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メモリが32GBも必要な人はどんな人?
16GBじゃ足りない?
2024.01.16(TUE)
2024.01.16(TUE)
さまざまな業務がデジタル化された現代では、パソコンの処理性能が私たちの日常や業務に影響を与えています。特に、メモリ容量はマルチタスクや高解像度の動画編集といった作業の際、パソコンの動作の快適さを大きく左右する要素です。現在、8GBや16GB、32GBといった様々なメモリ容量のパソコンが存在しますが、それぞれがどのような用途に適しているのでしょうか。ニーズに合わせたメモリ容量の選び方や、おすすめのパソコンを紹介します。
メモリが大容量ならパソコンが快適に!
メモリは、データを処理をする際に一時的にデータを保存しておく場所として機能します。CPUが演算処理をする際に、すぐにアクセスできるようにしているのです。例えば、Webブラウザを開いたり、画像や動画を編集したりする際に、必要なデータやプログラムはメモリ上に保存されています。
メモリの容量が多いほど、多くのデータやプログラムを同時に扱うことができます。複数のアプリケーションを同時に開いても、メモリが豊富であればより快適に動作します。メモリの容量が少ない場合は、HDDやSSDなどのストレージにアクセスしてデータを取得するため、処理が遅くなることがあります。
メモリが32GBも必要な人はパソコンを何に使ってる?
32GBものメモリはパソコンに必要なのでしょうか。実は、高解像度の動画編集から、超大作の新作ゲームのプレイ、さらにはゲーム実況や動画配信、そして複数の作業を同時に進行させるなど、要求される処理能力が非常に高いタスクをこなすために、そのような大容量のメモリが求められるのです。
高解像度の動画編集
高解像度の動画編集を行う際には、より多くのメモリがあるといいでしょう。高解像度の動画とは、4Kや8Kといった高品質な映像を指します。これらの動画は解像度が高いためデータ量も非常に大きくなります。
動画編集のプロセスでは、トリミングをしたりエフェクトを適用したり大量のデータをリアルタイムに処理しなければなりません。このような負荷のかかるタスクをスムーズに実行するためには、一時的にこれらの大きなデータを保存し、すばやくアクセスできるメモリの容量が求められるのです。
超大作の新作ゲーム
昨今のゲーム業界では、オープンワールドの超大作ゲームが非常に人気を集めています。このようなゲームは、プレイヤーが自由に探索できる広大なゲームの世界を提供するため、細かいグラフィックや多数のキャラクター、さまざまなイベントやアクションのデータをリアルタイムで処理する必要があります。このとき、メモリが重要な役割を果たします。より多くのメモリが搭載されていると、ゲーム内で場面を転換する際などのロード時間の短縮や、画質の向上、多くのキャラクターが画面上に表示されても動作が滞らないといったメリットを得られます。
ゲーム実況などの動画配信
動画配信サイトにおいて、ゲーム実況などの動画配信は非常に人気を集めています。ゲーム実況者やストリーマーは、ゲームをプレイしながらその様子をリアルタイムで配信するため、複数のアプリケーションやソフトウェアを同時に動作させる必要があります。例えば、ゲームの実行、音声や映像の保存、エンコード、そして実際のストリーミングといったさまざまなタスクが重なります。これらのタスクを同時にスムーズに行うためには、大量のメモリが必要とされます。
複数の作業を同時進行
現代の仕事環境やプロジェクト作業において、一つのソフトウェアだけを使用して作業を行うことは少なくなってきました。特にグラフィックやデザインの作業では、レイアウトを行うソフトウェアと画像編集のソフトウェアを同時に起動して連携させて作業することが一般的です。
また、ビッグデータの分析のようなタスクでは、大量のデータを扱うためにバックグラウンドでの処理が求められることが多く、その際にも複数の高負荷なソフトウェアが同時に動作することが一般的です。こういった複数のソフトウェアを同時に動かす場面で、それぞれのソフトウェアが必要とするデータをリアルタイムでメモリ上に保持するため、大量のメモリ容量が必要となります。
メモリが16GBはほしいパソコンの使い方
フルHDの動画を手軽に編集したり、高品質な画像の加工や編集を行ったり、そしてイラストやマンガ制作をするなら、32GBのメモリほどは必要ないものの、16GBあるといいでしょう。
フルHDの簡単な動画編集
横3840×縦2160ピクセルの4Kや横7680×縦4320ピクセルの8Kのような高解像度の動画は、大きなデータ量を持っているため編集時に大容量のメモリが求められることが多いです。一方、フルHDの解像度は横1920×縦1080ピクセルと、これらに比べて低くデータ量もそれほど大きくありません。特にシンプルなカット編集や基本的なエフェクトの追加といった編集では、16GBのメモリでも十分でしょう。
画像加工、画像編集
デジタルカメラで撮影した写真の現像や加工・編集を行うソフトウェアは、高解像度の写真やRAW形式のような非圧縮フォーマットを扱うときに、一時的に多くのメモリを必要とします。特に、複数のレイヤーやエフェクトを用いる作業では、データの読み書きの迅速さが求められます。しかし、32GBのメモリは必ずしも必要ではなく、16GBのメモリを持つパソコンでも十分です。大量の写真データの処理でも遅延やフリーズを抑えたスムーズな作業ができるでしょう。
イラスト、マンガ制作
イラストやマンガの制作は、動画編集やビッグデータ分析に比べて、パソコンへの負荷が低いです。データのサイズや処理内容を鑑みると、16GB程度のメモリを有するパソコンでも、作業は十分にスムーズに進められます。たとえ複雑なレイヤー構造や大きなキャンバスサイズを使用する場合でも、16GBのメモリで適切に対応できます。
メモリが8GBでも間に合うパソコンの使い方
高容量のメモリを必要とする重い作業とは異なり、日常の多くのタスクには8GBのメモリでも十分に対応可能です。例えば、書類の作成や一般的な事務作業、Webサイトの閲覧やSNSへの投稿、そしてネット動画の視聴など、これらの軽量な作業には8GBのメモリで快適に利用することができます。
書類作成などの事務作業
オフィスソフトを使用した書類作成やその他の事務作業は、パソコンの負荷が比較的低い作業のため、大容量のメモリは必ずしも要求されません。特にノートパソコンを利用している場合、同時に多数のソフトを起動することは少なく、8GBのメモリでも十分に快適に作業を進めることができます。
Webサイト閲覧・SNS投稿
Webサイトの閲覧やSNSへの投稿は、パソコンのメモリに大きな負荷をかける作業ではありません。さらに、投稿用の画像加工も、特に高解像度の画像ではない場合、メモリの消費は限定的です。そのため、8GBのメモリを搭載したパソコンでも、これらの作業は十分にスムーズに実行することができます。日常的なWebの利用や簡単な画像編集の範囲内であれば、8GBのメモリでも問題ありません。
配信動画の視聴
ストリーミング動画の視聴は、パソコンよりもメモリ容量の少ないスマホでもスムーズに行うことができます。パソコンにとっては、必ずしも大容量のメモリを要求する処理ではないのです。フルHDクラスの動画であっても、8GBのメモリを搭載したパソコンならば、快適に楽しめるはずです。
結局、メモリは何GBあればよいの?
これまで32GB、16GB、8GBといったメモリ容量ごとのパソコンの用途について解説してきましたが、多くの方が「自分にとって最適なメモリ容量はどれくらいなのか」と疑問に感じるでしょう。実際の使用シーンや必要なタスクに応じて、必要なメモリ容量は異なります。また、メモリだけでなくCPUなどのその他のスペックも考慮することが大切です。全体的なスペックの検討ポイントを紹介します。
快適に動作させるなら16GBが一番無難なメモリ容量
現在のコンピュータの使用状況を考えると、16GBは無難なメモリ容量と言えます。これは、16GBのメモリが多様なタスクや作業に柔軟に対応できるためです。一般的なウェブブラウジングから、動画視聴、書類作成、そしてある程度の画像や動画編集まで、16GBのメモリを持つパソコンでは、ほとんどの場面でメモリ不足を感じることは少ないと考えられます。
Windows11ではメモリ4GBはギリギリなので注意
Windows11のシステム要件には、最低でも4GBのメモリ容量が指定されていますが、実際の動作を快適に行うためには、この容量では不足を感じる場面が考えられます。Windows10の時代には、4GBのメモリを搭載したパソコンでも日常の作業を支障なく行える環境も存在しました。しかし、Windows11になり、システムの進化や新機能の追加、アプリケーションの要求スペックの向上などを考慮すると、最低でも8GBのメモリを搭載したパソコンの使用が推奨されます。
いまのパソコンのメモリを確認する方法
現在のパソコンの動作に不満を感じる場合、搭載しているメモリ容量をチェックすることをおすすめします。これまで説明したとおり、メモリ容量はパソコンの動作速度や快適さに大きく影響しますので、十分な容量がないと効率的な動作が得られません。新しいパソコンを購入するなら、現在のメモリ容量よりも多くすることでより快適な体験が期待できます。
Windowsパソコンのメモリ容量を確認するには、スタートメニューを開き、「設定」を選択します。そこから「システム」をクリックし、「情報」を選ぶと「インストールされているRAM」という項目で確認できます。
CPUなどのスペックにも注目
パソコンの快適な動作には、メモリ容量だけでなく、CPUの性能やグラフィックボードも重要です。特に、高速な読み書きが可能なSSDの採用は、アプリケーションの起動やデータのアクセス速度を格段に向上させます。さらに、ディスプレイの解像度やリフレッシュレートも、視覚的な快適さに影響を与える要因です。したがって、パソコン選びでは、これらの要素を総合的に考慮し、用途や予算に合わせた選択が必要です。
NEC Directなら好きなメモリ容量のパソコンが買える
NEC Directでは、お客様のニーズに合わせてパソコンをカスタマイズして購入することが可能です。特に、CPUのメーカーやグレード、メモリやストレージの容量などの仕様を自分の用途や好みに応じて選択できます。ここでは、NEC Directのおすすめモデルを紹介しましょう。
おすすめのパソコン LAVIE A27
LAVIE A27は、オールインワンのデスクトップパソコンで、27型ワイドのフルHD IPS液晶ディスプレイを搭載。どの角度から見てもクリアな映像を提供し、高さや角度も調整可能です。メモリ容量は16GBか32GB、高性能なAMD Ryzen™ 7 7730U プロセッサーと高速なSSDも選択可能です。さらに、HDMI端子でのマルチディスプレイ環境や、Windows 11 Pro、Microsoft Office、TVチューナーといった豊富なカスタマイズ選択肢が特徴です。23.8型ワイドディスプレイでよりコンパクトなLAVIE A23もあります。
おすすめのパソコン LAVIE NEXTREME Infinity
LAVIE NEXTREME InfinityはLAVIEノートの最高峰として位置付けられています。最新のDDR5メモリを最大64GBまで選択できるだけでなく、インテル® Core™ i9-13900H プロセッサーからコストパフォーマンスに優れたインテル® Core™ i5-13500H プロセッサーまで、用途に応じてCPUも選べます。タイピングのしやすさにこだわって、本体の液晶側には適度な厚みがあり、キーボードには適切な傾斜をつけた設計となっていますさらに、Thunderbolt™ 4をはじめとする高速で大容量のデータ転送が可能なインターフェイスも豊富に搭載しており、最新の周辺機器との接続で圧倒的なパフォーマンスを発揮します。このノートは、まさに究極の一台と言えます。
お買い得モデルセールでお得にメモリ容量をカスタマイズ
NEC Directでは定期的にセールキャンペーンを展開しています。特にカスタマイズモデルにおいては、メモリ容量をお得な価格で増設するチャンスや、特定の商品を割引価格で購入できるクーポンが提供されることもあります。メモリ容量を増やしたパソコンの購入を検討している方は、NEC Directのセールやキャンペーンをチェックしてみてください。