LTE対応・SIMフリーでノートパソコンがもっと便利に!
テザリングより簡単接続!
2022.11.29(TUE)
2026.04.27(MON)
外出先でWi-Fiスポットが見当たらなくて、ノートパソコンが使えない、そんな経験はありませんか?外で仕事をする機会が多いビジネスパーソンには、いつでもどこでも、ネットにつなげられる環境が必要です。
そこでおすすめなのが、LTE対応のノートパソコンです。Wi-Fi環境がない場所でも、ネットに接続して仕事ができます。LTEやSIMとはなにか、Wi-Fiとはなにが違うのか、LTEに対応したノートパソコンのメリットなどについて解説します。
SIM・LTEってそもそもなに?基本情報を解説
SIM(Subscriber Identity Module)とは、電話番号と紐づけてインターネット通信や通話をできるようにするための小型のカードです。契約者の情報が記録されており、「SIMカード」と呼ばれています。スマホやタブレットで利用することが多いですが、対応している場合はパソコンでも利用可能です。SIMカードがないと通信や通話ができず、利用するにはWi-Fi環境が必要になります。
LTEとは、スマートフォンをはじめとする携帯電話で利用されている通信規格のひとつです。現在、最もよく利用されている通信規格で、以前によく使われていた3Gという通信規格を進化させたものです。
LTEの特徴は、高速でデータ通信ができることです。通信速度は下りで実測約75〜150Mbpsで、3Gの数十倍にもなります。またLTEは、ビルなどの障害物があっても、電波が回り込むなどするため、広い地域をカバーすることができます。そのため、どこにいても電波が届きます。
新しい通信規格に5Gがありますが、安定したモバイル高速通信を利用したいならLTEの方が有利です。
携帯電話の電波でデータ通信できる
これまで、さまざまな通信規格が登場していたのですが、LTEによってこれまで以上の高速データ通信が可能になりました。LTEを利用すれば、スマートフォンで高画質の動画再生をしたり、大容量データを送信したりという使い方ができます。
もちろん、スマートフォンだけではありません。約150MbpsというLTEの通信速度は、ノートパソコンでインターネットを利用するにも、十分な速さです。ノートパソコンがLTE対応であれば、この携帯電話の電波を使って、データ通信をすることができます。ブラウザでネット検索をしたり、チャットソフトで連絡をし合ったり、会社や自宅のLAN環境とほぼ変わらない使い方ができるのです。
LTEとWi-Fiの違い
LTEとWi-Fiは、どちらも無線でデータ通信を行うという共通点がありますが、実際はまったくの別ものです。LTEは携帯電話用の通信規格で、広範囲に電波を届けます。それに対してWi-Fiは、無線でLANという小さなネットワーク環境に接続するためのもので、ごく狭い範囲にしか電波は届きません。
最大の通信速度は、LTEよりもWi-Fiの方が高速です。しかし、高速でインターネットへ接続するには、Wi-Fiルーターが接続する屋内ネットワーク(LAN)が高速でインターネットに接続している必要があります。バックボーンの速さが重要なのです。
また、外出先のWi-Fiスポットは、複数の人が同時に接続しているため、混雑していたり、通信回線の混雑や、他人にデータをのぞき見されるといったセキュリティ上のリスクがあります。安心してWi-Fiを利用するには、セキュリティ対策が必須です。
LTEは4G?5Gとは別もの?
スマートフォンのCMでよく耳にする5Gですが、これも携帯電話などで利用される通信規格です。まだ大都市圏の駅周辺など、利用できる範囲は限られていますが、これから広がっていくことが期待されています。
LTEは、3Gという通信規格を進化させたものです。3Gと4Gという通信規格の中間に位置するものとして、3.9Gと呼ばれることがあります。実質、3Gの次世代通信規格ということで、携帯電話キャリアによっては、LTEを4Gとして扱うこともあります。
5Gは、LTE(4G)の次の世代の通信規格で、最大20Gbpsという高速データ通信が可能です。しかし、利用できる範囲は、まだ狭く、ごく限られた地域だけです。ノートパソコンの通信手段としては、まだLTEの方が現実的という状況です。
SIMフリーってどういう意味?
スマートフォンでデータ通信をするには、携帯電話キャリアと契約した人の情報を記録したSIMカードを、スマートフォンに挿入する必要があります。
ところが、携帯電話キャリアで購入したスマートフォンには、他の携帯電話キャリアのSIMカードが利用できないように制限(SIMロック)がかけられています。このSIMロックを解除したものをSIMフリーといいます。SIMフリーにすることで、どの携帯電話キャリアのSIMカードでも挿せるようになります。
LTEを利用するには、ノートパソコンにもSIMカードを挿す必要があります。ノートパソコンは、SIMフリーになっているので、好きな携帯電話キャリアと契約することが可能です。格安の携帯電話キャリアと契約することもできるのです。
LTEサービス対応・SIMフリーノートパソコンのメリット
高速モバイル回線であるLTEに対応したノートパソコンであれば、Wi-Fiの届かない環境でも、インターネットに接続して仕事をすることができます。ポケットWi-Fi(モバイルWi-Fiルーター)を持ち歩く必要もありません。ポケットWi-Fiを起動したり、スマートフォンとテザリングで接続したりといった操作も不要です。
スマートフォンでも使われるLTE回線の国内の人口カバー率は高く、いつでもどこでも常時接続できるので、ノートパソコンを起動したら、すぐにインターネットに接続して、メールやチャットを確認できます。
どこでもネットに接続できる
LTE対応のノートパソコンと、LTE回線のSIMがあれば、いつでもどこでもインターネットに接続できます。ノートパソコンを起動したら、すぐにインターネットに接続できます。
インターネットに常時接続できないノートパソコンの場合ですと、メールやチャットの着信を確認したり、返信をしたりするために、わざわざWi-Fiが利用できる場所を探さなくてはなりません。
多くのカフェには、フリーのWi-Fiスポットが用意されていますが、多くの人が利用するため通信速度が遅い可能性があります。また、フリーのWi-Fiスポットは、セキュリティ対策がしっかりしていないことが多く、仕事のデータを扱うには不安が残ります。
LTE対応のノートパソコンを購入して、LTE回線の通信事業者と契約すれば、どこにいても常時接続できるようになるため、そのような不便さや不安を感じることなく、インターネットを利用できます。
持ち物を減らせる
せっかく軽量なノートパソコンを持ち歩いているのですから、できるだけ余計な荷物は持ち歩きたくないかと思います。軽量なノートパソコンの重量は、1.3kg以下です。たった100g、200gでも、そのノートパソコンを使うために荷物が増えてしまったら、ノートパソコンそのものが軽くても意味がありません。
LTE対応のノートパソコンであれば、インターネットへ接続するための荷物を減らすことができます。例えば、ポケットWi-Fiです。ポケットWi-Fi自体は、軽いものであれば100g以下、重いものでも200g程度です。それほど重いものではありませんが、それでも重量がかさみます。そして、荷物の数も増えてしまいます。パソコンとは別にバッテリーも充電しなければなりません。LTEに常時接続できるノートパソコンであれば、余計な荷物はなく、軽量のまま持ち運ぶことができます。
ネット接続が簡単にできる
LTE対応ノートパソコンであれば、起動したらすぐにインターネットに接続されるので、スムーズにネットのサービスを利用できます。しかし、ポケットWi-Fiやスマートフォンのテザリングでインターネットに接続しようとするとそうはいきません。
ポケットWi-Fiの場合、接続する度に機器の起動が必要になります。スマートフォンのテザリングの場合は、利用する時にスマホ側の設定が必要です。どちらにも、インターネットに接続したい、と思った時に、すぐに接続できないという欠点があるのです。
LTE対応のノートパソコンであれば、ネット接続のための設定や機器の準備などを意識せずに仕事ができます。すぐインターネットに接続して、チャットやメールで連絡をしたり、オンライン上に書類を作成・共有したりできます。
セキュリティに優れている
LTE対応パソコンは、フリーWi-Fiと比較してセキュリティレベルが高いのがメリットです。フリーWi-Fiには、悪意のあるハッカーが偽のWi-Fiスポットを設置し、IDやパスワードを抜き取られるリスクが存在します。そのため、LTEに対応していない場合、VPNを利用するなどの工夫が必要です。一方、LTE通信は簡単に傍受されないよう強固なセキュリティで保護されているため、通信経路の安全性が高く、外出先でも安心して利用できます。また、専用のサービスやソフトウエアを導入すると紛失時でも遠隔でのデータ消去やロック操作ができ、情報漏えいのリスクを低減できるのもメリットです。
テザリングによる弊害を避けられる
テザリングを使用する場合、以下のような弊害が発生します。
- スマートフォンのバッテリー消費が激しく、数時間でバッテリー切れになる可能性がある
- スマートフォンの発熱による機器への負担が大きくなる
- データ通信容量をスマートフォンと共有するため、データ容量を消費しやすい
- 接続の度にテザリング設定をする手間がかかる
LTE対応パソコンであればパソコンを起動するだけで自動的にインターネットに接続される他、スマートフォンには負担がかからないためこれらの弊害を避けられます。
LTE対応のSIMフリーパソコンを利用するにはどうすればいい?
ノートパソコンでLTEを利用する方法について解説します。 まず必要となるのが、LTE対応のノートパソコンです。SIMカードを挿入すれば、ノートパソコンでLTEを利用して、インターネットへ接続できるようになります。
そして、SIMカードを手に入れるには、通信回線の契約が必要です。通信回線は、よく知られた大手の携帯電話キャリア以外にも、それらの通信回線を活用して独自のサービスを展開するMVNO事業者(後述)とも契約することが可能です。料金が大幅に安い会社もあり、格安SIMという呼ばれ方もしています。
LTE対応ノートパソコンを選ぶ
LTEを利用してノートパソコンでインターネットをするには、LTE対応のノートパソコンが必要になります。
LTE対応のノートパソコンとは、SIMカードスロットを搭載しているパソコンのことです。このSIMカードスロットに、SIMカードを挿入することで、LTEを利用できるようになるのです。
SIMカードスロットは、基本的にあとから加えることができません。そのため、最初からSIMカードスロットを搭載しているノートパソコンが必要です。つまり、いま使用しているノートパソコンにSIMカードスロットがなければ、LTEは利用できないのです。
ただし、SIMカードスロットのないノートパソコンでも、「LTE対応USBドングル(LTEドングル)」という製品を使って、LTEに接続することができます。LTEドングルとは、SIMカードを挿入できる小さな装置のことで、ノートパソコンのUSB端子に挿すことで、LTEへ接続できるようになります。
SIMカードを契約する
SIMカードとは、LTE回線の契約者の情報が記録されているカードのことです。SIMカードをスマートフォンやノートパソコンに挿入することで、契約者であることが確認され、LTEを利用できるようになります。当然、解約したあとのSIMカードでは、LTEは利用できません。
SIMカードは、携帯電話回線の通信会社と契約すれば受け取ることができます。ノートパソコンはSIMフリーなので、どの通信会社と契約してもLTEを利用できます。当然、LTEを利用するには費用がかかります。通信会社によって、料金システムはさまざまですが、LTEを利用しなかったとしても、毎月いくらかの基本料金がかかるのが一般的です。
LTEの使用頻度が低いだろうと予想できるなら、月々の料金が安い通信会社を選ぶなど、自分に合った料金システムかどうかをよく検討することが大切です。また、データ通信量があまりにも多いと、追加で費用がかかることもあるため注意しましょう。
料金が安い!MVNOってなに?
LTEで接続する時は携帯電話の通信回線を利用しますが、必ずしも大手の携帯電話キャリアと契約する必要はありません。大手の携帯電話キャリアの通信回線を利用して、格安でサービスを提供するMVNOという通信会社と契約することもできます。
MVNOとは、大手の携帯電話キャリアの通信回線を借りて、自社サービスとして通信回線を提供する事業者のことです。大手の携帯電話キャリアと契約するより料金が安いことが多いので、MVNOのことを格安SIMと呼ぶこともあります。
MVNOの料金が安いのは、自社で通信設備を持たないので維持費などがかからないことと、販売店を持たないので人件費を抑えられるためです。その代わり、あまりサポートが受けられず、申し込みから設定まで自分でしなくてはなりません。また、利用者が多い時間帯には回線が混み合って、通信速度が低下することがあります。
大手キャリアとMVNOどっちを選ぶ?
大手の携帯電話キャリアとMVNOどっちが良いかは、利用する人次第です。それぞれにメリットとデメリットがあるので、自分がどのようなことを重視するのかによって結論が変わります。
大手の携帯電話キャリアのポイントは、通信速度が安定していることです。MVNOが利用しているのは、借りている回線のため、急に接続する人が増えると、混み合って通信速度が低下するおそれがあります。しかし、自社で通信設備を持っている大手の携帯電話キャリアだと、まずそういうことは起こりません。
また、街中に販売店を持つ大手の携帯電話キャリアは、サポート体制も充実しています。MVNOだと街中に販売店はなく、Webサイトから申し込んで、自分で設定するなど、ある程度の知識が必要です。しかし、通信料金は、MVNOの方が大幅に安いです。料金が大手の携帯電話キャリアの半分程度のMVNOもあります。
LTE対応のSIMフリーノートパソコンの選び方
LTE対応のノートパソコンを選ぶ時は、持ち運ぶパソコンとしての使いやすさに注目しましょう。LTEに対応しているだけで、持ち運びにくい、外で使いにくいというパソコンでは、結局、使わなくなってしまいます。
重要なのは重さとサイズ、そして、バッテリーの駆動時間です。バッテリー切れを警戒して、電源ケーブルを持ち歩いたら、軽量なノートパソコンの意味がありません。また、負荷の高い作業をする予定がないのであれば、高性能である必要はないため、スペックはMicrosoft Officeが快適に動く程度で十分です。
SIMカードの規格を確認
SIMカードには主に標準SIM・microSIM・nanoSIM・eSIMなどの種類があり、それぞれサイズが異なります。購入前にパソコンが対応しているSIMカードのサイズや規格を確認しましょう。現在の主流はnanoSIMであり、最新モデルではeSIMに対応している機種も増えています。eSIMは物理カードが不要でオンラインで手続きが完結できるため、利便性が高く、複数の通信プランを切り替えて使用することも可能です。
持ち運びやすさに注目
ノートパソコンは、机のスペースを節約するために利用されることがありますが、LTE対応のノートパソコンは、持ち運んで利用するためのものです。そのため、持ち運ぶことに面倒くささを感じさせない重さ、サイズであることが重要です。
サイズは、カバンに入れやすいA4判かB5判(ディスプレイサイズ12〜15インチ)ほどの大きさがいいでしょう。そして重量は、軽ければ軽いほど良いです。1.3kgがノートパソコンの持ち運びに苦痛を感じさせない重さの目安です。
また、持ち運ぶ頻度が多いと、どこかへぶつけてノートパソコンを故障させてしまうおそれがあります。堅牢性をアピールしているノートパソコンをチェックしましょう。
ディスプレイの解像度は用途次第
ディスプレイの解像度が高いほど文字や画像が精細に表示され、作業領域も広くなります。主な解像度の種類は以下の通りです。
- フルHD(1920×1080)
- WUXGA(1920×1200)
- WQXGA(2560×1600)
上記はそれぞれ表示できる情報量が異なります。一般的な文書作成であればフルHDやWUXGAで十分な作業領域と精細さを確保できるでしょう。画像や動画編集、複数ウィンドウを並べて作業する場合はWQXGAがおすすめです。解像度が高いと多くの情報を一度に表示できますが、文字が小さく表示される点には注意が必要になります。自分の視力や作業スタイルに合わせて最適な解像度を選びましょう。
バッテリーの駆動時間
外出先に必ずコンセントがあるとは限りません。そのため、ノートパソコンのバッテリーの駆動時間はとても重要です。一旦外出したら、充電する機会がまったくないおそれもあるのです。
ノートパソコンを購入する時は、駆動時間の長いバッテリーを搭載しているかチェックすることが重要です。バッテリーの駆動時間は長いほど良いですが、約8時間を目安としましょう。長い外出でも、これくらいの駆動時間であれば、途中でバッテリー切れを起こすこともないでしょう。
快適に使えるスペックを
LTE対応パソコンを選ぶ際は、用途に応じてスペックを選択することが重要です。スペック不足のパソコンを購入すると、作業効率が低下する他、ストレスの原因にもなります。
多くの場合、外出先で使用するソフトは、文書作成ソフトや表計算ソフト、メールソフトをはじめとするMicrosoft Officeが一般的でしょう。パソコンは、高性能であればあるほど快適に使用することができます。しかし、Microsoft Officeを快適に使うのであれば、高性能なパソコンは必要はありません。高性能なパソコンは高価ですから、性能を生かし切れないままだと無駄な出費になってしまいます。
Microsoft Officeをストレスなく、安定して使えるくらいのスペックであれば、CPUならIntel® Core™ i5以上、メモリなら8GB以上が目安になります。動画の編集やWebサイトのデザインなど、もっと負荷の高い作業をすることがあるのであれば、それに合わせたスペックを検討して下さい。
用途ごとの目安となるスペックは、以下の一覧を参考にして下さい。
| 用途 | CPU | メモリ | ストレージ | ディスプレイサイズ |
|---|---|---|---|---|
| Webブラウジング・メール | Intel®Core™ i3 AMD Ryzen™ 3 |
8GB | 256GB SSD | 13~14インチ |
| ビジネス文書作成 | Intel®Core™ i5 AMD Ryzen™ 5 |
8GB | 512GB SSD | 14~15インチ |
| 動画編集・Wedデザイン | Intel®Core™ i7 AMD Ryzen™ 7 |
16GB | 1TB SSD | 15インチ |
堅牢性もチェック
持ち運びの頻度が高いLTE対応パソコンは、落下や衝撃に対する堅牢性も重要なポイントです。堅牢性の高いモデルは故障リスクが低く、長期間使用できます。堅牢性を確認する際は「MIL規格」をチェックするとよいでしょう。MIL規格は米国国防総省の品質基準であり、準拠した製品は落下試験・振動試験・温度変化試験など厳しい耐久テストをクリアしています。過酷な環境下でも安心して使用できるでしょう。
また、マグネシウム合金やカーボン素材を使用した筐体は軽量ながら強度が高く、持ち運びに向いています。キーボードの防滴機能や耐圧性能を備えたモデルもあり、水こぼしや重いものを落としてしまった時の故障リスクを抑えられます。修理コストを抑える意味でも、堅牢性の高いモデルがおすすめです。
インターフェースの種類や数もチェック
外出先で周辺機器を接続する可能性を考慮し、必要なインターフェースを搭載しているか確認することも大切です。USB Type-AとType-Cの両方が搭載されていると、外付けストレージやマウスなどを同時に接続でき、自由度が広がります。HDMI端子があれば外付けディスプレイに接続でき、プレゼンテーションや資料作成時に役立つでしょう。SDカードスロットは、カメラで撮影した写真や動画の取り込みに便利です。また、イヤホンジャックやLANポートの有無も用途に応じて確認し、自分の使い方に合ったモデルを選択しましょう。
セキュリティの高さも重要
リモートワークや外出先での使用を前提とする場合、セキュリティ機能の充実度は大切な要素です。指紋認証や顔認証などの生体認証機能を搭載したモデルであれば、ログイン時のセキュリティが向上し、他人による不正アクセスを効果的に防止できます。パスワード入力の手間も省けるため、業務効率や使用感の向上にもつながるでしょう。
また、暗号化機能付きのストレージがあれば、万が一パソコンが盗難に遭った場合でも情報漏えいリスクを大幅に抑えられます。ビジネス用途で利用する場合は、より高度なセキュリティ機能を備えたWindows 11 Proを選択できるモデルを検討するのもおすすめです。
Microsoft Officeのプリインストール
ビジネス用途でLTE対応パソコンを購入する場合、Microsoft Officeのプリインストールの有無を確認することが大切です。Microsoft Officeは、Word・Excel・PowerPointなどのビジネスでの使用頻度が高いアプリがセットになったソフトウエアです。プリインストールされていないモデルの場合、別途購入やサブスクリプション契約が必要になります。プリインストール版は別途購入より価格が安く設定されているので、使う予定のある人はプリインストール版を選びましょう。ただし、プリインストール版はパソコン買い替え時に移行はできません。
互換性のある無料のソフトを利用する選択肢もありますが、業務での使用には細かな問題が発生する可能性があるため注意が必要です。
未来を見据えた5G対応はいかが?
携帯電話の回線は、LTEよりも高速な5Gが既に登場しています。ただし、都市圏の駅周辺など、5Gを利用できる範囲はまだ決して広くはありません。それでも、5Gを利用できるエリアは急速に拡大しているため、近い将来、どこでも電波が届く状態になるでしょう。
ノートパソコンでも、5Gに対応した製品が既に登場しています。5Gだけでなく、LTEにも対応しているので、5Gが届かない場所であれば、LTEの電波でインターネットを利用できます。
今はまだ、利用する機会は少ないですが、将来を見据えて、5Gが利用できるノートパソコンを購入するのもいいでしょう。5Gの利用エリアにいる時は、LTEとは比べものにならない速さで、快適にインターネットが利用できます。
LTE対応のSIMフリーノートパソコンを購入する際の注意点
LTE対応SIMフリーノートパソコンを購入する際の注意点は、以下の通りです。
- 非対応モデルより価格設定が高い傾向にある
- 対応しているモデルが少ない
各注意点を理解し、LTE対応パソコンを検討しましょう。
非対応モデルより価格設定が高い傾向にある
LTE対応パソコンはSIMスロットや通信モジュールが追加されているため、一般的なノートパソコンより価格が高い傾向があります。セキュリティ機能の強化や5Gへの対応などの最新機能が盛り込まれているモデルが多く、価格上昇の要因となっています。しかし、紛失時のトラブル防止機能などが搭載されている機種もあり、ビジネス用途では重宝するでしょう。価格だけでなく、搭載機能や利便性、セキュリティを総合的に判断して選択することが重要です。
対応しているモデルが少ない
LTE対応のSIMフリーノートパソコンを発売しているメーカーは限られています。スペックや重量、価格などにこだわりがある場合、選択肢の幅が狭くなる可能性があるでしょう。5G対応モデルも徐々に増えてきていますが、4G LTEのみ対応のモデルの方がまだ多いのが現状です。自分の求めるスペックや予算に合うモデルが見つからない場合は、妥協点を見つける必要があります。購入前に複数のメーカーを比較検討し、自分の用途に最も適したモデルを選びましょう。
SIMカード非対応のノートパソコンをLTEに接続するには?
SIMカードをノートパソコンに挿入してLTEを利用するには、LTE対応のノートパソコンが必要です。しかし、SIMカードスロットのないノートパソコンでも、通信機器を介して、LTEでインターネットに接続することができます。
SIMカードを挿入できないノートパソコンで、LTEを利用する方法を紹介します。ポケットWi-Fiやスマートフォンのテザリング、LTE対応USBドングルなど、さまざまな方法があるので、利用頻度や自分に合ったものを選んで下さい。
ポケット型Wi-Fiを使う
ポケット型Wi-Fiは、LTEを利用してデータ通信を行う無線LANルーターのことです。ノートパソコンが直接LTEを利用するのではなく、LTEを利用するポケット型Wi-FiにWi-Fiで接続することで、どこにいてもインターネットを利用することができます。
ポケット型Wi-Fiとは
ポケット型Wi-Fiとは、LTEなどの携帯電話の通信回線を利用する無線LANルーターのことです。ポケット型Wi-Fiに無線で接続できる範囲内であれば、パソコンだけでなく、ゲーム機やテレビなどもインターネットに接続することができます。ノートパソコンで直接LTEを利用することができなくても、ポケット型Wi-Fiを使えば、Wi-Fi接続する形で、LTEでインターネットに接続できるようになります。
ポケット型Wi-FiはSIMカードを内蔵していて、MVNOと同じように、大手携帯電話キャリアの通信回線を借りてインターネットに接続します。そのため、MVNOと同じように、利用者が急増すると通信速度が低下することがあります。ポケット型Wi-Fiのサービスを提供する会社は複数あり、それぞれに特色があります。1ヶ月で100GBものデータ通信が可能だったり、1ヶ月のデータ通信は20GB以内だけど料金が格安だったり、会社によってサービス内容はさまざまです。それぞれ会社のサービスをよく比較して、自分に合ったものを選びましょう。
ポケット型Wi-Fiの注意点
ポケット型Wi-FiもSIMカードと同じように、利用契約が必要で、毎月料金がかかります。そのため、頻繁に外出先でノートパソコンを使用する方には良いのですが、たまにしか使わない人には、あまりコストパフォーマンスは良くありません。
また、ポケット型Wi-Fiは、バッテリーで動いているので、バッテリー切れを起こさないように注意が必要です。バッテリーの駆動時間が長い製品を選んだり、モバイルバッテリーを用意したりといった工夫をしましょう。
その他、ポケット型Wi-Fiを持ち歩く分、荷物が増えることにも注意しましょう。また、ポケットWi-Fiを使い過ぎて、一定量以上のデータ通信を行うと、速度制限がかかることがあります。会社によっては、追加料金を払って、データ量を増やすこともできます。
スマホのテザリングを使う
スマートフォンには、テザリングという機能があります。これは、スマートフォンをWi-Fiルーターとして使用できる機能のことです。ポケットWi-Fiと同じように、スマートフォンを介して、LTEを利用してノートパソコンからインターネットに接続できます。既に持っているスマートフォンが使えるので、新たな契約や機器の購入は不要です。
テザリングとは
テザリングとは、スマートフォンをWi-Fiルーターとして使い、パソコンやゲーム機などをインターネットに接続できるようにすることです。元々持っているスマートフォンをそのまま使用できるので、新しく契約をしたり、機器を購入したりといった手間や費用がかからないのが最大のメリットです。
テザリングを使えば、スマートフォンを介して、ノートパソコンでLTEを利用してインターネットに接続できるようになります。テザリングを使用する時は、スマートフォンの設定を変更して、ノートパソコンからスマートフォンへ接続できるようにします。あとは、ノートパソコンから、スマートフォンへWi-Fiなどで接続すれば、外出先でもインターネットを利用できるようになります。
契約している携帯電話キャリアによっては、テザリングがオプション契約になっています。その場合は、テザリングの機能を利用するのに費用がかかります。テザリングで通信できるデータ量は、スマートフォンで契約している通信量になります。
テザリングの注意点
テザリングを利用してインターネットに接続している時は、スマートフォンで契約したデータ通信量を使用しています。そのため、頻繁に使用すると、スマートフォンそのもののデータ通信量が残り少なくなってしまいます。使い切ると通信速度の制限がかかるので要注意です。
また、ポケットWi-Fiと同じように、スマートフォンのバッテリー切れにも注意が必要です。スマートフォンのバッテリー切れは、連絡手段がなくなってしまうことも意味するので、避けたいところです。
また、テザリングを使用する際の設定が面倒という問題もあります。ごくまれに使うのであれば問題ありませんが、頻繁にノートパソコンでデータ通信をしたい場合は、毎回設定が必要なので大変です。
LTEドングルを使う
LTE対応USBドングル(LTEドングル)とは、SIMカードを挿入できる小さな機器のことです。ノートパソコンのUSB端子に、LTEドングルを挿入すると、直接LTEを利用してインターネットへ接続できるようになります。LTEドングルは、ノートパソコンから給電されるので、バッテリーを気にする必要がありません。
LTEドングルとは
LTEドングルは、ノートパソコンのUSB端子に接続すると、LTEでインターネットに接続できる小さな通信機器です。ポケット型Wi-Fiやテザリングとの違いは、Wi-Fi接続を通してLTEでインターネットに接続するのではなく、直接、LTEを利用してインターネットに接続できるようになることです。そのため、LTEドングルを挿す以外は、面倒な設定などは必要ありません。ポケットWi-Fiやテザリングと比べて、インターネットへの接続がスムーズにできるのが、LTEドングルの大きなメリットです。
ただし、LTEを利用するには、SIMカードが必要です。大手の携帯電話キャリアやMVNOと通信回線の契約をして、SIMカードを手に入れて下さい。契約した会社によってサービス内容が異なるので、よく比較検討して、自分に合ったプランで契約しましょう。あとは、LTEドングルにSIMカードを挿入すれば、LTEを利用できるようになります。
LTEドングルの注意点
LTEドングルは、そのままだとLTEを利用できません。別途SIMカードを契約して手に入れて、LTEドングルに挿入する必要があります。SIMカードは、大手の携帯電話キャリアでも、MVNOでも、どちらのものでも使用できます。
契約した通信会社によっては、1日のデータ通信量が規定量を超えると、通信速度に制限がかかってしまうことがあります。また、同時に接続する人が急に増えると、混み合って、通信速度が低下することもあります。契約する通信会社は、よく比較、検討して選びましょう。 LTEドングルは、ノートパソコンのUSB端子に挿して使うため、USB端子がひとつふさがってしまうので注意して下さい。また、LTEドングルを挿した分、パソコンから出っぱってしまうので、使う時にじゃまになります。
おすすめ!NEC DirectのLTE対応SIMフリーノートパソコン
NEC Directでは、LTE対応のノートパソコンを販売しています。ここで紹介するのは、カバンに入れて持ち運びがしやすい、軽量なモデルです。カスタマイズすることで、LTEだけでなく、5Gに対応させることも可能です。将来的に5Gのエリアが広がった時に、高速で快適なインターネットが利用できるようになります。
また、パソコンのスペックもカスタマイズできるので、ストレージの容量を増やして、持ち運べるデータを増やすといったことも可能です。
堅牢性の高いAIパソコン「VersaPro J タイプ VM」
商品詳細はこちら
「VersaPro J タイプ VM」は、14型ワイドのモバイル性能に優れたビジネス向けノートパソコンです。国産ブランド品質の筐体になっており、故障リスクの低減やトラブル時の迅速な復帰が期待できます。例えば、さまざまな評価試験が実施された丈夫なキーボードや、パソコンが応答しなくなった時に役立つ「ハードウエアリセット/スキャンスイッチ」、簡単に交換できるバッテリー構造など、堅牢性に優れた仕様です。
また、NPUを搭載しており、便利なAIツールを快適に利用できます。その他にも、スリムベゼルのWUXGA(1920×1200)ノングレア液晶や、長時間バッテリーなどを搭載し、モバイルワークで活躍するノートパソコンです。
| OS | Windows 11 Pro |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen™ 5(8640U/8540U) |
| グラフィックボード(GPU) | AMD Radeon™ 760M/740M グラフィックス(CPUに内蔵) |
| メモリ | 8GB・16GB・32GB |
| ストレージ(SSD) | 約256GB・約512GB・約1TB(暗号化機能付き) |
| ディスプレイ | 14型ワイドTFTカラー IPS液晶 (WUXGA:1920×1200 LEDバックライト ノングレア)※タッチパネル選択可 |
| 外部インターフェイス | ・USB Type-C × 2 ・USB Type-A × 2 ・HDMI × 1 ・LAN × 1 ・micro SD(SDHC/SDXC)メモリーカードスロット×1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
| 重量 | 約1.11kg(大容量バッテリー搭載時:1.17kg) |
| バッテリー駆動時間(アイドル時) | タッチパネル搭載 約16.1時間(大容量バッテリー搭載時:約22.6時間) タッチパネル非搭載 約13.5時間(大容量バッテリー搭載時:約19時間) |
ハイブリッドワーカーにおすすめの軽量モデル「VersaPro J タイプVB」
商品詳細はこちら
「VersaPro J タイプVB」は、13.3型の薄型・軽量なビジネス向けノートパソコンです。薄さは約17.95mm、軽さは約1.25kgになっており、毎日持ち運んでも負担になりません。側面から底面にかけて丸みのある形状をしており、カバンに入れやすいのも魅力です。また、打ちやすさにこだわったキーボードやサイズアップしたタッチパッドなど、操作性も優れています。さらに、指紋センサーにも対応しており、素早いログインと高いセキュリティを実現しているのも魅力です。
| OS | Windows 11 Pro |
|---|---|
| CPU | Intel®Core™(5 220U/5 210H/3 100U) |
| グラフィックボード(GPU) | Intel® グラフィックス(CPUに内蔵) |
| メモリ | 8GB・16GB・32GB |
| ストレージ(SSD) | 約256GB・約512GB(暗号化機能付き) |
| ディスプレイ | 13.3型ワイドTFTカラー IPS液晶 (WUXGA:1920×1200 LEDバックライト ノングレア) |
| 外部インターフェイス | ・USB Type-C × 2 ・USB Type-A × 1 ・ミニD-sub15ピン × 1 ・HDMI × 1 ・LAN × 1 ・micro SD(SDHC/SDXC)メモリーカードスロット×1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
| 重量 | 約1.25kg |
| バッテリー駆動時間(アイドル時) | 約16.3~18.4時間 |
高性能&高機能なCopilot+PC「VersaPro J UltraLite タイプVY」
商品詳細はこちら
「VersaPro J UltraLite タイプVY」は、高性能&高機能なハイエンドクラスのモバイルノートパソコンです。Copilot+PCになっており、便利なAI機能をローカルで利用できます。また、AI制御に対応した大容量バッテリーを採用し、実働で16時間の駆動が可能です。AIによるスマート充電機能も搭載しており、バッテリーの長寿命化に貢献してくれます。1kg未満・18mm未満の薄型軽量ボディを採用し、外回りが多いビジネスパーソンや場所にとらわれずに働くフリーランサーなどにおすすめです。
| OS | Windows 11 Pro |
|---|---|
| CPU | Intel®Core™ i5-1335U |
| グラフィックボード(GPU) | Intel®Iris® Xe グラフィックス(CPUに内蔵) |
| メモリ | 8GB・16GB・32GB |
| ストレージ(SSD) | 約256GB・約512GB・約1TB※暗号化機能付き |
| ディスプレイ | 13.3型ワイドTFTカラー IPS方式液晶 (WUXGA:1920×1200 LEDバックライト ノングレア) |
| 外部インターフェイス | ・USB Type-C × 2 ・USB Type-A × 2 ・HDMI × 1 ・LAN × 1 ・SDカードスロット×1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
| 重量 | 約993g(大容量バッテリー搭載時:1,103g) |
| バッテリー駆動時間(アイドル時) | 約10.2時間(大容量バッテリー:20.4時間) |
キャンペーンやお買い得セールもチェック
NEC Directでは、販売しているパソコンのCPUやメモリなどを選んで、自分好みにカスタマイズすることができます。もっとメモリが欲しい、DVDドライブはいらないなど、自分の好みを反映したパソコンができます。
また、旧モデルを安い値段で購入できるセールや、カスタマイズがお得にできるキャンペーンなどを開催しています。タイミングが合えば、自分が狙っていたモデルをお得に購入できることもあります。こまめにセールやキャンペーンをチェックして下さい。



