
CPU(Central Processing Unit)は、パソコンの中心となるパーツで、全体の演算や制御を行います。具体的には、データの処理やプログラムの実行、システムの管理などを担い、コンピューターの「頭脳」として機能します。CPUの性能が低いと、パソコンの動作が遅くなり、作業効率が低下するので重要なパーツです。
主要なCPUメーカーと製品は以下の表をご覧ください。
メーカー | 主要製品 |
---|---|
Intel | ・Core i3 ・Core i5 ・Core i7 ・Core i9 |
AMD | ・Ryzen 3 ・Ryzen 5 ・Ryzen 7 ・Ryzen 9 |
主要なメーカーは、CPUで高いシェアを誇る半導体メーカー「Intel」と、近年シェアを広げている「AMD」です。それぞれ製品名の最後に付く数字が大きいほど性能も高くなります。これらのCPUは、それぞれ異なる性能と特徴を持つので、用途に応じて選択することが大切です。
GPUとは「画像を処理してモニターに表示するためのパーツ」

GPU(Graphics Processing Unit)は、主にモニターに表示する画像の生成を担うパーツで、画像の処理で重要な役割を果たします。高い画像処理能力を持ち、PCゲームや動画編集、デザイン作業、AI(人工知能)開発などの、幅広い分野で活躍するパーツです。また、GPUはスーパーコンピューターにも利用され、複雑な計算やデータ分析に活用されています。十分な性能のGPUを搭載することで、高度なグラフィック処理を可能とし、快適にPCゲームや各種作業を行えます。
主要なGPUメーカーと製品は以下の通りです。
メーカー | 主要製品 |
---|---|
NVIDIA | ・GeForce GTX 1650 ・GeForce RTX 3060 ・GeForce RTX 4090 |
AMD | ・Radeon RX 6400 ・Radeon RX 6600 XT ・Radeon RX 7900 XTX |
主要なメーカーは、半導体の設計や研究開発を行う「NVIDIA」と、CPUの項目でも紹介した「AMD」です。近年、GPUを活用する生成AIや自動運転システムの開発、e-Sportsの流行などにより注目を集めています。製品は、数字が大きいほうが高性能です。こちらも、用途に合ったスペックのGPUを選ぶことが大切になります。
CPUの計算処理も行う「GPGPU」
GPGPU(General-Purpose computing on Graphics Processing Units)とは、GPUを画像処理以外の計算に活用する技術で、直訳すると「GPUによる汎用計算」を意味する言葉です。これにより、GPUの高速な計算能力をデータ分析や科学計算、機械学習などの分野で利用できます。従来のCPUだけでは時間がかかる大規模なデータ処理や複雑な計算も、GPGPUを用いることで高速化が可能です。近年では、汎用性の高さから研究やビジネス分野においても拡大しており、GPGPUの応用範囲は日々広がっています。
GPUの種類

GPUには「内蔵GPU」「グラフィックボード」「GPUクラウド」の3種類があります。ここでは、それぞれの特徴や用途について解説します。
内蔵GPU
内蔵GPUは、CPUに組み込まれているGPUのことです。一般的なパソコンやスマートフォンなどに多く搭載され、基本的な画像処理や動画再生、軽度なゲームなどに対応できます。内蔵GPUの特徴は、追加のハードウェアが不要であることです。そのため、コンパクトなデザインや低消費電力を実現することができ、ノートパソコンやタブレットなどの携帯デバイスに適しています。ただし、高度なグラフィック処理や専門的なデザイン作業には向いておらず、これらの用途には単体のグラフィックボードが必要です。
グラフィックボード
グラフィックボードとは、パソコンのPCI Expressスロットに接続される独立した画像処理ユニットです。高解像度の画像処理や3Dグラフィックス、動画編集、高度なゲーミングなど、要求される性能が高い用途に適しています。グラフィックボードには専用のGPUが搭載されており、高い処理能力を持つのが特徴です。ユーザーは、用途に応じた性能のグラフィックボードを選択し、パソコンの性能をカスタマイズできます。
GPUクラウド
GPUクラウドは、リモートでアクセス可能なクラウドサービス上で、GPUを提供するサービスです。このサービスを利用することで、高性能なGPUを物理的に所有しなくても、高度な画像処理やデータ分析、機械学習などが行えます。GPUクラウドの特徴は、高い柔軟性と拡張性です。ユーザーは必要に応じてGPUリソースを調整し、大規模な計算作業や専門的なデータ処理を効率的に行うことができます。また、物理的なスペースや電力消費を気にすることなく、高い計算能力を手軽に利用することが可能です。GPUクラウドは、研究、開発、ビジネスなど多岐にわたる分野で利用されています。
CPUとGPUの違いをわかりやすく解説

CPUとGPUの違いを、役割や関係性、タスクに対する処理能力の観点から解説します。
担当する役割と関係性
CPUはパソコン全体の計算処理を担う部品で、システム全体を統括し、指示を出します。一方、GPUは画像処理に特化しており、CPUからの指示に従って高速な画像処理を行います。たとえば、PCゲームや動画視聴の際、CPUはプログラム全体をコントロールし、GPUは画像を生成しモニターに出力します。このように、CPUとGPUは連携してパソコンの機能を円滑に運用しており、お互いを補完しあう関係性です。特にグラフィックス重視のアプリケーションでは、この連携が非常に重要になります。
タスクに対する処理能力
CPUとGPUは得意とするタスクが異なります。CPUは、一つのプログラムを一つのスレッドで処理する「シングルスレッド」のタスクや、複雑な計算を得意としています。特定のタスクを集中的かつ連続的に処理するのが特徴です。シングルスレッドのタスクが得意な理由は、CPUが高性能なコアを少数搭載し、一つひとつのタスクを高速に処理しているからです。一方、GPUは、コアが連携して動作し、複数の計算を同時に進める並列処理が得意です。たとえば、画像処理や大規模なデータ分析では、GPUの大量のコアが同時に多くの計算を行うことで、高速な処理を実現します。このように、CPUとGPUはそれぞれ異なる構造と特性を持ち、パソコンの性能を最大限に引き出すために協力し合っています。
CPU・GPUはどちらが優先?重視される用途を解説

CPUとGPUはどちらも大切ですが、用途によって優先すべきパーツが異なります。各パーツが重視される用途を解説します。
CPUが重視される用途
CPUが重視される用途は以下の通りです。
- 一般的な事務用途
- 写真の編集やRAW現像
- 動画の編集や配信
各用途でCPUが重視される理由を解説します。
一般的な事務用途
一般的な事務用途で最も重視されるのはCPUです。データ入力や文書作成、インターネットの閲覧といった一般的なオフィスワークでは、高度な画像処理の能力はほとんど求められません。そのため、内蔵GPUを搭載したパソコンで十分対応できます。このような用途であれば、IntelのCore i3シリーズやそれに相当するCPUでスムーズに作業できます。以上のように、事務用パソコンを選ぶ際には、画像処理の性能よりもCPUの処理能力に注目し、適切なモデルを選択することが重要です。
写真の編集やRAW現像
写真の編集やRAW現像にはCPUの性能が重視されます。たとえば、Adobeの「Lightroom」や「Photoshop」などの写真編集ソフトは主にCPUに依存しています。RAW現像とは、デジタルカメラで撮影された生の画像データを編集することを指し、複雑な計算処理を伴う作業です。高解像度の画像データを扱うため、CPUの処理速度が作業の効率に直接影響します。一方、この作業にはGPUの性能はそれほど重要ではなく、多くの場合、内蔵GPUで十分に対応可能です。写真編集やRAW現像を快適に行うためには、「Intel Core i5」程度のCPUを選択するとよいでしょう。
動画の編集や配信
動画の編集や配信ではCPUが重視されますが、GPUの性能も重要です。CPUは動画編集の基本的な動作やエフェクトの処理、エンコードなどに影響を及ぼし、性能が低いと作業効率や配信の品質が低下する可能性があります。一方、GPUは映像処理の速度、レンダリング、およびエンコードの高速化に寄与します。
近年では、内蔵GPUの性能も向上しており、一部の動画編集ソフトでは十分な性能を発揮しますが、専用のグラフィックボードを搭載した方が映像処理において優れたパフォーマンスを発揮します。動画編集や配信を快適に行うためには、「Intel Core i5」以上のCPUと、「NVIDIA GeForce GTX 1650からRTX 3060」程度のGPUを目安にするとよいでしょう。
GPUが重視される用途
GPUが重視される用途は以下の通りです。
- PCゲーム
- AIの開発
- VRの使用
- 3DCAD
各用途で重視される理由を解説します。
PCゲーム
PCゲームは高いGPUの性能が求められます。特に、グラフィックが重要な高負荷のゲームや、高解像度・高フレームレートでPCゲームを楽しみたい場合は、高い処理能力を持つGPUが必須です。とはいえ、PCゲームではCPUの性能も重要になります。CPUはゲーム内の各種処理を担当し、性能が不足しているとゲームプレイ中のカクツキや遅延を引き起こす原因になるのです。
ゲーム用のGPUとしては、「NVIDIA GeForce GTX 1650 SUPER」以上を選び、より幅広いゲームに対応するためには「GeForce RTX 3060」以上のモデルを選択するとよいでしょう。CPUは「Intel Core i5」以上を目安に選ぶのがおすすめです。
AIの開発(機械学習・ディープラーニング)
AIの分野、特にディープラーニングを使う開発では、GPUが重要な役割を果たします。ディープラーニングとは、コンピュータに大量のデータを解析させ、データの特徴を抽出する技術です。大量のデータを用いて学習を行うため、計算処理の並列化が得意なGPUが欠かせません。
AIは自然言語処理に使われる生成AIのChat GPTや自動運転、気象予測など、幅広く活用されているので、今後もGPUへの需要が高まると予想されています。AIの開発において必要なGPUのスペックはプロジェクトの規模や目的によって異なるため、具体的な目的に合わせた選択が重要です。
VRの使用
VR(Virtual Reality)は仮想現実という意味を持ちます。専用ゴーグルに映像を映すことで、まるでその空間にいるような感覚を体験できる技術です。医療、教育、エンターテインメントなど、多くの分野で活用されています。
VRアプリケーションは高い画像の処理能力を要求するため、強力なGPUが必要です。VRゲームを快適に楽しむためには、「NVIDIA GeForce RTX 3060」以上のGPUを備えたゲーミングPCを用意しましょう。CPUに関しては、Intel Core i5以上の性能が推奨されます。VR体験の品質はGPUの性能に大きく依存するため、GPUの選定には特に注意を払う必要があります。
3DCAD
3DCAD(設計支援ソフトウェア)は、複雑な3Dモデリングやレンダリングが必要とされるため、高性能なGPUが不可欠です。3DCADのソフトウェアは、十分なパフォーマンスを発揮できる「認定グラフィックス」のリストを公開しています。これを参考にグラフィックボードを選択するとよいでしょう。高度なモデリングや大規模な設計プロジェクトでは、GPUの性能が直接作業効率や品質に影響を与えるため、適切なグラフィックボード選びが重要です。
CPUの見方と性能を決める要素を確認

目的に合ったCPUを選ぶには、型番の見方や、性能を決める要素を理解しておくことが大切です。ここでは、型番の具体的な見方や性能を決める要素について解説します。
CPUの見方
CPUの型番を見ると、どのようなスペックの製品か概ね判断できます。以下は、Intelの「Core i5 13600K」を例に、各表記の意味を示した表です。
ブランド名 | シリーズ名 | プロセッサー・ナンバー 「12=世代」 「600=SKUナンバー」 |
カテゴリー |
---|---|---|---|
Core | i5 | 13600 | K |
シリーズ名は数字が大きいほど性能が高くなります。プロセッサー・ナンバーの世代やSKUナンバーも数字が大きいほど高性能です。カテゴリーは、以下のようにアルファベットによって意味が異なります。
- なし:標準的なCPU
- K:オーバークロックに対応
- S・ T:省電力のモデル
- P・F:内蔵GPUを搭載していないモデル
- X:性能の高い上位モデル
- HQ:ノートパソコン向けのハイエンドGPUを内蔵したモデル
- U:ノートパソコン向けの省電力なモデル
- Y:ノートパソコン向けのさらに省電力なモデル
コア数
CPUのコア数は、パソコンの処理能力を大きく左右する要素です。コアとはCPU内の処理ユニットのことで、コア数が多いほど同時に多くのタスクを処理できます。たとえば、クアッドコア(4コア)のCPUは、デュアルコア(2コア)のCPUより効率的に処理を進められます。マルチコアは、特にマルチタスクや複雑な計算が必要なアプリケーションでその効果を発揮し、全体の処理スピードの向上に効果的です。
スレッド数
スレッド数もCPUの性能に影響を与える要素です。スレッドとは、CPUコアが処理するタスクの最小実行単位であり、スレッド数が多いほど同時に処理できるタスクの数が増えます。たとえば、マルチスレッディング技術を採用したCPUは、一つのコアで複数のスレッドを扱うことができ、マルチタスク処理能力が向上します。これにより、複数のアプリケーションを同時に使用している際に、よりスムーズな操作が可能です。
クロック数
CPUのクロック数は、処理スピードを示す要素です。クロック数が高いほど、CPUは高速に動作し、より多くの命令を短時間で処理できます。たとえば、クロック数が3.5GHzのCPUは、1秒間に35億回の処理を行うことができます。クロック数は、シングルスレッドでのタスク処理速度に直接影響し、アプリケーションのレスポンス時間の短縮に貢献する要素です。
キャッシュ
キャッシュとはCPU内部のメモリを指し、使用頻度が高いデータを一時的に保存しておく役割を担います。メインメモリと同じ役割ですが、CPUのキャッシュメモリは、より利用頻度の高いデータが保存されるのが異なる点です。キャッシュの容量が大きいほど多くのデータを一時保存できるので、処理能力が向上します。しかし、コア数やスレッド数などに注目してCPUを選べば、それに合ったキャッシュの容量を選択することになるので、それほど意識する必要はないでしょう。なお、キャッシュ容量は、製造コストや消費電力とトレードオフの関係にあるので、容量が大きいほど良い訳ではありません。
世代
CPUの世代は、そのモデルの新旧を示し、性能にも大きく影響します。新しい世代のCPUは、製造技術の進歩により性能が向上していることが多く、同じスペックの古い世代のCPUと比較して効率や省エネ性が優れているのが一般的です。たとえば、上位グレードのCPUでも古い世代のモデルは、新しい世代の中位グレードのCPUに性能で劣ることがあります。そのため、CPUを選ぶ際は、グレードだけでなく、そのモデルの世代も考慮することが重要です。
GPUの見方と性能を決める要素を確認

続いて、GPUの見方と性能を決める要素を詳しく解説します。
GPUの見方
GPUの型番も、性能を把握するための情報が記載されています。以下は、NVIDIAの「GeForce RTX 4070 Ti」を例に各表記の意味を示したものです。
ブランド名 | シリーズ名 | 世代 | 性能 | 規格 |
---|---|---|---|---|
GeForce | RTX | 40 | 70 | Ti |
NVIDIAの主なシリーズには、エントリークラスの「GTX」と、上位モデルの「RTX」があります。世代は数字が多いほど新しく高性能です。性能はGPUの性能を表していますが、世代が新しくて性能の数字が低いほうが、より高性能なケースもあるので注意しましょう。規格には、TiのほかにSUPERなどがあり、性能はTiのほうが高くなります。
VRAM(GPUメモリ)
VRAM(ビデオRAM)は、GPUが画像処理に使用する専用メモリのことです。VRAMの容量はGPUのパフォーマンスに大きく影響し、特に高解像度のゲームや動画編集などの作業では重要な役割を果たします。VRAMが不足すると、フレームレートの低下やテクスチャの読み込み遅延などを招くことがあります。一般的な用途では1GBのVRAMで十分ですが、グラフィック処理が重いタスクでは4GB以上のVRAMを備えたGPUが必要です。
冷却性能
冷却性能は、GPUの効率的な動作と寿命に影響します。GPUは高い処理能力を持つため、大量の熱が発生します。GPUの温度が上がりすぎると、GPUのパフォーマンス低下や、最悪の場合は故障の原因になります。冷却方法は主にファンタイプと水冷タイプの2種類です。ファンタイプは価格が安価ですが冷却性能はそれなり。水冷タイプはより優れた冷却性能を持つ反面、コストが高くなります。GPUの選択時には、冷却性能も考慮して選択しましょう。
CPUとGPUの組み合わせを間違うとボトルネックになるので要注意!

CPUとGPUの間に大きな性能差があると、システム全体のボトルネックになる可能性があります。たとえば、高性能なGPUを搭載していても、CPUが性能不足であれば、GPUの能力を最大限に活かすことができません。具体的には、処理が追いつかず、設定しているフレームレートが出ないなどが考えられます。
逆に、GPUの性能がCPUに追いつかない場合も似たような問題が発生するので注意しなければなりません。PCゲームや動画編集のようにCPUとGPUの両方が高い処理能力を要求される用途では、このバランスが特に重要です。
CPUとGPUのバランスがよい組み合わせの例
CPUとGPUのバランスが大切なことは分かっていても、具体的な組み合わせをイメージするのは難しいものです。以下の表は、CPUに対して特にバランスがよいGPUの目安を示した表です。なお、目的によって最適なCPU・GPUは変化するので、あくまでも参考としてご覧ください。
CPU | バランスのよいGPU |
---|---|
Core i3-13100 | GeForce ・RTX 3050 ・GTX 1650 |
Core i5-14600K | GeForce ・RTX 4080 ・RTX 4070 ・RTX 4060 Ti Radeon ・RX 6800 XT ・RX 7800 XT |
Core i7-14700K | GeForce ・RTX 4080 ・RTX 4070 Ti Radeon ・RX 7900 XT ・RX 7700 XT ・RX 6800 XT |
Core i9-14900K | GeForce ・RTX 4090 ・RTX 4080 ・RTX 4070 Ti Radeon ・RX 7900 XTX ・RX 7900 XT |
Ryzen 5 7600X | GeForce ・RTX 4060 Ti ・RTX 3060 Ti Radeon ・RX 7600 ・RX 6700 XT ・RX 6600 |
Ryzen 7 7700X | GeForce ・RTX 4070 Ti ・RTX 4070 ・RTX 3060 Ti Radeon ・RX 7900 XTX ・RX 6900 XT |
Ryzen 9 7900X | GeForce ・RTX 4070 Ti ・RTX 4070 Radeon ・RX 7900 XT ・RX 6950 XT ・RX 6800 |
目的に合うCPU・GPUを選択するならBTOパソコンがおすすめ
BTO(Build to Order)パソコンは、ユーザーの要求に応じてカスタマイズ可能なパソコンです。BTOパソコンのメリットは、使用目的に合わせてCPUやGPU、メモリやストレージなどのパーツを選択できる点にあります。これにより、個々のニーズに合わせた最適な性能のパソコンを購入可能です。
たとえば、PCゲームや3Dモデリングなどグラフィックに重点を置く場合、高性能なGPUと適切なCPUを選択することで、ボトルネックを防ぎつつ、コストパフォーマンスにも優れたシステムを構築できます。
CPU・GPUをカスタマイズできるNECのパソコン「LAVIE Direct GX」

LAVIE Direct GXは、パーツのカスタマイズに対応したBTOパソコンです。PCゲームや動画編集を快適に行える高性能なCPU・GPUを搭載しています。具体的なスペックは以下の通りです。
OS | Windows 11 (Home/Pro) |
---|---|
CPU | Intel Core (i7-13700F/i5-13400F) |
グラフィックボード(GPU) | ・NVIDIA GeForce GTX 1650 SUPER ・NVIDIA GeForce RTX 3060 |
メモリ | 8〜32GB |
ストレージ(SSD) | 256GB〜2TB |
外部インターフェイス | ・USB Type-C × 1 ・USB Type-A × 6 ・DisplayPort × 2〜3 ・HDMI × 1 |
CPUには最新のマルチコアプロセッサーを採用。マルチスレッドでの処理に適した「Eコア」と、シングルスレッドでの処理に優れた「Pコア」を内蔵しており、スムーズな動作を実現します。また、単体のグラフィックボードを搭載しているので、クリエイティブな作業も快適です。そのほかにも、優れた冷却システムや、多彩なインターフェースなど多くの魅力を持つデスクトップパソコンです。
CPU・GPUは目的に応じて相性のよい組み合わせにすることが大切
CPUとGPUはパソコンの性能を最大化するために、それぞれの役割を果たしています。各パーツが影響を及ぼす作業や優先するべき用途を認識し、目的に合う製品を選択することが大切です。また、CPUとGPUの性能のバランスも考慮して組み合わせることも意識しましょう。NECでは、CPU・GPUのバランスにも考慮した高性能パソコンを販売しています。品質管理にこだわった国内生産のパソコンを多く取り揃えているので、下記のリンクからぜひ確認してみてください。
NEC LAVIE公式サイト