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おすすめ!デスクトップパソコンの選び方
デスクトップパソコンとひと口にいっても、種類はさまざまです。そのため、自分がどういったデスクトップパソコンが必要なのかを考えることが重要です。まずは、用途をイメージしてみましょう。動画編集、ゲーム、仕事、勉強、インターネットなど、目的によって適したパソコンは異なります。どういったパソコンを選べば良いのか、どういった部分に注目すれば良いのかなど、デスクトップパソコンを選ぶときのポイントについて解説します。
デスクトップPCのメリット

カフェでコンパクトなノートパソコンを使って、仕事をしている人を見かけることがあります。仕事をする場所を選ばない、ノートパソコンはとても便利そうです。
しかし、デスクトップパソコンには、ノートパソコンとは異なる、優れた点がいくつもあります。たとえば、大型のディスプレイが使えるので作業がしやすいこと、同価格帯の製品であれば性能が高いので高度な作業ができることなどです。
そんな、デスクトップパソコンのメリットを紹介します。
性能と価格のバランスがいい
デスクトップパソコンは、ノートパソコンよりも価格が手ごろなところが大きなメリットです。CPUやメモリなど性能がほぼ同じであれば、デスクトップパソコンのほうが安く購入できます。
そのため、パソコンを持ち歩く予定がない、外出先でパソコンを使うつもりがないのであれば、ノートパソコンより、デスクトップパソコンのほうが、性能と価格のバランスが優れています。
また、デスクトップパソコンには、とても安い製品もあります。利用目的がSNSやメールなどで、パソコンに高い性能を求めていない場合は、そういった手ごろな選択肢も用意されています。
パソコンで作業がしやすい
デスクトップパソコンは、大型のディスプレイが使えるため、複数のソフトを立ち上げて操作したり、データを複数表示して比較したりする作業が行いやすいです。また、キーボードもサイズの大きなもの、テンキーがついているものなど、好きなものを自由に選んで使うことができます。
このように、周辺機器の自由度が高いので、デスクトップパソコンは、使用環境を自分好みにカスタマイズしやすいのが特長です。
また、ディスプレイやキーボードの設置位置も自由に動かせるのもメリットの一つです。そのため、自分の体格に合わせて、楽な姿勢で作業ができます。
高性能が求められる作業ができる
デスクトップパソコンは、製品によって違いはありますが、高い処理能力を求められる作業を行うのに適している製品も多いです。高精細な動画データを編集したり、3Dのデータ作成など、パソコンに負荷がかかるような作業は、最新のパーツを使ったり、大容量のメモリを搭載できるデスクトップパソコンにぴったりです。
ノートパソコンでも性能の高い製品はありますが、デスクトップパソコンは拡張性が高いため、購入後でも最新のパーツを取り入れて、手軽に性能をアップできるのも強みです。
高性能が求められる作業をするときは、デスクトップパソコンを選ぶことをおすすめします。また、拡張性が高いデスクトップパソコンであれば、購入後に性能をアップできます。
デスクトップ PC の用途はなに?
デスクトップパソコンには、多くの種類があり、比較的安価なものから、高性能な高価なものまで幅広いバリエーションがあります。つまり、パソコンの使い道をある程度決めておかないと、どれを買えばいいのかわからなくなってしまうのです。
まず、自分がどういったことにパソコンを使いたいのかをイメージしてみましょう。仕事、勉強、遊び、さまざまな用途が思い浮かぶはずです。
ここでは、デスクトップパソコンを使ってできるさまざまな機能や用途と、それにあったパソコンがどういったものなのかを解説しています。もし、自分 がイメージしている用途があれば、それを参考にして、デスクトップパソコンの候補を絞り込んでみてください。
仕事と勉強で利用したい
仕事や勉強でデスクトップパソコンを使うのであれば、オフィスソフトを動かせることが最低条件になります。
企画書やレポートなどの書類、グラフや表などの資料を作成するのが主な使い道であれば、オフィスソフトがストレスなく動けば十分です。それほど高い性能は必要ありません。
パソコンの使い道としては、ポピュラーなものなので、比較的安価なエントリーモデルでも問題なくオフィスソフトは動作します。
ただし、快適に使えるようにするには、ある程度の性能は必要です。特に、何度もデータの読み込みが発生すると、そのたびに作業が遅くなってしまうので、メモリを増やすことをおすすめします。メモリが 8GB もあれば、作業中のストレスを大きく軽減できます。
動画やテレビを楽しみたい
仕事や勉強でも使用するものの、デスクトップパソコンで動画やテレビ番組などのエンターテインメントコンテンツを楽しみたい場合について解説します。
実は、パソコンとテレビを兼用することができます。デスクトップパソコンに、テレビチューナーボードを増設して、アンテナケーブルと接続すれば、パソコンでテレビが見られるようになります。録画もできます。
最初からパソコンでテレビを見るつもりなら、テレビチューナー内蔵パソコンは、設定などの手間がかからないのでおすすめです。
テレビとパソコンを兼用することで、ワンルームアパートなど自宅があまり広くない場合、テレビ分のスペースを節約できます。
また、ホームシアターのような立体音響もパソコンで実現可能です。複数台のスピーカーがセットになっている製品や、仮想的に立体音響を再現するスピーカーなどさまざまな製品が販売されています。
ネット中心。 SNS とメール用に
単にインターネットで、SNS やメールを利用したり、 Web サイトを見たり、といった用途でデスクトップパソコンを利用するのであれば、高性能である必要はありません。手のひらに載るくらい小さなデスクトップパソコンである、コンパクト PC の性能で十分です。
Wi-Fiと接続できるコンパクト PC なら、 LAN ケーブルの届かない場所にパソコンを設置することができ、設置場所の自由度が高いです。コンパクト PC はサ イズが小さいので、ディスプレイの裏に隠すように装着できる製品もあります。「部屋の雰囲気に合わない」とパソコンを家に置きたくない人にもおすす めです。
ネットを見るだけならスマートフォンでもできますが、見やすさと使いやすさは、デスクトップパソコンならではのメリットです。サイズの大きなディスプレイや、文字の入力がしやすいキーボードなど、スマートフォンとはまた違った使い心地で、インターネットを楽しめます。
イラストやマンガを描きたい
イラストやマンガをパソコンで描くなら、ノートパソコンよりも、大きなディスプレイで確認しながら絵を描けるデスクトップパソコンがおすすめです。
現在、イラストやマンガをパソコンで描く場合、液晶タブレットを使うのが主流です。ただし、高解像度の液晶タブレットを使って、紙に描くような感覚でイラストを描こうとすると、それなりに性能の高いパソコンが必要になります。性能の低いパソコンだと、線を描いたり、色を塗ったり、画像を加工したりといった動作のたびに、わずかですか待ち時間が発生してしまいます。イマジネーションを阻害せず、快適にイラストを描けるパソコンを選びましょう。ただし、動画編集やゲームなどができるほどの高い性能は必要ありません。
4Kの高精細の動画を編集する
4Kの高精細な動画は、スマートフォンでも撮影できるようになって、一般的になりつつあります。しかし、 4K の動画編集をするには、パソコンに高い性能が求められます。特に、高解像度の大型ディスプレイを必要とする 4K 動画の編集は、ノートパソコンよりもデスクトップパソコンに適した作業といえるでしょう。
単純に動画の端をカットしたり、別の動画データを途中に挟み込んだりする程度であれば、快適とはいえませんが、高性能なパソコンでなくても対応できます。しかし、さまざまなエフェクトをかけるような凝った動画を作ろうとすると、やはり高性能パソコンが必要です。
高性能なCPU や大容量のメモリはもちろん、画像の処理を担うグラフィックボードも高性能なものが必要です。4K 動画を表示する、4K ディスプレイも必要です。また、ディスプレイは、複数台あると作業がしやすいです。
データのやり取りや、ディスクを作成するため、Blu ray に記録できる光学ドライブもあると良いでしょう。
デスクトップ PC はどこで買う?
デスクトップパソコンを買うときは、家電量販店やパソコンショップを思い浮かべがちですが、それ以外の方法でも購入することができます。
たとえば、メーカーの公式サイトから通信販売で購入したり、オーダーメイドで自分が求めているデスクトップパソコンを作ってもらったりするほか、パーツを買い集めて自分でデスクトップパソコンを組み立てたりすることもできます。
購入先によって、それぞれサポート体制や、メリットなどに違いがあります。デスクトップパソコンを購入するにあたって、注意が必要なポイントについて解説します。
サポート体制は重要なポイント
パソコンは、購入先によってサポート体制が異なるので注意が必要です。
基本的に、メーカー製のパソコンを家電量販店やパソコンショップで購入した場合は、パソコンメーカーがサポートを担います。
メーカーによって異なりますが、電話での相談が24 時間可能など、手厚いサポート体制が整っていることが多いです。故障したときの対応も早いです。
しかし、パソコンショップが販売しているオリジナル製品の場合は、そこまでのサポート体制はとられていません。ある程度、自分でトラブルを解決できる人向けと考えておきましょう。
パソコンは使っているうちに、何らかのトラブルが起こることが多いので、パソコンだけでなく、サポート体制の違いについても注意しましょう。
メーカー製パソコンのポイント
パソコンメーカーが製造しているパソコンは、多くの人のニーズに対応するように作られているのが特徴です。また、デザインが洗練された製品も多く、部屋の雰囲気になじむ製品を選ぶこともできます。
メーカー製のパソコンは、全国の家電量販店や通販サイトなどで購入できます。販売する家電量販店ごとに、細かなサービスの違いはありますが、基本的 に同じ製品を日本全国で販売しています。
メーカー製パソコンを選ぶメリットは、充実したサポート体制です。
24時間の電話サポートのほか、Web チャット、LINEなどでも問い合わせができるメーカーもあります。故障したときの修理対応も迅速です。
BTOパソコンのポイント
BTOとは「 Build To Order 」の略称で、パソコンの受注販売のことです。基本的な構成が決まっているパソコンから、パーツなどを変更して発注すると、依頼したとおりのパソコンを組み立ててくれます。
BTOのメリットは、自分が必要としているパーツ構成のパソコンが手に入ることです。最新の CPU を搭載したい、メモリだけ大容量にしたい、内蔵ストレージを大幅に増量したいなど、細かいオーダーに対応してくれます。しかし依頼に際しては、ある程度のパソコン知識が必要になります。
なお、サポート体制は、サービスを提供している会社によって異なるので、事前に確認しておきましょう。
また、パソコンメーカーでも、BTO のサービスを提供している会社があります。そのため、メーカー製パソコンでも、売られているものをそのまま買うのではなく、自分好みにカスタマイズしたものを購入できます。
自作パソコンのポイント
パソコンは、定まった規格に沿って各パーツが作られています。つまり、規格に沿ったパーツを自分で買い集めて組み立てると、オリジナルのパソコンを作ることができます。そうやって作ったパソコンのことを、自作パソコンといいます。
自作パソコンを組み立てたのは自分なので、トラブルが起こったときにサポートを受けることができません。自分でトラブルを解決できるだけの知識が必要となります。
ハードルが高いものの、自作パソコンのメリットは、すべてのパーツを自分好みにでき、メーカー製より安価に手に入ることです。高性能にこだわったり、静音性にこだわったり、パソコンケースのデザインにこだわったりと、自作パソコンにすることで、自分のニーズを満たしたパソコンが手に入ります。
デスクトップPCの種類

デスクトップパソコンとは、デスク上に設置して使用するパソコン全般を指すので、さまざまな形態のものがあります。サイズだけでも、大きなものから小さなものまで幅広く、中には、手の上に載せられるほど小さなものも。
パソコンを使う目的によっても、選ぶデスクトップパソコンの種類が変わります。デスク上で使用するイメージを思い浮かべて、どういった種類のパソコンを購入すれば良いか考えてみましょう。ここでは、さまざまなデスクトップパソコンを紹介します。
モニター一体型

モニター一体型のパソコンは、ディスプレイとパソコン本体が一つにまとまっているデスクトップパソコンのことです。ディスプレイとパソコンを接続するケーブルと、ディスプレイの電源ケーブルがないため、配線がすっきりするのがポイントです。また、デスク上のスペースも節約できるのも大きなメリットです。
モニター一体型のパソコンは、こういった特長から、パソコンを設置するスペースを節約したい人におすすめです。
また、デザイン的にすっきりとしている製品が多いので、部屋のインテリアに合わないパソコンを避けたい人にもいいでしょう。
タワー・ミニタワー・スリム型

タワー型パソコンとは、ケースのサイズが大きなデスクトップパソコンのことです。サイズが大きいため、内蔵ストレージを複数搭載したり、グラフィックボードを追加したりと、拡張性が非常に高いパソコンです。後からメモリを差し替えたり、追加したりもしやすくなっています。
タワー型、ミニタワー型、スリム型の順にサイズが小さくなり、拡張性もそれに合わせて低くなります。高精細動画の編集をしたり、最新の3D ゲームを遊んだりと、高性能なパソコンを必要としている場合は、拡張性の高いタワー型・ミニタワー型のパソコンがおすすめです。
ただし、それだけ広いスペースが必要になるので注意しましょう。一般的な使い方であれば、スリム型の拡張性で十分に間に合います。
コンパクト PC

コンパクトPC は、非常にサイズの小さなパソコンのことです。お弁当箱くらいのサイズから、手のひらに載ってしまうほど小さなものまでさまざまです。これだけ小さいと、置く場所には困りません。中にはディスプレイの背面に装着して、モニター一体型のパソコンのように使える製品もあります。
ただし、機能は必要最小限です。動画編集やゲームなど、パソコンに負荷のかかる作業には向いていません。それでも、インターネット中心の使い方であれば、十分な性能を備えています。拡張性もほとんどありませんが、ディスプレイやキーボードなどは、自分の好きなものを選ぶことができます。
スペックで注意するポイント

デスクトップパソコンは、選択肢が幅広いパソコンです。そのため、よく検討せずに購入すると、性能が物足りなかったり、逆にオーバースペックで価格が高すぎてしまったりします。購入するときは、しっかりとスペックを確認して、自分に適したパソコンを選びましょう。
ここでは、パソコンを購入する上で、重要になるポイントを10個ピックアップしました。それぞれしっかりとチェックして、購入してから公開することがないように気をつけてください。
CPUの種類
CPUは、パソコンの処理能力を決定する重要な要素です。パソコンでなにか作業をしている途中で、待ち時間が生じてしまうのは、CPUの能力が低いことが要因の一つです。
CPUが高性能であれば、待たされる時間が減少し、それだけ快適にパソコンを使えるようになります。
パソコンで使用されているCPU は、主にインテルとAMDという2大メーカーによって作られています。
インテルの場合、一般向けだとCeleron 、Pentium 、Core ™i3 、Core ™i5 、Core ™i7 、Core ™i9の順に性能が上がっていきます。
AMDの一般向けは、Athlon 、Ryzen3 、Ryzen5 、Ryzen7 、Ryzen9の順位に性能が高くなります。もちろん、性能が高い分、値段も高くなります
また、CPU には世代があり、同じ名前のCPU でも、新世代のほうが高性能になります。そのため、古い世代の Core ™i7 のパソコンより、新しい世代のCore ™i5 のパソコンのほうが、性能が高いこともありますので注意してください。
メモリの容量
メモリの役割は、処理中のデータを一時的に保管することです。メモリでは、ストレージよりも高速にデータを読み書きできるため、多くのデータをメモリに保管すると、パソコンの動作が軽快になります。つまり、メモリが多ければ多いほどパソコンの使い心地は良くなります。ただし、メモリは、非常に高価です。
そのため、パソコンの用途に合わせて、適したメモリの容量を決めることが大切です。
単にWindows を起動して、 Web サイトを見たり、 SNS を利用したりといった程度なら、 4GB でも足ります。しかし、そのほかの作業をするには、心細い容量ではあります。
オフィスソフトなどを使用するのであれば8GB 、動画編集やゲームなどを楽しむのであれば 16GB を目安にすると良いでしょう。メモリが多いほど作業が快適なので、可能ならメモリ数は多くすることをおすすめします。
ストレージの種類・容量
ストレージとは、データを保存する場所のことです。パソコンのストレージの種類には、大きく分けて、SSD と HDD があります。
それぞれの特徴を簡単に解説すると、SSD は HDD よりも高速にデータの読み込み・書き込みができるので、とても快適に動作します。その代わり高価です。
一方、HDD は SSD より、データの読み込み・書き込みの速さで劣りますが、安価なので同じ価格帯の場合、 HDD のほうが大容量にすることが可能です。パソコンを快適に使うのなら、SSD をおすすめします。
もし、大容量のデータを扱う予定がある場合は、SSDとHDDの両方を搭載するのもいいでしょう。 Windows やソフトウェアは SSD にインストールして、データの保存を HDD にするのです。これであれば、ソフトウェアを快適に操作しつつ、大きなデータでストレージの残りが少なくなってしまうのを避けることができます。
ほかにも、より高速に読み込みができる、Optane メモリーという装置を搭載する SSD もあります。
グラフィックボードの種類
5-4 グラフィックボードの種類
パソコンの処理能力は、CPU によって決まりますが、グラフィック関係の性能については、グラフィックボードによって決まります。そのため、どんなに高性能な CPU を搭載しているパソコンでも、搭載しているグラフィックボードの性能が低いと、グラフィックの処理能力が物足りないことがあります。
ゲームや動画編集など、高いグラフィック性能を必要としている場合は、相応のグラフィックボードを搭載しているパソコンを選択しましょう。ただ、高性能なグラフィックボードは非常に高価です。ただし、最新型より性能は劣るものの、一世代・二世代ほど古いグラフィックボードなら安く購入することができます。そういった、コストパフォーマンスの良いものを探すもいいでしょう。
ちなみに、仕事や勉強、インターネットの利用が中心なら、グラフィックボードのことは、あまり気にしなくても大丈夫です。
ディスプレイ端子の数・種類
デスクトップパソコンを使うのであれば、複数のディスプレイを接続するのがおすすめです。一つのディスプレイで作業をしつつ、もう片方のディスプレイでは資料を表示するなど、ディスプレイが1台ではできない作業の仕方が可能になります。
ただし、デュアルディスプレイにするには、当然、ディスプレイと接続する端子がパソコン側に複数必要になります。まずは、この端子の数のチェックが必要です。また、端子の数だけでなく、出力できるディスプレイの数の制限もあるので、事前に確認しておきましょう。
また、ディスプレイと接続する端子には複数の種類があります。古いディスプレイを活用する場合は、どの端子なのかを確認しておきましょう。ケーブルも端子の種類に合わせる必要があります。
主に、D-sub (VGA )、DVI 、DisplayPort 、HDMIの4種類があり、現在の主流は DisplayPortとHDMI です。
光学ドライブの種類
光学ドライブとは、DVD ドライブや Blu-rayドライブのことで、それぞれのディクスの読み込み・書き込みができます。デスクトップを購入するときは、どの光学ドライブを搭載するのかも、検討しておきましょう。
ただ、インターネット回線のスピードが速くなったこともあって、最近ではデータの受け渡しのために光学ドライブを使用する機会は減っています。光学 ドライブがなくても、あまり困らないかもしれません。ただ、 DVD などでビデオを再生する、音楽 CD から曲のデータを取り出すなど、光学ドライブを使 う予定がある場合は搭載しましょう。後から光学ドライブが必要になったとしても、外付けドライブを追加することもできます。
基本的に、Blu ray ドライブであれば、 DVD のディスクを扱うことができるので、特に DVD にこだわる理由がなければ、両方あつかえる Blu ray ドライブ がおすすめです。
USBの種類・数
USBは、キーボードやマウス、プリンターなど、さまざまな周辺機器と接続するのに必要な端子です。パソコンにどれだけの数を搭載しているのかはとても重要です。USB端子は、数が多ければ多いほど、便利です。また、パソコンの背面だけでなく、前面にも複数用意されていると、USBメモリなどを使ったデータのやり取りがしやすくなります。
ちなみに、USBの数が足りなくなったとしても、USBハブを使って端子の数を増やすことはできます。
ただ、USBといっても、複数の種類があるので、注意しましょう。
まず、データを転送速度の違いから、USB2.0、USB3.1 GEN1(USB3.0)、USB3.2など、複数の種類があります。最適なスピードでデータ転送するには、接続する機器も対応している必要があります。
また、USB端子の形状の違いから、Type-A、Type-B、Type-Cなどの種類があります。Type-Cが最新で、徐々に対応する機器が増えています。
無線 LAN の対応
デスクトップパソコンは、基本的に有線のLAN ケーブルでインターネットに接続します。通信速度が速く安定しているため、屋内で使用するのであれば、有線 LAN を使うのが一般的です。
ただし、パソコンを設置する場所によっては、LAN ケーブルを長くする必要があり、見た目が悪くなるという欠点もあります。
そこで、無線LAN に対応させることもあります。コンパクト PC の場合、標準で無線 LAN に対応している製品もあります。タワー型のパソコンでも、無線LAN カードを挿したり、 USB に無線 LAN 子機を挿したりすることで、無線 LAN に対応することができます。
メモリカードスロットの有無
カメラやビデオカメラなどでメモリカードをよく利用する人は、メモリカードスロットを内蔵しているかどうかもチェックしておきましょう。メモリカードをスロットに差し込むだけで、データの転送ができるので、とても手軽にパソコンへデータを保存できます。
もちろん、USB ケーブルで接続したり、ネットワークを経由したりして、同じようにデータをパソコンへ転送することはできるので、必須ではありません。後から、外付けのメモリカードスロットを加えることもできます。
ただし内蔵型のメモリカードスロットは、配線など邪魔なものがなくデータ転送が手軽にできるので、よく利用する人は検討をおすすめします。
ソフトウェアの種類
パソコンを購入するときは、最初からインストールされているソフトウェアにどんなものがあるか、チェックしておきましょう。最初からインストールされていることも多いですが、インターネットに接続するパソコンにとって、セキュリティソフトは必須なので、必ず確認してください。
ほかにも、オフィスソフトや、画像加工ソフト、写真管理ソフト、動画編集ソフトなど、さまざまなソフトがインストールされている場合もあります。重複して購入しないように、自分が必要なソフトが入っていることもあるので確認は必要です。
メーカー製パソコンによっては、Microsoft Office がインストールされていることもありますが、インストールされていない場合は自分で購入することになります。最近では、 Microsoft365 のようにサブスクリプションで月単位・年単位の手ごろな値段で手に入れられるようになっていることも多いので調べてみましょう。
価格を抑えるには
パソコンは、良いCPU 、大容量のメモリ、最新のグラフィックボード…のように、高性能なものばかりを集めてしまうと、どうしても高価になってしまいます。そのため、何かしらの調整が必要になります。どこを調整して価格を抑えるのか検討するためにも、パソコンを使用する目的をはっきりさせることが大切です。
新製品が発売されて、型落ちになった前年モデルのパソコンを購入するのもいいでしょう。一世代くらいでは、大幅に性能が変わることはないので、高性能のパソコンでも割安で購入できることがあります。小まめに家電量販店などで価格をチェックしてください。
書類作成などをほとんどしないのであれば、オフィスソフトがインストールされていない製品を選ぶのも、価格を抑える効果があります。必要なときにパッケージを手に入れるか、サブスクリプションでの利用を検討してもいいでしょう。また、無駄に費用がかからないよう、使用目的に合わない高性能なパソコンや、使わない機能があるパソコンを避けることも大切です。
NEC Directおすすめのデスクトップパソコン
NEC Directで販売されているパソコンの多くは、カスタマイズをして、自分好みのスペックにすることができます。ここまで紹介した、デスクトップパソコンを選ぶポイントを踏まえて、チェックしてみてください。
パソコンを購入する予算や、利用目的をしっかりとイメージして、どういったタイプのデスクトップパソコンにするのか、どれだけのスペックが必要かをまとめておきましょう。目的がはっきりしていれば、自分にぴったりのパソコンを手に入れるはずです。
カスタマイズで自分好みに
NEC Directでは、パソコンのモデルごとに、パーツなどを変更するなどのカスタマイズができます。そのため、自分の使用目的にぴったり合ったパソコンを購入することができます。
まずは、購入したいパソコンのモデルを選んでみましょう。タワー型やコンパクト型、一体型などが揃っています。設置場所やデスクのスペースなど、さまざまな条件をもとに検討してください。
次は、パーツの選択をしてカスタマイズをしてみましょう。CPU やメモリ、ストレージなどを、利用目的や費用などをもとに選んでみてください。もし費用が高くなりすぎてしまったときは、優先順位の低いものから変更するなど調整しましょう。
過剰に高性能なCPU を選んでしまっている、使い切れないくらい大容量のメモリを選んでいるなどが考えられます。どうしてもうまく調整できないときは、購入後でも対応できるパーツの性能を節約するのもいいでしょう。たとえば、ストレージであれば、後から USB 接続で増設することもできます。
ハイスペックなタワー型

LAVIE Direct DTはスリムタワー型のデスクトップパソコンです。23.8型ワイド LED IPS液晶(広視野角・高色純度)で、資料作成などの作業時も、動画鑑賞時も見やすいディスプレイを標準装備しています。
ポイントは、カスタマイズの自由度が高いことです。用途に合わせて、好みのパーツを細かく指定して自分に合った一台を構成してみましょう。PCI Express ×16を1スロット、PCI Express ×1を2スロット、PCIを1スロット搭載し、拡張性の高さも特徴的です。
CPUはコストパフォーマンス重視のCeleronから、高性能な第12世代Core i9まで幅広く選択できます。CPUに内蔵しているGPUだけでは性能が物足りない方には、グラフィックボードを搭載することも可能です。メモリも最大32GBと、動画編集にも十分な容量を搭載することが可能です。
ストレージもHDDとSSDを組み合わせた構成にも対応しているので、大量の動画データも安心して保存できます。HDD+SSDで最大3TBの容量を確保できます。テレビチューナーと組み合わせると、まとめてドラマやシリーズ番組を録画して週末などに楽しむこともできます。
エンタメも仕事も使える一体型

パソコンを仕事や勉強だけでなく、エンターテインメントを楽しむために使うなら、一体型PCのLAVIE Direct A27/A23がおすすめです。
最大の特徴は、一体型で設置スペースが節約できるので、デスクを広く使えること。デスクのスペースが限られていたり、紙の書類や書籍を開きながら作業をしたりしたい場合にぴったりです。
カスタムで、テレビチューナーを内蔵できるのも大きなポイントです。パソコンでテレビの録画・視聴が可能になるので、テレビの録画データを保管したり、作業スペースでテレビを見たりといった使い方ができるようになります。ちなみに、HDMI の入力端子があるので、ゲーム機のディスプレイとしても使用できます。
そのほか、ヤマハ製のステレオスピーカーを選択できたり、23 型ワイドと 27 型ワイドのディスプレイを選択できたり、仕事・勉強での使用に留まらず、ハイレベルなエンターテインメントを楽しめるパソコンになっています。
机を広く使えるコンパクトPC

机を広く使えるコンパクトPC がほしいのなら、LAVIE Direct DT Slimがおすすめです。本体の体積はわずか1リットルなので、設置場所に困ることはありません。
こんなにコンパクトなパソコンなのに、高性能にカスタマイズできるのが、LAVIE Direct DT Slimの優れているところです。 CPU にインテル ® Core ™i7を選択できるだけでなく、メモリは16GB まで搭載可能と、高性能パソコン並のスペックにカスタマイズができます。内蔵ストレージも、 SSDとHDDの両方を搭載可能です。
さらに、コンパクトPCではあるものの、USB3.1やType Cコネクタなど、インターフェイスが充実しているので、外付けのストレージや、外付けの光学ドライブを増設することもできます。
また、デュアルディスプレイも可能です。コンパクトPCなのに、ディスプレイは広々としているので、気持ちよく作業を行えます。机を広く使いたいという人におすすめです。
お得なキャンペーンやセールもチェック

NEC Direct では、旧モデルお買い得セールやアウトレットセール、キャンペーンを実施しているので、こまめにチェックすることをおすすめします。
旧モデルお買い得セールは、その名のとおり、旧モデルを安く買えるセールです。旧モデルとはいえ、カスタマイズが可能なので、新製品とほとんど変わらない性能にすることもできます。しかも割引クーポンが提供されることもあるので、さらにお得になることもあります。新製品にこだわりがなければ、安く購入できるチャンスなのでおすすめです。
アウトレットセールでは、カスタマイズができないものの、価格が安くなったパソコンを販売しています。アウトレットセールでも、クーポンを使うことでさらに安く購入できることがあるので、見逃さないようにしましょう。一部カスタマイズが可能なモデルもあります。
セール以外にも、カスタマイズのアップグレードの割引、周辺機器のプレゼントなどのキャンペーンも行っているので、小まめにサイトをチェックしましょう。