パソコンのメモリ情報を確認する6つの方法!
メモリ不足の対処法も解説
2026.05.27(WED)
2026.05.27(WED)
パソコンの動作が重い時やメモリの増設を検討する時は、現在のメモリ情報を確認する必要があります。Windows 11では、設定・タスクマネージャー・コマンドプロンプトなど、複数の方法でメモリ情報を確認できます。確認したい情報に合わせ、適切な方法を選択することが大切です。また、増設する時は規格や容量などについての理解も求められます。この記事では、メモリの確認方法だけでなく、容量不足だった時の対処法や増設時のポイントについても詳しく解説します。
※記事内の手順はWindowsのバージョンや環境によって異なる場合があります
パソコンのメモリ(RAM)情報を確認する6つの方法
パソコンのメモリ情報を確認する方法は、以下の通りです。
- 「設定」のシステム画面から確認する
- 「タスクマネージャー」で確認する
- 「リソースモニター」で確認する
- 公式サイトや実物で確認する
- 「コマンドプロンプト」で確認する
- 「PowerShellコマンド」で確認する
各方法の詳しい手順について解説します。
1|「設定」のシステム画面からメモリの容量・速度を確認する手順
Windows 11の「設定」から、メモリ情報を簡単に確認できます。確認できる情報は、実装RAM容量と速度です。手順は以下の通りです。
1.「スタートボタン」をクリックし「設定」を選択する
2.左側メニューから「システム」をクリックする
3.「バージョン情報」を選択する
4.デバイスの仕様欄にある「実装RAM」の項目で、搭載されているメモリ容量と速度を確認する
初めてメモリ容量を確認する人でも分かりやすい手順なので、まずはこの方法を試してみるとよいでしょう。
2|「タスクマネージャー」でメモリの容量・速度・使用率などを確認する手順
タスクマネージャーは、「設定」よりも詳細なメモリ情報をリアルタイムで確認できるツールです。確認できる情報は以下の通りです。
- メモリ容量
- メモリ速度
- 現在のメモリ使用率
- 使用できるメモリ量
- スロット数
- フォームファクター(DIMMまたはSO-DIMM)
タスクマネージャーでメモリ情報を確認する手順は、以下の通りです。
1.キーボードの「Ctrl」+「Shift」+「Esc」を同時に押してタスクマネージャーを起動する
2.画面左側から「パフォーマンス」タブをクリックする
3.「メモリ」を選択すると、詳細情報が表示される
メモリ使用率を確認するには「プロセス」タブを選択して下さい。継続的に70~80%以上の高い状態が続く場合は、メモリ容量不足の可能性があります。
3|「リソースモニター」を表示してメモリの詳細な使用率を確認する
リソースモニターは、タスクマネージャーよりもさらに詳細なメモリの使用状況を確認できる上級者向けツールです。確認できる情報は以下の通りです。
- プロセスごとの詳細なメモリ使用量
- コミット済み(予約済)メモリ量
- ハードフォールト回数(ディスクから読み込んだ回数)
リソースモニターでメモリの使用率を確認する手順は、以下の通りです。
1.キーボードの「Ctrl」+「Shift」+「Esc」を同時に押してタスクマネージャーを起動する
2.「パフォーマンス」をクリックする
3.画面右上の三点リーダー(⋯)をクリックして「リソースモニター」を選択する
4.リソースモニターウィンドウが表示されたら「メモリ」タブを選択する
5.プロセス一覧からメモリ使用量の多いアプリを確認する
4|公式サイトや実物でメモリの型番を確認する
メモリ増設や交換を検討する際は、メモリの型番情報が必要になります。型番から分かる情報は以下の通りです。
- メモリの世代(DDR3・DDR4・DDR5など)
- モジュール規格(PC4-25600など)
- チップ規格(DDR4-3200など)
- 容量
メーカー名は実物のメモリを確認するか、コマンドプロンプトなどで確認できます。デスクトップパソコンであれば比較的簡単にケースを開けられますが、ノートパソコンの場合は分解に注意が必要です。メーカーを知っている場合は、公式サイトで詳細情報を確認できます。型番から読み取れる詳しい情報は次項で紹介します。
用途
メモリには、デスクトップパソコン用とノートパソコン用の2種類があります。デスクトップパソコン用はDIMMと呼ばれる長いモジュールです。一方、ノートパソコン用はSO-DIMMと呼ばれる短いモジュールになります。形状とサイズが異なるため、用途を間違えると物理的に取り付けられません。一体型のデスクトップパソコンなどの内部スペースに余裕がないモデルは、SO-DIMMが使われていることもあるため注意が必要です。購入前に、必ず使用するパソコンに合うモジュール規格を確認しておきましょう。
世代
メモリの世代にはDDR3・DDR4・DDR5などがあり、世代が異なると互換性がありません。それぞれの特徴は以下の通りです。
- DDR5:最新世代で高速な転送速度を実現していますが、対応するマザーボードが必要
- DDR4:現在主流の世代で、多くのパソコンで採用されている
- DDR3:旧世代で、古いパソコンで使用されている
世代が異なるメモリはスロットの形状(切り欠き位置)が異なるため、物理的に取り付けられません。メモリを増設する際は、現在搭載されているメモリと同じ世代のものを選択して下さい。
モジュール規格・チップ規格
モジュール規格は、メモリモジュール全体のデータ転送速度を示す規格で、PC4-25600やPC5-38400などと表記されます。チップ規格は、メモリチップ単体の動作周波数を示す規格です。DDR4-3200やDDR5-4800などと表記されます。それぞれが対応しており、例えば、DDR4-3200のメモリはPC4-25600というモジュール規格に対応します。マザーボードが対応する規格を超えるメモリを搭載しても、マザーボードの最大速度で動作するため注意が必要です。購入前にパソコンの仕様を確認し、対応する規格のメモリを選びましょう。
5|「コマンドプロンプト」を利用してメモリの詳細情報を確認する手順
コマンドプロンプトは、コマンド入力によりパソコンを操作するツールです。確認できる主な情報は、以下の通りです。
- メモリ容量(バイト単位)
- メモリ速度(MHz)
- メモリの世代(DDR3・DDR4・DDR5)
- 製造元
- 型番
- 装着されているスロット位置 など
複数のメモリスロットがある場合、各スロットに搭載されているメモリの情報を個別に確認できます。手順は以下の通りです。
1.タスクバーの検索ボックスに「cmd」と入力し、検索結果から「コマンドプロンプト」を開く
2.コマンドプロンプトに「wmic memorychip」と入力してEnterキーを押す
3.搭載されている全てのメモリの詳細情報が表示される
なお、WMICコマンドは削除される予定なので、使えない場合は次項のPowerShellコマンドを使用して下さい。
6|「PowerShellコマンド」を利用してメモリの詳細情報を確認する手順
PowerShellはコマンドプロンプトより新しいコマンドラインツールで、こちらでもメモリ情報を確認できます。WMICコマンドが削除された場合、この方法を利用する必要があります。コマンドプロンプトのWMICコマンドと同様の情報を取得でき、出力形式をカスタマイズしやすい点が特徴です。「Get-CimInstance Win32_PhysicalMemory」コマンドを使用する手順は以下の通りです。
1.タスクバーの検索ボックスに「PowerShell」と入力し、検索結果から「Windows PowerShell」を開く
2.PowerShellウィンドウが表示されたら「Get-CimInstance Win32_PhysicalMemory」と入力してEnterキーを押す
3.搭載されている全てのメモリの詳細情報が表示される
コマンドプロンプト・でパソコンのメモリ情報を調べる際は注意が必要
コマンドプロンプトやPowerShellは便利なツールですが、使用時には注意が必要です。コマンド入力を間違えるとシステムに影響を与える可能性があるため、正確なコマンド入力が求められます。情報を確認するだけのコマンドであれば安全ですが、システムを変更するコマンドは慎重に実行しなければなりません。メモリ情報の確認に使用する「wmic memorychip」や「Get-CimInstance Win32_PhysicalMemory」は、情報を参照するだけのコマンドなので安全です。
しかし、不安な場合は「設定」や「タスクマネージャー」などのGUIツールを使用する方が安全でしょう。コマンドラインツールに慣れていない人は、視覚的に操作できるGUIツールの使用をおすすめします。
パソコンのメモリを確認したら容量不足だった時の対処法
パソコンのメモリ不足だった時の対処法は、以下の通りです。
- Windows Updateを実行する
- 不要なソフトウエアを停止する
- 不要なバックグラウンドソフトウエアを無効にする
- 不要なスタートアッププログラムを無効にする
- 不要なソフトウエアをアンインストールする
- 不要なファイルを削除する(ストレージセンサー)
- デフラグを実行する
- ドライバのアップデートを実行する
- 電源プランを変更する
- 視覚効果を無効にする
- メモリを増設する
各対処法のやり方について、詳しく解説します。
Windows Updateを実行する
Windows Updateでシステムやドライバの最新版を適用することで、メモリ管理の最適化やメモリリーク(メモリ使用後も解放せず放置するバグ)の修正が行われることがあります。古いバージョンのWindowsではメモリ関連のバグが含まれていることがあり、更新で解決する場合があります。利用可能な更新プログラムをインストールする手順は、以下の通りです。
1.「スタートボタン」をクリックして「設定」を選択する
2.左側メニューから「Windows Update」をクリックする
3.「更新プログラムのチェック」ボタンを押すと、利用可能な更新プログラムが検索される
4.更新プログラムが見つかった場合は「今すぐインストール」をクリックする
5.インストールが完了したらパソコンを再起動する
定期的にWindows Updateを実行することで、システムを最新の状態に保ち、メモリ管理の効率化が期待できます。
不要なソフトウエアを停止する
現在使用していないアプリやソフトウエアを終了することで、メモリの空き容量を増やせます。タスクマネージャーの「プロセス」タブでメモリ使用量の多いアプリを確認し、不要なものを終了しましょう。手順は以下の通りです。
1.「Ctrl」+「Shift」+「Esc」キーを同時に押してタスクマネージャーを起動する
2.「プロセス」タブを選択し、メモリ列をクリックして使用量の多い順に並べ替える
3.不要なアプリを右クリックし「タスクの終了」を選択する
アプリウィンドウの「×」ボタンで閉じてもバックグラウンドで動作し続けるソフトウエアもあるため、タスクマネージャーから確実に終了させましょう。
不要なバックグラウンドソフトウエアを無効にする
Windowsには多くのバックグラウンドアプリが既定で有効になっており、見えないところでメモリを消費しています。バックグラウンド実行を無効にする手順は、以下の通りです。
1.「スタートボタン」をクリックして「設定」を選択する
2.左側メニューから「アプリ」をクリックして「インストールされているアプリ」に進む
3.無効にしたいアプリの右側にある三点リーダーをクリックして「詳細オプション」を選択する
4.「このアプリをバックグラウンドで実行する」を「常にオフ」にする
常時更新が不要なカレンダー・天気・エンタメ系などのアプリは、バックグラウンド実行を無効にしても支障がありません。ただし、セキュリティソフトやクラウドストレージ同期アプリなど、常時動作が必要なアプリは無効にしないよう注意して下さい。
不要なスタートアッププログラムを無効にする
スタートアッププログラムは、Windows起動時に自動的に起動するソフトウエアで、メモリを継続的に消費します。無効にするソフトウエアの例は、以下の通りです。
- 使用頻度の低いソフトウエアの自動更新プログラム
- 不要なユーティリティソフト
- 常駐型のツール など
セキュリティソフトやドライバ関連のプログラムは、システムの安定動作に必要なので無効にしないで下さい。設定からスタートアッププログラムを無効にする手順は以下の通りです。
1.「スタートボタン」をクリックし「設定」を選択する
2.左側メニューから「アプリ」をクリックする
3.「スタートアップ」を選択する
4.一覧から無効にしたいプログラムのトグルスイッチをオフにする
各プログラムに起動時の影響度が表示されるため、「高」と表示されているものから優先的に見直すとよいでしょう。
不要なソフトウエアをアンインストールする
使用していないソフトウエアはアンインストールすることで、メモリだけでなくストレージの空き容量も増やせます。不要なソフトウエアをアンインストールする手順は以下の通りです。
1.「スタートボタン」をクリックして「設定」を選択する
2.左側メニューから「アプリ」をクリックする
3.「インストールされているアプリ」を選択する
4.一覧から削除したいソフトウエアの右側にある三点リーダーをクリックし「アンインストール」を選択する
5.確認画面が表示されたら再度「アンインストール」をクリックして削除する
プリインストールされているメーカー独自のユーティリティソフトやトライアル版ソフトは、削除しても問題ない場合が多いです。ただし、システムに必要なソフトウエアを削除するとパソコンが正常に動作しなくなることがあるため、削除前に必ず内容を確認して下さい。
不要なファイルを削除する(ストレージセンサー)
ストレージの空き容量が少なくなると、Windowsの仮想メモリ機能が十分に動作せず、結果的にメモリ不足の症状が悪化します。不要なファイルは手動で削除できますが、ストレージセンサー機能を使うと自動で削除できるため便利です。具体的には、一時ファイルやごみ箱のファイル、ダウンロードフォルダの古いファイルなどを自動的に削除できます。ストレージセンサーの自動設定を実行する手順は以下の通りです。
1.「スタートボタン」をクリックし「設定」を選択する
2.左側メニューから「システム」をクリックし「ストレージ」に進む
3.記憶域の管理にある「ストレージセンサー」のトグルスイッチをクリックした後に「>」を選択する
4.「ユーザーコンテンツの自動クリーンアップ」のスイッチをオンにする
5.「ストレージセンサーを実行するタイミング」で実行頻度(毎日・毎週・毎月・ディスクの空き領域の不足時)を選択する
6.「ごみ箱に移動してから次の期間が過ぎたファイルを削除する」で削除までの期間(1日・14日・30日・60日)を設定する
7.「開かれないまま次の期間が過ぎた[ダウンロード]フォルダー内のファイルを削除する」で、ダウンロードフォルダの自動削除の設定(しない・1日・14日・30日・60日)をする
設定した頻度で不要なファイルが削除され、ストレージの空き容量が増加します。
デフラグを実行する
デフラグは、HDDのファイル断片化(HDD内で1つのデータを分割して保存されている状態)を解消し、読み書き速度を向上させる機能です。ストレージの読み書き速度が向上することで、仮想メモリとして使用する際のパフォーマンスが改善されます。デフラグを実行する手順は以下の通りです。
1.「スタートボタン」をクリックして「すべて」を選択する
2.「Windowsツール」を探してクリックする
3.「ドライブのデフラグと最適化」をダブルクリックする
4.「スケジュールされた最適化」にある「設定の変更」を選択する
※すぐにデフラグを実行する場合は、「最適化」をクリックする
5.「スケジュールに従って実行する(推奨)」にチェックを入れる
6.「頻度」のボックスをクリックしてデフラグを実行する頻度(毎日・毎週・毎月)を設定する
7.「ドライブ」の欄にある「選択」をクリックする
8.「定期的なスケジュールで最適化するドライブを選択してください」で、デフラグを実行したいドライブにチェックを入れて「OK」をクリックする
9.「最適化のスケジュール」に戻るので「OK」を選択する
10.「スケジュールされた最適化」の欄に、設定した頻度が表示されていることを確認して終了する
SSDに対してデフラグを実行すると、寿命を縮める恐れがあるため注意しましょう。
ドライバのアップデートを実行する
古いデバイスドライバはメモリリークを引き起こし、使用していないメモリが解放されないことがあります。グラフィックドライバやチップセットドライバは、メモリ管理に影響を及ぼすため定期的に更新しましょう。「デバイスマネージャー」から各デバイスのドライバを更新する手順は、以下の通りです。
1.「スタートボタン」を右クリックして「デバイスマネージャー」を選択する
2.更新したいデバイスを右クリックし「ドライバーの更新」を選択する
3.「ドライバーを自動的に検索」をクリックすると、最新のドライバが検索されてインストールされる
メーカー公式サイトから、最新のドライバをダウンロードしてインストールすることもできます。
電源プランを変更する
電源プランを「高パフォーマンス」に変更することで、CPUの動作周波数が高く維持され、全体的なシステムの応答性が向上します。「省電力」プランではCPUの動作が抑制されるため、メモリアクセスを含む処理全体の速度が低下する傾向があります。電源モードを変更する手順は以下の通りです。
1.「スタートボタン」をクリックして「設定」を選択する
2.左側メニューから「システム」をクリックする
3.「電源」を選択する
4.「電源モード」のドロップダウンメニューから「最適なパフォーマンス」を選択する
ノートパソコンの場合はバッテリー駆動時間が短くなるデメリットがあるため、電源に接続している時のみ使用するとよいでしょう。
視覚効果を無効にする
アニメーション・透明効果・影の表示などのWindowsの視覚効果は、メモリとグラフィック性能を消費します。視覚効果を無効化または軽量化することで、メモリ使用量を抑制できるでしょう。視覚効果を無効にする手順は以下の通りです。
1.「スタートボタン」を右クリックし「システム」を選択する
2.「バージョン情報」をクリックし、関連リンク内の「システムの詳細設定」を選択する
3.「パフォーマンス」欄の「設定」ボタンをクリックする
4.「視覚効果」タブで「パフォーマンスを優先する」を選択するか、個別に不要な項目のチェックを外す
5.「適用」ボタンをクリックして設定を保存する
視覚効果を無効にすると、ウィンドウの動きが滑らかでなくなりますが、メモリに余裕ができて動作が軽快になります。パフォーマンスを重視する人であれば、視覚効果の無効化は効果的な対処法です。
メモリを増設する
上記の対処法を試しても改善しない場合は、メモリの物理的な増設が効果的な解決方法です。メモリを増設すると、複数のアプリを同時に快適に使用できるようになる他、動作の遅延やフリーズの改善が期待できます。例えば、8GBメモリを搭載している人は、16GBや32GBなどへの増設を検討しましょう。ただし、パソコンが古い場合や他のパーツの性能も不足している場合は、買い替えを検討した方がよいでしょう。パソコンを買い替えると全てのパーツが新品になり、優れた処理性能や最新機能を活用できます。メモリ増設時のチェックポイントは、次章で詳しく解説します。
パソコンのメモリを増設する時に確認したいポイント
パソコンのメモリを増設する時に確認したいポイントは、以下の通りです。
- スロットの空き状況
- サポートするメモリの規格
- 必要なメモリ容量
- 必要な道具
- 増設前の準備
- メモリを増設する手順
各ポイントを詳しく解説します。
スロットの空き状況
メモリスロットは、マザーボードにメモリを取り付けるための差込口です。デスクトップパソコンは通常2~4スロット、ノートパソコンは1~2スロットを搭載しています。メモリスロットが埋まっていると増設できないため、必ず確認して下さい。タスクマネージャーの「パフォーマンス」タブの「メモリ」にある「スロットの使用」で、現在使用中のスロット数と合計スロット数を確認できます。全てのスロットが埋まっている場合は、既存のメモリを取り外して容量の大きいメモリに交換しましょう。
サポートするメモリの規格
メモリの世代(DDR3・DDR4・DDR5など)・モジュール規格・フォームファクタ(DIMM・SO-DIMM)が現在のパソコンに対応している必要があります。タスクマネージャーやコマンドプロンプトで現在搭載されているメモリの規格を確認しましょう。同じ世代であれば動作周波数が異なるメモリを混在させることができますが、低い方の周波数で動作します。また、異なる容量のメモリを混在させることもできますが、デュアルチャネルにするために、同じ容量のメモリを2枚1組で使用するのがよいでしょう。
必要なメモリ容量
使用用途に応じて必要なメモリ容量は異なります。用途別の容量の目安は、以下の通りです。
- Webブラウジングや文書作成などの軽作業:8GB
- マルチタスクや画像・動画編集、PCゲーム:16GB
- 高負荷な動画編集やPCゲーム、ゲーム配信、3DCG、データ解析:32GB以上
Windows 11の最小要件は4GBですが、快適に使用するには最低8GB以上をおすすめします。長期的に利用したい場合は、多めの容量を搭載しておくとよいでしょう。メモリは後から増設できますが、最初から余裕を持った容量にしておくと安心です。
必要な道具
メモリ増設に必要な主な道具は、以下の通りです。
- プラスドライバー(精密ドライバーセットがあると便利)
- エアダスター(ホコリ除去用)
- 静電気防止手袋・リストレスト
- パソコンの取扱説明書 など
静電気は、メモリやマザーボードなどの精密部品を破損させる原因になります。作業前に金属製の物体に触れ、体の静電気を逃がすことが大切です。静電気防止手袋を着用すれば、より安全に作業できます。エアダスターは、メモリスロット内のホコリを除去する際に使用して下さい。取扱説明書にはパソコン固有のメモリ増設方法が記載されているため、必ず確認しましょう。
増設前の準備
メモリ増設作業を行う前に、必ずパソコンの電源を完全に切り、電源ケーブルを抜いておきましょう。ノートパソコンの場合は、バッテリーも取り外して下さい(取り外しできる場合)。作業は静電気が発生しにくい場所で行い、カーペットの上などは避けましょう。また、重要なデータはバックアップを取っておくと安心です。万が一の不具合に備えて、作業前の準備を怠らないようにしましょう。
メモリを増設する手順
メモリを増設する手順を、デスクトップ・ノートそれぞれ解説します。
デスクトップパソコンのメモリ増設手順
デスクトップパソコンの一般的な増設手順は、以下の通りです。
1.ケース側面のカバーを固定しているネジを外し、カバーを取り外す
2.マザーボード上のメモリスロットを確認し、空きスロットの位置を把握する
3.メモリスロット両端の固定クリップを外側に開く
4.メモリを垂直に差し込み、カチッと音がするまでしっかり押し込む
5.固定クリップが自動的にメモリを固定したことを確認する
6.ケースカバーを元に戻し、ネジで固定する
デュアルチャネル対応のためのスロット配置はマザーボードによって異なるため、マザーボードのマニュアルで推奨されるスロットの組み合わせを確認する必要があります。一般的にはスロット1と3、または2と4のように1つ飛ばしで挿入すると、デュアルチャネル動作が有効になります。
ノートパソコンのメモリ増設手順
ノートパソコンは、機種によってメモリスロットへのアクセス方法が異なります。裏面にメモリスロットがある場合の一般的な増設手順は、以下の通りです。
1.裏面のメモリカバーを固定しているネジを外し、カバーを取り外す
2.既存のメモリを取り外す場合は、固定クリップを外側に開き、メモリを斜め上に引き抜く
3.新しいメモリをスロットに差し込み、水平になるまで押し下げる
4.固定クリップが自動的にロックされたことを確認する
5.メモリカバーを元に戻し、ネジで固定する
メモリは斜めの角度で差し込み、水平になるまで押し下げると固定クリップが自動的にロックされます。一部のノートパソコンはメモリがマザーボードに直接はんだ付けされており増設できないため、事前に確認が必要です。取扱説明書やメーカーの公式サイトで、増設できるか調べておきましょう。
メモリ確認時に容量不足を感じたらパソコンの買い替えもおすすめ!
メモリが増設できないパソコンや増設コストが高い場合は、パソコン本体の買い替えも検討しましょう。買い替えのメリットは、メモリだけでなくCPUやストレージも最新になることで、総合的なパフォーマンスが向上することです。CPUが古い世代の場合、メモリだけ増設しても処理速度の根本的な改善にはならないことがあります。その他にも、最新のパソコンは省電力性能や接続端子の充実、セキュリティ機能の強化などの恩恵を受けられるでしょう。思い切って新しいパソコンに買い替えた方が、コストパフォーマンスが良いことがあります。
メモリ容量やCPUのグレードをカスタマイズできる!
NEC Directのおすすめパソコン
NEC Directは、スペックをカスタマイズできるBTO(Build To Order)パソコンを販売しています。ここからは、NEC Directのおすすめパソコンをご紹介します。
※スペック表はカスタマイズモデルのものです
32GBメモリまで搭載できる「LAVIE Direct SOL」
商品詳細はこちら
「LAVIE Direct SOL」は、13.3型のモバイルノートパソコンです。用途に合わせて、16GBと32GBのメモリ容量から選択できます。AI処理に強いNPUを内蔵したIntel® Core™ Ultraシリーズを搭載しており、AI機能を便利に活用できるのも魅力です。また、約1,197gの軽量ボディに長時間バッテリーを搭載し、モバイル用途としても優れています。カラーはプラチナシルバー・フェアリーパープル・ムーンブラックの3色から選択でき、デザインもスタイリッシュです。その他にも、タッチパネルや顔認証に対応しており、利便性の高い人気モデルです。
| OS | Windows 11 (Home/Pro) |
|---|---|
| CPU | Intel® Core™ Ultra(7 258V/7 256V/5 228V/5 226V) |
| グラフィックボード(GPU) | Intel® Arc™ 140V/130V GPU(CPUに内蔵) |
| メモリ | 16GB・32GB |
| ストレージ(SSD) | 256GB・512GB・1TB |
| ディスプレイ | 13.3型ワイド スーパーシャインビューLED IPS液晶(広視野角・高輝度・高色純度・タッチパネル)(WUXGA:1920×1200) |
| 外部インターフェース | ・USB Type-C × 3 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 ※USB Type-AとHDMIは、変換アダプタを使用すれば接続可能 |
| 重量 | 約1,197g |
| バッテリー駆動時間(アイドル時) | 約34.3時間 |
64GBメモリまで選択できる「LAVIE Direct DT」
商品詳細はこちら
「LAVIE Direct DT」は、8GB・16GB・32GB・64GBからメモリ容量を選択できるデスクトップパソコンです。選択肢が幅広いので、一般的なオフィスワークから、高負荷なクリエイティブワークまで対応できます。また、CPUは高性能なIntel® Core™ Ultra 5・7・9から選択できます。コンパクトなスリムデザインで、設置の自由が高いのも魅力です。外付けグラフィックボードの搭載や増設ポートの追加など、拡張性も優れています。
| OS | Windows 11 (Home/Pro) |
|---|---|
| CPU | Intel® Core™ Ultra(5 225/7 265/9 285) |
| グラフィックボード(GPU) | ・Intel® UHD グラフィックス 770(プロセッサーに内蔵) ・Intel® Arc A310 グラフィックス |
| メモリ | 8GB・16GB・32GB・64GB |
| ストレージ(SSD) | 約256GB・約512GB・約1TB |
| 外部インターフェース | ・USB Type-C × 1 ・USB Type-A × 8 ・HDMI × 1 ・DisplayPort×2(Intel® Arc A310 グラフィックス選択時は4ポート) ・LAN × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
| 画面サイズ | 23.8型ワイド フルHD(1920×1080)液晶(広視野角・高色純度・ノングレア) |
| サイズ(横幅/奥行/高さ) | 216×300×345(mm)※スタビライザ設置時 |
パソコンのメモリ情報を確認して対処法を検討しよう
パソコンのメモリ情報は、設定・タスクマネージャー・コマンドプロンプトなど複数の方法で確認できます。メモリ容量不足の場合は、デフラグやドライバ更新、電源プラン変更、視覚効果の無効化などで改善する可能性があるため試してみましょう。それでも解決しない時は、メモリ増設または新しいパソコンへの買い替えを検討して下さい。メモリ増設時は、スロットの空き状況や対応する規格、必要な容量を事前に確認することが大切です。用途に合わせて適切なメモリ容量を選択し、快適なパソコン環境を構築して下さい。
NEC Directは、スペックをカスタマイズできるBTOに対応しています。また、オトクなお買い得セールやアウトレットセールも開催しているので、ぜひ下記の公式サイトをチェックしてみて下さい。
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