自分に合うタブレットを購入する方法とは?
通信方式・スペック・購入場所を徹底解説!
2025.06.25(WED)
2025.06.25(WED)

タブレットを購入したいと考えていても、どの要素を重視して選べば良いのかや、適切な購入場所が分からず悩む人は少なくありません。タブレットは用途やライフスタイルによって必要なスペックや通信方式が異なるため、事前の検討が重要です。また、タブレットの購入場所も、オンライン・オフラインそれぞれにメリット・デメリットがあるため、把握しておく必要があります。この記事では、自分に合ったタブレットを購入するために必要な情報として、通信方式・スペック・購入場所の選び方について詳しく解説します。
目次
自分に合うタブレットを購入する方法!【通信方式を決めよう】

通信方式には、「SIMモデル」と「Wi-Fiモデル」の2種類があります。ここでは、それぞれの特徴について解説します。
SIMモデルは「モバイルデータ通信を利用できる」
SIMモデルのタブレットは、SIMカードを挿入することでモバイルデータ通信が可能です。Wi-Fi環境がなくてもインターネットに接続できるため、場所を問わずインターネットを利用できます。例えば、外出先や移動中でもオンラインでの作業や情報収集が可能になり、ビジネスユーザーや頻繁に外出する人にとっては非常に便利です。ただし、モバイルデータ通信を利用するためには通信契約が必要であり、月々の通信費が発生します。そのため、利用頻度や用途、コスト面を考慮して選択することが大切です。また、SIMモデルは販売されている数が少ないため、選択肢の面でも不利になります。
Wi-Fiモデルは「通信費用がかからない」
Wi-Fiがある環境でのみインターネット接続ができるのが、Wi-Fiモデルのタブレットです。通信費用がかからず多様なモデルが販売されているなど、多くのメリットがあります。自宅や職場、カフェなど、Wi-Fi環境が整っている場所での使用が主なユーザーやコストを抑えたい人は、Wi-Fiモデルがおすすめです。ただし、Wi-Fiがない所ではインターネットに接続できないので、外出先で利用したい場合はWi-Fiがある店舗や施設に入るか、スマートフォンのテザリング機能を活用する必要があります。
自分に合うタブレットを購入する方法!【必要なスペックを確認しよう】

タブレットを購入する際に確認するべきスペックは以下の通りです。
- OS
- 画面サイズ
- ストレージ容量
- 処理性能
それぞれ詳しく解説します。
OSを選ぶ
タブレットのOSには、主にAndroid™ OS・iPadOS・Windows OSの3種類があります。ここでは、各OSの特徴について解説します。
価格・性能の選択肢が広い「Android™ OS」
Android™ OSはGoogleが提供するオープンソースのOSで、カスタマイズ性が高く、さまざまなメーカーから多様なモデルが発売されています。また、Googleアカウントとの連携が容易でAndroid™ スマートフォンとの親和性も高く、データの同期やアプリの共有がスムーズに行えます。価格帯も幅広く、2~3万円程度で購入できるモデルから高性能なハイエンドモデルまで、予算や用途に合わせて選びやすい点が魅力です。
優れたUIを持つ「iPadOS」
iPadOSはAppleが提供するOSで、快適な操作性と豊富なアプリが魅力です。UI(ユーザーインターフェース)が優れており、初心者でも直感的に操作できます。iPhoneやMacとの連携がスムーズなので、Apple製品を多く使用しているユーザーは使いやすいでしょう。例えば、iCloudを通じたデータ同期やアプリの共有が簡単に行えます。ただし、ラインナップが限られており、価格が高いのが難点です。
ビジネス用途に使いやすい「Windows OS」
Windows OSはMicrosoftが提供しており、パソコンと同じ環境で作業ができることが特徴です。Microsoft Officeとの互換性が高く、ビジネス用途に適しています。例えば、WordやExcelなどのMicrosoft Officeをパソコンと同じように使用できます。また、Windowsパソコンで使用できる周辺機器をそのまま接続できるため、キーボードやマウスなどの選択肢が豊富です。ただし、高価格帯のモデルが多く、タッチ操作に最適化されたアプリが少ない点には注意が必要です。
画面サイズを選ぶ
タブレットの画面サイズは、用途や持ち運びの頻度に応じて適切なサイズを選ぶことが重要です。ここでは、小型モデル(7~8インチ)・中型モデル(9~11インチ)・大型モデル(12インチ以上)に分けてそれぞれの特徴を解説します。
片手で使いやすい「小型モデル(7~8インチ)」
7~8インチの小型タブレットは、軽量で持ち運びやすく片手での操作が容易です。例えば、通勤・通学時に電子書籍を読む時や、移動中に簡単なWebブラウジングをする時も、スマートフォン感覚で操作できます。その上、スマートフォンより大きな画面で視認性が良く、持ち運びのしやすさも十分です。動画視聴やSNSの閲覧、オンライン会議の参加など日常的な使い方に適しています。ただし、画面が小さいため動画編集や詳細な画像処理、マルチタスクには不向きな場合があります。外出先で頻繁に使用する人や軽量な端末を求める人にとって、魅力的な選択肢といえるでしょう。
バランスの良い「中型モデル(9~11インチ)」
9~11インチの中型タブレットは、動画視聴やゲーム、その他の一般的な作業全般に対応できるバランスの良いサイズです。例えば、自宅で映画を鑑賞したり、外出先で資料作成を行う際にも快適に使用できます。画面が大きく視認性が高いため、小型モデルに比べて作業効率の向上も期待できるでしょう。若干大きくなりますが、持ち運びもしやすいサイズなので家庭内に加えて外出先での作業にも幅広く対応できます。仕事やプライベートの両方で活用したい人におすすめの画面サイズです。
パソコン代わりにも使える「大型モデル(12インチ以上)」
12インチ以上の大型タブレットは、ビジネス用途やクリエイティブな作業、大画面での動画視聴におすすめです。例えば、キーボードを接続してノートパソコンのように使用すれば、文書作成や表計算などの業務を効率的に行えます。また、イラスト制作や動画編集などの高度な画像処理が求められる作業にも対応可能です。画面が大きいため複数のアプリを同時に表示でき、生産性も向上します。ただし、サイズが大きく重量も増すため、持ち運びの負担は増加するでしょう。
ストレージ容量を選ぶ
ストレージ容量は、アプリのインストールやデータ保存の量に影響する要素です。一般的な使用であれば32~64GB程度で十分ですが、写真や動画を多く保存する場合や高性能なアプリを使用する場合は128GB以上を検討するとよいでしょう。動画編集や高画質のゲームを楽しむ際には、大容量のストレージが必要となります。また、一部のAndroid™ タブレットやWindowsタブレットでは、microSDカードでストレージを拡張できるため容量の追加が可能です。使用する目的やデータ量を考慮して、適切なストレージ容量を選択しましょう。
用途に応じて処理性能を検討する
タブレットの処理性能は、CPUやメモリ(RAM)の容量によって決まります。Webブラウジングや動画視聴などの軽い作業であれば、2~4コア、1.3GHzのCPUと4GB程度のメモリで十分です。例えば、ニュースサイトの閲覧やストリーミング動画の再生などが挙げられます。
一方、動画編集や高画質のゲームなど負荷の重い作業を行う場合は、6~10コア、1.5GHz以上のCPUと6GB以上のメモリを搭載したモデルがおすすめです。このスペックであれば、複数アプリの同時使用や処理の重いアプリ・ゲームを使用する際でも快適に動作します。オーバースペックのタブレットを購入するとコストパフォーマンスの低下につながるため、自分の用途を明確にして適切なスペックを選択しましょう。
自分に合うタブレットを購入する方法!【購入場所を決めよう】

購入するタブレットのスペックや機種が決まった後は、購入する場所を検討しましょう。具体的な購入場所は以下の通りです。
- 実店舗
- 通販サイト
- メーカー公式サイト
それぞれの特徴について解説します。
実物を確認できる「実店舗」
実店舗での購入は、実際にタブレットを手に取って操作感や画面の見やすさを確認できる点が魅力です。例えば、家電量販店や専門店では、展示品を触りながらサイズ感や重量を確かめることができます。また、店員から直接アドバイスを受けられるため、用途に合った機種選びや設定方法などの相談が可能です。購入後はそのまま持ち帰り、すぐに使用を開始できます。ただし、オンラインショップと比較して価格が高いことや、店舗までの移動に時間や交通費がかかる点には注意が必要です。さらに、在庫状況によっては希望のモデルが手に入らないこともあるため、事前に確認することをおすすめします。
情報を比較しやすい「通販サイト」
通販サイトでの購入は、豊富な品揃えと価格比較のしやすさが魅力です。例えば、Amazonや楽天市場などでは多くのモデルやブランドが揃っており、ユーザーレビューを参考にしながら選ぶことができます。また、ポイント還元やセールを活用することで、お得に購入できる可能性もあるでしょう。ただし、実物を確認できないため、サイズ感や操作性がイメージと異なる場合があります。そのため、商品の詳細情報やレビューを十分に確認し、信頼性の高い販売者から購入することが重要です。また、配送に時間がかかる場合もあるため、急ぎで必要な場合は事前に確認しましょう。
安心して購入できる「メーカー公式サイト」
メーカー公式サイトは信頼性が高く、安心して購入できる点がメリットです。通販サイトは利便性の高さが魅力ですが、中には質の悪い販売業者も存在します。その点、メーカー公式サイトは製品や対応、サポートの質が高いため、初めての人でも購入しやすいでしょう。また、公式サイトでは限定カラーや直販限定モデルなど、他では手に入らない製品が販売されることもあります。さらに、公式サイト独自のクーポン発行やキャンペーンが実施されることもあり、お得に購入できることもあるでしょう。ただし、通販サイトと同じく配送に時間がかかることがあるため、購入前に確認しておきましょう。
SIMモデルを使う人はSIMカードを契約する

SIMモデルのタブレットを利用する場合は、モバイルデータ通信を行うためのSIMカードの契約が必要です。契約先は大きく分けて、大手通信キャリアとMVNO(格安SIM)があります。大手通信キャリアはdocomoやau、SoftBankなどを指し、自社で通信インフラを保有しています。広範なサービスエリアと安定した通信品質を提供していますが、月額料金が高めです。一方、MVNO(格安SIM)は、大手通信キャリアの回線を借りてサービスを提供し、月額料金は安価です。ただし、通信速度や安定性は大手通信キャリアに劣ることがあるため、自分の使い方に応じて選択しましょう。
契約するデータ通信量の目安は用途によって異なります。Webブラウジングやメールのやり取りが主な場合は数GB、動画視聴やオンラインゲームを頻繁に行う場合は数十GB以上を選択するとよいでしょう。データ通信料は契約後も変更できるため、履歴を確認して調整することで最適化できます。
タブレットの購入はNECの公式サイトがおすすめ!

NECの公式サイトでは、多様なスペックのAndroid™ タブレットを販売しています。ここでは、NECのおすすめタブレットをご紹介します。
※表内のスペックはカスタマイズモデルのものです
ライトなエンタメ用途におすすめ「LAVIE Tab T9 (TAB09/H01)」

LAVIE Tab T9 (TAB09/H01)は、ライトなエンタメ用途におすすめのタブレットです。9型ワイドの広視野角液晶(1340×800)を搭載しており、電子書籍や動画視聴時にクリアな映像を楽しめます。計8コアのCPUと4GBのメモリを備えているため、動画視聴やゲーム、Webブラウジングなど多様な用途に活用できます。軽量なので、長時間の読書や動画鑑賞も快適です。また、Dolby Atmosやステレオスピーカーを搭載しており、クオリティの高いサウンドを楽しめます。外出先でのエンタメ利用を重視する人や、シンプルな操作性を求める人はぜひ検討してみて下さい。
OS | Android™ 12 |
---|---|
CPU | MediaTek Helio G80 2.0GHz(2コア)+1.8GHz(6コア)(計8コア) |
メモリ | 4GB |
ストレージ(SSD) | 約64GB |
外部インターフェイス | ・USB 2.0 Type-C×1(クライアント機能、OTG対応、充電兼用) ・micro SDメモリーカード×1 ・ヘッドフォンステレオ出力×1 |
画面サイズ | 9型ワイド 広視野角液晶 |
重量 | 約344g |
ペン・キーボード入力に対応した「LAVIE Tab T11 (TAB11/F01)」

LAVIE Tab T11 (TAB11/F01)は、ペンやキーボード入力にも対応した高性能タブレットです。ペン入力を活用したお絵描きやメモ作成、キーボードを接続した文書作成なども快適です。また、11型ワイドの広視野角液晶(WUXGA:1920×1200)を採用しており、文字や画像、映像を鮮明に表示します。8コアのCPUと4GBのメモリ、64GBのストレージを搭載し、動画編集や画像処理など負荷の高い作業もスムーズに行えます。大画面での作業やクリエイティブな用途を重視する人におすすめのモデルです。
OS | Android™ 13 |
---|---|
CPU | MediaTek Helio G88(8コア) |
メモリ | 4GB |
ストレージ(SSD) | 約64GB |
外部インターフェイス | ・USB 2.0 Type-C×1(クライアント機能、OTG対応、充電兼用) ・micro SDメモリーカード×1 ・ヘッドフォンステレオ出力(マイク入力共用)×1 |
画面サイズ | 11型ワイドLED 広視野角液晶(WUXGA:1920×1200) |
重量 | 約465g |
タブレットの購入は自分の用途を明確にすることが大切!
タブレットを購入する際は、通信方式を決めた上で必要なスペックを決定し、購入場所を検討しましょう。通信方式は多くの人にはWi-Fiモデルがおすすめです。現在はWi-Fi環境が整っていることが多い上に、外出先であってもスマートフォンのテザリングを利用できます。月額費用もかからないため、モバイルデータ通信が必須でない人はWi-Fiを検討してみて下さい。また、購入場所は対面でのサポートがないと不安な人を除き、通信販売やメーカー公式サイトがよいでしょう。安価に購入でき、メーカー保証も付いているためトラブル発生時も対応してくれます。今回ご紹介した情報を参考に、ぜひ自分に合ったタブレットを購入して下さい。
NECでは手軽に使える小型モデルや大型のハイスペックモデルまで多様なAndroid™タブレットを販売しています。お得なクーポンの発行やキャンペーンを実施していることもあるため、ぜひ以下の公式サイトでチェックしてみて下さい。
NEC LAVIEの公式サイトはこちら