ノートパソコンとタブレット、
購入するならどっちがいい?
2024.11.08(FRI)
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ノートパソコンを購入しなくても、人によってはタブレットでも対応できるケースは少なくありません。むしろ、タブレットの方が使いやすいこともあるでしょう。そういった場合、ノートパソコンとタブレットのどっちを選べば良いのでしょうか。
目次
ノートパソコンとタブレットを選ぶポイント

ノートパソコンとタブレットを選ぶ時に、最も重要なのは自分の用途に合っているかどうかです。自宅でじっくり使うのか、外出先で気軽に使うのかなど、選ぶポイントは人によってさまざまです。どういったポイントを重視すれば良いのか解説します。
用途を明確にする
ノートパソコンとタブレットのどちらにするかを判断する時、まずは自分がどのような用途で使うのかを明確にしましょう。レポートや書類作成など、文字入力の機会が多い場合はノートパソコンが適しています。キーボードがついているため、長文の入力も快適です。一方、動画視聴や電子書籍の読書がメインなら、タブレットがおすすめです。軽量でコンパクトなため、気軽に持ち運んで使えるでしょう。
写真や動画の編集などクリエイティブな用途は、ノートパソコンの方が適しているでしょう。タブレットでも対応可能ですが、思いどおりの作品づくりにはノートパソコンがおすすめです。
主に使用する環境を考える
主にどのような環境で使用するのかを考えることも、ノートパソコンとタブレットを選ぶ時に重要なポイントとなります。
主に自宅で使用する場合は、ノートパソコンがおすすめです。机やテーブルなどに設置して、じっくりと作業を行うのにノートパソコンは適しています。外へ持ち運ぶこともできますが、ノートパソコンでの作業は外出先でも設置するスペースが必要です。
一方、外出先で使う機会が多いのであれば、タブレットが適しています。軽量でコンパクトなため、気軽に持ち運べます。しかも、作業スペースは必要なく、手に持ったままでも操作することが可能です。
ノートパソコンとタブレットの違いを比較

ノートパソコンとタブレットのどちらを選べば良いのかは、それぞれの違いについて理解する必要があります。それぞれの特徴を理解、比較することで、ノートパソコンとタブレットのどちらにするかを決められるでしょう。
操作の方法
ノートパソコンとタブレットの大きな違いは、操作の方法です。ノートパソコンはキーボードとマウス、タッチパッドを使って操作します。文字入力はキーボードで行い、画面上のカーソル移動やクリックはマウスなどで行います。
一方、タブレットは指でタッチパネルを直接タップしたり、スワイプしたりして操作します。文字入力は画面上のキーボードを使うか、フリック入力で行います。標準ではキーボードがないため、設置スペースが必要ありません。
搭載しているOS
搭載しているOSも、ノートパソコンとタブレットの違いのひとつです。ノートパソコンの多くはOSにWindowsやMacOSを搭載し、タブレットはAndroid™ やiPadOSを搭載しています。OSが異なるため、使用できるソフトやアプリが異なります。Windowsで購入したソフトは、同じものだったとしてもAndroid™ では動作しません。
ノートパソコンでは高機能なソフトがそろっているのに対して、Android™ は機能が限定されたものが一般的です。
スペックの自由度
ノートパソコンとタブレットでは、スペックの自由度に違いがあります。ノートパソコンは、BTO(Build to Order)と呼ばれるカスタムオーダーに対応しているものがあるのに対して、タブレットでは販売されているスペックから選びます。
そのため、ノートパソコンは予算に合わせたスペックにできるのですが、タブレットだとそういった自由はありません。高解像度で高性能なものが必要であれば、ノートパソコンを選ぶことになるでしょう。
ソフト、アプリの自由度
ノートパソコンとタブレットでは、使用できるソフトやアプリの自由度に違いがあります。ノートパソコンだとOSに対応していれば、ソフトのインストールは自由です。個人が自分のWebサイトで配布しているソフトでも、自分の責任でインストールできます。
しかしタブレットでは、Google PlayやApp Storeなど、メーカーが提供するアプリストアからしかアプリをインストールできません。通常の方法では、個人が配布するアプリを自由にインストールできないのです。
ディスプレイのサイズ
ディスプレイのサイズも、ノートパソコンとタブレットの違いのひとつです。タブレットでは7インチや8インチといった非常にコンパクトなサイズのディスプレイがあるのに対し、ノートパソコンでは小型のものは11インチ程度からになります。
ただし、大型ディスプレイとなると、ノートパソコンの方が豊富にそろっています。16インチを超えるようなサイズでもノートパソコンならすぐに見つけられますが、タブレットだとなかなか見つけられないでしょう。
ノートパソコンがおすすめの人

ノートパソコンはタブレットと比較した場合、いくつかのメリットがあります。文字入力や作業のしやすさは、ノートパソコンの大きなメリットといえるでしょう。ノートパソコンがおすすめなのは、どういった人なのか紹介します。
レポート、書類作成をする頻度が多い
レポートや書類作成をする頻度が多い人は、ノートパソコンがおすすめです。ノートパソコンはキーボードやマウスを使用できるため、Microsoft Officeなどのオフィスソフトが使いやすくなっているのです。ディスプレイのサイズが大きいため、細かなレイアウトの調整や表の作成にも適しています。また、長い文章の入力もしやすく、作業効率が高いのもノートパソコンのメリットです。
書類作成を日常的に行う必要がある人は、ノートパソコンを選ぶことをおすすめします。
クオリティの高い動画、音楽を作成したい
クリエイティブな作業もノートパソコンの方が適しています。クオリティの高い動画や音楽を作成したい人は、ノートパソコンがおすすめです。タブレットでも動画編集や音楽制作はできますが、本格的な作品づくりとなると高機能なソフトがそろっているノートパソコンがおすすめです。プロが使用するソフトを使える他、細かいところまでこだわった作品づくりも可能です。
また、クリエイティブな作業では大容量のストレージが必要になりますが、ノートパソコンであれば1TB以上の大容量ストレージを搭載可能です。
高いスペックで快適に作業をしたい
高いスペックで快適に作業を行いたい人には、ノートパソコンがおすすめです。ハイスペックなタブレットはモデルが限られており、あまり選択肢がありません。しかし、ノートパソコンであれば、ハイスペックモデルを多くのパソコンメーカーが販売しているだけでなく、BTOでより自分に合ったスペックにカスタマイズすることが可能です。
用途に合ったハイスペックなノートパソコンが必要であれば、タブレットではなくノートパソコンを選択しましょう。
タブレットがおすすめの人

ノートパソコンの方が機能は豊富なものの、多機能を必要としていない人も少なくありません。機能が限定されているため、特定の用途であれば使いやすさではタブレットの方が上回ることも多いでしょう。タブレットの方がおすすめの人を紹介します。
動画の視聴、電子書籍の読書がメイン
動画の視聴や電子書籍の読書など、メディアを楽しむためのデバイスを必要としている人ならタブレットがおすすめです。タブレットは画面を直接タッチして操作するため、複雑な操作をすることなく作品を楽しめます。
また、タブレットは軽量でコンパクトなため、ソファに座ったりベッドに寝転がったりしながら、気軽に動画を楽しめます。電車の中など、外出先でも手軽に視聴できるのが魅力です。スマートフォンよりも画面が大きいため、迫力ある映像を楽しめるでしょう。
既に会社が支給したパソコンがある
既に会社が支給したパソコンを持っている人であれば、タブレットがおすすめです。プライベートでもう1台パソコンを購入するより、タブレットを選ぶことで仕事とプライベートを切り分けられるのがポイントです。また、タブレットはパソコンほどでないものの、ほぼ同じ作業に対応できるので無理にノートパソコンを購入する必要もないでしょう。
また、タブレットはWebサイトの閲覧やSNS、動画の視聴など、プライベートでの使用に適しています。
部屋にパソコンを置きたくない
部屋にパソコンを置きたくない人にとって、タブレットは最適な選択肢です。パソコンを使うにはデスクやイスが必要なため、部屋のスペースを占領してしまいます。また、キーボードやマウスなどの周辺機器も必要なため、部屋が雑然とした印象になりがちです。
しかし、タブレットは薄型でコンパクトなため、わずかなスペースしか必要としません。使わない時は、本棚に立てかけたり、引き出しの中に収納したりできます。部屋のインテリアを邪魔することなく、すっきりと片付けられます。
ノートパソコンのメリット、デメリット
ノートパソコンには、タブレットにはない優れた点がある一方で、使い勝手の面でデメリットもあります。メリットとデメリットを理解して、自分の用途に合ったデバイスを選ぶことが大切です。
ノートパソコンのメリット
- キーボードとマウスで快適な文字入力と操作ができる
- 高性能なCPUやグラフィックカードを搭載できる
- 大容量のメモリーやストレージを搭載できる
- 大画面で作業がしやすい
- さまざまなソフトを自由に使える
ノートパソコンのデメリット
- タブレットと比べると持ち運びにくい
- 起動に時間がかかる
- ソファや布団の上では使いにくい
- 価格がタブレットより高い
ノートパソコンは高性能でパソコンならではの使い勝手の良さがある一方、持ち運びやすさや手軽さではタブレットが優れています。
タブレットのメリット、デメリット
タブレットは特定の用途では使いやすいものの、不便さを感じるデメリットもあります。タブレットのメリットを理解して、よく検討した上で選びましょう。
タブレットのメリット
- 軽量でコンパクトなので持ち運びやすい
- タッチパネルで直感的な操作ができる
- ソファや布団の上でも使いやすい
- 価格がノートパソコンより安い傾向がある
タブレットのデメリット
- キーボードがないため、長文入力には不向き
- 画面サイズがノートパソコンより小さい
- 高性能なモデルが少ない
- USBなどの拡張性が低い
- アプリストアにあるアプリしかインストールできない
タブレットは軽量でコンパクトなため、外出先での使用に適しています。また、タッチパネルによる直感的な操作ができるため、初心者でも扱いやすいでしょう。
2台持ちで使い分けるのもおすすめ

ノートパソコンとタブレット、どちらか一方を選ぶのではなく、両方を使い分けるのもおすすめです。用途や状況に応じて2台を使い分ければ、より快適にデバイスを活用できます。予算に余裕があるなら、ノートパソコンとタブレットの2台持ちを検討してみましょう。
用途や作業などで使い分ける
ノートパソコンとタブレットの両方を所有することで、用途や作業に応じて使い分けられます。書類作成や表計算などキーボードでの入力が多い作業はノートパソコンで行い、SNSや動画視聴など、気軽にコンテンツを楽しむ時はタブレットを使うのです。
さらにノートパソコンとタブレットを併用することで、それぞれの長所を活かした使い方ができます。例えば、ノートパソコンで作成した書類をクラウドストレージに保存し、外出先ではタブレットで閲覧するといったことが可能です。
持ち運びやすさで使い分ける
タブレットは軽量でコンパクトなため、カバンに入れて気軽に持ち歩けます。通勤電車の中や出張先のホテルなど、外出先でインターネットを使いたい時に便利です。ノートパソコンも持ち運びはできるものの毎日のように持ち運ぶには、モバイル性の高いコンパクトなモデルが必要になります。
また、ノートパソコンを持ち運ばないなら、安価なモデルを選ぶことが可能です。重さやコンパクトさなどを重視しなければ、性能が高いものの安い価格で購入できるノートパソコンを見つけられるでしょう。
2in1パソコンという選択肢も
ノートパソコンとタブレットの特徴を兼ね備えたデバイスとして、2in1パソコンという選択肢もあります。2in1パソコンはタッチパネルで操作できるパソコンで、キーボードを取り外すことでタブレットとしても使えます。
2in1パソコンのメリットは、1台でノートパソコンとタブレットの両方の用途に対応できることです。キーボードを装着すればノートパソコンとして、文書作成や表計算などの作業ができます。そしてキーボードを取り外せば、タブレットとして使えます。
NEC Directのおすすめノートパソコンとタブレット
NEC Directでは多くの人のニーズに対応した、ノートパソコンやタブレットなどを販売しています。セールなどもよく行われているので、こまめにチェックしましょう。ここでは、NEC Directで購入できるおすすめのノートパソコンとタブレットを紹介します。
LAVIE Direct N14 Slim

LAVIE Direct N14 Slimは14型ワイドディスプレイを搭載した、スリムなノートパソコンです。持ち運びやすいモデルで、外出先で作業対応をすることが多い人におすすめです。また、カスタマイズでRyzen 7のような高性能CPUを搭載したり、1TBの大容量SSDを搭載したりできるため、ハイスペックを必要としている人にも適しています。
Microsoft Officeをインストールしたモデルもあるので、すぐに使い始められるのもおすすめのポイントです。
LAVIE Tab T9

タブレットをWebサイトの閲覧や動画視聴などの一般的な用途だけでなく、ビジネス用途でも使いたい人におすすめなのがLAVIE Tab T9です。高性能な8コアプロセッサーを搭載する他、NEC Direct限定モデルでは12GBの大容量メモリーを搭載しています。また、8.8型ワイドディスプレイで2560×1600ドットと高解像度で、ディスプレイが見やすいのもポイントです。
趣味で使うだけでなく、しっかりビジネスにも対応できるタブレットを求めている人は、ぜひ検討して下さい。