動画編集が簡単・快適!
おすすめのタブレットを選ぶポイントを解説
2025.03.21(FRI)
2025.03.21(FRI)
SNSでは動画が人気コンテンツとして、多くの注目を集めています。タブレットを使えば、撮影・編集・投稿まで1台でできてしまうため、SNS時代にぴったりのデバイスといえるでしょう。動画編集を行うのに、おすすめのタブレットを選ぶポイントを解説します。
目次
タブレットの動画編集がおすすめの理由

SNSへ投稿するような、少し凝った動画を編集するならタブレットがおすすめです。スマートフォンではなく、タブレットでの動画編集がおすすめの理由を見ていきましょう。
スマホより画面が大きくて作業しやすい
タブレットで動画編集を行う最大のメリットは、スマートフォンより画面サイズが大きいので操作がしやすいことです。動画編集では細かな操作が必要となることが多いのですが、タブレットならその作業が格段にしやすくなります。カットやエフェクトの適用といった作業も、画面が大きいので的確に指定できます。
また、動画をチェックする時も、大きな画面は非常に便利です。スマートフォンだと細部を見落としてしまうこともありますが、タブレットの広い画面であれば細かい部分までしっかりと確認できるため、仕上がりのクオリティも向上します。
撮影してすぐ動画編集が可能
撮影した動画をすぐに編集できることも、タブレットで動画編集を行うメリットです。タブレットに搭載されているカメラで撮影して、撮影した動画をその場で編集することが可能です。パソコンのように、データを転送する手間もかかりません。旅行先で美しい風景を撮影した直後に、その場で動画のカットやエフェクトを追加ができます。
また、撮影から編集までのプロセスが一貫して行えるため、時間を効率的に使えるのもポイントです。編集が終わったら、そのままSNSにアップロードして作品をすぐにシェアできます。
アプリで簡単に編集できる
タブレット向けには、多くの動画編集アプリが提供されており、その中から自分のスキルや目的に合ったものを選べます。例えば、初心者向けのアプリでは、シンプルな操作で動画のカットや音楽の追加ができる機能が充実しており、初めて動画編集を行う人でも安心して使えるでしょう。
一方でより高度な動画編集ができるアプリもあり、細かな編集や特別なエフェクトなどで、ハイクオリティな動画にできます。また、アプリがタッチ操作に最適化されているため、指先で直感的に操作できる点もタブレットならではのメリットです。
無料で使えるアプリがたくさんある
多くの動画編集アプリが無料で利用できるのも、タブレットを使うメリットです。動画編集を行うために、特別なソフトウエアを購入する必要がないのは非常に魅力的です。基本的なカット、音楽の追加、エフェクトの適用といった操作は、無料のアプリで十分に対応可能です。そのため、初心者でも簡単に動画編集を始められます。
また、無料のアプリには多くの種類があり、自分に合ったものを選べます。例えば、シンプルな操作性を重視したものや、豊富なテンプレートが用意されているものなど、用途やスキルに合わせたアプリを利用できます。
編集したらすぐSNSに投稿して視聴できる
タブレットなら編集が完了した動画を、すぐにSNSに投稿できます。タブレットはカメラと編集機能が一体化しているため、撮影した映像をその場で編集し、すぐにSNSにシェアできるのです。
また、SNSのアプリがタブレットに最適化されているため、編集した動画を直接アップロードするのも簡単にできます。時間をかけずに新鮮なうちに動画を発信したい人にとって、タブレットは強力なツールになるでしょう。
このようにタブレットを使えば、撮影・編集・投稿といった一連の作業をスムーズに行い、簡単にSNSで情報発信ができます。
動画編集をするタブレットを選ぶポイント

動画編集をスムーズに行うには、タブレット選びが重要です。画面サイズやメモリーの容量などさまざまなポイントを考慮して、快適に動画編集をできるタブレットを見つけましょう。動画編集に適したタブレットを選ぶためのポイントを解説します。
【画面サイズ】使いやすさ、持ち運びやすさに影響
動画編集に適したタブレットを選ぶ時に、画面サイズは非常に重要なポイントです。画面が大きいほど、動画の細部までしっかりと確認でき、スムーズに編集作業を行えます。10インチ以上のタブレットであれば、快適に動画編集ができるでしょう。
しかし、画面が大き過ぎると片手で持ちにくくなる上に、重くて持ち運びも不便になってしまいます。片手での操作性や持ち運びやすさなら、8インチ程度のタブレットがおすすめです。スマートフォンよりもサイズも大きいので、動画編集もしやすいでしょう。
次の表はタブレットの画面のサイズをまとめたものです。タブレット選びの参考にして下さい。
画面サイズ | 縦横の長さ |
---|---|
8インチ | 177×100mm |
9インチ | 199×112mm |
10インチ | 221×125mm |
11インチ | 244×137mm |
12インチ | 266×149mm |
【メモリー、ストレージ】容量で快適さが変わる
快適に動画編集を行うには、タブレットのメモリーとストレージの容量が重要です。メモリー(RAM)はデータを一時的に保管するスペースのことで、容量が多いほどアプリがスムーズに動きます。目安として4GB以上のメモリーを搭載しているタブレットを選ぶと、複数のアプリを同時に使用しても動作が重くなりにくく、快適に動画を編集できます。
ストレージはデータを保存するスペースで、大量の動画データを保存するために必要です。動画は特にデータのサイズが大きくなりがちなので、十分な容量が必要です。64GB以上のストレージがあると、複数の動画データを保存できる余裕があるでしょう。ただし、編集する動画の本数が多い場合は、より大容量のストレージが必要になります。
【タッチペン】イラストや落書きがしやすい
タブレットでの動画編集にタッチペンを使うことで、動画編集の幅が広がります。特に動画に手書きのイラストや文字を追加したい場合、タッチペンがあると非常に便利です。指での操作では難しい細かな描画や、繊細な動きを必要とする作業も、タッチペンを使えば簡単に行えます。
タッチペンは必須ではありませんが、あれば動画の表現力を高めることが可能です。例えば、アニメ風のエフェクトを手書きで追加するなど、自由な動画編集ができるようになります。
タブレット選びではタッチペン対応かどうか、また精度や使い心地もチェックしておくと良いでしょう。
【SDカードスロット】大量の動画も保存可能に

動画編集では大量の動画データを扱うため、ストレージ容量がすぐいっぱいになってしまいます。特に長時間の動画や高解像度の動画データでは、大容量のストレージが必要となります。
SDカードスロットが搭載されたタブレットであれば、追加の保存領域を簡単に確保できます。SDカードを使うことで、ストレージを圧迫することなく、動画データを大量に保存できるのです。これにより、ストレージの容量を心配することなく、安心して編集作業に集中できるでしょう。
また、編集が終わったあとも動画データを削除せずに、SDカードにバックアップとして保管できるのもメリットです。バックアップがあれば、再びデータ必要になった時にSDカードからデータをもとに戻せます。
【SIMカード】モバイル通信でインターネット接続が簡単
動画編集をスムーズに行うためには、インターネット接続も重要なポイントです。
SIMカード対応のタブレットを選ぶと、モバイル通信を利用してインターネットに簡単に接続できます。Wi-Fiがない場所でもインターネットを利用できるため、外出先でも撮影した動画を編集して、SNSやクラウドストレージにアップロードすることが可能です。
Wi-Fiで接続するのと比べて、モバイル通信は手間が少なく、接続の待ち時間を気にせずに作業を進められます。撮影から投稿までを迅速に行いたい場合は、SIMカード対応のタブレットは非常に役立つでしょう。
【OS】アプリの多いAndroid™ がおすすめ
タブレットのOSとしては、特におすすめなのがAndroid™ です。Android™ で提供されているアプリの種類が豊富で、さまざまな動画編集アプリを利用できるためです。しかも、無料で利用できるアプリも多く、気軽に動画編集を始められます。無料アプリでもの足りなくなったら、有料で高機能な動画編集アプリも用意されています。こういった幅広いアプリの選択肢が用意されているのが、Android™ を使用するメリットといえるでしょう。
さらに、Android™ タブレットは価格帯が幅広く、手ごろな価格で購入できるものから、高性能で高価格のタブレットもあります。そのため、予算に合わせてタブレットを選べるのです。
タブレットで動画編集をする時の注意点

タブレットでの動画編集は手軽で便利ですが、いくつか注意すべき点があります。あらかじめ注意点を理解しておくことで、タブレットを使った動画編集がよりスムーズに進められるでしょう。タブレットでの編集作業を行う時に気をつけるべきポイントを紹介します。
長時間動画の編集には向かない
手軽に動画を編集できるのがタブレットのメリットですが、長時間動画の編集にはあまり向いていません。タブレットはパソコンに比べると処理能力が低く、長時間の動画を編集しようとすると動作が遅くなったり、アプリがクラッシュしたりするおそれがあります。また、長時間動画を編集する作業はバッテリーの消耗が早く、作業中に充電が必要になることもあるでしょう。
もし長時間動画の編集をしたい場合は、パソコンを使った方が効率的で快適です。タブレットはあくまで手軽な編集作業や、短い動画の編集で活用しましょう。
動画データがストレージを圧迫する
タブレットで動画編集をしていると、動画データがストレージを圧迫します。特に高画質の動画を撮影するとデータサイズが大きく、あっという間にストレージがいっぱいになってしまいます。
このような事態を避けるには、ストレージ容量の管理が重要です。編集作業の前に不要なファイルを削除したり、クラウドストレージにデータを移動させたりといった工夫が必要です。SDカードスロットのあるタブレットであれば、SDカードを追加してストレージを増設することが可能です。これにより、内部ストレージを圧迫することなく、動画データを安全に保管できます。
アプリによっては課金が必要
タブレットで動画編集を行う時、使用するアプリによっては課金が必要になることがあります。多くの動画編集アプリは基本機能を無料で提供しており、一般的な編集作業は無料版でも十分に行えます。しかし、より高度な機能を利用したい場合や、特定のエフェクトやフィルターを追加したい場合は、アプリ内での課金が必要になることが多いです。
アプリの課金は、長期的に見ると費用がかさむ場合もあるため、どの機能が本当に必要なのかをよく考えてから決めましょう。まずは無料で利用できる範囲でアプリを試してみて、自分に合った編集スタイルを見つけて下さい。
凝った動画編集は作業がしにくい
タブレットでの動画編集は手軽にできるものの、凝った動画編集には限界があります。タブレットの操作性は指でのタッチ操作がメインで、細かい作業や複雑な編集作業には向いていないのです。また、パソコン用の高度な動画編集ソフトに比べると、タブレット用のアプリの多くは機能が限定されています。
例えば、複数のトラックを使った編集や、詳細なエフェクト設定、複雑なアニメの追加などは、タブレットでは操作がしにくく、アプリの機能不足も感じるかもしれません。このような凝った動画編集をしたいのであれば、パソコンでの動画編集を検討しましょう。
音楽データの著作権には要注意

タブレットで動画編集を行う時に、使用する音楽データの著作権には十分注意しましょう。音楽には著作権があり、許可なく使用すると著作権侵害となることがあります。完成した動画をYouTubeやInstagramなどに投稿する際、著作権で保護された音楽を無断で使用すると、音楽が自動的に削除されたり、動画全体が公開停止になったりすることがあります。
こうした問題を避けるには、著作権フリーの音楽や、使用が許可されている音楽を利用することが大切です。動画の音楽を選ぶ時は、必ず著作権を確認し、適切なものを選びましょう。
動画編集をワンランクアップするポイント

タブレットでの動画編集をクオリティアップさせるには、ちょっとしたコツがあります。細かい編集テクニックなどを活用して、たくさんの人たちに注目される動画をSNSなどへ投稿しましょう。
ジンバル(スタビライザー)で手ぶれ防止
動画を撮影する時に、ジンバル(スタビライザー)を使用するのは非常に効果的です。ジンバルとは動画の撮影時に生じる手ぶれを補正する機械のことで、スマートフォンやタブレットでも利用できる比較的安価な製品もあります。ジンバルを使うことで、手ぶれを大幅に軽減し、滑らかな動画を撮影できます。
例えば、動きの多いシーンや歩きながらの撮影では、ジンバルを使用することで手ぶれのない動画を撮影できるでしょう。
ただし、手ぶれが全て悪いわけではありません。あえて手ぶれを起こすことで臨場感や緊張感を演出できます。
外付けのマイクで音質をアップ
より良い動画にするには、音声のクオリティも重要です。タブレット内蔵のマイクでも録音は可能ですが、音質にこだわるなら外付けのマイクを使用することをおすすめします。外付けのマイクを使うことでクリアな音声を録音でき、それが動画全体の品質を大きく向上させるでしょう。
外付けマイクには安価なものから高価で高性能なものまで、さまざまな種類の製品がありますが、手ごろな価格のマイクでもタブレット内蔵のマイクよりはるかに高い音質で録音できます。風の音や周囲の雑音を抑えるだけでも、動画の印象をよくできるでしょう。
日光や照明の向き、位置に注意する
動画のクオリティアップには、日光や照明の向きや位置に注意を払うことも大切です。逆光の状態で撮影すると被写体が暗くなり、細部が見えにくくなってしまいます。こういった動画はクオリティが低いと思われて、関心を集められないでしょう。そのため、逆光や照明などの高原の位置を把握し、被写体がきれいに映る場所を確認してから撮影して下さい。
日光を利用して撮影をする時は時間帯によって光の強さや向きが変わるため、最適なタイミングで撮影することが大切です。また、室内での撮影は照明をうまく活用して、明るさを調整して撮影しましょう。
アプリ選びは自分のレベルに合ったものを
タブレットの動画編集では、使用するアプリの選択も重要です。アプリには初心者向けのシンプルなものから、機能の豊富な上級者向けのものまでさまざまな種類があります。高機能なアプリはできることが多くて魅力的ですが、初心者には使いこなせないかもしれません。そのため、自分の編集スキルや目的に合ったアプリを選ぶことが大切です。
初心者であれば、操作が簡単で直感的に使えるアプリがおすすめです。動画編集に慣れてきたら、少しずつ機能が豊富なアプリに移行して、自分のスキルに合わせてレベルアップをしていくと良いでしょう。
効果音をつけると分かりやすさアップ
動画を印象的なものにするのなら、効果音を活用してみましょう。効果音を適切に挿入することで視聴者の注意を引きつけたいポイントを強調でき、動画の内容がより伝わりやすくなります。
コミカルな効果音を使うことで動画をユーモラスにして、視聴者を楽しませることもできます。人が転んだ場面にドタバタ音を加えると視聴者の笑いを誘い、動画の雰囲気を一層楽しいものにするでしょう。
ただし、効果音が多過ぎるとうるさく感じて逆効果になることがあるため、使い方には注意が必要です。まずは動画に合った効果音を加えてみて、動画の雰囲気がどのように変わるか見てみましょう。
テロップの表示時間は何度も確認して決める
テロップを使った動画では、表示する時間に注意しましょう。テロップを挿入することで視聴者に伝えたいメッセージを伝えられますが、表示時間が短過ぎると視聴者が読み終える前に次のシーンへ移ってしまうことがあります。これを避けるには、テロップが表示される時間を慎重に設定し、実際に動画を再生して何度も確認することが大切です。
テロップの長さは、視聴者が無理なく読み切れる時間を目安に設定します。表示するテロップの文字数もできるだけ短く、明確に伝わるように工夫しましょう。こうすることで視聴者にストレスなく、正確に情報が伝わる動画ができます。
動画はテンポよく短めにカットする
注目される動画にするには、テンポの良い編集が重要です。視聴者の注意を引きつけるには、動画の長さを適切にカットし、無駄なシーンを省いていきましょう。長過ぎる動画は視聴者の興味を失いやすいため、1分程度で見られる短めの動画にまとめるのがおすすめです。
動画の編集で不要な部分をカットするだけでなく、視覚的な変化を増やすことも大切です。シーンの切り替えをリズミカルに行うことで、動画全体に動きを持たせ、ダイナミックな印象を与えられます。短くまとめた動画はSNSなどでシェアしやすくなるため、さらに視聴者を集められるかもしれません。
NEC Directのおすすめタブレットを紹介!
NEC Directでは、動画編集に適したタブレットを多数取りそろえています。動画編集をスムーズに行える、NEC Directおすすめのタブレットを紹介しますので、購入する時の参考にして下さい。
LAVIE Tab T11

動画編集を快適に行うのであれば、画面サイズの大きなタブレットがおすすめです。LAVIE Tab T11は11型ワイドの大きめのタブレットで、指先だけでも快適に操作できます。専用のキーボードやデジタルペンがオプションで用意されているため、ノートパソコンのような使い方もできます。
高いスペックも注目すべきポイントで、メモリーは4GB、ストレージは128GBも搭載しているので快適に動画編集を行えるでしょう。
LAVIE Tab T9

LAVIE Tab T9は手軽に使える、9型ワイドのタブレットです。薄さ8mm、軽さ約344gという片手で持ちやすいサイズと重量なので、外出先で動画編集をして、素早くSNSへ投稿したい人にぴったりです。常に持ち運べるタブレットといえるでしょう。
メモリーは4GB、ストレージは128GBと動画編集にも十分対応できるスペックも魅力的です。手軽に使える、動画編集用のタブレットを求めている人におすすめします。