【最新】ゲーム・動画を配信するパソコンスペックとは?
選び方やおすすめモデルも!
2026.03.23(MON)
2026.03.23(MON)
近年では、ゲームや動画を配信することが一般的になってきており、多くの人がライブ配信や動画投稿に挑戦しています。品質の良い配信をするには、目的に合ったスペックのパソコンを選ぶことが重要です。配信スタイルごとのスペックの目安や選び方などを理解して、過不足のないモデルを選べるようにしましょう。この記事では、配信用パソコンに求められるパソコンの性能やディスプレイの選び方、併せて購入したい周辺デバイスやおすすめの配信プラットフォームなどを詳しく解説します。適切な環境を整えれば配信活動をスムーズに始められるため、ぜひ参考にして下さい。
ゲーム・動画(VTuber含む)を配信するパソコンとは?
配信用パソコンは、ゲームプレイや動画コンテンツを視聴者に届けるために使うパソコンのことです。一般的なパソコンに比べて、画像処理やエンコード処理、複数のソフトウエアを同時に動かす性能が求められます。配信の品質がパソコンの性能に左右されるため、VTuberやゲーム実況者などのライブストリーマーに必須のデバイスです。例えば、ゲーム配信をする際は、ゲームの映像を処理しながら同時に配信ソフトウエアでエンコードするなど、高い負荷がかかります。そのため、高性能なCPUやグラフィックボードなどのパーツを搭載した配信用パソコンが必要です。
ライブ配信と録画・動画編集をして配信する方法がある
ライブ配信は視聴者とリアルタイムでコミュニケーションを取りながら配信する手法です。一方、録画配信は事前に撮影・編集した動画コンテンツを投稿する手法で、それぞれ求められる性能が異なります。ライブ配信では安定したエンコード性能と通信環境が重要ですが、録画配信では動画編集ソフトを快適に操作できる性能が必要です。配信用のパソコンは、配信ソフトやプラットフォームの使用・ゲームプレイ・動画編集など多様な作業に対応できる製品を選びましょう。
配信用パソコンはゲーミングPCやクリエイティブモデルがおすすめ
ゲーミングPCやクリエイティブモデルは配信向きのパソコンです。どちらも高性能なグラフィックボードとCPUを搭載していることが多く、動画編集やゲームに対応できます。一般的な事務用パソコンでは、画像処理を伴う配信の負荷に対応できない場合が多いので注意が必要です。しかし、自身だけを映すライブ配信であれば一般的なパソコンでも対応できます。どのような配信をするか明確にした上で、それに合った性能のパソコンを選択しましょう。
ゲーム・動画の配信用パソコンは
ノートパソコン・デスクトップパソコンどっちが良い?
パソコンには持ち運びに便利なノートパソコンとカスタマイズ性の高いデスクトップパソコンがあります。ここでは、ゲーム・動画配信用のパソコン選びで、ノートパソコンが良い人とデスクトップパソコンが良い人の特徴を解説します。
ノートパソコンが良い人
ノートパソコンは、外出先や複数の場所で配信する人や、限られたスペースで配信する人におすすめです。例えば、カフェやコワーキングスペースで配信したい人や、友人の家で配信イベントをしたい人に向いています。追加購入する周辺機器が少ないため、初期投資を抑えたい配信初心者にも向いているでしょう。高負荷な作業が比較的苦手なので、負荷の軽い配信しかしない人にもおすすめです。
デスクトップパソコンが良い人
デスクトップパソコンは高性能なモデルが多いため、長い時間安定した配信をしたい人や、高負荷な配信をしたい人におすすめです。冷却性能に優れているため、長時間の高負荷作業でも安定した動作が期待できます。例えば、数時間にわたってライブ配信をする場合や、AAAタイトルのゲーム動画を撮影・編集する場合などはデスクトップパソコンが良いでしょう。また、インターフェースが充実しているため、複数のモニターを使用した配信環境を構築したい人にも向いています。マルチディスプレイであれば、配信画面とゲーム画面を別々のモニターに表示したり、チャット画面を常時確認したりできる環境をつくれます。
さらに、パーツの交換や追加がしやすく、グラフィックボードやメモリの増設ができることが多いです。ただし、持ち運びができないため特定の場所でしか配信しない人でないと使いにくいでしょう。自宅でしか配信しない人は、デスクトップパソコンを選ぶと配信の幅を広げられます。
ゲーム・動画の配信に必要なパソコンスペックとは?選び方を徹底解説
配信スタイルによって、必要なパソコンのスペックは異なります。自分や画像などを映すだけのライブ配信なら低めのスペックでも対応できますが、PCゲームをプレイしながらのライブ配信や録画配信は高性能なパーツが必要です。以下は、配信スタイル別のスペックの目安を示した表になります。
| 配信スタイル | CPU | メモリ | GPU | ストレージ |
|---|---|---|---|---|
| 自分や画像などを映すライブ配信 | Core™ i5 Ryzen™ 5 |
8GB | 内蔵GPU | 256GB SSD |
| 家庭用ゲーム機を使ったライブ配信 | Core™ i5 Ryzen™ 5 |
16GB | 内蔵GPU エントリーモデルのグラフィックボード |
512GB SSD |
| PCゲームプレイでのライブ配信 | Core™ i7 Ryzen™ 7以上 |
32GB | ミドルクラス以上のグラフィックボード | 1TB SSD |
| PCゲームプレイを撮影・編集する録画配信 | Core™ i7 Ryzen™ 7以上 |
16~32GB | ミドルクラス以上のグラフィックボード | 1TB SSD+HDD |
メモリやストレージは後から増設できることもありますが、CPUやGPUは交換できない場合があるため、長期的な視点で選びましょう。
OSは配信内容で決める
OSはオペレーティングシステムの略で、パソコンを動かすために必要な基本ソフトウエアです。ここでは、主なOSとしてWindows OSとmacOSについて解説します。
ゲームや3DCGを扱う場合は「Windows OS」がおすすめ
PCゲームの多くはWindows OSを前提につくられていることが多いため、ゲーム配信の場合はWindows OSがおすすめです。macOSでは動作しないタイトルなどもあるので、ゲーム配信が中心の人はWindows OSを選択しましょう。DirectXなどのゲーム開発技術がネーティブでサポートされている他、配信ソフトウエアの選択肢が豊富で機能も充実しています。
また、製品の選択肢が多いため、目的に合ったモデルを見つけやすいでしょう。macOSに比べてコストパフォーマンスも良いため、予算が少ない人にもおすすめです。さらに、パーツの交換や増設がしやすいため、アップグレードしながら長い期間使用できるでしょう。ゲーム以外の配信全般でも柔軟に利用できるため、配信スタイルが決まっていない初心者にも向いています。
家庭用ゲーム機でのプレイや軽負荷の配信なら「macOS」もあり
macOSは標準搭載されている動画編集ソフトウエアが使いやすいのが特徴です。また、家庭用ゲーム機のキャプチャ配信には十分に対応できます。動画編集もできるため、クリエイティブ系の配信コンテンツ制作にも向いています。ただし、対応するゲームタイトルが少なく、高性能なグラフィックボードなどを搭載できないため、PCゲームの配信を検討している人には不向きです。
また、対応する配信ソフトウエアも少なく、自分に合った環境をつくることが難しいでしょう。製品の選択肢が少なく、価格も高いためコストパフォーマンスはそれほど高くありません。Apple製品のデザインや操作性を重視する人であれば、選択肢として検討する価値があります。
CPUは「Core™ i7/Ryzen™ 7」以上
CPUはパソコンの頭脳として全ての処理を統括するパーツで、配信時のエンコード処理には高性能なCPUが不可欠です。快適に配信するには、Intel® Core™ i7またはAMD Ryzen™ 7以上を選ぶと良いでしょう。高負荷な3Dゲームをライブ配信する場合は、Core™ i9やRyzen™ 9もおすすめです。CPUはコア数が多くクロック周波数が高いほど、複数の処理を同時に実行する能力に優れています。
また、CPUは世代によって性能が異なる点も理解しておきましょう。できるだけ新しいモデルを選択すれば、配信中のカクツキやエンコード遅延を防げます。例えば、第13世代以降のIntel® Core™iシリーズや、Ryzen™ 7000シリーズ以降のAMD製品であれば、配信とゲームの同時処理もスムーズです。CPUの性能不足は配信全体の品質低下につながるため、予算を優先的に振り分けましょう。
メモリは「16~32GB」
メモリは作業中のデータを一時的に保存する役割を持ち、配信ソフトウエアとゲームを同時実行するには大容量のメモリが必要です。メモリが不足すると、配信映像がカクついたりゲームの動作が重くなったり、ソフトウエアが突然終了したりする症状が発生します。最低でも16GBは確保し、本格的な配信には32GBがおすすめです。
また、動画編集も16GB以上のメモリ容量が必要になります。メモリが不足すると安定して配信ができなくなるので、予算に余裕があれば多めに搭載しておくと安心です。例えば、ゲーム配信中にブラウザで情報を調べたり、チャットツールを開いたりする場合、16GBでは不足する恐れがあります。そのため、マルチタスクを頻繁にする人は、32GBを選択しましょう。
GPU・グラフィックボードは負荷次第
GPUは画像処理を担当するパーツで、CPUに内蔵されているGPUと、専用のグラフィックボードに搭載されているGPUの2種類があります。高度な画像処理が必要ない配信は内蔵GPUでも対応できますが、ゲーム配信やVTuberの配信では高性能なグラフィックボードが必須です。動画編集やエフェクト処理にもグラフィック性能が影響するため、配信内容や作業負荷に応じた選択が重要になります。内蔵GPUはコストが低いのがメリットですが、3D描画能力は限定的です。グラフィックボードを搭載すれば、ゲームの高画質設定や複雑なエフェクトもスムーズに処理できます。以下は、NVIDIA® GeForce RTX™シリーズをグレード別に紹介した表です。
| グレード | モデル | おすすめの用途 |
|---|---|---|
| エントリークラス | RTX™ 4060 RTX™ 5060 |
軽量なPCゲームの配信 一般的な動画編集 |
| ミドルクラス | RTX™ 4070 RTX™ 5070 |
フルHD画質でのゲーム配信 VTuber配信 |
| ハイエンドクラス | RTX™ 4080 RTX™ 4090 RTX™ 5080 RTX™ 5090 |
4画質での高品質な配信 高負荷な3Dゲームの配信 高度な動画編集 |
ストレージは「1TB」以上
ストレージはデータを保存する役割を持ち、録画データや配信アーカイブの保存には大容量ストレージが必要です。フルHDで30分の動画の容量は約1~3GBが目安になります。ストレージにはSSD(ソリッドステートドライブ)とHDD(ハードディスクドライブ)があり、それぞれ特徴が異なります。SSDは読み書き速度が速く耐久性に優れており、HDDは読み書き速度は遅いものの、容量当たりの価格が安いのが特徴です。
コストパフォーマンス良く大容量データを保存するには、2つを組み合わせることをおすすめします。例えば、OSや配信ソフトウエアは速度の速いSSDに、録画データはHDDに保存すれば、読み込みの速さを維持しながら多くのデータを保存できます。また、バックアップも考慮して、外付けHDDやクラウドストレージを導入するのもおすすめです。
配信用パソコンはディスプレイのサイズ・性能も重要【ゲーミング用】
配信の映像は視聴側の環境に影響を受けるため、ディスプレイのサイズや性能は重要ではないと思われがちです。しかし、特にゲームなどの配信は、配信者が快適かつ楽しくプレイできている方が視聴者の共感を得やすいでしょう。そのため、ゲームを快適にプレイできるディスプレイを購入することをおすすめします。ここでは、デスクトップでのゲーム配信を前提としたディスプレイサイズや性能の選び方について解説します。
ディスプレイサイズは24~27インチ程度がおすすめ
ゲーム配信では、24~27インチが最も使いやすいサイズといわれています。ここでは、24インチと27インチでおすすめの用途を解説します。
24インチは「動きの速いFPSなどにおすすめ」
FPS(ファーストパーソンシューティング)やTPS(サードパーソンシューティング)ゲームでは、画面全体を素早く把握できる24インチが有利です。ディスプレイサイズが大き過ぎると状況を把握しにくく、プレイ成績に悪影響を及ぼす恐れがあります。その点、24インチは視線移動が少なく済むため反応速度が向上し、プレイしやすくなります。競技性の高いゲーム配信に向いたサイズで、プロゲーマーからも支持されているサイズです。
例えば、Apex LegendsやVALORANTなど瞬時の判断が求められるゲームでは、画面の端から端まで視界に収まる24インチが良いでしょう。プレイ中に敵の位置を素早く把握できれば、より質の高い動画をユーザーに届けられます。
27インチは「オープンワールドやRPGにおすすめ」
27インチはバランスの良いサイズで、視認性と臨場感を兼ね備えています。オープンワールドゲームの壮大な景色を楽しめる他、RPGの細かいUI表示も見やすいため操作がしやすいです。臨場感や没入感を重視したゲーム配信をしたい人は、27インチを選びましょう。WQHDなど高解像度でも視認しやすいため、グラフィックの美しさを視聴者に届けたい人にもおすすめです。また、配信ソフトウエアやチャットを同時に表示するなど、マルチタスクをする際にも快適に使えます。動画編集やその他作業でも細かい部分を確認しやすく、多様な用途に使いやすいサイズです。
リフレッシュレートは利用するデバイスで決める
リフレッシュレートは1秒間に画面を更新する回数を示す数値で、Hz(ヘルツ)という単位で表されます。リフレッシュレートを検討する時は、プレイするゲーム機やパソコンの出力制限に合わせて選択しましょう。配信プラットフォームによって上限が決まっており、YouTubeやTwitchは60fpsが上限です。そのため、視聴者が見る映像は60fpsまでですが、配信者のプレイ環境では高いリフレッシュレートの恩恵を受けられます。ここでは、プレイするデバイスごとのおすすめリフレッシュレートを解説します。
Switch・PS5などは「144Hz未満」
家庭用ゲーム機は最大120Hzまでの出力が一般的です。Nintendo SwitchやPS4は最大60Hz、Switch2やPS5は最大120Hzまで対応しています。過剰な高リフレッシュレートを選ぶとコストパフォーマンスが低下するため、60~120Hzに対応したディスプレイを選択しましょう。例えば、Nintendo SwitchとPS5どちらでも配信する場合は、PS5に合わせて120Hzに対応したモデルを選ぶことをおすすめします。
ただし、PS5の全てのゲームが120Hzに対応しているわけではありません。プレイしたいタイトルの対応状況を確認し、必要であれば120Hzに対応したディスプレイを選びましょう。
パソコンでの配信は「144Hz以上」
PCゲームでは、144Hz以上の高リフレッシュレートを出せます。ハイエンド環境であれば240Hzや360Hzといった映像出力も可能です。高リフレッシュレートになるほど映像表現が滑らかになり、競技性の高いゲームでの優位性を確保できます。高いリフレッシュレートはテクニカルなプレイにつながり、配信の質も自然と向上します。ただし、高リフレッシュレートを活かすにはそれに対応したスペックのパソコンが必要です。例えば、NVIDIA GeForce RTX™ 4080以上のグラフィックボードを搭載したパソコンであれば、フルHD解像度で240Hz以上の出力も実現できるでしょう。
解像度はプレイジャンルや処理性能で決める
解像度は表示の精細さや文字の視認性に影響する要素で、配信するゲームのジャンルに応じて検討することが大切です。FPSや格闘ゲームのようなフレームレートを重視するソフトは、フルHD(1920×1080)がおすすめです。一方、映像美を重視するオープンワールドなどは、高精細な描写ができるWQHD(2560×1440)や4K(3840×2160)などを検討すると良いでしょう。
ただし、WQHDや4Kで配信しながら高フレームレートを出すには、非常にハイスペックなパソコンが必要になります。エントリークラスのゲーミングPCの場合、フルHDを超える解像度で快適にプレイするのは難しいでしょう。WQHDで配信するにはミドルスペック以上、4Kで配信するにはハイエンドクラスのモデルが必要です。以上のように、プレイするジャンルやパソコンの処理性能を考慮し、安定して配信できる解像度のディスプレイを選ぶことが大切です。
応答速度は速い方が良い
応答速度は画面の色が切り替わるまでの時間を示す数値で、ms(ミリ秒)という単位で表記されます。ゲーム配信では1ms程度の高速応答が必要になります。応答速度が速いと正確な操作ができるようになり、動きの速いゲームを快適にプレイできるのがメリットです。例えば、格闘ゲームをプレイする際、応答速度が遅いとタイミングのシビアな入力が難しくなります。素早い反応や正確なタイミングが求められないゲームの場合、5msなどでも快適にプレイできるでしょう。
また、応答速度にはGTG(Gray to Gray)とMPRT(Moving Picture Response Time)の2種類があり、それぞれ測定方式が異なります。GTGは中間色から中間色への切り替え速度を、MPRTは動画表示時の応答速度を測定する方式です。メーカーによって表記が異なるので、覚えておくと良いでしょう。
パネルの種類はプレイジャンルで決める
ディスプレイのパネルは種類によって特性が異なります。以下の表は、各パネルの特性とおすすめのゲームジャンルをまとめたものです。
| パネルの種類 | 主な特性 | おすすめのゲームジャンル |
|---|---|---|
| TNパネル | 応答速度が速い 遅延が少ない 価格が安い |
FPS 格闘ゲーム レースゲーム |
| IPSパネル | 色再現性が高い 視野角が広い |
RPG オープンワールド |
| VAパネル | コントラストが高い 黒の表現力に優れてる |
映画的な演出のゲーム ホラーゲーム |
TNパネルは応答速度が速く、瞬時の判断が求められる競技性の高いゲーム配信に向いています。IPSパネルは発色が美しく視野角も広いため、キレイなグラフィックを楽しむゲーム配信におすすめです。VAパネルは明暗のメリハリがはっきりしており、映像表現を重視したゲームに向いています。ゲーム以外の用途も考慮すると、バランスが良く選択肢が多いIPSがおすすめです。
色域カバー率が広いと映像が鮮やか
色域カバー率は、ディスプレイが表現できる色の範囲を示す指標です。色域カバー率が高いほど色表現が豊かになり、臨場感や没入感を得られます。色域の規格には、以下のような種類があります。
- sRGB:Webコンテンツで標準的に使用される規格
- Adobe RGB:出版や印刷などの分野でスタンダードな規格
- DCI-P3:デジタルシネマで使われる広い色域を持つ規格
配信用途には、sRGBカバー率99%以上がおすすめです。画像編集や動画編集などもする場合はAdobe RGBカバー率やDCI-P3も高い方が良いでしょう。正確な色表現ができれば編集作業の精度が向上します。
スタンドの調節機能があると疲れにくい
ディスプレイスタンドの調整機能には、高さ調整・チルト・スウィーベル・ピボットなどがあります。高さ調整機能は適切な視線の高さを確保でき、チルト機能で上下の角度を調整して疲労を軽減できます。左右の角度を調整できるスウィーベル機能があれば設置場所の影響を受けずらく、回転できるピボット機能は縦スクロールゲームなどがプレイしやすくなるのがメリットです。長時間の配信は身体への負担が大きくなります。自分の姿勢に合わせてディスプレイの位置を細かく調整できれば、首や肩への負担を減らせるでしょう。そのため、調整機能が充実したスタンドのディスプレイを選ぶことをおすすめします。
対応するインターフェースの種類・数
ディスプレイを選ぶ際は、接続する機器のインターフェースに対応しているか確認する必要があります。例えば、パソコンをつなぐ場合はDisplayPortやUSB Type-C、家庭用ゲーム機をつなぐ場合はHDMIが必要です。複数のインターフェースに対応していると、さまざまなデバイスを接続できるため使いやすくなります。例えば、パソコンとゲーム機を両方接続しておけば、配信内容に応じて素早く切り替えられます。また、製品によって対応するバージョンが異なるため確認しておきましょう。HDMI 2.1やDisplayPort 1.4以降に対応していれば、高解像度や高リフレッシュレートでの出力が可能です。
ゲーミング機能があるとより快適に
ゲーミングディスプレイの中には、ゲームに特化した機能を持つモデルもあります。ここでは、ゲームの質や快適性を高める機能について解説します。
HDR
HDR(High Dynamic Range)は、従来よりも広いコントラストを表現できる技術です。明るい部分はより明るく、暗い部分はより暗く表示できるため、明暗の表現力が向上します。自然で美しい映像表現ができるようになり、対応ゲームではグラフィックの品質向上が期待できます。以下は、HDRの性能指標をまとめた表です。
| 規格 | ピーク輝度 | 色域(DCI-P3) | 性能 |
|---|---|---|---|
| DisplayHDR 400 | 400cd/m2 | 90% | エントリーレベルのHDR性能 |
| DisplayHDR 600 | 600cd/m2 | 95% | バランスの取れたHDR性能 |
| DisplayHDR 1000 | 1000cd/m2 | 95% | 高品質なHDR性能 |
HDR対応のゲームを配信する際は、DisplayHDR 600以上の規格に対応したディスプレイを選ぶと良いでしょう。
暗所補正
暗所補正は暗いシーンの視認性を向上させる機能です。ホラーゲームなどで暗い部分を見やすくなり、FPSの暗い場面で敵を視認しやすくなります。ゲームプレイの精度向上につながるため、配信の質を高められるでしょう。また、暗所補正機能を使えば、視聴者にも状況が伝わりやすくなります。ただし、過度に明るくし過ぎるとゲームの雰囲気が損なわれる場合があるため適度な調整が必要です。製品によってはシーンに応じて自動調整する機能が搭載されています。
「G-SYNC」と「FreeSync」
ゲーミングディスプレイの中には、ゲームに特化した機能を持つモデルもあります。ここでは、ゲームの質や快適性を高める機能について解説します。ゲーミングディスプレイの中には、ゲームに特化した機能を持つモデルもあります。ここでは、ゲームの質や快適性を高める機能について解説します。
ディスプレイを選ぶ際は、使用するグラフィックボードとの互換性を確認しましょう。例えば、NVIDIAのグラフィックボードを搭載したパソコンであればG-SYNC対応ディスプレイ、AMDであればFreeSync対応ディスプレイを購入します。近年では、G-SYNC Compatible認証を取得したFreeSync対応ディスプレイも増えており、選択肢が広がっています。
フリッカーフリー
フリッカーフリーは、画面のちらつきを防止して目の疲労を軽減する機能です。通常のディスプレイはバックライトの明るさを高速で点滅させて調整していますが、フリッカーフリー機能は直流調整により点滅を抑えます。長時間の配信作業での目の疲れを抑制できるため、日常的にゲーム配信をする人には重要な機能です。数時間にわたる配信を頻繁にする人は、フリッカーフリー対応のディスプレイを選択しましょう。また、ブルーライト低減機能と組み合わせれば、さらに目の疲れを軽減できます。
ゲーム・動画の配信用パソコンと併せて購入したいその他デバイス
ゲーム・動画の配信を始める際は、以下のデバイスの購入も検討しましょう。
- ゲーミングマウス
- ゲーミングキーボード
- ゲームパッド
- ゲーミングヘッドセット
- キャプチャーボード
- マイク
- Webカメラ
- 左手デバイス
各デバイスの必要性や選び方について解説します。
ゲーミングマウス
ゲーミングマウスは、高精度なセンサーを搭載しているのでゲームプレイの精度が向上します。ゲーミングマウスを選ぶ際のチェックポイントは、以下の通りです。
- プログラマブルの有無
- 形状
- DPI調整の有無
- 接続方式
- サイズや重要
プログラマブルボタンを搭載したモデルであれば、配信操作の効率化が可能です。エルゴノミクス設計のマウスを購入すれば、長時間使用での疲労を軽減できます。また、ゲームジャンルに応じたDPI設定ができる製品もあります。FPSでは高DPI、MMORPGでは低DPIなど、好みに合わせて調整できるのが魅力です。
接続方法には有線タイプと無線タイプがあります。有線タイプは遅延が少なく安定した接続ができ、無線タイプは取り回しが良く便利です。サイズも重要で、手の大きさに合ったサイズを選べば操作性が向上します。重さは操作感に影響し、軽量モデルは素早い操作がしやすく、重量のあるモデルは正確な操作に向いています。
ゲーミングキーボード
ゲーミングキーボードは、操作性や耐久性に優れたメカニカルスイッチの製品が多く、正確にタイピングができます。選ぶ際は、以下の点を確認しましょう。
- 機能性
- 接続方式
- サイズ
マクロ機能に対応していると、配信操作やゲーム操作を自動化できます。バックライト機能がある製品の場合、暗い部屋でプレイする際でもキーを見やすいです。また、アンチゴースト機能があれば、複数キーの同時押しができます。キーの反応を速くするラピットトリガーに対応していると、操作にタイムラグを感じにくく、FPSなど反応速度が求められるゲームで有利です。接続方法はマウスと同様、有線が安定性に優れ、無線は配線の煩わしさがありません。サイズはフルサイズ・テンキーレス・60%レイアウトなどがあり、設置スペースや用途に応じて選択すると良いでしょう。
ゲームパッド
ゲームパッドは、パソコンで家庭用ゲーム機のような操作感を得られるデバイスです。選ぶ際のポイントは以下の通りです。
- プレイするゲーム対応
- 接続方式
- アナログスティックやボタンの配置
- 感度や反応速度
- 機能性
PCゲームでもコントローラー操作に対応しているタイトルがあり、レースゲームやアクションゲームなどは操作しやすいでしょう。接続方法は有線と無線があり、有線は遅延が少なく充電が不要で、無線は取り回しが良く快適です。キー・ボタンの配置は主にXbox形式とPlayStation形式が主流なので、慣れた配置を選ぶと良いでしょう。また、アナログスティックの感度やトリガーの反応なども、自分に合っているか確認して下さい。さらに、マクロ機能があれば操作を自動化でき、配信中の複雑な操作を簡素化できます。
ゲーミングヘッドセット
ゲーミングヘッドセットは、ゲームの音声を聞きながら会話ができるデバイスです。高品質なマイクの製品を選ぶと音声の品質が向上し、視聴者に聞き取りやすい配信ができます。ゲーミングヘッドセットを選ぶ時は、以下の点を確認しましょう。
- 機能性
- 密閉型と開放型
- 再生周波数
周囲の雑音をかき消すノイズキャンセリング機能があると、FPSなどで足音の方向や距離を正確に把握できます。また、形状には密閉型と開放型があり、それぞれ特徴が異なります。密閉型は遮音性が高く音漏れしにくいため配信向きで、開放型は長時間使用でも疲れにくいのが特徴です。サラウンド機能に対応していると、音が立体的に聞こえるので臨場感が向上します。低音から高音の範囲を示す再生周波数帯域が広い製品は、ゲーム中の音楽をより高音質に再生できます。例えば、20Hz~20,000Hzまで再生できる製品であれば、人間が聞き取れる音域を広くカバーできるでしょう。
キャプチャーボード
キャプチャーボードは、家庭用ゲーム機の映像をパソコンに取り込む際に必須のデバイスです。製品を選ぶ時は、以下のポイントを確認して下さい。
- 対応する機能
- 遅延
- 配信ソフトウエアとの互換性
- 外付けタイプか内蔵タイプ
- エンコード方法
- 対応OSや接続端子
4Kや遅延を抑えるパススルー機能に対応したキャプチャーボードを選ぶと、より高品質な配信ができます。また、使用している配信ソフトウエアとの互換性も確認しましょう。取り付け方には外付けタイプと内蔵タイプがあり、外付けタイプは設置が簡単で複数のパソコンで使い回せ、内蔵タイプは動作が安定する傾向があります。エンコード方法にはソフトウエアエンコードとハードウエアエンコードがあるため、こちらもチェックしましょう。ソフトウエアエンコードはパソコンの性能に依存し、ハードウエアエンコードはキャプチャーボード側で処理するため負荷が軽くなります。その他にも、対応OSや接続端子(HDMI・USB-Cなど)の確認も忘れないようにしましょう。
マイク
より高品質に音声を収録をしたい場合は、ヘッドセットではなく専用のマイクを用意します。マイクを選ぶ際のポイントは、以下の通りです。
- マイクの種類
- 指向性
- 接続方式
マイクにはコンデンサーマイクやダイナミックマイクなどの種類があり、用途に応じた選択が重要です。コンデンサーマイクは高音質で感度が高いですが、環境音を拾いやすいところがあります。ダイナミックマイクは雑音を拾いにくく耐久性が高いですが、感度が低くマイクの近くで話す必要があります。マイクの指向性もチェックしましょう。単一指向性や全指向性などがありますが、一人でゲーム配信をする場合は単一指向性がおすすめです。
接続方法はUSB接続とXLR接続があり、USB接続は手軽に使えて初心者向き、XLR接続はオーディオインターフェースが必要ですが音質が優れています。マイク単体ではなく、ポップガードやマイクアームと組み合わせると音質や使い勝手が向上し、質の高い配信につながるでしょう。
Webカメラ
Webカメラを使って顔出し配信をすると、視聴者との距離感を縮められます。Webカメラを選ぶ際は、解像度やフレームレート、機能性などを確認しましょう。解像度は、フルHD(1080p)以上を選ぶと鮮明な映像を配信できます。フレームレートにも違いがあり、30fpsは一般的な配信に十分で、60fpsは動きの多い配信に向いています。その他の機能性も重要です。ライト付きの製品は顔を明るく撮影でき、三脚対応モデルはアングルを工夫できます。オートフォーカス機能があれば、常にピントが合った状態を保てるでしょう。
左手デバイス
左手デバイスは、配信・動画編集の操作やゲームの操作を効率化する専用デバイスです。左手デバイスを選ぶ際は、操作タイプや機能性などを確認しましょう。左手デバイスには、以下のような種類があります。
- 動画編集などに使いやすいコントローラータイプ
- タイムラインの移動やツール切り替えなどを簡略化できるスティックタイプ
- FPSなどで使いやすいキーボードタイプ
- イラスト制作などに使いやすいキーパッドタイプ など
機能性では、複数のキーを使う操作を割り当てられるマクロ機能や、デバイスに設定を記憶できるオンボードメモリ機能があるか確認しましょう。オンボードメモリ機能があると、複数のデバイスで使用する際に設定を変更せずに使用できます。
パソコンやその他デバイスが決まったら!
ゲームや動画を配信するプラットフォームをチェックしよう
ゲームや動画の配信は、動画配信プラットフォームを利用します。主なプラットフォームは以下の通りです。
- You Tube
- Twitch
- ニコニコ動画
- OPENREC.tv(オープンレックティービー)
ここでは、各プラットフォームの特徴について解説します。
YouTube
YouTubeはGoogleが運営する世界最大の動画プラットフォームとして、圧倒的なユーザー数を誇っています。ライブ配信とアーカイブ動画の両方に対応しており、収益化システムが充実しているため長期的な活動基盤としておすすめです。広告収入や投げ銭、メンバーシップや商品販売などで収益化できる他、検索エンジンとしての側面もあるためコンテンツが発見されやすくなっています。ジャンルを問わず再生されるため、さまざまな配信スタイルに対応できるでしょう。ただし、競合が多く視聴数やチャンネル登録を獲得することが難しい点には注意が必要です。
Twitch
TwitchはAmazonが運営しており、ゲーム配信に特化したプラットフォームとして高い人気を獲得しています。eスポーツの大会中継やゲーム実況などが多く、ゲーム好きが多く集まるプラットフォームです。リアルタイム性を重視した配信文化が根付いており、広告収入や投げ銭、定期購読などの収益化方法があります。ゲームに特化しているため、ゲーム配信者に適したプラットフォームの一つといえるでしょう。ただし、配信動画は一定期間後に消去されるため、長期保存したい場合は自分で管理する必要があります。視聴者とのリアルタイムなコミュニケーションを重視する人におすすめのプラットフォームです。
ニコニコ動画
ニコニコ動画はドワンゴが運営しており、配信画面に直接コメントが表示される珍しい形式のプラットフォームです。ユーザー同士のリアルタイムなコミュニケーションが生まれやすいため、積極的に交流したい配信者に向いています。また、アニメやゲーム文化に精通した視聴者が多く、日本語コンテンツに特化した配信におすすめです。収益は閲覧数やコメント数、広告収益額などに応じて奨励金を受け取れる他、視聴者から毎月応援の意味を込めた少額の差し入れが受けられる「クリエイターサポート」などに対応しています。日本発のプラットフォームとして、根強い人気があるプラットフォームです。
OPENREC.tv(オープンレックティービー)
OPENREC.tvは、日本のゲーム配信に特化したプラットフォームです。スマートフォンゲームの配信も多く、収益化にも対応しています。視聴者は会員登録せずに動画を視聴できるため、気軽に配信を楽しめるのも魅力です。比較的新しいプラットフォームなので成長性があり、今後の発展が期待できます。モバイルゲームの配信が中心の人や、日本国内の視聴者をターゲットにしたい配信者におすすめです。YouTubeやTwitchと比べて競合が少ない環境で配信を始められる点も魅力でしょう。
負荷の軽い配信用に!NEC Directのおすすめパソコン
NEC Directは、配信方法に合わせてスペックをカスタマイズできるBTO(Build To Order)パソコンを販売しています。ここからは、NEC Directのおすすめパソコンをご紹介します。
高性能なAI対応CPUを搭載した「LAVIE Direct NEXTREME」
商品詳細はこちら
「LAVIE Direct NEXTREME」は、AI処理に強い高性能CPUを搭載したCopilot+PCです。Intel® Core™ Ultraシリーズを採用しており、多様なAI機能を快適に利用できます。また、軽量ボディながら高い処理能力を持っており、外出先での配信や動画編集にも対応可能です。カスタマイズで大容量のメモリやストレージを選択でき、配信スタイルに応じた構成にできます。13.3型の高精細なディスプレイを搭載しているため、配信映像の確認や動画編集作業も快適です。
| OS | Windows 11 (Home/Pro) |
|---|---|
| CPU | インテル® Core™ Ultra(7 258V/7 256V/5 226V) |
| グラフィックボード(GPU) | インテル® Arc™(140V/130V)※CPUに内蔵 |
| メモリ | 16GB・32GB |
| ストレージ(SSD) | 256GB〜1TB |
| ディスプレイ | 13.3型ワイド LED IPS液晶(広視野角・高輝度・高色純度・ノングレア・タッチパネル)(WUXGA:1920×1200) |
| 外部インターフェイス | ・USB Type-C × 2(USB Power Delivery3.0対応 パワーオフUSB充電機能付き)(DisplayPort出力機能付き) ・USB Type-A × 2(内ポートはパワーオフUSB充電機能付き) ・HDMI × 1 ・LAN × 1 もしくは無し ・microSDメモリーカードスロット × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
| 重量 | 約994g |
| バッテリー駆動時間(アイドル時) | 約40.2時間 |
グラフィックボードを選択できる「LAVIE Direct DT」
商品詳細はこちら
「LAVIE Direct DT」は、グラフィックボードを選択できるデスクトップパソコンです。カスタマイズでIntel® Arc™ A310 グラフィックスを選択でき、動画編集やライトなゲームプレイができます。また、メモリは最大64GB、ストレージは最大約1TBを選択できるので、負荷の重いライブ配信や動画編集まで対応可能です。拡張性も高く、将来的なパーツ交換も容易なので長期的に使用できるでしょう。マルチディスプレイにもできるので、複数の作業を同時にこなしたい人にも向いています。
| OS | Windows 11 (Home/Pro) |
|---|---|
| CPU | Intel® Core™ Ultra(5 225/7 265/9 285) |
| グラフィックボード(GPU) | ・Intel® UHD グラフィックス 770(プロセッサーに内蔵) ・Intel® Arc A310 グラフィックス |
| メモリ | 8〜64GB |
| ストレージ(SSD) | 256GB〜1TB |
| 外部インターフェイス | ・USB Type-C × 1 ・USB Type-A × 8 ・HDMI × 1 ・DisplayPort×2(Intel® Arc A310 グラフィックス選択時は4ポート) ・LAN × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
| 画面サイズ | 23.8型ワイド フルHD(1920×1080)液晶(広視野角・高色純度・ノングレア) |
| サイズ(幅×高さ×奥行) | 216×300×345(mm)※スタビライザ設置時 |
配信用パソコンは配信スタイルや内容に合ったスペックを選ぼう
配信用のパソコンは、配信スタイルによって必要なスペックが異なります。自分を映すだけの配信であれば低いスペックでも対応できますが、PCゲームの配信や動画編集を行う場合は高性能なCPU・メモリ・グラフィックボードが必要です。ディスプレイもゲームプレイや動画編集の快適さに影響するため、サイズやリフレッシュレート、解像度などを確認しましょう。また、マウスやキーボード、キャプチャーボードなどの周辺デバイスの購入を考慮して、予算を検討することも大切です。NEC Directでは、ライトな配信用としておすすめのパソコンを販売しています。詳しいスペック情報は、以下の公式サイトでご確認下さい。
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