タブレットのスペックや機能の選び方を徹底解説!
おすすめモデルも紹介
2025.10.29(WED)
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タブレットは、スマートフォンよりも画面が広く、ノートパソコンよりも軽量で持ち運びやすいデバイスです。動画視聴や読書、Webブラウジング、ゲーム、ビジネス用途など、幅広い場面で活用できる利便性の高さを備えています。しかし、市場にはさまざまなスペックや機能を持つ製品が数多く販売されており、目的に合うタブレットを選ぶには適切な知識が必要です。用途を明確にして、必要なスペックや機能を備えているか確認することが、満足度の高い購入につながります。この記事では、タブレットの選び方を詳しく解説し、自分にぴったりの1台を見つけるためのポイントをご紹介します。
【タブレットの選び方①】まずはOSを決めよう!
タブレット選びでは、最初に搭載されているOSを決めましょう。OSはパソコンの基本ソフトウエアであり、OSによって使い勝手や対応アプリが変わります。ここでは、タブレットの主なOSである「Android™ OS」「iPadOS」「Windows OS」の特徴について解説します。
Googleが開発した「Android™ OS」
Android™ OSは、機種の選択肢が豊富で多様なメーカーから選べる点が魅力です。NECやLenovo、Xiaomiなど、国内外のさまざまなメーカーがタブレットを販売しています。価格帯も1万円台のエントリーモデルから10万円を超えるハイエンドモデルまで幅広く、予算に合わせて購入しやすいのも利点です。コストパフォーマンスも優れており、動画視聴やゲームに使えるスペックの製品が、比較的安価に手に入ります。Googleサービスとの相性も良く、Android™ スマホを利用する人にもおすすめです。
また、ホーム画面のカスタマイズや独自のランチャーアプリの導入など、自分好みに設定変更できる自由度の高さも特徴といえます。さらに、ゲーム・ビジネス・クリエイティブに使えるアプリが豊富な点や、microSDカードによるストレージ拡張に対応した機種が多い点も魅力です。
Appleが開発した「iPadOS」
iPadOSは直感的な操作性を持ち、タブレット初心者でも使いやすい設計になっています。iPhone・Mac・Apple Watchなど、Appleの製品やサービスとの連携機能が充実しており、写真や書類の共有が非常にスムーズです。App Storeで配信されているアプリは、審査が厳しく品質が高いことが多いため、心して利用できるでしょう。また、プロレベルのクリエイティブアプリが豊富で、イラスト制作や動画編集にも対応できます。さらに、ApplePencilやマジックキーボードなどのアクセサリーも充実しており、操作性の向上も可能です。
一方で、価格が比較的高く、ハイスペックなノートパソコンとそれほど変わらない場合もあります。機種の選択肢も限定的で、多くのモデルはストレージを後から拡張できず、カスタマイズ性も制限されている点は注意が必要です。
Microsoftが開発した「Windows OS」
Windows OSは、パソコンに近い操作感とビジネス用途への強さが特徴です。デスクトップ版のMicrosoft Office(Word・Excel・PowerPoint)がフル機能で使用でき、書類作成や表計算作業、プレゼン資料作成を本格的に行えます。複数のアプリを同時に起動して作業するマルチタスク性能にも優れており、効率的な作業が可能です。また、パソコン用のソフトウエアやマウス・外付けキーボードなどのハードウエアもそのまま使用できます。キーボードやマウスを使った作業が前提であれば、Windowsタブレットが最も使いやすい選択肢といえるでしょう。
ただし、タッチ操作に最適化されたアプリはAndroid™ タブレットやiPadと比べて少なめで、価格も比較的高い傾向にあります。そのため、ビジネス用途以外では他のOSの方が魅力的に感じるでしょう。
【タブレットの選び方②】通信方式を決めよう!
タブレットの通信方式は、SIMモデルとWi-Fiモデルの2種類に分かれます。使用する場所や用途によって適した通信方式が異なるため、購入前にしっかりと検討することが重要です。
モバイルデータ通信ができる「SIMモデル」
SIMモデルは、SIMカードを挿入することで、どこでもモバイル通信ができる点が魅力です。Wi-Fi環境がない電車内や外出先でも、動画視聴やWebブラウジングが快適に行えます。出張や通勤時間を有効活用したいビジネスパーソンに有用な選択肢です。また、緊急時にもインターネットに接続できるため、災害対策としても安心感があります。スマートフォンが故障してもインターネット接続ができるのも、リスク対策として有効です。
さらに、営業先でのプレゼンテーションや資料確認など、ビジネスシーンでも便利に活用できます。一方で、月額通信費が発生するため、維持コストが高くなります。製品ラインナップもWi-Fiモデルと比べて少なく、選択肢が限られる点も注意が必要です。外出中はスマートフォンで代替できる場合、Wi-Fiモデルの方が良いでしょう。
コスパが良くて人気の「Wi-Fiモデル」
Wi-FiモデルはWi-Fi環境下でのみ通信でき、購入価格がSIMモデルより安い傾向があります。月額の通信費も発生しないため、気軽に利用できる点が魅力です。自宅や職場に安定したWi-Fi環境がある人に向いているでしょう。
外出先でインターネットを使いたい場合は、スマートフォンのテザリング機能を活用する方法もあります。テザリングを利用すれば、スマートフォンのデータ通信を使ってタブレットをインターネットに接続できます。カフェや図書館などの無料Wi-Fiスポットも増えているため、外出時でも使用できるシーンは多いでしょう。外出時はスマートフォンで代替でき、タブレットは主に自宅で使用するという人であれば、Wi-Fiモデルがおすすめです。
【タブレットの選び方③】基本的なスペックを理解しよう
タブレットのスペックは、処理性能や利便性に影響する要素です。ここでは、CPUやメモリ、ストレージなどの基本的なパーツの役割と選び方について解説します。なお、Windowsタブレットはノートパソコンと同等のパーツを使用していることが多いので、ここでは主にAndroid™ タブレットやiPadの基本的なスペックの目安を解説します。
CPUは処理性能に影響するパーツ
CPUは、全てのデータ処理を担当するタブレットの頭脳に当たるパーツです。処理速度に最も影響するパーツなので、アプリやWebブラウジングの快適さを左右します。性能が低いCPUを搭載したタブレットは、アプリの起動が遅い・動作中にカクつく・複数アプリの同時使用で処理が重くなるなどの症状が発生するため注意が必要です。例えばAndroid™ タブレットのCPUには、Qualcomm・AMD・MediaTekなど多様なメーカーのものが採用されています。目的に合う性能を持つCPUを選ぶことで、ストレスなく快適に使用できるでしょう。
用途別のおすすめCPUコア数
CPUの性能を測るには、「コア数」に注目しましょう。コアとは、データを処理する演算ユニットを指し、コア数が多いほど多くのデータを同時に処理できます。用途別のおすすめコア数は、以下の通りです。
- Webブラウジング・動画視聴・電子書籍閲覧・SNS利用が中心:4コアで十分
- 複数アプリの同時操作・ゲーム利用:6~8コア以上がおすすめ
コア数だけでなく、クロック数(動作周波数)にも注目するとより正確な比較ができます。クロック数はCPUが1秒間に実行できる処理回数を表す数値で、高いほど処理速度が向上します。同じコア数でもクロック数が異なれば性能差が生まれるため、両方の数値を確認することが重要です。
メモリはマルチタスク性能に影響するパーツ
タブレットのメモリは、使用中のデータを一時的に保存する作業領域として機能し、容量が多いほどアプリの切り替えやマルチタスクが快適になります。メモリ不足になると、アプリの強制終了・動作の遅延、カクつきといった問題が発生しがちです。複数のアプリを同時に使いたい人は、メモリ容量を重視して製品を選ぶことが重要になります。十分なメモリ容量があればタブレットがサクサクと動作し、作業効率も向上するでしょう。
用途別のおすすめメモリ容量(4GB・6GB・8GB)
必要なメモリの容量は、用途によって異なります。以下を参考に、タブレットのメモリ容量を選択しましょう。
- 動画視聴・Webブラウジング:4GB以上
- マルチタスク・ゲーム:6GB以上
- 動画編集・高負荷な3Dアプリ・ゲーム:8GB以上
タブレットはメモリの増設が難しいため、購入時に十分な容量を確保しておくことが大切です。長期的に使用したい場合、予算に余裕があれば1ランク上の容量を選択することをおすすめします。
ストレージは保存できるデータ量に影響するパーツ
ストレージは、アプリや写真、動画、書類などのデータを保存するパーツです。容量が不足すると新しいアプリのインストールや写真撮影ができなくなりますが、microSDカードやクラウドストレージを併用すると容量を拡張できます。microSDカードに対応していない機種では、購入時に十分な容量を確保しておくと良いでしょう。なお、タブレットのストレージにはeMMCやUFSなどの種類があり、UFSの方が高速でデータ転送が快適です。
用途別おすすめストレージ容量(32GB・62GB・128GB)
選択するストレージの容量は、用途に応じて検討します。具体的な容量の目安は、以下の通りです。
- 最低限の用途:32GB
- アプリ使用が多い:64GB
- ゲームや動画をたくさん保存したい:128GB以上
OSのアップデートやキャッシュの増加も考慮して、余裕を持った容量を選ぶことをおすすめします。システムファイルやプレインストールアプリで実際に使える容量は表示容量より少なくなるため、用途に対して十分な容量を確保しましょう。
【タブレットの選び方④】ディスプレイのサイズや性能をチェックしよう!
ディスプレイは、タブレットの使い心地や利便性を左右する要素です。画面サイズ・解像度・リフレッシュレート・視野角など、用途に応じて選ぶことで、快適な操作環境を実現できます。ここでは、それぞれの選び方について詳しく解説します。
ディスプレイサイズの選び方
タブレットのディスプレイサイズは、使用環境や目的を考慮して選択しましょう。携帯性を重視するか、画面の見やすさを優先するかによって判断が分かれます。ここでは、「8~9インチ」「10インチ以上」に分けて、それぞれの特徴やおすすめの使い方について解説します。
持ち運びが多く片手で使いたい人は「8~9インチ」
8~9インチのタブレットは、コンパクトで軽量なため、カバンにも入りやすく通勤・通学に便利です。電車内での読書や簡単なメモ作成、子どもの学習用アプリの利用などに向いています。片手でも無理なく持てるので、さまざまなシーンで活用できるでしょう。重量は300~400g程度と軽く、長時間の使用で疲れにくいのも魅力です。ただし、画面が小さい分、文字が読みにくく感じられる他、動画視聴時の迫力がやや劣るなどのデメリットもあります。外出先での使用がメインの人や、手軽に使えるタブレットを求める人におすすめです。
動画の迫力や作業効率を重視する人は「10インチ以上」
10インチ以上のタブレットは、画面が広くなることで動画の迫力や視認性が向上します。文書作成やイラスト制作など、操作精度が求められる作業にも向いており、生産性の向上にもつながります。10インチ以上だと、スマートフォンとの違いをはっきりと感じられるのもメリットでしょう。また、分割画面を使ったマルチタスクにも対応でき、複数のアプリを同時に使用する際に便利です。さらに、キーボードと併用することで、ノートパソコンに近い作業環境を構築できます。ただし、大きく、重くなるので持ち運びはしにくくなるでしょう。
解像度が高いほど画面がキレイ
解像度は、画面に表示される画素数を示す数値で、高解像度ほど表示が精細になり目の疲労を軽減できます。HD(1280 × 720)・フルHD(1920 × 1080)・WUXGA(1920 ×1200)・WQXGA(2560 × 1600)など、さまざまな解像度があり、用途に応じた選択が重要です。動画視聴や電子書籍の閲覧、文書作成など多くの用途ではフルHDあれば十分でしょう。クリエイティブ作業で細部の視認性を確保したい場合や画質にこだわる場合は、WQXGAを検討してみて下さい。ただし、解像度が高くなるほど価格も上昇する傾向があるため、予算とのバランスを考慮して決めると良いでしょう。
リフレッシュレートが高いとゲーム画面が滑らか
リフレッシュレートは1秒間に画面を更新する回数を表す数値で、高いほど画面の表示が滑らかになります。動きの激しいアクションゲームやレーシングゲームでは、リフレッシュレートが高いと快適な操作感を得られます。ゲームの成績にも影響する要素なので、本格的にゲームを楽しむ人はチェックしましょう。具体的な数値では、一般的なタブレットは60Hzで、ゲーミング向けの高性能モデルでは90Hzや120Hzに対応した製品もあります。ゲームを頻繁にプレイする人や、滑らかな画面表示を求める人は、高リフレッシュレート対応モデルを検討すると良いでしょう。
広視野角液晶なら複数人でも見やすい
視野角が広いパネルは、斜めからでも色味や明るさの変化が少ないため、複数人での画面共有時に便利です。家族で映画を観る場合や、対面で画面を見せながら説明するビジネスシーンでメリットを実感できます。IPS液晶や有機ELディスプレイは視野角が広く、どの角度から見ても美しい映像を楽しめるでしょう。画面共有の機会が多い人や、家族で使用する予定がある人は、視野角の広いパネルを採用したモデルを選ぶことをおすすめします。
【タブレットの選び方⑤】携帯性・利便性をチェックしよう!
タブレットの携帯性と利便性は、日常的な使い心地を左右する要素です。重量・バッテリー駆動時間・接続端子・カメラ・生体認証など、実用性に関わる機能を事前に確認することで、快適に使用できるタブレットを選択できます。
重量は軽い方が長時間使いやすい
タブレットの重量は、携帯性や使用感に影響します。500gを超えるタブレットは手持ち使用で腕が疲れやすく、移動中の使用も負担になりがちです。長い時間利用する場合は、軽量モデルを選ぶことで快適性が向上します。持ち運ぶ機会が多い人は400g台、片手で気軽に使いたい人は300g台までを目安にすると良いでしょう。自宅のみで使用する場合は重量を気にせず、性能や機能性を重視して選択することをおすすめします。
バッテリー駆動時間は8時間以上あると一日使用できる
バッテリー駆動時間は、外出時の使い勝手を決めるポイントになります。外で長時間使用する人は、8時間以上の駆動時間があると安心です。出張や外出先でACアダプタが使えない状況でも、使用を続けられます。メーカーのスペック表に記載された「駆動時間」は理想的な条件での数値のため、実際の使用では7割程度を目安にするのが現実的です。動画再生やゲームなどの負荷が重い作業を長時間行う場合は、さらに短めに見積もっておきましょう。
接続端子の種類や数が多いと使いやすい
接続端子は、周辺機器との連携やデータ転送に欠かせない機能です。USB Type-CやmicroSDスロット、イヤホンジャックの有無や数が、拡張性に影響を与えます。端子が豊富なモデルでは、アクセサリーの選択肢が広がり、作業環境の幅を拡張できます。例えば、USB Type-Cを2つ搭載したモデルであれば、充電をしながら周辺機器を接続できるため非常に便利です。外付けストレージやモバイルバッテリーなどを頻繁に使用する人は、端子の種類と数を確認して選びましょう。
カメラの画質が良いと写真がキレイに残せる
タブレットのカメラは、ビデオ会議や書類の撮影など、意外と使用頻度が高い機能です。画素数の目安は、前面カメラで500万画素、背面カメラで800万画素程度あれば十分な画質を得られます。画素数だけでなく、顔認証や手ぶれ補正などの補助機能も併せて確認することも大切です。また、写真の美しさは画像処理エンジンの性能も影響するため、撮影機能を重視する場合は実際に撮影したサンプル画像を確認すると良いでしょう。
生体認証に対応しているとアンロックがしやすい
生体認証は、指紋や顔などの生体情報を利用してデバイスのロックを解除する機能です。パスワード入力が不要になることで、セキュリティと利便性を両立できます。顔認証はデバイスを操作する必要がなく、手袋をつけていてもロックを解除できます。指紋認証は、マスクを付けていてもロックを解除できるため、日常的にマスクを着用する人にとって非常に便利です。毎日使うデバイスだからこそ、ロック解除のしやすさは使用感に影響を与える重要な要素といえるでしょう。
GPSや各種センサーがあるとアプリの利便性が高くなる
GPSは、地図アプリでのナビゲーションやAR(拡張現実)、運動記録などに活用される機能で、位置情報サービスとの連携にも活用されます。GPS非搭載のタブレットでは、外出先での道案内が使いにくい・ランニングアプリで距離を正確に測定できない・カメラアプリで撮影場所が記録されないなどのデメリットがあります。GPSに加え、加速度センサーやジャイロセンサーがあると、レーシングゲームでの操作性向上、歩数計アプリや地図アプリでの精度向上などの効果があり、より便利に活用できるでしょう。センサーの種類や搭載状況はスペック表に明記されているため、購入前にチェックしてみて下さい。
防水・防塵機能があると水回りや外で使いやすい
防水・防塵機能があるタブレットは、キッチン・お風呂・アウトドアなど、湿気や粉塵の多い環境でも安心して使用できます。防水防塵の等級は「IP67」のような数字で表され、前の数字が防塵レベル(0~6)、後の数字が防水レベル(0~8)です。例えば、IP67であれば完全防塵かつ水深1mで30分間耐えられる性能があります。日常の使用では防水性能の方が重視され、キッチンでレシピを見ながら料理をする、お風呂で動画を楽しむなどの使い方をする場合は、IPX5以上を目安にすると良いでしょう。電子機器にとって水濡れは致命的なダメージになるため、購入時は防水に対応しているか確認して下さい。
スピーカーやサウンドシステムの質が良いとエンタメが楽しい
タブレットのスピーカー性能が高いと、エンターテインメント体験の質が向上します。ステレオスピーカー搭載機は動画や音楽の臨場感が向上するため、より没入感を得られるでしょう。動画の声が聞き取りやすくなるのもメリットです。高性能モデルでは4つのスピーカーを搭載した機種もあり、より迫力のあるサウンドを楽しめます。音質の良しあしはカタログスペックだけでは判断しづらいため、ユーザーレビューや店舗での試聴で確認することをおすすめします。また、音響にこだわりたい人は、立体音響のDolby Atmos対応や有名音響メーカーのスピーカーを搭載したモデルもおすすめです。
キーボードやスタイラスペンに対応していると作業がはかどる
キーボードやスタイラスペンに対応していると、タブレットがより使いやすくなります。文字入力や手書きメモ、イラスト制作などが快適になり、タブレット活用の幅が広がります。キーボードやスタイラスペンは多くの場合別に購入が必要です。キーボードを選ぶ際は、Bluetooth接続の有無やキーピッチ(キー間隔)、キーストローク(押し込み深さ)、サイズなどをチェックしましょう。スタイラスペンは、筆圧感知や傾き検知機能、パームリジェクション(手のひらの誤認識防止)機能の有無を確認して下さい。なお、これらの機能はタブレット側も対応している必要があります。
【タブレットの選び方⑥】失敗しないための注意点を押さえよう
タブレット選びで失敗しないための注意点は、以下の通りです。
- 用途を決めてスペックを考える
- スマホ・パソコンとの使い分けを明確化しておく
- 価格は安いが中古品はハイリスクなので避ける
それぞれ詳しく解説します。
用途を決めてスペックを考える
タブレット選びで失敗する原因の一つは、使い方があいまいなまま機種を選んでしまうことです。目的が不明確だと、スペック不足で作業に支障が出たり、不要な性能・機能にコストをかけてしまったりする問題が発生します。動画視聴や学習、仕事、趣味など、用途に必要な性能や機能をあらかじめ整理しておくことが大切です。「やりたいことリスト」を紙に書き出しておけば、機種選定時のブレが少なくなり、本当に必要な機能を見極められるでしょう。例えば、動画視聴が主な目的であれば高解像度ディスプレイと良質なスピーカー、ビジネス用途であればキーボード対応とアプリの互換性が重要になります。
スマホ・パソコンとの使い分けを明確化しておく
タブレット購入前に、スマホやパソコンとの使い分けを明確にしておくことが重要です。スマホと同じ用途(SNS・メッセージ・簡単な調べ物)にしか使わないのであれば、タブレットは不要な場合もあります。パソコンの代替として期待するのであれば、必要なアプリが使えるか、キーボードやマウスが接続できるか、などを事前に確認しましょう。各デバイスの得意分野を整理し、補完的な位置づけでタブレットを選ぶと満足度が高くなります。例えば、外出先での資料確認や自宅での動画視聴はタブレット、本格的な文書作成はパソコン、通話や短文メッセージはスマホといった使い分けをすると良いでしょう。
価格は安いが中古品はハイリスクなので避ける
中古タブレットは価格の安さが魅力的ですが、購入はおすすめできません。なぜなら、バッテリーや内部パーツの劣化、システムの不具合など、外観からは分からない問題が潜んでいる可能性があるからです。外見がきれいに見えても、落下による内部基板の損傷や長期間の使用による性能低下が生じている場合があります。また、保証が短い、もしくは無いことにも注意が必要です。価格を抑えたい場合は、型落ちの新品モデルやメーカーの公式セール品・認定整備済み製品の購入を優先しましょう。新品であれば保証も付いており、長期間安定して使用できます。
国産品質が魅力!NECのおすすめタブレット
NECは、国内生産の高品質なタブレットを販売しています。ここからは、NECのおすすめタブレットをご紹介します。
色々な用途で便利に使える「LAVIE Tab T10(TAB10/F03)」
商品詳細はこちら
LAVIE Tab T10は、10.1インチの高精細ディスプレイと充実した機能を備えたスタンダードモデルです。WUXGA(1920 × 1200)の解像度を採用し、動画や写真を美しく表示できます。また、Dolby Atmos対応のステレオスピーカーが2か所に配置されており、映画やドラマを迫力のサウンドで楽しめるのもポイントです。さらに、microSDカードスロットも搭載し、写真や動画をたっぷり保存できる拡張性の高さも備えています。
| OS | Android™ 14 |
|---|---|
| CPU | MediaTek Helio G85(8コア) |
| メモリ | 4GB |
| ストレージ(SSD) | 約64GB |
| 外部インターフェイス | ・USB Type-C×1(OTG対応、充電兼用) ・micro SDメモリーカード×1 ・ヘッドフォンステレオ出力(マイク入力共用)×1 |
| 画面サイズ | 10.1型ワイドLED 広視野角液晶 |
| 重量 | 約430g |
| バッテリー駆動時間(Web閲覧時) | 約10.5時間 |
タブレットは選び方を理解して自分に合うモデルを購入しよう!
タブレット選びで満足度の高い製品を購入をするためには、まず用途を明確にすることが重要です。動画視聴や読書、仕事など、目的に応じてOS・画面サイズ・スペックを決めることで、無駄のない選択ができます。Android™ OSはコスパの高さと選択肢の豊富さ、カスタマイズの自由度に優れ、iPadOSは操作性とアプリの品質、Windows OSはビジネス用途での実用性に強みを持っています。また、通信方式や携帯性も使用環境に合わせて選択し、予算とのバランスを考慮しながら最適なタブレットを見つけてみて下さい。
NECでは、バリエーション豊かなタブレットを販売しています。詳しい性能や機能については、以下の公式サイトでご確認下さい。
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