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LTE対応でノートパソコンがもっと便利に!
テザリングより簡単接続!
外出先でWi-Fiスポットが見当たらなくて、ノートパソコンが使えない、そんな経験はありませんか?外で仕事をする機会が多いビジネスパーソンには、いつでもどこでも、ネットにつなげられる環境が必要です。
そこでおすすめなのが、LTE対応のノートパソコンです。Wi-Fi環境がない場所でも、ネットに接続して仕事ができます。LTEとはなにか、Wi-Fiとはなにが違うのか、LTEに対応したノートパソコンのメリットなどについて解説します。
LTE対応ノートパソコンのメリット
高速モバイル回線であるLTEに対応したノートパソコンであれば、Wi-Fiの届かない環境でも、インターネットに接続して仕事をすることができます。ポケットWi-Fi(モバイルWi-Fiルーター)を持ち歩く必要もありません。ポケットWi-Fiを起動したり、スマートフォンとテザリングで接続したりといった操作も不要です。
スマートフォンでも使われるLTE回線の国内の人口カバー率は高く、いつでもどこでも常時接続できるので、ノートパソコンを起動したら、すぐにインターネットに接続して、メールやチャットを確認できます。
どこでもネットに接続できる
LTE対応のノートパソコンと、LTE回線のSIMがあれば、いつでもどこでもインターネットに接続できます。ノートパソコンを起動したら、すぐにインターネットに接続されます。
インターネットに常時接続できないノートパソコンの場合ですと、メールやチャットの着信を確認したり、返信をしたりするために、わざわざWi-Fiが利用できる場所を探さなくてはなりません。
多くのカフェには、フリーのWi-Fiスポットが用意されていますが、多くの人が利用するため通信速度が遅い可能性があります。また、フリーのWi-Fiスポットは、セキュリティ対策がしっかりしていないことが多く、仕事のデータを扱うには不安が残ります。
LTE対応のノートパソコンを購入して、LTE回線の通信事業者と契約すれば、どこにいても常時接続できるようになるためと、そのような不便さや不安を感じることなく、インターネットを利用できます。
持ち物を減らせる
せっかく軽量なノートパソコンを持ち歩いているのですから、できるだけ余計な荷物は持ち歩きたくないかと思います。軽量なノートパソコンの重量は、1.3kg以下です。たった100g、200gでも、そのノートパソコンを使うために荷物が増えてしまったら、ノートパソコンそのものが軽くても意味がありません。
LTE対応のノートパソコンであれば、インターネットへ接続するための荷物を減らすことができます。たとえば、ポケットWi-Fiです。ポケットWi-Fi自体は、軽いものであれば100g以下、重いものでも200g程度です。それほど重いものではありませんが、それでも重量がかさみます。そして、荷物の数も増えてしまいます。パソコンとは別にバッテリーバッテリも充電しなければなりません。LTEの常時接続できるノートパソコンであれば、余計な荷物はなく、軽量のまま持ち運ぶことができます。
ネット接続が簡単
LTE対応ノートパソコンであれば、起動したらすぐにインターネットに接続されるので、スムーズにネットのサービスを利用できます。しかし、ポケットWi-Fiやスマートフォンのテザリングでインターネットに接続しようとするとそうはいきません。
ポケットWi-Fiの場合、接続するたびに機器の起動が必要になります。スマートフォンのテザリングの場合は、利用するときにスマホ側の設定が必要です。どちらにも、インターネットに接続したい、と思ったときに、すぐに接続できないという欠点があるのです。
LTE対応のノートパソコンであれば、ネット接続のための設定や機器の準備などを意識せずに仕事ができます。すぐインターネットに接続して、チャットやメールで連絡をしたり、オンライン上に書類を作成・共有したりできます。
LTEってそもそもなに?
LTEとは、スマートフォンをはじめとする携帯電話で利用されている通信規格のひとつです。現在、もっともよく利用されている通信規格で、以前によく使われていた3Gという通信規格を進化させたものです。
LTEの特徴は、高速でデータ通信ができることです。通信速度は約150Mbpsで、3Gの約15倍にもなります。またLTEは、ビルなどの障害物があっても、電波が回り込むなどするため、広い地域をカバーすることができます。そのため、どこにいても電波が届きます。
新しい通信規格に5Gがありますが、安定したモバイル高速通信を利用したいならLTE一択です。
携帯電話の電波でデータ通信
LTEとは、携帯電話で利用されている通信規格のひとつです。これまで、さまざまな通信規格が登場していたのですが、LTEによってこれまで以上の高速データ通信が可能になりました。LTEを利用すれば、スマートフォンで高画質の動画再生をしたり、大容量データを送信したりという使い方ができます。
もちろん、スマートフォンだけではありません。約150MbpsというLTEの通信速度は、ノートパソコンでインターネットを利用するにも、十分な速さです。ノートパソコンがLTE対応であれば、この携帯電話の電波を使って、データ通信をすることができます。ブラウザでネット検索をしたり、チャットソフトで連絡をし合ったり、会社や自宅のLAN環境とほぼ変わらない使い方ができるのです。
LTEとWi-Fiの違い
LTEとWi-Fiは、どちらも無線でデータ通信を行うという共通点がありますが、実際はまったくの別ものです。LTEは携帯電話用の通信規格で、広範囲に電波を届けます。それに対してWi-Fiは、無線でLANという小さなネットワーク環境に接続するためのもので、ごく狭い範囲にしか電波は届きません。
最大の通信速度は、LTEよりもWi-Fiのほうが高速です。しかし、高速でインターネットへ接続するには、Wi-Fiルーターが接続する屋内ネットワーク(LAN)が高速でインターネットに接続している必要があります。バックボーンの速さが重要なのです。
また、外出先のWi-Fiスポットは、複数の人が同時に接続しているため、混雑していたり、通信回線の混雑や、他人にデータをのぞき見されるといったセキュリティ上のリスクがあります。安心してWi-Fiを利用するには、セキュリティ対策が必須です。
LTEは4G?5Gとは別もの?
スマートフォンのCMでよく耳にする5Gですが、これも携帯電話などで利用される通信規格です。まだ大都市圏の駅周辺など、利用できる範囲は限られていますが、これから広がっていくことが期待されています。
LTEは、3Gという通信規格を進化させたものです。3Gと4Gという通信規格の中間に位置するものとして、3.9Gと呼ばれることがあります。実質、3Gの次世代通信規格ということで、携帯電話キャリアによっては、LTEを4Gとして扱うこともあります。
5Gは、LTEと4Gの次の世代の通信規格で、最大20Gbpsという高速データ通信が可能です。しかし、利用できる範囲は、まだ狭く、ごく限られた地域だけです。ノートパソコンの通信手段としては、まだLTEのほうが現実的という状況です。
SIMフリーってどういう意味?
スマートフォンでデータ通信をするには、携帯電話キャリアと契約した人の情報を記録したSIMカードを、スマートフォンに挿入する必要があります。
ところが、携帯電話キャリアで購入したスマートフォンには、ほかの携帯電話キャリアのSIMカードが利用できないように制限(SIMロック)がかけられています。このSIMロックを解除したものをSIMフリーといいます。SIMフリーにすることで、どの携帯電話キャリアのSIMカードでも挿せるようになります。
LTEを利用するには、ノートパソコンにもSIMカードを挿す必要があります。ノートパソコンは、SIMフリーになっているので、好きな携帯電話キャリアと契約することが可能です。格安の携帯電話キャリアと契約することもできるのです。
LTEを使うにはどうすればいい?
ノートパソコンでLTEを利用する方法について解説します。 まず必要となるのが、LTE対応のノートパソコンです。SIMカードを挿入すれば、ノートパソコンでLTEを利用して、インターネットへ接続できるようになります。
そして、SIMカードを手に入れるには、通信回線の契約が必要です。通信回線は、よく知られた大手の携帯電話キャリア以外にも、それらの通信回線を活用して独自のサービスを展開するMVNO事業者(後述)とも契約することが可能です。料金が大幅に安い会社もあり、格安SIMという呼ばれ方もしています。
LTE対応ノートパソコンを選ぶ
LTEを利用してノートパソコンでインターネットをするには、LTE対応のノートパソコンが必要になります。
LTE対応のノートパソコンとは、SIMカードスロットを搭載しているパソコンのことです。このSIMカードスロットに、SIMカードを挿入することで、LTEを利用できるようになるのです。
SIMカードスロットは、基本的にあとから加えることができません。そのため、最初からSIMカードスロットを搭載しているノートパソコンが必要です。つまり、いま使用しているノートパソコンにSIMカードスロットがなければ、LTEは利用できないのです。
ただし、SIMカードスロットのないノートパソコンでも、「LTE対応USBドングル(LTEドングル)」という製品を使って、LTEに接続することができます。LTEドングルとは、SIMカードを挿入できる小さな装置のことで、ノートパソコンのUSB端子に挿すことで、LTEへ接続できるようになります。
SIMカードを契約する
SIMカードとは、LTE回線の契約者の情報が記録されているカードのことです。SIMカードをスマートフォンやノートパソコンに挿入することで、契約者であることが確認され、LTEを利用できるようになります。当然、解約したあとのSIMカードでは、LTEは利用できません。
SIMカードは、携帯電話回線の通信会社と契約すれば受け取ることができます。ノートパソコンはSIMフリーなので、どの通信会社と契約してもLTEを利用できます。当然、LTEを利用するには費用がかかります。通信会社によって、料金システムはさまざまですが、LTEを利用しなかったとしても、毎月いくらかの基本料金がかかるのが一般的です。
LTEの使用頻度が低いだろうと予想できるなら、月々の料金が安い通信会社を選ぶなど、自分に合った料金システムかどうかをよく検討することが大切です。また、データ通信量があまりにも多いと、追加で費用がかかることもあるため注意しましょう。
料金が安い!MVNOってなに?
LTEで接続するときは携帯電話の通信回線を利用しますが、必ずしも大手の携帯電話キャリアと契約する必要はありません。大手の携帯電話キャリアの通信回線を利用して、格安でサービスを提供するMVNOという通信会社と契約することもできます。
MVNOとは、大手の携帯電話キャリアの通信回線を借りて、自社サービスとして通信回線を提供する事業者のことです。大手の携帯電話キャリアと契約するより料金が安いことが多いので、MVNOのことを格安SIMと呼ぶこともあります。
MVNOの料金が安いのは、自社で通信設備を持たないので維持費などがかからないことと、販売店を持たないので人件費を抑えられるためです。その代わり、あまりサポートが受けられず、申し込みから設定まで自分でしなくてはなりません。また、利用者が多い時間帯には回線が混み合って、通信速度が低下することがあります。
大手キャリアとMVNOどっちを選ぶ?
大手の携帯電話キャリアとMVNOどっちが良いかは、利用する人次第です。それぞれにメリットとデメリットがあるので、自分がどのようなことを重視するのかによって結論が変わります。
大手の携帯電話キャリアのポイントは、通信速度が安定していることです。MVNOが利用しているのは、借りている回線のため、急に接続する人が増えると、混み合って通信速度が低下するおそれがあります。しかし、自社で通信設備を持っている大手の携帯電話キャリアだと、まずそういうことは起こりません。
また、街中に販売店を持つ大手の携帯電話キャリアは、サポート体制も充実しています。MVNOだと街中に販売店はなく、Webサイトから申し込んで、自分で設定するなど、ある程度の知識が必要です。しかし、通信料金は、MVNOのほうが大幅に安いです。料金が大手の携帯電話キャリアの半分程度のMVNOもあります。
LTE対応ノートパソコンの選び方
LTE対応のノートパソコンを選ぶときは、持ち運ぶパソコンとしての使いやすさに注目しましょう。LTEに対応しているだけで、持ち運びにくい、外で使いにくいというパソコンでは、結局、使わなくなってしまいます。
重要なのは重さとサイズ、そして、バッテリーの駆動時間です。バッテリー切れを警戒して、電源ケーブルを持ち歩いたら、軽量なノートパソコンの意味がありません。また、負荷の高い作業をする予定がないのであれば、高性能である必要はないため、スペックはMicrosoft Officeが快適に動く程度で十分です。
持ち運びやすさに注目
ノートパソコンは、机のスペースを節約するために利用されることがありますが、LTE対応のノートパソコンは、持ち運んで利用するためのものです。そのため、持ち運ぶことに面倒くささを感じさせない重さ、サイズであることが重要です。
サイズは、カバンに入れやすいA4判かB5判(ディスプレイサイズ12〜15インチ)ほどの大きさがいいでしょう。そして重量は、軽ければ軽いほど良いです。1.3kgがノートパソコンの持ち運びに苦痛を感じさせない重さの目安です。できれば、1kgを切るくらい軽量なノートパソコンがおすすめです。
また、持ち運ぶ頻度が多いと、どこかへぶつけてノートパソコンを故障させてしまうおそれがあります。堅牢性をアピールしているノートパソコンをチェックしましょう。
バッテリーの駆動時間
外出先に必ずコンセントがあるとは限りません。そのため、ノートパソコンのバッテリーの駆動時間はとても重要です。いったん外出したきり、充電する機会がまったくないおそれもあるのです。そのような場合を想定すると、バッテリーの駆動時間が短いノートパソコンだと、電源ケーブルを持ち歩くことになってしまいます。それでは荷物が増えて、せっかく軽量なノートパソコンを購入した甲斐がありません。
上記の理由で、ノートパソコンを購入するときは、駆動時間の長いバッテリーを搭載しているかどうかチェックすることが重要です。バッテリーの駆動時間は、長ければ長いほど良いですが、約8時間を目安としましょう。長い外出でも、これくらいの駆動時間であれば、途中でバッテリー切れを起こすこともないでしょう。
Microsoft Officeが快適に使えるスペックを
多くの場合、外出先で使用するソフトは、文書作成ソフトや表計算ソフト、メールソフトをはじめとするMicrosoft Officeが一般的でしょう。パソコンは、高性能であればあるほど快適に使用することができます。しかし、Microsoft Officeを快適に使うのであれば、高性能なパソコンは必要はありません。高性能なパソコンは高価ですから、性能を生かし切れないままだと無駄な出費になってしまいます。
Microsoft Officeをストレスなく、安定して使えるくらいのスペックであれば、CPUならインテル® Core™ i5以上、メモリなら8GB以上が目安になります。動画の編集やWebサイトのデザインなど、もっと負荷の高い作業をすることがあるのであれば、それに合わせたスペックを検討してください。
未来を見据えた5G対応はいかが?
携帯電話の回線は、LTEよりも高速な5Gがすでに登場しています。ただし、都市圏の駅周辺など、5Gを利用できる範囲はまだ決して広くはありません。それでも、5Gを利用できるエリアは急速に拡大しているため、近い将来、どこでも電波が届く状態になるでしょう。
ノートパソコンでも、5Gに対応した製品がすでに登場しています。5Gだけでなく、LTEにも対応しているので、5Gが届かない場所であれば、LTEの電波でインターネットを利用できます。
いまはまだ、ほとんど利用する機会はありませんが、将来を見据えて、5Gが利用できるノートパソコンを購入するのもいいでしょう。5Gの利用エリアにいるときは、LTEとは比べものにならない速さで、快適にインターネットが利用できます。
非対応のノートパソコンをLTEに接続するには?
SIMカードをノートパソコンに挿入してLTEを利用するには、LTE対応のノートパソコンが必要です。しかし、SIMカードスロットのないノートパソコンでも、通信機器を介して、LTEでインターネットに接続することができます。
SIMカードを挿入できないノートパソコンで、LTEを利用する方法を紹介します。ポケットWi-Fiやスマートフォンのテザリング、LTE対応USBドングルなど、さまざまな方法があるので、利用頻度や自分に合ったものを選んでください。
ポケットWi-Fiを使う
ポケットWi-Fiは、LTEを利用してデータ通信を行う無線LANルーターのことです。ノートパソコンが直接LTEを利用するのではなく、LTEを利用するポケットWi-FiにWi-Fiで接続することで、どこにいてもインターネットを利用することができます。
ポケットWi-Fiとは
ポケットWi-Fiとは、LTEなどの携帯電話の通信回線を利用する無線LANルーターのことです。ポケットWi-Fiに無線で接続できる範囲内であれば、パソコンだけでなく、ゲーム機やテレビなどもインターネットに接続することができます。ノートパソコンで直接LTEを利用することができなくても、ポケットWi-Fiを使えば、Wi-Fi接続する形で、LTEでインターネットに接続できようになります。
ポケットWi-FiはSIMカードを内蔵していて、MVNOと同じように、大手携帯電話キャリアの通信回線を借りてインターネットに接続します。そのため、MVNOと同じように、利用者が急増すると通信速度が低下することがあります。ポケットWi-Fiのサービスを提供する会社は複数あり、それぞれに特色があります。1か月で100GBものデータ通信が可能だったり、1か月のデータ通信は20GB以内だけど料金が格安だったり、会社によってサービス内容はさまざまです。それぞれ会社のサービスをよく比較して、自分に合ったものを選びましょう。
ポケットWi-Fiの注意点
ポケットWi-FiもSIMカードと同じように、利用契約が必要で、毎月料金がかかります。そのため、頻繁に外出先でノートパソコンを使用する方には良いのですが、たまにしか使わない方には、あまりコストパフォーマンスは良くありません。
また、ポケットWi-Fiは、バッテリーで動いているので、バッテリー切れを起こさないように注意が必要です。バッテリーの駆動時間が長い製品を選んだり、モバイルバッテリーを用意したりといった工夫をしましょう。
そのほか、ポケットWi-Fiを持ち歩く分、荷物が増えることにも注意しましょう。また、ポケットWi-Fiを使いすぎて、一定量以上のデータ通信を行うと、速度制限がかかることがあります。会社によっては、追加料金を払って、データ量を増やすこともできます。
スマホのテザリングを使う
スマートフォンには、テザリングという機能があります。これは、スマートフォンをWi-Fiルーターとして使用できる機能のことです。ポケットWi-Fiと同じように、スマートフォンを介して、LTEを利用してノートパソコンからインターネットに接続できます。すでに持っているスマートフォンが使えるので、新たな契約や機器の購入は不要です。
テザリングとは
テザリングとは、スマートフォンをWi-Fiルーターとして使い、パソコンやゲーム機などをインターネットに接続できるようにすることです。もともと持っているスマートフォンをそのまま使用できるので、新しく契約をしたり、機器を購入したりといった手間や費用がかからないのが最大のメリットです。
テザリングを使えば、スマートフォンを介して、ノートパソコンでLTEを利用してインターネットに接続できるようになります。テザリングを使用するときは、スマートフォンの設定を変更して、ノートパソコンからスマートフォンへ接続できるようにします。あとは、ノートパソコンから、スマートフォンへWi-Fiなどで接続すれば、外出先でもインターネットを利用できるようになります。
契約している携帯電話キャリアによっては、テザリングがオプション契約になっています。その場合は、テザリングの機能を利用するのに費用がかかります。テザリングで通信できるデータ量は、スマートフォンで契約している通信量になります。
テザリングの注意点
テザリングを利用してインターネットに接続しているときは、スマートフォンで契約したデータ通信量を使用しています。そのため、頻繁に使用すると、スマートフォンそのもののデータ通信量が残り少なくなってしまいます。使い切ると通信速度の制限がかかるので要注意です。
また、ポケットWi-Fiと同じように、スマートフォンのバッテリー切れにも注意が必要です。スマートフォンのバッテリー切れは、連絡手段がなくなってしまうことも意味するので、避けたいところです。
また、テザリングを使用する際の設定が面倒という問題もあります。ごくまれに使うのであれば問題ありませんが、頻繁にノートパソコンでデータ通信をしたい場合は、毎回設定が必要なので大変です。
LTEドングルを使う
LTE対応USBドングル(LTEドングル)とは、SIMカードを挿入できる小さな機器のことです。ノートパソコンのUSB端子に、LTEドングルを挿入すると、直接LTEを利用してインターネットへ接続できるようになります。LTEドングルは、ノートパソコンから給電されるので、バッテリーを気にする必要がありません。
LTEドングルとは
LTEドングルは、ノートパソコンのUSB端子に接続すると、LTEでインターネットに接続できる小さな通信機器です。ポケットWi-Fiやテザリングとの違いは、Wi-Fi接続を通してLTEでインターネットに接続するのではなく、直接、LTEを利用してインターネットに接続できるようになることです。そのため、LTEドングルを挿す以外は、面倒な設定などは必要ありません。ポケットWi-Fiやテザリングと比べて、インターネットへの接続がスムーズにできるのが、LTEドングルの大きなメリットです。
ただし、LTEを利用するには、SIMカードが必要です。大手の携帯電話キャリアやMVNOと通信回線の契約をして、SIMカードを手に入れてください。契約した会社によってサービス内容が異なるので、よく比較検討して、自分に合ったプランで契約しましょう。あとは、LTEドングルにSIMカードを挿入すれば、LTEを利用できるようになります。
また、LTEドングルは、ノートパソコンから電力が供給されるので、バッテリー切れを起こす心配がないのも大きな利点のひとつです。
LTEドングルの注意点
LTEドングルは、そのままだとLTEを利用できません。別途SIMカードを契約して手に入れて、LTEドングルに挿入する必要があります。SIMカードは、大手の携帯電話キャリアでも、MVNOでも、どちらのものでも使用できます。
契約した通信会社によっては、1日のデータ通信量が規定量を超えると、通信速度に制限がかかってしまうことがあります。また、同時に接続する人が急に増えると、混み合って、通信速度が低下することもあります。契約する通信会社は、よく比較、検討して選びましょう。 LTEドングルは、ノートパソコンのUSB端子に挿して使うため、USB端子がひとつふさがってしまうので注意してください。また、LTEドングルを挿した分、パソコンから出っぱってしまうので、使うときにじゃまになります。
おすすめ!NECのLTE対応ノートパソコン
NEC Directでは、LTE対応のノートパソコンを販売しています。ここで紹介するのは、カバンに入れて持ち運びがしやすい、軽量なモデルです。カスタマイズすることで、LTEだけでなく、5Gに対応させることも可能です。将来的に5Gのエリアが広がったときに、高速で快適なインターネットが利用できるようになります。
また、パソコンのスペックもカスタマイズできるので、ストレージの容量を増やして、持ち運べるデータを増やすといったことも可能です。
ハイスペックだから外出先でも快適
LAVIE Direct PMは、軽量で持ち運びやすいだけでなく、パソコンのスペックを高性能にできるのがポイントです。CPUは、インテル® Core™ i7、メモリは16GBまで搭載することができます。これだけのスペックであれば、ビジネス用途では申し分ない性能です。Microsoft Officeも快適に動作するのはもちろん、複数のソフトウェアやファイルを開いても、スムーズに動作します。
また、バッテリーを長時間駆動が可能なバッテリーに変更すると、最長20時間も使用することができます。これだけ長時間駆動が可能であれば、バッテリー切れを警戒して、電源ケーブルを持ち運ばずに済みます。快適でストレスの少ない、LTE対応ノートパソコンを求めている方におすすめです。
軽量で持ち運びやすく、どこでも使える
LAVIE Direct PMXは、コンパクトで持ち運びやすい、LTE対応にカスタマイズできるノートパソコンです。CPUには、インテル® Core™ i5を採用しており、Microsoft Officeをメインに使うなどのビジネス用途であれば、十分なスペックを備えています。
メモリは、8GB、16GBから選択できます。基本的な使い方であれば8GBで間に合いますが、複数のソフトウェアを起動したり、動画などの大きなデータを扱ったりするのであれば、余裕を持って16GBにするのもいいでしょう。
LAVIE Direct PMXは、持ち運びやすいだけでなく、どこへ持っていってもしっかり仕事をすることができるノートパソコンなのです。移動する機会が多く、どこにいてもすぐに対応できるフットワークの軽さを求められるビジネスパーソンにおすすめです。
キャンペーンや旧モデルお買い得セールもチェック
NEC Directでは、販売しているパソコンのCPUやメモリなどを選んで、自分好みにカスタマイズすることができます。もっとメモリがほしい、DVDドライブはいらないなど、自分の好みを反映したパソコンができます。
また、旧モデルを安い値段で購入できるセールや、カスタマイズがお得にできるキャンペーンなどを開催しています。タイミングが合えば、自分が狙っていたモデルをお得に購入できることもあります。こまめにセールやキャンペーンをチェックしてください。