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社会人向けノートパソコンの価格相場はどれくらい?
2024.12.25(WED)
2024.12.25(WED)
仕事で使ったりプライベートで使ったり、社会人になったら自分専用のパソコンが必要です。しかし、価格はどれくらいなのか、どういったパソコンを選べば良いのかなど、悩むポイントがたくさんあります。社会人がノートパソコンを買う時に知っておきたい、価格相場と選ぶポイントなどを解説します。
社会人が選ぶノートパソコンの価格相場

ノートパソコンの購入を検討している人にとって、価格は重要なポイントです。しかし、ノートパソコンの価格はさまざまな要素の影響を受けるため、用途や使い方などで分けて価格を見る必要があります。それぞれのノートパソコンの、価格の相場を見てみましょう。
ベーシックなノートパソコン|10~15万円
オフィスソフトを使って書類作成をしたり、動画配信やSNSなどを楽しんだりといった、ベーシックな使い方をするノートパソコンであれば、10~15万円が価格の相場になります。この価格帯のノートパソコンであれば、平均的な性能を備えているモデルが多いため、極端な性能不足に悩まされることもないでしょう。社会人が初めて購入するノートパソコンとして、十分な性能を備えたモデルを購入できます。
ノートパソコンを購入する必要があるものの、どういったものを買えば良いのか見当もつかない人であれば、10~15万円が目安のひとつになるでしょう。
性能を抑えた低価格なノートパソコン|8~10万円
ノートパソコンを使用する頻度が少なく、できるだけ安くしたいのであれば、性能を抑えたモデルを選べば8~10万円で購入できます。もちろん、価格の高いノートパソコンより性能では劣りますが、書類作成やWebサイトの閲覧、SNSなどの用途には対応可能です。ただし、複数のソフトウエアを起動して行う作業などでは、CPUの性能不足、メモリー不足などから反応が遅くなることがあるでしょう。
あくまでも8~10万円のノートパソコンは、必要最低限のことに対応できれば十分という人向けのモデルです。使用頻度が高いのであれば、ストレスなく作業のできるワンランク上のノートパソコンをおすすめします。
持ち運びやすいモバイルパソコン|15~25万円
頻繁に外出先へノートパソコンを持ち運ぶ、移動先で作業をする機会が多いという人であれば、持ち運びやすいモバイル性能の高いモデルがおすすめです。価格は15~25万円が目安になるでしょう。この価格帯であれば、軽量・薄型でコンパクトなノートパソコンを購入できます。
ただし、持ち運びやすいノートパソコンは、性能が高くなると高価になることに注意して下さい。軽量・薄型にするための特別仕様になっているため、一般的なノートパソコンより価格が高くなってしまうのです。性能が同じでも、持ち運びやすいノートパソコンは、それだけ価格が高くなります。
ハイスペックで快適なノートパソコン|20万円以上
ハイスペックなノートパソコンであれば処理速度が速くなるため、それだけ快適に作業を行えるようになります。ハイスペックといえるだけのノートパソコンであれば、20万円以上はかかると考えておきましょう。これだけの予算があれば、動画編集などの負荷の高い作業も快適に行えるノートパソコンを購入できます。ディスプレイの解像も高く、高精細の動画や画像を表示させることも可能です。
25万円以上であれば最新のゲームも遊べる、ゲーミングノートパソコンも買えるようになります。快適に作業を行えるだけのスペックを求めているなら、20万円以上を目安にして下さい。
ノートパソコンの価格に影響するポイント

ノートパソコンの価格は、さまざまなものの影響を受けて変わります。そのため、価格に影響するポイントを把握しておけば、購入する時にチェックするポイントになります。価格に影響する主なポイントを見ていきましょう。
基本的なスペック
ノートパソコンの性能を左右する基本的なスペックは、価格に大きく影響するポイントのひとつです。スペックが高ければ高いほど、パソコンの価格は高くなります。特に高性能なCPU、大容量のメモリーは、快適に作業できるようになるものの価格に大きく影響するでしょう。
ただし、ノートパソコンだと、その他にも価格に影響するスペックがあります。まず、ディスプレイの性能です。解像度やリフレッシュレートの高さなどは、価格に大きく影響するでしょう。その他にも、重量も価格に影響し、軽ければ軽いほどノートパソコンは高価になります。
パソコンのサイズ
ノートパソコンのサイズも、価格に影響するポイントです。多くの場合、ノートパソコンのサイズが小さくなると、それだけ価格が高くなります。これは、コンパクトな本体へ高性能な部品を収納するために、さまざまな技術や工夫が必要となるためです。コンパクトなノートパソコンはスペックに関係なく価格が高くなりますが、ハイスペックになると非常に高価です。
社会人の使うノートパソコンであれば、できるだけ持ち運びやすく、外出先で使用できるコンパクトなモデルが気になるかも知れません。しかし、コンパクトなサイズになると、それだけ価格が高くなることに注意が必要です。
パソコンの重量

軽量なノートパソコンは持ち運びやすいため、外出先や移動中に使用したい人におすすめです。いつでもどこでも仕事に対処したい社会人にとって、ノートパソコンの重量はこだわりたいポイントといえるでしょう。ただし、軽量なノートパソコンは、価格が高くなりがちです。それは軽量化のために、カーボンやアルミウムといった特別な素材や技術が使われるためです。
持ち運ぶノートパソコンの重量は、1.5kg以下が目安といわれています。しかし、頻繁に持ち運ぶなら1kg前後がおすすめです。これほど軽量なノートパソコンになると、非常に高価なモデルになります。
パソコンのデザイン
決して安くはないノートパソコンを購入するのだから、人に注目されるような洗練されたデザインを選びたいかも知れません。薄くてスタイリッシュなモデルや、枠の狭いディスプレイのモデルのノートパソコンは、デザインの美しさから人の注目を集められるでしょう。ただし、非常に高価になります。
デザインの優れたノートパソコンは、実現するためにパーツを効率良く設置するための特別な設計がされており、それだけ価格が高くなってしまうのです。
色や質感にもこだわっているモデルは、特別な塗装や素材がされており、より高価なノートパソコンになります。
ノートパソコンの価格を抑えるには

理想のノートパソコンは高価になってしまい、手が出せない価格になってしまうことがあります。しかし、いくつかのポイントを押さえておけば、ノートパソコンの価格を抑えることは可能です。ノートパソコンの価格を抑えるには、どういったことができるのでしょうか。
スペックの節約ポイント
ノートパソコンの価格に大きく影響する、スペックを適切な性能に見直してみましょう。用途に対して高性能過ぎると、それだけノートパソコンの価格が上がってしまいます。しかも、その性能を使いこなせないことも起こります。
まずパソコンの用途を明確にしましょう。ほぼ書類作成に使うのであれば、CPUはエントリーグレードで十分に対応できます。CPUがCore i3やRyzen 3であれば、不自由なく使えるでしょう。
書類作成を行うためのノートパソコンであれば、メモリーは必要最低限の8GBでも動作可能です。メモリー不足になりやすいため、動作に影響が生じますが価格を抑えられます。ストレージは256GBもあれば余裕があるでしょう。
価格の下がった旧モデルが狙い目
最新のノートパソコンに目が向きがちですが、あえてモデルチェンジ前の旧モデルを選ぶのもおすすめです。パソコンの性能は少しずつ向上していくものなので、ひとつ前のモデルとの性能差はそれほど大きくはありません。それでいて価格が大幅に下がることが多いため、費用を抑えてノートパソコンを購入できるのです。
また、旧モデルは既に口コミなどがたくさん投稿されているため、それらの評判を見て判断できるのもポイントです。モデルチェンジのタイミングを狙って、価格の下がった旧モデルを探してみましょう。
重量・サイズを気にしない
ノートパソコンの重量やサイズを気にしないことも、価格を抑えるポイントになります。持ち運びが少なく、主に自宅やオフィスで使用するのであれば、価格の高い軽量・薄型、コンパクトサイズのモデルである必要はありません。スタイリッシュでモバイル性に優れたノートパソコンは所有による満足度が高いものの、実用性だけを考えたら比較的価格の安い、標準的なモデルで良いでしょう。
軽量化されていない15型以上のノートパソコンは、持ち運びやすさを気にしなければコストパフォーマンスに優れたモデルといえます。
Microsoft Office搭載モデルを選ぶ
ほとんどの社会人にとって、Microsoft Officeは必須のソフトウエアです。Microsoft Office のWordやExcel、PowerPointは、所有していることが前提となっているほどです。ところがMicrosoft Office Home & Businessは非常に高価で、定価だと43,980円もします。
そこでおすすめなのが、Microsoft Office搭載モデルです。Microsoft Officeを別途購入するより価格が安くなっているため、トータルでノートパソコンの購入費用を抑えられます。
社会人のノートパソコンに必要なスペック

社会人がノートパソコンを購入する時は、いくつかのスペックを確認することが大切です。スペックが用途に合わないノートパソコンを購入することがないよう、確認の必要なスペックについて解説します。
CPU
CPUの基本的な役割はプログラムの処理で、性能が高ければ高いほど処理を高速に行えます。ただし、CPUの性能は価格に大きく影響するため、用途に合った適切なものを選ぶことが大切です。
社会人の購入するノートパソコンで、書類作成が中心であればそれほど高性能なCPUは必要ありません。高性能なCPUであれば作業は快適になりますが、あまりにも高性能だと違いを感じられないでしょう。
CPUの性能を表で分けると、次のようになります。
ノートパソコン向けのCPUの種類
インテル | AMD | |
---|---|---|
エントリーグレード | Nシリーズ(N100、N95など)、Core i3 | Ryzen 3 |
ミドルグレード | Core i5、Core Ultra 5 | Ryzen 5 |
ハイグレード | Core i7、Core Ultra 7、 Core i9、Core Ultra 9 |
Ryzen 7、Ryzen 9 |
書類作成、Webサイトの閲覧が主であれば、エントリーグレードのCPUで十分に対応できます。購入予算に余裕があれば、ミドルグレードを検討しましょう。
メモリー
メモリーはデータを一時的に保管し、ストレージへのアクセス頻度を抑えることでパソコンを快適に使えるようにするパーツです。容量が多ければ多いほどデータを大量に保管できるため、快適さが向上します。
書類作成が中心の社会人向けのノートパソコンであれば、16GBが目安になるでしょう。著しくメモリーが不足することがなく、快適にノートパソコンが使えます。8GBだとメモリーが不足して動作に不満を感じるおそれがありますが、その代わり価格を抑えられます。
32GBはかなり余裕のある容量で、まずメモリー不足を感じることはないでしょう。ただし、書類を作成する時に、これだけのメモリーが必要になることはほぼありません。
ストレージ
ノートパソコンのストレージでは、SSDが主流です。HDDと比べて衝撃に強く、アクセスが速いのが特徴で、快適にパソコンを使うには欠かせません。もし、HDD搭載のノートパソコンがあれば、それは避けて下さい。
容量は必要最低限で良いのであれば128GBでも足りますが、サイズの大きなデータを保管する、追加でソフトウエアをインストールするなどの対応が難しくなります。社会人向けのノートパソコンであれば、少し余裕のある256GB以上がおすすめです。
仕事以外でもノートパソコンを使うのであれば、500GB以上がおすすめです。写真、動画、音楽などの個人的なデータも余裕を持って保存できます。
画面サイズ
ノートパソコンを選ぶ時は、画面サイズも重要なポイントです。画面サイズは持ち運びやすさと見やすさに影響するため、ノートパソコンをどういった用途に使うのか明確でないと判断できないのです。
画面サイズが15型以上のノートパソコンだと、画面が大きくて見やすくなる代わりに、持ち運びにくくなります。逆に13型の画面サイズの小さなノートパソコンは、画面は見にくくなるかも知れませんが、持ち運びやすさが向上します。
そのため、自宅やオフィスで使用するのか、外出先で使用するのかで、ノートパソコンの画面サイズの選択が変わるのです。
本体重量

ノートパソコンの本体重量は、頻繁に持ち運ぶ人なら重要なポイントです。頻繁に持ち運ぶ場合は1.5kg以下、ほぼ毎日なら1kg前後の超軽量モデルがおすすめです。1kg以下であれば重さが気にならず、持ち運びのストレスを大幅に軽減できるでしょう。
持ち運びやすさはノートパソコンの重要な要素ですが、価格に大きく影響します。ほとんど持ち運ばないのであれば、あまり重要視しないこともひとつの選択です。デスクでの使用が中心であれば、重量ではなく、性能や価格、画面サイズなど他のスペックを重視しましょう。
スペックは業務内容、用途、予算で考える
ノートパソコンのスペックは価格に大きく影響します。必要以上に高性能なモデルを選ぶと、価格が高くなって経済的な負担が大きくなってしまいます。そのため、用途に応じて適切なスペックを選ぶことが大切です。書類作成を中心とした社会人向けのノートパソコンなら、次のスペックを目安にしましょう。
CPU | Core i3またはRyzen 3以上 |
---|---|
メモリー | 16GB以上 |
ストレージ | SSD 256GB以上 |
これだけのスペックがあれば、ビジネスの基本的な業務に問題なく対応できます。複数のソフトウエアを同時に起動しても、快適に作業できるでしょう。
あとは用途と購入予算に合わせて画面サイズや重量を検討し、自分にとって最高の一台を見つけて下さい。
社会人におすすめ!NEC Directのノートパソコン
社会人向けのノートパソコンを探しているなら、NEC Directをチェックして下さい。さまざまなノートパソコンがラインアップされている上に、それぞれカスタマイズできるため、自分にぴったりの一台を見つけられます。
NEC Directなら価格を見ながらカスタマイズできる!
NEC Directでは、パソコンのスペックをカスタマイズすることが可能です。そのため、CPUの性能を変更したり、メモリーやストレージの容量を増やしたりして、自分の求めるパソコンにできるのです。
カスタマイズはベースになるノートパソコンのモデルを決めたら、WebサイトでCPUやメモリーの容量などを指定するだけです。パーツを変更するとすぐに価格へ反映されるため、予算の範囲内でのカスタマイズが簡単にできます。
LAVIE Direct N14 Slim

LAVIE Direct N14 Slimは14型ディスプレイを備えた薄型のノートパソコンで、重量が約1.24kgと軽量なので、持ち運ぶ機会の多い人におすすめです。指紋認証を搭載しており、いざという時も安心です。
カスタマイズによってRyzen 7、メモリー容量16GBを選択できるなど、社会人向けのノートパソコンとして必要な性能を備えています。長く使い続けられる、高性能ノートパソコンを求めている人にもぴったりでしょう。
LAVIE Direct N16

LAVIE Direct N16はスペックを幅広くカスタマイズできるノートパソコンで、自分に適したスペックのモデルを求めている社会人におすすめです。CPUは高性能なCore i7、メモリーは大容量32GB、ストレージはSSDを2TBまで搭載できます。
最大の特徴は大型の16型ディスプレイで、文字や表などが見やすく、効率良く作業を行えるでしょう。キーボードも大きく、テンキーを備えているため、数値入力もスムーズです。