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PCのスペック(性能)のチェックポイント!CPUやメモリはどれくらい必要?
パソコンのスペックは、自分が求めているだけの性能を備えているのかどうかを判断するために重要な情報です。スペックを見ると、どういったパソコンなのかをイメージすることができます。パソコンの購入を検討しているのであれば、しっかりとスペックを理解できるようになりましょう。スペックがわかれば、自分にぴったりのパソコンが見つけられます。
PCのスペックをチェックするときのポイント

パソコンを購入するときは、スペックのチェックをすることが大切です。パソコンのスペックのどこに注目すればよいのかを紹介します。自分に合った快適に使えるパソコンを見つけるため、チェックポイントを確認してください。
パソコンの性能はスペックで判断できる
パソコンを選ぶときに、必要としている性能を持っているかどうかを判断する基準として、スペックを利用します。市場には数多くのパソコンが販売されていますが、性能を示す項目は共通です。そのためどのようなパソコンでも、CPUの種類、メモリやストレージの容量などのスペックを見れば、どれほどの性能があるのかを判断することが可能です。
スペックを見て必要な性能があるのかを確かめたうえで、持ち運びやすさやデザインなどの別の要素も判断裁量にしつつ、自分に合ったパソコンを選びましょう。
PCを利用する目的をはっきりさせる
パソコンを購入するときは、自分に必要なスペックを把握することが大切です。そのために、自分がどういったことにパソコンを使いたいのか、目的をはっきりさせる必要があります。
パソコンでほとんど書類作成しかしないのであれば、最新の高性能CPUは必要ありません。性能が高くて困ることはありませんが、高性能なパソコンはとても高価です。つまり必要のない高性能にお金を払っていることになります。逆に書類作成以外のことにもパソコンを使用したい場合性能が低くて、せっかく買ったパソコンが使いにくいこともあります。
購入したときに満足できるパソコン選びには、どんなことに使うのかをはっきりさせる必要があるのです。
ノートPCとデスクトップPCで必要なスペックの違い
パソコンのスペックは高ければ高いほどよいと思いがちですが、そうとは限りません。特にノートパソコンとデスクトップパソコンでは、それぞれに求められる仕様が異なります。
たとえばノートパソコンは持ち運べることが最大のメリットなので、バッテリーの駆動時間が短くなるほど消費電力の多い高性能が求められることは少ないでしょう。デスクトップパソコンも性能が上がるとCPUやグラフィックボードを冷却するため、大型のケースが必要です。ゲームなどパソコンに負荷のかかる使い方をする人であればそれでも問題ありませんが、書類作成が中心の人であれば、コンパクトで机を広く使えるデスクトップパソコンのほうが使いやすいでしょう。
このようにパソコンが重視するポイントによって必要とされるスペックに違いが生じるのです。
使用しているパソコンのスペックを確認する方法
パソコンの買い替えを検討している場合は、いま所有しているパソコンのスペックを確認しておきましょう。いまのパソコンの性能に不満を感じているのに、同じメモリ容量のパソコンにしてしまうと、結局また同じ不満を感じることになってしまいります。ここでは、所有しているパソコンのスペックの確認の仕方について解説していきます。
1.Windowsのスタートボタンを右クリックする
2.「タスクマネージャー」をクリックする
3.「パフォーマンス」タブをクリックする
4.左のメニューの各項目をクリックする
CPU
メモリ
ディスク
複数のストレージを搭載している場合は、それぞれのストレージのドライブをクリックします。SDカードスロットがある場合、リムーバブルと表示されます。
GPU
CPU内蔵のGPUとビデオカードのGPUを確認できます。
【CPU】性能を決める重要パーツ
CPUの性能は、CPUのメーカー、種類、世代のほか、周波数やコア数、スレッド数など複数の要素から知ることができます。例えば、Core i7だと性能がよいように思われるかもしれませんが、世代が古いと新しい世代のグレードの低いCPUのほうの性能が高いこともあるので注意が必要です。
メーカー、CPUの種類、世代
CPUは大きく分けて、IntelとAMDの2つのメーカーがあります。CPUのスペックは、それぞれのメーカーで見方が異なるため注意しましょう。まず確認すべき点がCPUの種類です。各社ともCPUはいくつかのグレードに分かれていて、CPUの名前からそれを見分けられます。IntelとAMDのCPUの種類をみていきましょう。
IntelのCPUの種類
エントリーモデル | Celeron |
---|---|
Pentium | |
Core i3 | |
ミドルモデル | Core i5 |
ハイエンドモデル | Core i7 |
Core i9 |
AMDのCPUの種類
エントリーモデル | AMD 3015e、AMD 3020e |
---|---|
Athlon | |
Ryzen 3 | |
ミドルモデル | Ryzen 5 |
ハイエンドモデル | Ryzen 7 |
Ryzen 9 |
CPUはさらに世代で分けられます。新しい技術などが反映されている分、グレードは同じでも新しい世代のほうが高性能です。Intelの場合は第1~第12まであり、第3世代のCore i7よりも第12世代のCore i3のほうが高性能ということもあります。
IntelのCPUであれば、世代はCPUの型番から判断できます。たとえば「Core i7-1165G7」というCPUであれば、Core i7のあとに続く11が世代をあらわします。PentiumとCeleronは型番からすぐに世代を判別できないため注意が必要です。
AMDのCPUは、CPUの型番から世代を判断することはできず、「Ryzen 7 5800X」という型番であれば、5000シリーズと呼ばれています。3000シリーズ、4000シリーズが第3世代にあたり、5000シリーズは、第4世代にあたります。
周波数、コア数、スレッド数
CPUの性能は、周波数、コア数、スレッド数から判断することができます。周波数は1秒間にどれだけの命令を処理できるのかをあらわします。数値が大きければ大きいほど高性能ということになります。コア数はCPUに内蔵するコアの数をあらわします。コアが多いと同時に処理できる命令が増えるため性能が高いことがわかります。スレッド数はCPUが同時に処理できる命令の最大数のことです。コアに余裕がある場合、さらに別の作業も引き受けてより効率のよい処理が可能になります。
たとえば3GHz 4コア/8スレッドのCPUと3GHz 4コア/4スレッドのCPUを比較すると、前者の場合最大8スレッドの処理が可能になるため、効率よく命令を処理できる性能の高いCPUといえます。
【メモリ】快適に使うなら16GB以上がおすすめ
パソコンのメモリは、データを格納できる部品のことです。高速でデータにアクセスできる点がメモリの大きな特徴です。メモリの容量が少ないとデータをストレージへ一時的に格納するため、ストレージへアクセスする回数が増えて待ち時間が生じます。メモリが多ければ多いほど、ストレージへアクセスする頻度が少なくなるため、それだけ快適にパソコンを操作できるようになります。
高性能なソフトを使用したり、大容量のデータを扱ったりしても、メモリが大容量であればストレージへのアクセスを減らせるため、快適に作業が行えます。CPUがどんなに高性能でも、ストレージへアクセスする回数を減らせません。メモリの容量を増やすことで快適さが向上することもあります。
【ストレージ】価格・速度のバランスを比較する
ストレージはデータを記録する重要な部品です。Windowsやソフトをインストールしたり、データを記録したり、ストレージがないとパソコンは成り立ちません。SSDとHDDそれぞれのメリットやデメリットなどについて解説します。
SSD
いま主流のストレージはSSDです。半導体にデータを記録する仕組みになっており、高速にデータへアクセスできるのが特徴です。SSDの登場により、これまで1分ほど待たされていたようなソフトの起動も数秒でできるようになりました。電気的にデータを記録するため、強い衝撃を受けてもデータが失われることはありません。また記録するのは半導体のため、SSDそのものはとてもコンパクトです。
ただし価格が高い点や、大容量のSSDが少ない点は欠点です。500GB~1TBが主流なので、仕事で大量のデータを扱う人は不足することが多いかもしれません。
HDD
SSDが登場するまで主流だったストレージで、金属製のディスクにデータを記録する仕組みになっています。物理的にデータを記録しているため、どうしても一定以上の大きさがあります。ノートパソコン用の小さなHDDでもおよそ縦10cm×横7cm×厚さ1cmです。また物理的にデータを記録するため、強い衝撃を受けるとデータが破損してしまうおそれがあります。データのアクセスが遅いのもHDDの欠点で、ソフトの起動に時間がかかることもあります。
しかしHDDは価格が安く、4TB、8TBといった大容量のものも発売されており、大量のデータの保存先として役立ちます。
【GPU】内蔵でも十分な性能
GPUとは映像処理を専門にしている半導体のことで、GPUがなければディスプレイに映像を映し出せません。またGPUの処理能力が高ければ、実写と見間違えるほどきれいな3DCGを処理することも可能です。
最近ではパソコンゲームの需要が高まっており、GPUが注目されています。
内蔵GPU
多くのCPUではGPUを内蔵しています。そのため、GPUをわざわざ用意する必要はありません。多くのノートパソコンでは、映像処理にCPUに内蔵されたGPUを使っています。このことからわかるように、ゲームや3DCGなどGPUに高い処理能力を求めなければ、内蔵GPUでも問題ありません。性能は高くありませんが、決して低いわけではないのです。
ただし内蔵GPUは映像処理用に、パソコンに搭載しているメモリを使用します。そのためCPUとメモリを共有することになり、それだけ使用できるメモリ容量が少なくなります。搭載しているメモリが少ない場合は注意が必要です。
グラフィックボード
グラフィックボードはGPUを搭載した拡張ボードのことで、グラフィック処理を専門的に担います。内蔵GPUよりも高性能のGPUを搭載しているため、高精細のゲームを遊んだり、4Kの高画質動画の編集をしたりが可能になります。最新のGPUでは、4Kでもなめらかな映像表現が可能になっています。グラフィックボードにはVRAMというGPU専用のメモリを搭載しているため、パソコンのメモリを多く使用しないのも利点といえます。
ただしグラフィックボードは非常に高価です。高性能なグラフィックボードになると、10万円を超えるものもあります。電力の消費量も多いため、一般的なパソコンには搭載できないこともあります。
【ディスプレイ】サイズと解像の違いに注意
パソコンそのものの快適さは、CPUやメモリといった部品の性能が左右します。しかしパソコンを使って快適に作業する場合は、それ以外の周辺機器もチェックすべき要素となります。特に重要なのがディスプレイです。サイズや解像度など気をつける点が多々ありますので解説していきます。
サイズ
ディスプレイのサイズは大きければ大きいほど快適です。23型以上のディスプレイなら文字の小ささなどに悩まされることなく書類作成ができるでしょうし、ゲームも大迫力で楽しめます。ただしそれはデスクトップパソコンの話です。ノートパソコンの場合、ディスプレイの大きさはほぼパソコンそのものの大きさになるため、ディスプレイは大きければよい、という単純な話にはなりません。
ノートパソコンのディスプレイのサイズは、持ち運ぶ頻度を選ぶ基準にするとよいでしょう。ときどき持ち運ぶ・家のなかを移動する程度なら、多少重くても15型を超える大きめのディスプレイのほうが快適にパソコンで作業することができます。ひんぱんに持ち運ぶのであれば、13型ディスプレイがおすすめです。
解像度
解像度とはディスプレイに表示できる点(ドット)の数を示した値のことです。ディスプレイの場合、横×縦に表示できる点の数を示します。解像度が高ければ高いほど表示できるドットの数が増えるため、それだけ映像をなめらかに表示できます。ディスプレイのサイズが同じでも、解像度が高ければそれだけ多くの情報を表示できるのです。次の表は、一般的なディスプレイの解像度です。
ディスプレイの代表的な解像度
名称 | 横 | 縦 |
---|---|---|
SD | 720 | 480 |
HD | 1280 | 720 |
Full HD(2K) | 1920 | 1080 |
UHD(4K) | 3840 | 2160 |
ディスプレイの解像度はFull HDが一般的ですが、デスクトップパソコンでは4Kディスプレイも増えてきています。4Kディスプレイで表示させる場合、それだけGPUに負荷がかかるので注意が必要です。
【インターフェース】たくさんあると使いやすい
インターフェースとは、パソコンに搭載されている端子のことです。パソコンにはさまざまなインターフェースがあります。対応する端子が多かったり、端子を挿入できる数が多かったりすると、さまざまな機器と接続できるため、使いやすさが向上します。
USBの種類
USBはパソコンだけでなく、スマートフォンでも使用されている、よく知られているインターフェースのひとつです。パソコンでよく使われるUSBの端子の形状は2種類あります。
USB端子の形状の種類
形状 | 特徴 |
---|---|
USB Type-A | もっとも普及している形状の端子。端子の色が白はUSB 2.0、青はUSB 3.0 |
USB Type-C | 新しい規格の端子。上下がなくどちら向きでも挿せる |
USB Type-Bはパソコン側ではなく、接続する周辺機器側の規格です。スマートフォンやモバイルバッテリーでよく使われるMicro USBは、USB Type-Bです。
USBはさらに規格が分かれています。規格によってデータ転送の速度に違いがあります。
USBの規格の種類
規格 | 最大データ転送速度 |
---|---|
USB 2.0 | 480Mbps |
USB 3.0 | 5Gbps |
USB 3.1 | 10Gbps |
USB 3.2 | 20Gbps |
USB Type-AではUSB 2.0とUSB 3.0が、USB Type-CではUSB3.0以降が使用できます。USB Type-Aの場合、端子の色が青い場合はUSB 3.0です。パソコンと周辺機器がUSB 3.0に対応している場合は、青いUSB端子に接続することでUSB 3.0の早いデータ転送速度で利用できます。
映像端子の種類
映像の出力端子にはさまざまなものがありますが、代表的なものに次のものがあります。
名称 | 特徴 |
---|---|
HDMI | 映像と音声を転送できる。ゲーム機やHDDレコーダーなど家庭用機器でもよく使用されている。 サイズの小さなMini HDMI、micro HDMIもある。 |
DisplayPort | 映像と音声を転送できる。主にパソコンで使用されている。 サイズの小さなMini DisplayPortもある。 |
ほかにもVGAとDVIという映像端子がありますが、すでに廃止が発表されていることもあって最近のパソコンではほとんど使用されていません。ディスプレイによっては、HDMIとDisplayPortの両方が使用できる製品もありますが、パソコンの端子が対応しているかどうか確認しておきましょう。またノートパソコンの場合は、サイズの小さな映像端子が使用されていることがあります。
【光学ドライブ】使う機会は減少傾向
光学ドライブとはDVDやBlu-rayといったディスクメディアを使用するためのドライブです。製品によってディスクのデータを読み込むだけでなく、記録用のディスクに書き込みをすることも可能です。大容量データをやり取りするときに役立つものだったのですが、最近では使用する機会は減少しています。
大容量データもインターネットでやり取りできますし、外付けストレージやUSBメモリを使う方法もあります。いまでは、わざわざディスクメディアを記録することはほとんどありません。音楽CDのデータを取り込むなど、特に使用する機会がなければ、搭載しなくても大丈夫でしょう。もし必要になったとしても、USB接続の外付け光学ドライブをあとから購入することも可能です。
【無線接続】どこでも利用したい人はチェック
Bluetoothや無線LAN(Wi-Fi)といった無線接続できる機能についてもチェックしておきましょう。ノートパソコンであれば多くの製品でBluetoothと無線LANを使用できますが、デスクトップパソコンの場合は製品によっては対応していない場合もあります。もしデスクトップパソコンでBluetoothや無線LANなどを使用したい場合は、購入前に確認しておきましょう。別途費用がかかりますが、Bluetoothと無線LANを購入後に追加することは可能です。
ノートパソコンのでは、無線LANだけでなく、モバイル通信も使用したい場合は、対応しているかどうかをチェックしましょう。携帯電話のデータ通信を利用できるため、無線LANを使用できない場所でもインターネットが可能になります。
【バッテリー駆動時間】安心して使える時間を決めておく
ノートパソコンを持ち運ぶ機会が多い人は、必ずバッテリー駆動時間をチェックしましょう。せっかく持ち運びのしやすいノートパソコンを購入しても、バッテリー駆動時間が短いと、バッテリー切れに備えて電源アダプターを持ち運ぶことになったり、外出先で作業できないなんてことが起こります。それでは荷物が増えて、持ち運びをしやすいノートパソコンを購入した意味がありません。
平均的なバッテリー稼働時間は8時間くらいといわれています。あらかじめ持ち運んで使用する時間はどれくらいなのか、考えておきましょう。ノートパソコンによってはオプションで、長時間バッテリーを選択できる製品もあります。
【重量】軽さ、価格、使いやすさのバランスに注意
ノートパソコンは使用する目的によって、重量は最重要ポイントになります。自宅内で使用するだけであれば、多少重くても問題ありません。重量よりもディスプレイの大きさ・CPUやメモリなど、使いやすさに影響するスペックにこだわりましょう。しかし持ち運ぶ機会が多い場合は、使いやすさよりも持ち運びやすさを重要視しましょう。1kgを切るくらいがおすすめです。
ただし軽量なパソコンの場合、バッテリー駆動時間を延ばしたり軽量化したりするため、価格が高くなってしまいます。しかもサイズがコンパクトになると、やや使いにくいこともあります。重量と価格、使いやすさのバランスをよく見て、購入するノートパソコンを検討しましょう。
【OS】Windows 10が必要な場合は要注意
いま最新のOSはWindows 11のため、販売されているパソコンのほとんどがWindows 11に対応しています。しかしWindows 11はまだ新しいOSのため、まだ対応していないソフトは少なくありません。すでにバージョンアップを停止しているソフトもあるでしょう。そういったソフトを仕事で使用している場合は、Windows 11のパソコンを購入するときは注意しましょう。
パソコンによっては、Windows 10へのダウングレードができる製品もあります。Windows 11で支障が出た場合にWindows 10に変更できるため、古いソフトを使っている人にはおすすめです。
多くの人にとってはWindows 11を避ける理由はないため、気にせずにWindows 11のパソコンを購入しても問題はないでしょう。特に書類作成などが中心であれば、新しいWindowsを使う影響はほとんどありません。
目的別に選ぶ!PCのスペックの目安

パソコンのスペックを見るときは、そのパソコンが自分の使用する目的に合っているかどうかという視点で選択しましょう。ここまでの高性能は必要なのか、メモリはどれくらいが適切なのかなど、検討の必要なポイントが見てきます。
目的に合ったスペックが使いやすい
パソコンを購入するときは、自分の使用する目的に合ったスペックのものを選びましょう。予算に余裕があるからと過剰に高性能なものを選んだり、コンパクトすぎるノートパソコンを選んだりするのはおすすめできません。そういった偏りのあるパソコンは、必要な人のためのものなので、一般的な用途で使おうとすると使いにくいことがあるのです。自分に合っているスペックを見きわめて、快適に使えるパソコンを手に入れましょう。
ビジネス向け書類作成が中心
パソコンを仕事中心に使う予定で、書類作成が目的であればそれほど高性能なパソコンが必要ありません。そうはいっても、性能が低くてソフトの起動のたびに待たされるようでは、ストレスがたまって仕事に支障を来すおそれがあります。安いパソコンでも対応できるかもしれませんが、ある程度の快適さは必要です。
最低限必要なものとして、CPUはCore i3以上、メモリは8GB以上にしましょう。オフィスソフトを使うだけであれば、これで十分な性能を持っています。ストレージをSSDにすれば、さらにストレスのたまらないパソコンになります。SSDだと容量の小ささが気になりますが、最近はクラウドストレージにファイルを保存できるため、書類作成中心であればあまり気にしなくても大丈夫でしょう。
高精細の4K動画の編集に対応できる
4K動画の編集をする場合、CPU内蔵GPUでは能力不足です。なにしろ4KはFull HDの4倍の解像度もの解像度があるため、快適な編集作業などとてもできないでしょう。かなり高性能のパソコンが必要になります。
動画編集にはかなりの処理能力が求められるため、できるだけ高性能なグラフィックボードが望ましいです。また、CPUも高性能なものが必要です。そして重要なのがストレージです。4K動画はデータが大きいため、できるだけ大容量のストレージが必要です。ストレージはできるだけSSDが望ましいのですが、大容量のSSDは非常に高価です。そのためデータの格納先としてもうひとつHDDを搭載してもよいでしょう。必要なデータだけHDDからSSDにコピーすれば、SSDの容量を圧迫せずに済みます。
イラストやマンガを描けるクリエイティブタイプ
もうイラストやマンガをパソコンで描くのは当たり前になっています。何度でも修正ができる、作画の補助をする機能がある、拡大して細かく描き込めるなど、パソコンならではの機能があるのが魅力です。かつては高価だったペンタブレットやスキャナーなども価格が下がり、手に取りやすくなっています。
パソコンでイラストやマンガを描くのであれば、メモリの容量を多めにするのがおすすめです。作成するイラストのサイズにもよりますが、16GBもあればストレージにアクセスすることなく快適に作画できます。グラフィックボードを搭載すれば、より快適な作業が可能です。液晶タブレットも価格が下がっているので、検討してはいかがでしょうか。
最新のゲームにも対応できる高性能PC
最新のゲームをパソコンで遊ぶのであれば、高いグラフィック性能が求められます。そのため高性能なグラフィックボードが欠かせません。ただし4Kディスプレイではなく、Full HDでもよければ手ごろな価格のグラフィックボードがあります。そしてメモリもできるだけ多く搭載しましょう。推奨環境でメモリが16GB以上というゲームも少なくありません。将来的なことを考えるのであれば、32GBも検討してください。
またストレージも重要です。ゲームは起動のたびに大量のデータを読み込むため、HDDだととても時間がかかります。ゲームを遊ぶたびに何分も待たされるのでは、やる気も落ちてしまいます。できればゲームをインストールするストレージはSSDにしましょう。
【NEC Direct】カスタマイズでPCを納得のスペックに!
NEC Directで販売しているパソコンはカスタマイズが可能です。パソコン販売店で思うようなパソコンが見当たらなかったら、性能をカスタマイズして自分好みの一台にしましょう。予算があれば高性能パソコンにだってできます。
LAVIE Direct N15

パソコンはいろいろなことに使う予定で「利用目的をはっきり決められない」という方であれば、ノートパソコンのスタンダードモデルLAVIE Direct N15がおすすめです。液晶ディスプレイは15.6型ワイドでノートパソコンとしては大きめなので、書類作成や動画鑑賞にもぴったりです。
カスタマイズの幅の広さも魅力のひとつで、CPUはCeleron~Core i7、メモリは4GB~32GBにまで対応しています。ストレージもSSDのみ、HDDのみ、SSD+HDDが可能です。CPUはCore i5以上、メモリは16GB以上にすると、性能に物足りなさを感じることはないでしょう。あとは予算次第でSSDを増やすのもおすすめです。
LAVIE Direct A23

LAVIE Direct A23はディスプレイとパソコンが一体になった、オールインワンデスクトップパソコンです。一体型パソコンのメリットはいろいろありますが、配線が少なくてスッキリしているのは大きなポイントです。キーボードやマウスも無線で使用できるため、机まわりがごちゃごちゃしません。デスクを広く使いたい方におすすめです。
さらにTVチューナー内蔵にカスタマイズすることが可能です。もちろん録画もできます。テレビのない部屋であれば、パソコンをテレビ代わりにできるのはとても便利です。CPUはRyzen 3~7まで、メモリは8GB~32GBまでカスタマイズできます。ストレージもSSDが最大2TB、HDDが最大2TBとたっぷりと録画したい人におすすめの一台です。
LAVIE Direct DT

LAVIE Direct DTは高性能にカスタマイズ可能なスリムPCです。パソコン本体が小さいため、デスクの上に設置してもスペースを取りません。それでいてカスタマイズの幅が広いという魅力があります。カスタマイズできるなかでの最高性能なら、CPUはCore i9、メモリは64GB、ストレージはSSD1TBとHDD2TB、さらにグラフィックボードを搭載可能です。幅広いカスタマイズが可能なだけに、どういったCPUやメモリを選ぶのかが大変です。まずはどういったパソコンが必要なのかを考えてみましょう。
搭載できるグラフィックボードは、最新ゲームを問題なく遊べるほど高性能ではありませんが、まったく遊べないほど性能が低いわけではありません。少し古いFull HDであれば対応できるゲームが見つかるはずです。
旧モデルお買い得セールはカスタマイズ可能!

旧モデルお買い得セールでは、その名のとおり少し前に販売していたパソコンを割安価格で販売しています。旧モデルとはいっても、1世代2世代程度古い程度では、使用にはほとんど影響がありません。もし気になるのであれば、カスタマイズすればよいでしょう。旧モデルお買い得セールで販売しているパソコンは、カスタマイズが可能なのです。
メモリをできるだけたくさん搭載すれば、現行モデルと比較しても問題ないくらい快適に操作できます。販売しているパソコンは随時入れ替わっているため、パソコンの購入を検討しているうちはときどきチェックしましょう。ちょうどほしかったスペックにパソコンが販売されることがあるので、見逃さないようにしてください。