Windows 11のパスワードを設定・変更・
リセット・省略する方法を徹底解説!
2026.05.27(WED)
2026.05.27(WED)
Windows 11のパスワードには、Microsoftアカウントやローカルアカウント、PINコードなどの種類があります。Microsoftアカウントはクラウド連携ができ、ローカルアカウントはそのパソコンのみで使用できるアカウントです。PINコードは数字を中心とした認証方法で、生体認証と組み合わせて利用できます。セキュリティ強化のために適切なパスワードを設定し、大切に保管しておくことが重要です。この記事では、Windows 11におけるパスワードの設定方法・変更方法・忘れた時の対処法について詳しく解説します。
※記事内の手順はWindowsのバージョンや環境によって異なる場合があります
設定・変更前に押さえておきたい!
パスワードに関する基礎知識を確認【Windows 11】
まずは、パスワードの基礎知識として以下を解説します。
- パソコンにパスワードを設定するべき理由
- Windows 11で設定できるパスワードの種類
- 強固なパスワードを作成するための条件
- パスワードを設定・使用する際の注意点
各項目について、詳しく解説します。
パソコンにパスワードを設定するべき理由
パスワード設定は、個人情報や重要なデータを第三者の不正アクセスから守るための基本的なセキュリティ対策です。パスワードを設定しない場合、以下のようなリスクが生じます。
- 他人が自由にパソコンにアクセスできる
- 保存されているファイル・メール・閲覧履歴などが見られる
- 個人情報やクレジットカード情報が盗まれる危険性がある
- 仕事上の機密データが漏えいする可能性がある など
企業や組織では情報セキュリティポリシーの一環として、パスワード設定を義務付けている場合が多くあります。また、離席時の不正利用を防ぐためにも、パスワードによる保護が有効です。Windows 11では簡単にパスワードを設定できるため、パソコンを使い始める際には必ず設定しておきましょう。
Windows 11で設定できるパスワードの種類
Windows 11のパスワードには、Microsoftアカウント・ローカルアカウント・PINコードがあります。PINコードは厳密にはパスワードではありませんが、同じように認識されることが多いため、本記事ではPINコードもパスワードに内包するものとして説明します。それぞれの特徴を理解して、用途に合わせた認証方法を選択することが大切です。
Microsoftアカウント・ローカルアカウント(ユーザーアカウント)のパスワード
Windows 11で使用できるアカウントには、Microsoftアカウントとローカルアカウントの2種類があります。Microsoftアカウントは、メールアドレスをIDとして使用し、ユーザーデータがクラウド上で管理されるアカウント形式です。このアカウントの利点は、複数のデバイス間でデータや設定を同期できることです。例えば、会社のパソコンと自宅のパソコンで同じアカウントを使えば、OneDriveに保存したファイルやMicrosoft 365のライセンスを共有できます。
一方、ローカルアカウントは、特定のパソコン1台だけで機能するアカウントです。インターネット接続がなくても作成・使用でき、設定したパスワードはそのパソコン内でのみ管理されます。クラウドサービスとの連携は不要で、デバイス単体で完結する使い方に適しています。現在では、クラウドサービスの利便性から、個人ユーザーの多くがMicrosoftアカウントを選択する傾向にあります。ただし、情報セキュリティポリシーが厳格な組織や、オフライン環境での使用が必要な場合には、ローカルアカウントが選ばれることもあります。
Windows HelloのPINコード
PINコードは、4桁以上の数字で構成されるWindows Hello(生体認証機能)の一部です。設定変更をすれば英字・記号も使用できます。Windows HelloはPINコードに加えて、指紋認証・顔認証などの生体認証技術も活用できる機能です。PINコードの特徴は、ローカルデバイスでのみ有効なため、ネットワーク経由での攻撃リスクが低い認証方法である点です。
デバイス内で暗号化キーを管理するチップであるTPM(Trusted Platform Module)と連携して認証するため、セキュリティに優れています。Microsoftアカウントの初期セットアップ時にはPINコードの設定も求められる場合があり、設定するとサインイン時にパスワードを入力する必要がなく素早くパソコンを使用できます。
強固なパスワードを作成するための条件
強固なパスワードとは、他人に推測されにくく、ツールなどの機械的な処理で割り出しにくいものです。条件として以下が挙げられます。
- 8文字以上の長さがある
- 大文字・小文字・数字・記号を組み合わせている
- 辞書に載っていない文字列である
- 個人情報と関連性がない など
覚えなければならないパスワードの場合は、文章にならない複数の英単語をつなげたり、その間に数字列を挟んだりしたものであれば、推測されにくく覚えやすいパスワードを作成できます。一方、危険なパスワードとして避けるべきものは以下の通りです。
- 自分の名前やユーザーIDと同じもの
- 誕生日や電話番号などの個人情報
- 辞書に載っている単語
- 連続した文字列(123456・abcdefなど)
- 他人に一度でも教えたことがあるパスワード など
安全性を高めるためにも、これらの条件を満たしたパスワードを設定しましょう。
パスワードを設定・使用する際の注意点
パスワードを設定・使用する際は、パスワードを忘れないように工夫したり、忘れた場合を想定して対策をしたりしておくことが大切です。ここでは、それぞれの具体的な内容について解説します。
パスワードを忘れないように工夫する
パスワードを安全に管理するには、次の点に注意が必要です。
- 周囲の人にパスワードを伝えない
- メールやチャットでパスワードを送信しない
- 付箋などに書いたパスワードをモニターやデスク周辺に貼らない
どうしてもパスワードを記録する必要がある場合は、施錠可能な引き出しや金庫に保管しましょう。複数のサービスで異なる複雑なパスワードを記憶するのは困難なため、専用の管理ツールを利用する方法も効果的です。スマートフォンのキーチェーンやブラウザに搭載されたパスワード保存機能も便利ですが、これらを使う際は端末自体を生体認証やマスターパスワードでしっかり保護することが大切です。自分に合った管理手段を見つけ、セキュリティを保ちながらパスワードを運用してください。
パスワード忘れを想定して対策しておく
ローカルアカウントでは、事前にセキュリティの質問を登録しておくと、パスワードを忘れても簡単に再設定が可能です。質問の例として「初めて飼ったペットの名前は?」「出身地の市町村名は?」などがあり、答えやすいものを選んで回答を登録します。さらに、USBメモリなどに「パスワードリセットディスク」を作成しておけば、万が一の際に役立ちます。Microsoftアカウントを使用している場合は、連絡先のメールアドレスや電話番号といったセキュリティ情報を常に最新の状態に保っておきましょう。いざという時の復旧手段を把握しておけば、パスワードを忘れても落ち着いて対処できます。
【Windows 11】パソコンにパスワードを設定する方法
ここでは、Microsoftアカウント・ローカルアカウント・PINコードのパスワードを設定する具体的な手順について解説します。
Microsoftアカウントのパスワードを設定する方法
Microsoftアカウントのパスワードは、アカウント作成時に設定されます。新規にアカウントを作成する際の手順は以下の通りです。
1.Microsoft公式サイトまたはWindows 11のセットアップ画面でアカウント作成を開始する
2.既存のメールアドレスを入力して「次へ」をクリックする
3.任意のパスワードを入力する(8文字以上で大文字・小文字・数字・記号を組み合わせる)
4.パスワードの確認入力を行う
5.表示される手順にしたがって本人確認を完了する
アカウント作成時に設定したパスワードは、後からWeb上またはWindows 11の設定画面で変更できます。Microsoftアカウントは日常的に入力することが少ないので、忘れないように保管しておきましょう。
ローカルアカウントのパスワードを設定する方法
ローカルアカウントのパスワードは、アカウント作成後に設定することもできます。設定手順は以下の通りです。
1.スタートボタンをクリックして「設定」を開く
2.左側のメニューから「アカウント」を選択する
3.「サインインオプション」をクリックする
4.「パスワード」の項目を探して「追加」ボタンをクリックする(パスワードが未設定の場合)
5.新しいパスワードを入力する
6.パスワードの確認入力を行う
7.パスワードのヒントを入力する(パスワードを思い出すためのヒント)
8.「完了」をクリックして設定を完了する
ローカルアカウントにパスワードを設定すると、パソコン起動時やスリープ解除時にパスワード入力が求められるようになります。セキュリティの質問を設定しておくと、パスワードを忘れた際の復旧がスムーズになるため設定しておきましょう。質問は「最初のペットの名前は?」などから選択できるため、答えを覚えやすいものを選んで下さい。
PINコードを設定する方法
PINコードは、数字を中心とした認証方法でパスワードよりも素早くサインインできます。設定手順は以下の通りです。
1.スタートボタンをクリックして「設定」を開く
2.左側のメニューから「アカウント」を選択する
3.「サインインオプション」をクリックする
4.「PIN(Windows Hello)」の項目を探して「追加」または「セットアップ」ボタンをクリックする
5.「PINを作成します」と表示されるので「次へ」をクリックする
6.「パスワードの入力」画面が表示されるので、パスワードを入力して「サインイン」を選択する
7.新しいPINコードを入力する(最低4桁の数字)
※「英字と記号を含める」にチェックを入れると、数字以外も使用できる
8.PINコードの確認入力を行う
9.「OK」をクリックして設定を完了する
10.設定画面に戻るので、「PIN(Windows Hello)」のボタンが「セットアップ」から「PINの変更」・「削除」に変更されていることを確認する
PINコードは数字のみでも設定できますが、英字・記号を含めることでセキュリティが向上します。例えば「5729AB#」のように組み合わせると推測されにくくなるでしょう。設定後は次回のサインインからPINコードが使用できるようになり、パスワード入力の手間が省けます。
【Windows 11】パソコンのパスワード変更をする方法
続いて、Microsoftアカウント・ローカルアカウント・PINコードのパスワードを変更する具体的な手順について解説します。
Microsoftアカウントを変更する方法
Microsoftアカウントのパスワードは、定期的に変更することでセキュリティを維持できます。変更手順は以下の通りです。
1.スタートボタンをクリックして「設定」を開く
2.左側のメニューから「アカウント」を選択する
3.「ユーザーの情報」をクリックする
4.「関連設定」の下にある「アカウント」をクリックする
5.Webブラウザが開いてMicrosoftアカウントのページが表示される(サインインしていない場合はパスワード入力を求められることがある)
6.上部メニューの「パスワードを変更する」を選択する
7.本人確認のため現在のパスワードを入力する
8.新しいパスワードを入力する
9.新しいパスワードの確認入力を行う
※「パスワードを72日おきに変更する」にチェックを入れておくと、72日経過後にパスワードの更新を求められます。定期的に変更したい人はチェックしておきましょう。
10.「保存」をクリックする
11.左側タブの「セキュリティ」をクリックして、パスワードの最終更新日時を確認する
変更後のパスワードは、全てのMicrosoftサービスに適用されます。OneDriveやMicrosoft 365などのサービスでも新しいパスワードでサインインする必要があるため、忘れないように管理しましょう。
ローカルアカウントを変更する方法
ローカルアカウントのパスワードは、Windows 11の設定画面から変更できます。変更手順は以下の通りです。
1.ローカルアカウントでパソコンにサインインする
2.スタートボタンをクリックして「設定」を開く
3.左側のメニューから「アカウント」を選択する
4.「サインインオプション」をクリックする
5.「パスワード」の項目を選択して「変更」ボタンをクリックする
6.現在のパスワードを入力して本人確認を行う
7.新しいパスワードを入力する
8.新しいパスワードの確認入力を行う
9.パスワードのヒントを入力する(必要に応じて変更)
10.「次へ」をクリックする
11.「完了」をクリックして変更を完了する
パスワード変更後は、次回のサインインから新しいパスワードが適用されます。きちんと変更されているか確認しておきましょう。ローカルアカウントは定期的にパスワード変更を促す通知などがありません。定期的に変更したい場合は、スケジュール管理ツールなどで通知を設定することをおすすめします。
PINコードを変更する方法
PINコードは、セキュリティ強化のために定期的に更新しましょう。変更手順は以下の通りです。
1.スタートボタンをクリックして「設定」を開く
2.左側のメニューから「アカウント」を選択する
3.「サインインオプション」をクリックする
4.「サインインする方法」にある「PIN(Windows Hello)」の項目を探して選択する
5.「PINの変更」ボタンをクリックする
6.現在のPINコードを入力して本人確認を行う
7.新しいPINコードを入力する(最低4桁の数字)
※「英字と記号を含める」のチェック状態を確認する(必要に応じて変更)
8.新しいPINコードの確認入力を行う
9.「OK」をクリックして変更を完了する
PINコード変更後はサインインできるか確認して下さい。変更後のPINコードは忘れないようにメモしておき、安全な場所に保管しておきましょう。
【Windows 11】パスワードを忘れて変更できない時の対処法
パスワードを忘れて変更できない時の対処法を、Microsoftアカウント、ローカルアカウントそれぞれで解説します。
Microsoftアカウントをリセットする
まずは、Microsoftアカウントをリセットする方法について解説します。
サインイン画面からリセットする手順
サインイン画面からリセットする手順
Microsoftアカウントのパスワードを忘れた場合、サインイン画面から直接リセットできます。手順は以下の通りです。
1.パソコンを起動してサインイン画面を表示する
2.パスワード入力欄の下にある「パスワードを忘れた場合」をクリックする
3.本人確認のため、Microsoftアカウントに登録済みのメールアドレスを入力する
4.「コードの取得」をクリックする
※全ての情報を忘れている場合、「どの方法でセキュリティコードを受け取りますか?」のボックスをクリックして、「すべての情報が不明」を選択して操作を進めて下さい。
5.入力したメールアドレスで受け取った本人確認コードを控え、本人確認画面のボックスに入力して「次へ」をクリックする
6.「パスワードのリセット」画面になるので、新しいパスワードを入力して「次へ」をクリック
7.「パスワードの変更完了」と表示されるので、「サインイン」を選択する
8.新しいパスワードでサインインする
紹介したリセット手順は比較的簡単ですが、登録済みのメールアドレスにアクセスできることが前提です。セキュリティ情報を最新の状態に保っておくことで、パスワードを忘れた際もスムーズに復旧できます。本人確認コードが届かない場合は、迷惑メールフォルダを確認してみましょう。
Microsoft公式サイトからリセットする手順
別のデバイスやパソコンからMicrosoft公式サイトにアクセスしてパスワードをリセットする方法もあります。手順は以下の通りです。
1.Microsoftアカウントの公式サイトで「サインイン」をクリックする
2.「アカウントにアクセスできない場合」を選択する
3.アカウントの種類を尋ねられるので、「個人のアカウント」を選択する(個人の場合)
4.登録済みのメールアドレス・電話番号・Skype名のいずれかを入力する
5.画面に表示される文字を入力して本人確認を行う
6.本人確認コードの受け取り方法を選択する
7.受け取ったコードを入力して新しいパスワードを設定する
8.設定完了後、Windows 11で新しいパスワードを使用してサインインする
公式サイトからのリセットは、パソコンにアクセスできない時に有効です。
ローカルアカウントをリセットする
ローカルアカウントをリセットする方法は、以下の通りです。
- 管理者アカウントからリセットする手順
- サインイン画面からリセットする手順
- パスワードリセットディスクからリセットする手順
- パソコンを初期化してリセットする手順
それぞれの詳しい手順について解説します。
管理者アカウントからリセットする手順
ローカルアカウントのパスワードを忘れた場合、管理者権限を持つ別のアカウントからリセットできます。手順は以下の通りです。
1.管理者アカウントでWindows 11にサインインする
2.スタートボタンをクリックして「すべて」を選択する
3.「W」の欄にある「Windowsツール」をクリックする
4.「コントロールパネル」を選択する
5.コントロールパネルが表示された際「表示方法」が「カテゴリ」になっていることを確認して「ユーザーアカウント」をクリックする
6.「ユーザーアカウントの変更」にある「別のアカウントの管理」を選択する
7.パスワードを変更したいローカルアカウントをクリックする
8.「パスワードの変更」を選択する
9.新しいパスワードを確認用を含めて入力して「パスワードの変更」をクリックする
10.「アカウントの変更」画面に戻るので、右上の「✕」をクリックして終了する
11.変更したパスワードでサインインできるか確認する
管理者アカウントが存在する場合、短時間でパスワードをリセットできます。家族や同僚に管理者アカウントを持つ人がいる場合は、協力を依頼するとよいでしょう。
サインイン画面からリセットする手順
ローカルアカウント作成時にセキュリティの質問を設定していた場合、サインイン画面から直接リセットできます。手順は以下の通りです。
1.パソコンを起動してサインイン画面を表示する
2.パスワードを入力せずに「Enter」キーまたは「→」を押す
3.「パスワードが正しくありません。入力し直してください。」と表示されるので「OK」をクリックする
4.パスワードの入力ボックスの下に「パスワードのリセット」が表示されるのでクリックする
5.「セキュリティの質問」が表示されるので、各ボックスに回答を入力する
※右下の「A」をクリックすると半角英数字から日本語に切り替えができます。
6.入力後に「Enter」または「→」を押す
7.新しいパスワード入力のボックスが表示されるので、「新しいパスワード」と「パスワードの確認入力」欄に新しいパスワードを入力する
8.入力後に「Enter」または「→」を押す
9.新しいパスワードでサインインできるか確認する
セキュリティの質問を設定していない場合、サインイン画面からのリセットはできません。事前に質問を設定しておくことで、パスワードを忘れた際の対処が簡単になります。
パスワードリセットディスクからリセットする手順
あらかじめパスワードリセットディスクを作成していた場合、USBメモリなどを使用してパスワードをリセットできます。手順は以下の通りです。
1.パスワードリセットディスク(USBメモリなど)をパソコンに接続する
2.Windows 11のサインイン画面でパスワードを入力せずに「Enter」または「→」を押す
3.「パスワードが正しくありません。入力し直してください。」と表示されるので「OK」をクリックする
4.「パスワード」ボックスの下にある「パスワードのリセット」を選択する
※セキュリティの質問が表示された場合は「代わりにパスワードリセットディスクを使用する」をクリックする
5.「パスワードのリセットウィザードの開始」が表示されるので「次へ」を選択する
6.「パスワードキーディスクがあるドライブ」のボックスをクリックする
7.一覧からパスワードリセットディスクを挿入したドライブ名をクリックして「次へ」を選択する
8.「新しいパスワード」・「パスワードの確認入力」の各ボックスに新しいパスワードを入力する
9.「新しいパスワードのヒントを入力してください」のボックスに、ヒントになる内容を入力して「次へ」をクリックする
10.「パスワードのリセット ウィザードの完了」と表示されるので、「完了」を選択する
11.サインイン画面が表示されるので、新しいパスワードでサインインできるか確認する
パソコンを初期化してリセットする手順
パスワードを忘れてサインインできず、他の方法でもリセットできない場合はパソコンの初期化を検討しましょう。初期化を行うと、パソコンは工場出荷時の状態に戻ります。データが消失するため、事前にバックアップを取っておくことが重要です。パスワードを忘れてサインインできない場合、サインイン画面で「Shiftキー」を押しながら電源ボタンから再起動を選択すると、オプションの選択画面が起動します。トラブルシューティングから「このPCを初期状態に戻す」を選択して初期化に進みましょう。詳しい手順は以下の記事で解説していますので、そちらをご確認下さい。
オプションの選択画面から初期化する手順はこちら
パスワード・PINコードの入力なしでWindows 11にログインする方法
パスワード・PINコードなしでサインインするには、以下の方法があります。
- 指紋・顔認証を有効にする
- 起動時のパスワードを解除する
それぞれの方法の概要や詳しい手順を解説します。
指紋・顔認証を有効にする
Windows Helloの生体認証機能を使用すると、指紋や顔認証でパソコンにサインインできます。パスワードやPINコードを入力する手間が省け、セキュリティも向上する便利な機能です。指紋認証は指紋センサーを搭載したデバイスで利用でき、顔認証はWebカメラまたは専用の赤外線カメラを搭載したデバイスで使用できます。
生体認証は他人が簡単に真似できないため、パスワードよりも安全性が高いとされています。例えば、指紋は人それぞれ異なるパターンを持ち、他人が同じ指紋を持つ可能性は極めて低いです。顔認証も同様に、3Dで構造を認識するため写真では認証されない仕組みになっています。指紋認証を設定する手順は以下の通りです。
1.スタートボタンをクリックして「設定」を開く
2.左側のメニューから「アカウント」を選択する
3.「サインインオプション」をクリックする
4.「指紋認証(Windows Hello)」の項目を探して「セットアップ」ボタンをクリックする
5.「開始する」をクリックする
6.PINコードを入力して本人確認を行う(PINコード未設定の場合は先に設定する)
7.指示にしたがって指を指紋センサーに複数回置く(同じ指を異なる角度で認識させる)
8.指紋の登録が完了したら「閉じる」をクリックする
機種によって異なりますが、指紋認証は最大で10種類まで登録できるのが一般的です。複数登録したい場合は「指の追加」をクリックして設定して下さい。
顔認証を設定する手順は以下の通りです。
9.スタートボタンをクリックして「設定」を開く
10.左側のメニューから「アカウント」を選択する
11.「サインインオプション」をクリックする
12.「顔認証(Windows Hello)」の項目を探して「セットアップ」ボタンをクリックする
13.「開始する」をクリックする
14.PINコードを入力して本人確認を行う
15.カメラに向かって正面を向く
16.指示にしたがって顔をカメラで認識させる(数秒間じっと見つめる)
17.顔の登録が完了したら「閉じる」をクリックする
生体認証の設定後は、サインイン画面で自動的に指紋や顔が認識され、素早くログインできるようになります。顔認証は眼鏡をかけた状態でも認識できる機能があります。設定画面で「認識精度を高める」を選択すると、眼鏡をかけた状態やマスクをつけた状態でも認識しやすくなるでしょう。生体認証はパスワードやPINコードと併用できるため、万が一認証がうまくいかない時でも代替手段が使えます。
起動時のパスワードを解除する
Windows 11では、起動時のパスワード入力を省略する設定ができます。パスワード入力なしでパソコンが起動するため、利便性が向上するのがメリットです。ただし、第三者が物理的にパソコンにアクセスできるため、セキュリティリスクが高まります。自宅など安全な環境で使用し、他人がアクセスできない場所に保管する場合に限り有効な設定です。詳しい設定手順は以下の記事で解説していますのでご確認下さい。
パスワード入力を省略する方法はこちら
Windows 11はパスワードの設定・変更・リセット方法を理解して使おう!
Windows 11のパスワードには、Microsoftアカウント・ローカルアカウント・PINコードの3種類があり、それぞれ設定方法・変更方法が異なります。パスワードを忘れた場合に備え、各パスワードのリセット方法も押さえておくことが大切です。また、Windows Helloの生体認証を活用すれば、パスワード入力の手間を省きながら高いセキュリティを維持できます。適切なパスワード管理とセキュリティ対策を行い、安全にWindows 11を使用しましょう。
NEC Directは、注文時にパソコンのスペックをカスタマイズできるBTO(Build To Order)パソコンを販売しています。生体認証に対応したモデルも取り扱っているので、ぜひ公式サイトでチェックしてみて下さい。さらに、オトクなお買い得セールやアウトレットセールも開催しているので、併せてご確認下さい。
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