パソコンが起動しない・電源が入らない
のはなぜ?原因と解決方法を解説!
2026.04.27(MON)
2026.04.27(MON)
パソコンが起動しない時や電源が入らない時は、ソフトウエアやハードウエアの不具合・故障が考えられます。症状から考えられる原因を洗い出し、解決策を実行していくことが大切です。簡単にできてパソコンへの影響が少ない解決策から順に試していくとよいでしょう。この記事では、パソコンが起動しない時の主な症状と状態、まず試したい解決方法やトラブルが解消しない時の解決策について詳しく解説します。適切な対処法を知ることで、パソコンの起動トラブルをスムーズに解決できます。
※記事内で紹介する手順は製品やOSのバージョンによって異なる場合があります。
目次
- パソコンが起動しない・電源が入らない時にまず試したい解決方法
-
- パソコン・モニターの電源ケーブルを差し直す
- デスクトップパソコンの電源スイッチが入っているか確認する
- モニターに接続したケーブルや端子が破損していないかチェックする
- ケーブルがグラフィックボードに接続されているかチェックする
- モニター・パソコン・ケーブルを交換してみる
- 電源ボタンの接触を確認する
- 周辺機器(キーボードやSSDなど)
- 放電する
- 熱がある場合は冷めるまで待つ
- パソコンの内部を清掃して動作を確認する
- メモリを差し直してみる
- グラフィックボードを差し直してみる
- ノートパソコンの場合はACアダプターに接続してみる
- 黒い画面に文字が表示されている場合は「F1」を押して起動させる
- エラー処理画面の場合は終わるのを待つ
パソコンが起動しない・電源が入らない時の主な症状・状態【Windows 11】
パソコンが起動しない・電源が入らない時の主な症状・状態は以下の通りです。
- 電源が入らない
- 電源は入るものの画面が映らない
- メーカーロゴで停止する
- ブルースクリーンが表示されて動かなくなる
- エラーメッセージやビープ音が鳴る
- 長期間放置した後に電源が付かなくなった
各症状について、詳しく解説します。
※各症状に対する原因は多岐にわたるため、ここで紹介するケース以外の原因も考えられます
電源が入らない
パソコンの電源ボタンを押しても全く反応がない状態です。電源ランプが点灯せず、ファンの回転音もしない完全に無反応な症状を指します。画面に何も表示されず、パソコンが動作している気配は一切ありません。この症状に考えられる原因は、以下の通りです。
- 電源ケーブルの接続不良や断線
- 電源ユニットの故障
- マザーボードの故障
- 電源ボタンの接触不良
- ACアダプターの故障
- バッテリーの完全放電(ノートパソコンの場合) など
電源は入るものの画面が映らない
電源ランプが点灯し、ファンの回転音はするが画面に何も表示されない状態です。パソコン本体は動作していますが、モニターが真っ暗なまま、またはバックライトのみ点灯しています。起動音やストレージのアクセス音はするものの、映像出力がないという症状です。考えられる原因は以下の通りです。
- 映像出力ケーブルの接続不良
- モニター側の電源ケーブルの接触不良
- グラフィックボードの故障
- メモリの接触不良
- モニター本体の故障 など
メーカーロゴで停止する
パソコン起動時にメーカーのロゴ画面が表示されたまま、Windowsの読み込み画面に進まない状態です。ロゴ画面が表示され続ける、またはロゴ表示後にくるくるマークが回り続けて固まる症状を指します。ロゴ画面から先に進まず、数分から数十分待っても変化がありません。この症状に考えられる原因は、以下の通りです。
- BIOS/UEFI設定の問題
- 起動ドライブの認識エラー
- システムファイルの破損
- 周辺機器の接続トラブル など
ブルースクリーンが表示されて動かなくなる
画面全体が青色(ブルースクリーン)になり、白文字でエラーメッセージとSTOPコードが表示される症状です。「デバイスに問題が発生したため、再起動する必要があります。」などのメッセージが表示され、自動的に再起動されることもあります。エラーコードが表示されたら原因を突き止めるためにメモしておきましょう。考えられる原因は、以下の通りです。
- ドライバーの不具合や互換性の問題
- メモリの故障や接触不良
- HDDやSSDの物理的な障害
- システムファイルの破損
- Windows アップデートの失敗 など
エラーメッセージの表示やビープ音が鳴る
起動時に英語のエラーメッセージが黒い画面に表示される、または「ピーピー」「ピー」という警告音が鳴る症状です。ビープ音のパターン(短音1回・長音3回など)によってハードウエアの異常箇所を示しているため、こちらもメモしておきましょう。この症状で考えられる原因は、以下の通りです。
- CMOSバッテリーの消耗
- メモリの認識エラー
- グラフィックボードの接触不良
- キーボードの接続エラー
- 起動ドライブが見つからないエラー
- BIOSの設定ミス など
長期間放置した後に電源が付かなくなった
数ヶ月から数年以上パソコンを使用していなかった後、電源ボタンを押しても起動しない状態です。以前は正常に動作していたものの、長期間の放置後に電源が入らない、または起動途中で止まる症状を指します。バッテリーやCMOSバッテリーの完全放電により、時刻設定がリセットされることもあります。考えられる原因は以下の通りです。
- バッテリーの完全放電や劣化(ノートパソコンの場合)
- メモリやグラフィックボードの接点の酸化
- 静電気の蓄積
- 電源ユニット内部のコンデンサの劣化
- HDDの固着やSSDのデータ揮発 など
パソコンが起動しない・電源が入らない時にまず試したい解決方法
パソコンが起動しない・電源が入らない時にまず試したい解決方法は、以下の通りです。
- パソコン・モニターの電源ケーブルを差し直す
- デスクトップは電源スイッチが入っているか確認する
- モニターに接続したケーブルや端子が破損していないかチェックする
- ケーブルがグラフィックボードに接続されているかチェックする
- モニター・パソコン・ケーブルを交換してみる
- 電源ボタンの接触を確認する
- 周辺機器(キーボードやSSDなど)・ディスクを取り外す
- 放電する
- 熱がある場合は冷めるまで待つ
- パソコンの内部を清掃して動作を確認する
- メモリを差し直してみる
- グラフィックボードを差し直してみる
- ノートパソコンの場合はACアダプターに接続してみる
- 黒い画面に文字が表示されている場合は「F1」を押して起動させる
- エラー処理画面の場合は終わるのを待つ
それぞれの解決方法について、詳しく解説します。
パソコン・モニターの電源ケーブルを差し直す
電源ケーブルの接続不良が原因で起動しないケースは、意外と多くあります。ケーブルが緩んでいたり、中途半端に挿さっている状態では電力が供給されません。デスクトップパソコンであれば、本体とモニターの両方の電源ケーブルを確認して下さい。ノートパソコンであれば、ACアダプターの接続部分(本体側とコンセント側の両方)を確認しましょう。確認する箇所は以下の通りです。
- 本体側の電源ケーブル差し込み口
- コンセント側の電源プラグ
- ACアダプターの接続部(ノートパソコンの場合)
- 電源タップやOAタップのスイッチの状態
- 延長コードの接続状況 など
デスクトップパソコンの電源スイッチが入っているか確認する
電源が入らない場合、デスクトップパソコンの電源ユニット背面にある主電源スイッチ(「-」と「I」のマーク)がオフになっている可能性があります。掃除や移動の際に、誤ってスイッチがオフになっていることがあります。本体前面の電源ボタンを押す前に、背面の主電源スイッチを確認しましょう。スイッチが「I」の位置になっていれば電源オンの状態です。
モニターに接続したケーブルや端子が破損していないかチェックする
モニターケーブルの破損や接続不良が原因で、画面が映らないケースがあります。ケーブルのコネクタ部分に曲がりや破損がないか、ケーブル本体に折れ曲がりや損傷がないかを目視で確認しましょう。ケーブルの内部断線は外見からは判断しにくく、見た目は正常でも信号が伝わっていない場合があるため注意が必要です。特に、ケーブルを頻繁に抜き差しする場合、端子部分が劣化しやすくなります。互換性のあるケーブルを持っている場合、交換して電源が付くか試してみましょう。
ケーブルがグラフィックボードに接続されているかチェックする
グラフィックボードを搭載しているパソコンで、モニターケーブルをマザーボード側の端子に接続していると画面が映りません。グラフィックボードがある場合、映像出力はグラフィックボード側の端子からのみ行われるのが一般的です。デスクトップパソコンの背面を見て、拡張カード部分(縦に取り付けられているパーツ)の端子にケーブルが接続されているか確認しましょう。
モニター・パソコン・ケーブルを交換してみる
故障箇所を特定するため、各部品を別のものに交換して切り分けを行います。各パーツを順番に交換すれば、モニター・パソコン本体・ケーブルのどれが原因かを判別できるでしょう。予備の機器がない場合、家族や友人の機器を一時的に借りて確認することも有効です。例えば、別のモニターに接続して映像が表示されればモニターの問題と判断できます。また、別のケーブルに交換して映像が表示されれば、ケーブルの断線が原因だったと特定できます。切り分けによって原因を明確にすることで、修理や買い替えの判断もしやすくなるでしょう。
電源ボタンの接触を確認する
電源ボタン自体の接触不良や故障により、ボタンを押しても信号が伝わらないケースがあります。クリック感がない・陥没している・戻らないなど、ボタンを押した時の感触が通常と異なる場合は接触不良の可能性が高いでしょう。デスクトップパソコンであれば、内部にある電源ボタンのケーブルの接続も確認します。ノートパソコンの場合は分解が必要になるため、メーカーサポートに相談した方がよいでしょう。ボタンの押し方を変えたり、強めに押したりすることで一時的に起動できることもありますが、根本的な解決には修理が必要です。
周辺機器(キーボードやSSDなど)
外付けの周辺機器が原因で起動できないケースがあります。USBメモリやDVDなど、BIOS/UEFIが外部機器から起動しようとして失敗し、起動が停止する場合もあります。起動時に必要な機器はマウスとキーボードのみなので、それ以外は全て取り外しましょう。取り外す機器の例は、以下の通りです。
- 外付けHDDやSSD
- USBメモリ
- SDカード
- プリンター
- スキャナー
- Webカメラ
- DVDやBlu-rayドライブ(外付けの場合) など
放電する
パソコン内部に帯電した静電気が原因で、正常に起動しないケースがあります。長時間パソコンを使用していると回路やパーツに電気が溜まり、誤動作を引き起こすことがあるため要注意です。電源ケーブルやバッテリーを外して一定時間放置することで、帯電した電気を放出できます。放電の一般的な手順は以下の通りです。
1.デスクトップパソコンの場合は電源ケーブルを抜く
2.ノートパソコンの場合はACアダプターを抜き、バッテリーを取り外す(取り外せる機種のみ)
3.全ての周辺機器を取り外す
4.電源ボタンを10秒から15秒程度長押しして残留電気を放出する
5.そのまま5〜10分程度放置する
6.再度電源ケーブルやACアダプターを接続し、起動を試みる
NEC製品の放電方法についてはこちら
熱がある場合は冷めるまで待つ
パソコンの内部が過熱している場合、保護機能が働いて起動しない、または起動後すぐに停止することがあります。長時間の連続使用や冷却ファンの故障などにより、熱が蓄積されることがあるため注意しましょう。パソコンを触って異常に熱い場合は、冷却してから再起動を試みます。電源を切った後、風通しの良い場所に30分から1時間程度放置しましょう。本体の熱が完全に冷めてから起動すると、改善される場合があります。
パソコンの内部を清掃して動作を確認する
内部に蓄積したホコリが原因で過熱や接触不良が発生し、起動できなくなることがあります。ファン・ヒートシンク・通風口にホコリが溜まると冷却効率が著しく低下するため注意が必要です。また、ホコリが基板上に溜まると、湿気と結びついてショートや接触不良を引き起こす可能性があります。清掃時の注意点と手順は以下の通りです。
1.作業前に必ず電源を切り、電源ケーブルやバッテリーを取り外す
2.静電気対策として金属部分に触れて体の静電気を逃がす。静電気手袋があれば着用する
3.デスクトップパソコンはサイドパネルを開け、ノートパソコンは底面カバーを外す(機種により異なる)
4.エアダスターやブロワーを使用してホコリを吹き飛ばす(掃除機は静電気が発生するため避ける)
5.ファンやヒートシンクの隙間に詰まったホコリを丁寧に除去する
6.清掃後は元通りに組み立て、動作を確認する
メモリを差し直してみる
メモリの接触不良が原因で起動しない、またはビープ音が鳴るケースがあります。経年劣化や振動によってメモリと本体の接点部分が劣化し、信号が伝わらなくなることがあるため挿し直してみましょう。作業時の注意点や一般的な手順は以下の通りです。
1.作業前に電源を切り、電源ケーブルやバッテリーを取り外す
2.静電気対策として金属部分に触れる(静電気手袋があれば着用する)
3.デスクトップパソコンはサイドパネルを開け、ノートパソコンは底面カバーを外す
4.メモリスロット両端の固定クリップを外側に開き、メモリを取り外す
5.メモリの端子部分をエアダスターで清掃する
6.メモリを元のスロットに対して垂直に挿し込み、カチッと音がするまで押し込む
7.複数枚ある場合は全て同様に差し直す
8.元通りに組み立て、起動を確認する
グラフィックボードを差し直してみる
グラフィックボードの接触不良が原因で画面が映らないケースがあります。デスクトップパソコンでグラフィックボードを搭載している場合に有効な対処法です。グラフィックボードは大型で重量があるため、経年劣化や振動で接触不良を起こす場合があります。作業時の注意点や手順は以下の通りです。
1.作業前に電源を切り、電源ケーブルを取り外す
2.静電気対策として金属部分に触れる(静電気手袋があれば着用する)
3.サイドパネルを開け、グラフィックボードの補助電源ケーブルを抜く
4.グラフィックボードを固定しているネジを外す
5.スロット側の固定爪を解除し、グラフィックボードを慎重に取り外す
6.スロット内部や端子部分をエアダスターで清掃する
7.グラフィックボードを元のスロットに対して垂直に挿し込み、しっかり奥まで押し込む
8.固定ネジを締め、補助電源ケーブルを接続する
9.元通りに組み立て、起動を確認する
ノートパソコンの場合はACアダプターに接続してみる
ノートパソコンのバッテリーが完全に放電している場合、充電をしても即座には起動しないことがあります。長期間使用していなかった場合は、バッテリーの自然放電により電力が0%になっていることもあるでしょう。また、バッテリーが寿命を迎えている場合、バッテリー駆動では起動せず、ACアダプター接続時のみ起動します。ACアダプターを接続後、数十分ほど充電してから起動を試してみましょう。
黒い画面に文字が表示されている場合は「F1」を押して起動させる
起動時に黒い画面に白文字で「Press F1 to Run SETUP」「Press F1 to continue」「Press F1 to Resume」など、「F1」キーを押すように促すメッセージが表示される場合があります。これは、内部の電池やパーツが消耗していたり、BIOSの設定が初期化されていたりなどの可能性を示しています。「F1」キーを押すと正常に起動することもあるため、ひとまず押してみましょう。ただし、根本的な解決にはならないことが多いため、CMOSバッテリーの交換や専門店・メーカーへの相談などを検討しましょう。
エラー処理画面の場合は終わるのを待つ
「自動修復を準備しています」「更新プログラムを構成しています」などの画面が表示される場合があります。これは、Windows 11がシステムの問題を自動的に修復しようとしている、またはWindows Updateの処理を実行している状態です。処理は時間がかかることが多く、途中で電源を切ると状況が悪化する可能性があるため終わるまで待機しましょう。数十分から1時間程度かかることもありますが、画面に変化がないか確認しながら辛抱強く待つことで解決する場合があります。
パソコンが起動しない・電源が入らないトラブルが解消しない時に実行する解決策
前章の解決策で解消しなかった場合、以下の解決策を試してみましょう。
- BIOSを初期化してみる
- セーフモードで起動する
- スタートアップ修復を利用してみる
- システムの復元ポイントを使用する
- コマンドプロンプトを操作して復旧する
- PCのリセットを実行する
それぞれの詳しい手順について解説します。
BIOSを初期化してみる
BIOS/UEFIの設定が原因で起動できない場合、設定を工場出荷時の初期値に戻すことで改善する可能性があります。BIOS設定の変更ミス・ハードウエア構成の変更後の不整合・CMOSの情報破損などが原因で起動しないケースに有効です。BIOS画面にアクセスできる場合とできない場合で方法が異なります。BIOS画面からの初期化手順は以下の通りです。(正確な手順は製品マニュアルを確認して下さい。)
1.パソコンの電源を入れ、メーカーロゴが表示されたらF2キーを数回押してBIOS画面に入る(メーカーにより異なる)
2.BIOS画面が表示されたら、キーボードの「F9キー」を押す
3.「Load Optimized Defaults(デフォルト値をロードしますか?)」などの項目が表示されるため、矢印キーで「Yes」を選択して「Enterキー」を押す
4.「F10キー」を押し、「Save configuration and reset?(設定の変更を保存して終了しますか?)」と表示されたら矢印キーで「Yes」を選択して「Enter」を押すと、Windowsが起動する
BIOS画面にアクセスできない場合、デスクトップはCMOSバッテリーを一時的に取り外す方法があります。ノートパソコンの場合は分解が必要なため、メーカーサポートへの相談を検討しましょう。
セーフモードで起動する
セーフモードとは、Windows 11の必要最低限の機能とドライバーのみを読み込んで起動する診断モードです。ドライバーの不具合・常駐プログラムの問題・システムファイルの軽度な破損などが原因の場合、セーフモードでは正常に起動できる可能性が高くなります。セーフモードで起動できれば、通常モードで起動できない原因を特定し対処できるでしょう。Windows 11でセーフモードに入る一般的な手順は、以下の通りです。
1.パソコンの電源を入れ、ロゴが表示されたら電源ボタンを長押しして強制終了する
2.何度か繰り返すと自動的にスタートアップ修復が起動する
3.「トラブルシューティング」をクリックする
4.「詳細オプション」を選択する
5.「スタートアップ設定」をクリックする
6.「再起動」ボタンをクリックする
7.再起動後、スタートアップ設定の画面が表示されたら、キーボードの「4キー」または「F4キー」を押して「セーフモードを有効にする」を選択する
8.セーフモードで起動したら画面四隅に「セーフモード」と表示される
セーフモードを終了したい時は、タスクバーの「スタートボタン」をクリックして、電源マークから「シャットダウン」または「再起動」を選択して下さい。
セーフモードで起動した後にやること
セーフモードで起動できた場合、通常モードで起動できない原因を特定して解決する作業を行います。実行する主な項目は以下の通りです。
| 実行する作業 | 内容 |
|---|---|
| 最近インストールしたソフトウエアのアンインストール | 問題が発生する直前にインストールしたアプリやソフトウエアを削除する 「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」から該当するソフトウエアを選択してアンインストールできる |
| デバイスドライバーの更新または削除 | グラフィックボード・サウンドカード・ネットワークアダプターなどのドライバーを更新または削除する 「デバイスマネージャー」から該当するデバイスを右クリックし、「ドライバーの更新」または「デバイスのアンインストール」を選択する |
| Windows Updateの削除 | Update後に不具合があった場合は適用前に戻す 「設定」→「Windows Update」→「更新の履歴」→「更新プログラムをアンインストールする」を選択する |
| システムファイルチェッカーの実行 | 破損したシステムファイルを修復するツール 管理者としてコマンドプロンプトを起動し、「DISM.exe/Online/Cleanup-image/Restorehealth」コマンドを実行する |
| ウイルススキャンの実行 | マルウエアやウイルスが原因で起動不良が発生している可能性がある Windows セキュリティまたはインストール済みのセキュリティソフトでフルスキャンを実行する |
スタートアップ修復を利用してみる
スタートアップ修復は、Windows 11に標準搭載されている自動修復機能です。起動に関する問題を自動的に検出・修復します。システムファイルの軽度な破損やブート構成データの問題、MBR(マスターブートレコード:起動時に読み込まれる領域)の破損などに有効です。スタートアップ修復の手順は、以下の通りです。
1.パソコンの電源を入れ、Windowsのロゴが表示されたら電源ボタンを長押しして強制終了する
2.何度か繰り返すと自動的にスタートアップ修復が起動する
3.「トラブルシューティング」をクリックする
4.「詳細オプション」を選択する
5.「スタートアップ修復」をクリックする
6.「回復キー」を入力して「続行」を選択する
※回復キーの確認方法はこちら
7.「PCを診断中」と表示され、自動的に問題の検出と修復が開始される
修復が完了すると「スタートアップ修復でPCを修復できませんでした」または「PCは正常に修復されました」などのメッセージが表示されます。修復できなかった場合は「詳細オプション」をクリックして他の修復方法を試してみて下さい。
システムの復元ポイントを使用する
システムの復元機能を使用して、Windows 11が正常に動作していた時の状態に戻します。復元ポイントは、Windows Updateの実行時・ドライバーのインストール時・アプリのインストール時などに自動的に作成されます。ただし、復元ポイントの作成には機能が有効になっていなければなりません。機種によっては初期状態で無効になっていることがあるため、事前に確認しましょう。確認・有効化する手順は以下の通りです。
1.タスクバーの検索窓に「システムの復元」と入力する
2.「復元ポイントの作成」を選択する
3.システムのプロパティが表示されたら「システムの保護」タブをクリックする
4.「構成」をクリックする
5.「システムの保護を有効にする」を選択する
6.最大使用量を設定する
復元ポイントを使用すると、システム設定やドライバーなどが指定した日時の状態に戻りますが、ドキュメントや写真などの個人ファイルは影響を受けません。システムの復元手順については以下の記事で詳しく解説しています。
システムを復元する方法はこちら
コマンドプロンプトを操作して復旧する
コマンドプロンプトから専用のコマンドを実行することで、ブート領域の修復やシステムファイルの整合性チェックを行います。GUIでは実行できない高度な修復作業ができますが、コマンドの入力ミスに注意が必要です。コマンドプロンプトによる復旧作業は、ブート構成データの破損やMBRの問題、システムファイルの破損などに効果があります。手順と主な復旧コマンドは以下の通りです。
1.パソコンの電源を入れ、Windowsのロゴが表示されたら電源ボタンを長押しして強制終了する
2.何度か繰り返すと自動的にスタートアップ修復が起動する
3.「トラブルシューティング」をクリックする
4.「詳細オプション」を選択する
5.「コマンドプロンプト」をクリックし、目的に応じたコマンドを実行する
・ブート構成データを修復する場合は「bootrec /fixmbr」→「bootrec /fixboot」→「bootrec /rebuildbcd」の順番に実行する
・システムファイルの整合性をチェックする場合は「sfc /scannow」と入力してEnterキーを押す
6.各コマンド実行後は完了メッセージが表示されるまで待つ
7.コマンド実行後、「exit」と入力してコマンドプロンプトを終了し、パソコンを再起動する
PCのリセットを実行する
全ての対処法を試しても改善しない場合、Windows 11を初期状態に戻します。「個人用ファイルを保持する」オプションを選択すれば、ドキュメント・写真・動画などは削除されずに残ります。ただし、インストールしたアプリやソフトウエア・システム設定は削除されて工場出荷時の状態に戻るため、最終手段として実行しましょう。パソコンのリセット手順については以下の記事で詳しく解説しています。なお、リセット前は、必ず重要なファイルのバックアップを取っておきましょう。
パソコンを初期化して再セットアップする方法はこちら
パソコンが起動しない・電源が入らない時は買い替えを!
NEC Directのおすすめモデル
NEC Directは、各種スペックを目的に合わせてカスタマイズできるBTO(Build To Order)パソコンを販売しています。ここからは、NEC Directのおすすめモデルをご紹介します。
テンキー付きの使いやすいモデル「LAVIE Direct N16」
商品詳細はこちら
「LAVIE Direct N16」は、16インチの大画面ディスプレイとテンキー付きキーボードを搭載したノートパソコンです。テンキーは数字入力に便利なので、表計算ソフトやデータ入力作業の効率を高めます。また、広い画面で複数のウィンドウを並べて作業できるので、在宅での仕事や学習用途にも快適に使用できるでしょう。持ち運びよりも、自宅での作業が多い人におすすめのモデルです。用途に合わせてCPUのグレードやメモリ・ストレージ容量などをカスタマイズできるため、自分好みのスペックにカスタマイズしてみましょう。
| OS | Windows 11 (Home/Pro) |
|---|---|
| CPU | Intel® Core™(i7-1355U/i5-1335U/i3-1315U) |
| グラフィックボード(GPU) | Intel® UHD グラフィックス Intel® Iris® Xe グラフィックス(メモリ32GBの場合)(どちらもCPUに内蔵) |
| メモリ | 8GB・16GB・32GB |
| ストレージ(SSD) | 約256GB・約512GB・約1TB |
| ディスプレイ | 16.0型ワイド スーパーシャインビュー LED IPS液晶(広視野角)(WUXGA:1920×1200) |
| 外部インターフェース | ・USB Type-C × 1 ・USB Type-A × 2 ・HDMI × 1 ・LAN × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
| 重量 | 標準バッテリー:約2.1kg 大容量バッテリー:2.2kg |
| バッテリー駆動時間(アイドル時) | 標準バッテリー:約6時間 大容量バッテリー:約10時間 |
スリムな高性能デスクトップ「LAVIE Direct DT」
商品詳細はこちら
「LAVIE Direct DT」は、省スペース設計かつ高い拡張性を持つデスクトップパソコンです。スリムなボディでありながら、グラフィックボードの追加やメモリの増設ができる設計になっています。CPUは先進的なAI機能をローカル利用できるIntel® Core™ Ultraシリーズを採用。動画編集やクリエイティブ作業にも対応できます。デスクトップパソコンならではの安定した動作と、豊富なインターフェースも魅力です。さらに、24型のフルHD(1920×1080)ディスプレイも選択できるので、別途揃える必要がありません。
| OS | Windows 11 (Home/Pro) |
|---|---|
| CPU | Intel® Core™ Ultra(5 225/7 265/9 285) |
| グラフィックボード(GPU) | ・Intel® UHD グラフィックス 770(プロセッサーに内蔵) ・Intel® Arc A310 グラフィックス |
| メモリ | 8GB・16GB・32GB・64GB |
| ストレージ(SSD) | 約256GB・約512GB・約1TB |
| 外部インターフェース | ・USB Type-C × 1 ・USB Type-A × 8 ・HDMI × 1 ・DisplayPort×2(Intel® Arc A310 グラフィックス選択時は4ポート) ・LAN × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
| 画面サイズ | 23.8型ワイド フルHD(1920×1080)液晶(広視野角・高色純度・ノングレア) |
| 画面サイズ(横幅/奥行/高さ) | 216×300×345(mm)※スタビライザ設置時 |
パソコンが起動しない・電源が入らない時は原因に応じた解決策を実行しよう!
パソコンが起動しない時は、まず電源ケーブルの接続や周辺機器の取り外しなど、簡単にできる対処法から試しましょう。改善しない場合は、症状に応じて放電やメモリの差し直し、BIOS初期化などの解決策を実行します。また、セーフモードやスタートアップ修復を活用することで、ソフトウエアの問題を解決できる場合もあります。対処法を試しても改善しない場合はハードウエアの故障が考えられるため、修理または買い替えを検討しましょう。NEC Directは、スペックをカスタマイズできるBTOに対応しています。詳しい製品ラインナップやカスタマイズポイントは、以下の公式サイトからご確認下さい。
NEC Directの公式サイトはこちら



