パソコン故障時の症状・原因・対応方法を徹底解説!
故障リスクを抑える方法も紹介
2026.04.27(MON)
2026.04.27(MON)
パソコンは多くのパーツで構成された精密機械なので、さまざまな原因で故障します。症状から原因を特定し、適切な対処をすることが重要です。むやみに修理しようとすると、症状が悪化する恐れがあるため注意しましょう。この記事では、パソコンが故障する主な原因や、電源が入らない・勝手に再起動する・ブルースクリーンが出るなどの症状別の対処法などを紹介します。また、故障が疑われる時に試すべき対処法や、やってはいけない対応方法についても説明します。
パソコンが故障する原因は2つの可能性がある
パソコンが故障する原因には、「物理障害」と「論理障害」の2種類があります。ここでは、それぞれの具体的な内容について解説します。
物理障害
物理障害は、電源ユニット・HDD・SSD・メモリ・マザーボードなどのパーツが物理的に壊れることで発生します。原因には、衝撃・水没・振動・経年劣化・熱暴走・電力供給の不具合などが挙げられます。主な症状は以下の通りです。
- 異音や異臭
- 発熱
- 電源が入らない
- BIOSで認識されない
- 頻繁に再起動する など
物理障害が発生した場合、パソコンの修理は困難で、パーツ交換が必要になります。放置すると悪化する恐れがあるため、早めに対処しましょう。
論理障害
論理障害は、パーツやハードウエアに物理的な損傷がなく、データやプログラムなどのソフトウエア側の問題により発生します。原因には、ファイルシステムの破損・誤操作によるデータ削除や初期化・ウイルス感染・プログラム更新中の電源オフ・互換性のないソフトウエアのインストールなどがあります。主な症状は以下の通りです。
- OSが起動しない
- ファイルやフォルダが開けない
- フォーマット要求
- ブルースクリーン表示 など
物理障害と比べて症状の改善やデータを復旧する難易度が比較的低く、自分で対処できる場合があります。
パソコンが故障した時の症状・原因・対処法
パソコンが故障した時の症状は以下の通りです。
- 電源ボタンを押しても動作しない
- 勝手に再起動・シャットダウンする
- 画面に何も表示されない
- ブルースクリーンが出る
- 起動後にすぐ電源が落ちる
- フリーズが頻発する
- パソコン内部から異音がする
各症状の原因や主な対処法について解説します。
※症状に対する原因・対処法は多岐にわたるため、改善しない場合は専門家やメーカーに相談して下さい。
電源ボタンを押しても動作しない
電源が入らない主な原因には、以下のようなものがあります。
- 電源ケーブルの接続不良
- コンセントのタコ足配線による電力不足
- 電源ユニットの故障
- バッテリーの劣化 など
電源ランプが点灯しない場合は、電源ユニットやマザーボードなどの機械的トラブルや、単純な接続ミスなどが考えられます。主な対処法は以下の通りです。
- 電源ケーブルの確認
- 延長コードから他の電気製品を取り外す
- 壁のコンセントから直接電源を取る など
内部にホコリが蓄積することによる熱問題や室温が適切でないことも影響するため、定期的な清掃と適切な環境での使用が重要になります。ノートパソコンの場合は、バッテリーを一度取り外してから電源ケーブルだけで起動を試すことで、バッテリーの問題かどうかを切り分けることができるでしょう。
勝手に再起動・シャットダウンする
勝手に再起動やシャットダウンが発生する主な原因には、以下のようなものがあります。
- Windowsのシステムファイルの破損
- 熱暴走
- 電源ユニットの不具合
- ウイルス感染
- CPUへの過剰な負荷 など
システムファイルに問題がある場合、Windowsは自動的に再起動を試みる仕様のため、延々と再起動を繰り返すことがあります。主な対処法は以下の通りです。
- 自動で再起動しないように設定
- ウイルススキャンの実行
- 内部温度の確認
- SFC(システムファイルチェッカー)の実行 など
根本的な解決には、システムの復元やパソコンの初期化が必要な場合があります。
画面に何も表示されない
画面に何も表示されない主な原因には、以下のようなものがあります。
- ディスプレイの接続不良
- ケーブルの断線
- グラフィックボードの故障
- ディスプレイ自体の故障 など
電源ランプやファンの回転が正常なのに黒い画面のままの場合、モニターに問題がある可能性が高いでしょう。主な対処法は以下の通りです。
- モニターケーブルの接続位置の確認
- ケーブルの差し込み直し
- モニターの電源の入れ直し
- 入力切替の確認 など
ケーブルの接続端子が複数ある場合は、別の端子に接続し直すことで改善する場合があります。
ブルースクリーンが出る
ブルースクリーンは、WindowsのOSに深刻なエラーが起きた時に表示される青い画面で、マウスやキーボードの操作ができなくなります。主な原因には、以下のようなものがあります。
- メモリの故障や接触不良
- HDD・SSDの故障や接続不良
- ドライバーの異常
- システムファイルの破損
- ウイルス感染 など
ブルースクリーンにはエラーコードが表示され、原因をある程度特定できます。焦って電源を切らず、エラーコードをメモしつつエラーログを記録するため10分ほど待って下さい。10分以上待っても自動的に再起動されない場合は、強制終了します。頻繁にブルースクリーンが発生する場合は、ハードウエアの物理障害が進行している可能性があるため、早めの修理や買い替えを検討することが重要です。
起動後にすぐ電源が落ちる
起動後にすぐ電源が落ちる主な原因には、以下のようなものが考えられます。
- 電源ユニットの不具合による電力不足
- バッテリーの劣化
- ファンの故障による熱暴走 など
最も多いのはバッテリーの劣化で、減りが極端に速くなっていた場合はバッテリーの交換を検討しましょう。また、ファンの故障により内部温度が上昇し、熱暴走が起きている可能性もあります。まず、パソコン内部の温度やファンの動きを確認して下さい。焦げ臭いにおいがする場合は、ホコリなどが原因でショートしている恐れがあるため、すぐに電源を切ってメーカーに問い合わせることが重要です。デスクトップパソコンであれば、電源ユニットの交換で改善することもありますが、ノートパソコンの場合は修理や買い替えが必要になることが多いでしょう。
フリーズが頻発する
フリーズが頻発するのは、以下のような原因が考えられるでしょう。
- CPUへの過剰な負荷
- メモリ・ストレージの容量不足
- HDD・メモリの劣化
- ネットワーク関連機器の問題
- OS・ソフトウエアの不具合
- ホコリの蓄積による熱暴走 など
高負荷な処理を行うとCPUやメモリの処理が追い付かず、動作が重くなりフリーズすることがあります。また、その他物理障害や論理障害により起こることもあるでしょう。ネットワーク機器関連では、ドライバが原因のケースやWi-Fiの故障などが考えられます。主な対処法は以下の通りです。
- 重たいソフトウエアのアンインストール
- ディスククリーンアップ
- デフラグの実施
- ドライバのクリーンインストール など
システムの復元やパソコンの初期化でも改善することがありますが、データ損失の恐れがあるため注意が必要です。
パソコン内部から異音がする
異音の種類によって原因をある程度特定できます。「カラカラ」音は冷却ファンの故障、「ブーン」という大きなファン音は冷却ファンへのホコリの蓄積や熱暴走、「カチカチ」「ガリガリ」音はHDDの物理障害が考えられるでしょう。ホコリの蓄積以外は自力での修理が難しく、そのまま使用を続けるとディスクの記録面にきずが付いたり、熱暴走によりハードウエアのダメージにつながったりする恐れがあります。すぐにパソコンの電源を落とし、専門業者やメーカーサポートに相談しましょう。早期に対応することで、データ損失や二次的な故障を防ぐことができます。
パソコンの故障原因が分からない時にまず試すべき対処法
パソコンの故障が疑われ、原因が特定できない時は、まずセーフモードでの起動と放電を試すことをおすすめします。セーフモードは、必要最小限のプログラムやドライバだけを読み込んで起動するモードで、周辺機器やソフトウエア、ドライバの問題を切り分けることができます。セーフモードで正常に動作する場合は、最近インストールしたプログラムやドライバに問題がある可能性が高いでしょう。
放電は、パソコン内部に溜まった不要な電気を放出する作業です。ノートパソコンであればバッテリーと電源ケーブルを取り外し、デスクトップパソコンであれば電源ケーブルを抜いて数分間放置する方法が一般的です。放電をすると、動作不良や起動トラブルが改善されることがあります。
パソコンの故障原因が分からない時にやってはいけない対応方法
故障原因が分からない時にやってはいけない対応方法には、以下のようなものがあります。
- 強制再起動や強制終了を繰り返す
- すぐにフォーマットしてしまう
- 原因が分からないのに自分で修理しようとする など
物理障害と論理障害の判別が難しい場合、不用意な操作は状態を悪化させる恐れがあります。例えば、HDDに物理障害が発生している状態で強制終了を繰り返すと、ディスクの損傷が拡大してデータ復旧が困難になるかもしれません。また、フォーマットを実行すればデータは完全に失われるため、他の対処法を試した後に検討しましょう。原因が特定できない段階での安易な操作は避け、専門業者に相談することが重要です。
パソコンの故障によるトラブルに備える方法
パソコンの故障によるトラブルに備える方法は、以下の通りです。
- 使用環境やメンテナンス方法を見直す
- データのバックアップを定期的にとる(HDD・SSD・クラウドストレージなど)
各方法の詳細について解説します。
使用環境やメンテナンス方法を見直す
パソコンを使用する適正な室温は10~35℃で、極端な低温・高温にならないよう管理しなければなりません。高温環境では熱暴走が起きやすくなり、低温環境では結露によるショートが発生する恐れがあるため注意が必要です。また、ノートパソコンの場合、持ち運ぶ際は衝撃を避けるために専用ケースに入れましょう。
ホコリの蓄積は冷却ファンの効率を低下させ熱暴走のリスクを高めるため、定期的に排気口や吸気口のホコリを除去して下さい。パソコンと壁の間に10cm以上のすき間を空け、直射日光を避けることも大切です。シャットダウンする際の強制終了は避け、正常な手順でシステムを終了することでシステムファイルの破損やストレージへの負担を軽減できます。
データのバックアップを定期的にとる(HDD・SSD・クラウドストレージなど)
予期せぬストレージの故障やウイルスなどによるデータ消失を防ぐためには、定期的なバックアップが必須です。バックアップを取ることで、メンテナンス中の誤操作やパソコンの初期化時にもデータを復元できます。Windows標準のバックアップ機能には、以下のようなものがあります。
- ファイル履歴:特定のファイルのみをバックアップ
- システムイメージ:システム全体をバックアップ
- Windowsバックアップ:OneDraiveにバックアップ
- システムの復元:定期的に自動で復元ポイントを作成
バックアップ先はUSBメモリ・外付けHDDやSSD・クラウドストレージなどから選択しましょう。大切なデータはパソコン内のストレージだけでなく、外部のメディアにも保存するのがおすすめです。複数の場所に保存しておけば、万が一の際にもデータを守ることができます。
パソコンが故障した時は修理?買い替え?
パソコンが故障した際、修理と買い替えのどちらを選ぶかは使用期間・症状・修理費用の3点で総合的に判断します。修理を推奨するケースは以下の通りです。
- 購入後1~3年以内でメーカー保証が適用される場合
- 一部のパーツ交換だけで済む軽度の故障
- OS・ソフトウエアの設定環境やデータをそのまま保持したい場合 など
買い替えを推奨するのは、次のようなケースです
- 購入後5年以上経過している場合
- 複数のパーツを交換する必要があり修理費用が高額になる場合
- パソコンの性能が現代の要求に応えられない場合 など
5年以上使用しているパソコンは、修理してもまた別の箇所が故障する可能性があり、最新のパソコンとの性能差も大きくなります。
パソコンが故障した時の買い替えに!NEC Directのおすすめモデル
NEC Directは、スペックを目的に合わせてカスタマイズできるBTO(Build To Order)パソコンを販売しています。ここからは、NEC Directのおすすめモデルをご紹介します。
15.6インチのスタンダードモデル「LAVIE Direct N15」
商品詳細はこちら
「LAVIE Direct N15」は、15.6インチの大画面と充実した機能を備えたスタンダードノートパソコンです。CPUのグレードやメモリ・ストレージの容量など、用途に応じてカスタマイズできます。また、テンキー付きのキーボードを搭載しているため、数字入力が多い作業にも便利です。広視野角のフルHD(1920×1080)ディスプレイを採用し、文書作成やWebブラウジングなど日常的な作業を快適に行えます。自宅での据え置き用途としても使いやすい、バランスの取れた性能を持つノートパソコンです。
| OS | Windows 11 (Home/Pro) |
|---|---|
| CPU | Intel® Core™(i7-1355U/i5-1335U/i3-1315U) Intel® U300 |
| グラフィックボード(GPU) | Intel® UHD グラフィックス/ Intel® Iris® Xe グラフィックス(どちらもCPUに内蔵) |
| メモリ | 16GB・32GB |
| ストレージ(SSD) | 約256GB・約512GB・約1TB |
| ディスプレイ | 15.6型 ワイド スーパーシャインビューLED IPS液晶 (広視野角)(フルHD:1920×1080) |
| 外部インターフェース | ・USB Type-C × 1 ・USB Type-A × 2 ・HDMI × 1 ・LAN × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
| 重量 | 約2.1Kg |
| バッテリー駆動時間(アイドル時) | 約7.2~約12.5時間 |
モバイル用に便利なCopilot+PC「LAVIE Direct SOL」
商品詳細はこちら
「LAVIE Direct SOL」は、AIを快適に利用できるNPU内蔵CPUを採用したCopilot+PCです。画像生成やカメラ・マイクの自動補正など、便利なAI機能をローカルで利用できます。軽量コンパクトな設計により、外出先での作業や移動が多い学生やビジネスパーソンにおすすめです。また、AI制御による長時間のバッテリー駆動ができるため、電源のない場所でも安心して使用できます。モバイル用途を重視する人におすすめのモデルです。
| OS | Windows 11 (Home/Pro) |
|---|---|
| CPU | Intel® Core™ Ultra(7 258V/7 256V/5 228V/5 226V) |
| グラフィックボード(GPU) | Intel® Arc™ 140V/130V GPU(CPUに内蔵) |
| メモリ | 16GB・32GB(デュアルチャンネル対応) |
| ストレージ(SSD) | 約256GB・約512GB・約1TB |
| ディスプレイ | 13.3型 ワイド スーパーシャインビューLED IPS液晶 (広視野角・高輝度・高色純度・タッチパネル)(WUXGA:1920×1200) |
| 外部インターフェース | ・USB Type-C × 3 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 ※USB Type-AとHDMIは、変換アダプタを使用すれば接続可能 |
| 重量 | 約1,197g |
| バッテリー駆動時間(アイドル時) | 約34.3時間 |
パソコンの故障は原因の特定と適切な対処が重要
パソコンの故障は、物理障害と論理障害のどちらかに分類され、症状から原因をある程度特定できます。電源が入らない・勝手に再起動する・画面に何も表示されないなど、症状に応じた適切な対処を行うことが大切です。原因が分からない時は、セーフモードでの起動や放電など、自分でできる対処法を試してみましょう。自力での対処が難しい場合は、専門業者やメーカーサポートに依頼することをおすすめします。使用環境の見直しやバックアップを習慣づけることで、故障のリスクを減らし万が一の際にも被害を最小限に抑えられるでしょう。
NEC Directは、購入時にカスタマイズできるBTOに対応しています。詳しい製品情報は、以下の公式サイトをチェックしてみて下さい。



