ノートパソコン選びはキーボードも重要!
ポイントは使いやすさ
2024.06.13(THU)
2024.06.13(THU)
ノートパソコンを選ぶ時に、忘れずにチェックしたいポイントのひとつがキーボードです。デスクトップパソコンと異なり、ノートパソコンだとキーボードが内蔵されているため、慎重に吟味する必要があります。キーボードの選び方と使いやすさを重視した、ノートパソコン選びを見ていきましょう。
ノートパソコンはキーボードもチェック!

作業効率に大きく影響するため、ノートパソコンでは長時間の使用でも疲れにくいキーボードが理想的です。キーボードは毎日使うものなので、使いやすさを重視しましょう。ノートパソコン選びで重要な、キーボードのチェックポイントを解説します。
打ちやすいキーボードで快適さがアップ
人によってはパソコンで行う作業のほとんどが、キーボードを使ったものになります。それだけに、キーボードの打ちやすさはタイピングの速度や正確性に直接関わってくるため、ノートパソコンでの作業効率を大きく向上させてくれるでしょう。
打ちやすさを左右するポイントには、キーの大きさ、間隔、押した感触などがあります。例えば、キーが大きめで間隔が適度にあると、キーを確実に押せるのでタッチミスが減ります。また、キーを押した時の感触も快適なタイピングには欠かせません。
打ちにくいキーボードは疲労を溜める原因になります。効率的で高品質な作業をするため、キーボードにはこだわりましょう。
キー配列の違いに注意
キーボードのキー配列には、いくつかの種類があります。大きく分けると、英語配列と日本語配列です。アルファベットや数字の配置は同じですが、記号などの位置が異なる他、漢字やかな変換のキーが英語配列のキーボードにはありません。また、英語配列だとかな文字がキーにプリントされていないのが一般的です。
プログラマーなど一部に英語配列を愛好する人がいるため、日本のパソコンメーカーでも英語配列のノートパソコンを販売していることがあります。ただし、日本語配列に慣れた人には操作がしにくく、タイプミスの原因になるためおすすめできません。
その他、特殊なキー配列を採用しているキーボードがあるため、購入する時には注意しましょう。
Excelを使うならテンキー付きがおすすめ
ノートパソコンによっては、キーボードにテンキーが付いていないことがあります。ふだんの使用ではあまり困らないのですが、Excelなどの表計算ソフトで数値を入力する機会の多い人は、できればテンキー付きのノートパソコンを選べましょう。
テンキーは数字と演算記号のキーで構成されており、数値の入力が格段にスムーズになります。特に大量のデータ入力が必要な作業では、作業効率が大幅に向上するでしょう。演算記号のキーも近くに配置されているため、計算式の入力もスムーズに行えます。
ただし、テンキー付きのノートパソコンはそれだけスペースが必要になるため、ノートパソコンのサイズが大きくなる傾向があります。
掃除などのメンテナンスのしやすさもポイント

日常的に使用していくうちにキーボードには、ほこりなどの細かなゴミが溜まります。ゴミがキーの中に溜まっていくと、打った時の感触が悪くなったり、故障したりする原因になります。
カバーを付ける方法もありますが、掃除のしやすいキーが取り外せるタイプのキーボードを選ぶのも良いでしょう。キーを取り外せば、中に溜まったゴミを簡単に取り除けます。
そもそもゴミがキーの中に溜まりにくいタイプのキーボードもあります。アイソレーションタイプのキーボードはキーとキーの間隔が空いているため、ゴミが入りにくい構造になっています。ノートパソコンのキーボードでは、アイソレーションタイプが採用されていることが多いです。
外付けキーボードを接続するのもおすすめ!

ノートパソコンのサイズによって、選べるキーボードには限りがあります。そのため、自分好みのキーボードを使うのであれば、外付けキーボードを接続するのも良いでしょう。故障したらキーボードを買い替えるだけで済むのもポイントです。
好きなキーボードのタイプを選べる
外付けキーボードを使用する最大のメリットは、自分の好みに合わせてキーボードを選べることです。ノートパソコンのキーボードはサイズなどによって制約を受けますが、外付けキーボードならキー配列やデザイン、機能なども自由に選べます。
例えば、キータッチが軽いもの、重いもの、静かにタイピングできるもの、タイピングの感触にクリック感のあるものなど全て自由です。Bluetooth接続ならケーブルがじゃまになることもありません。こだわりのある人は、外付けキーボードを検討して下さい。
キーボードのキー構造は重要
外付けキーボードを選ぶ時は、キー構造の違いにも注目しましょう。キーボードのキー構造には、大きく分けてメンブレン、パンタグラフ、メカニカルの3タイプがあります。
メンブレンは薄い1枚のメンブレンシートでできたキーボードのことで、シート上のラバーカップにキーを配置しています。構造がシンプルなため、価格の安さが特徴です。パンタグラフはキーの構造が、電車のパンタグラフのような仕組みになっているキーボードのことです。薄型にできるため、ノートパソコンで多く採用されています。
メカニカルはキー一つひとつが独立したスイッチになっているキーボードで、スイッチによって打ち心地に違いがあります。打ち心地の違いから、好みのキーボードを選びましょう。
故障した時に交換がしやすい
外付けキーボードのメリットの一つは、故障時に対応しやすいことです。ノートパソコンのキーボードが故障したら、メーカーへ修理を依頼する必要があります。これには時間とコストがかかり、修理期間中はパソコンを使用できません。
しかし、外付けキーボードなら、故障した時は新しいキーボードを購入して交換するだけで済みます。そのため、修理の手間や時間を省き、すぐに作業を再開することが可能です。
このように外付けキーボードは、故障した時の対応がしやすく、長期的に見るとコストパフォーマンスに優れているともいえます。
テンキーだけ外付けにすることも可能
頻繁にノートパソコンを持ち運ぶ人であれば、外付けキーボードを使用すると荷物が増えてしまいます。しかし、必要なものがテンキーだけであれば、テンキーだけ外付けにすることが可能です。外付けのテンキーであれば軽量で、サイズも小さいため、それほど荷物にならないでしょう。
また、外付けのテンキーは、ノートパソコンのキーボードと異なるタイプを選べるのもメリットです。例えば、メカニカルタイプのテンキーは、タイピングの応答性が高いため、数字入力が多い作業に適しています。
ワイヤレスなら接続も簡単
外付けキーボードをBluetoothやUSBドングルを使用した、ワイヤレスタイプのものを選ぶのも良いでしょう。ケーブルの取り回しに悩む必要がないため、デスク周りがスッキリし、より快適な作業環境にできます。また、ケーブルがないため、外出時に持ち運びしやすいというメリットもあります。
ただし、ワイヤレスキーボードは、電池の交換や充電の必要がある点に注意が必要です。使用頻度に応じて電池の残量を確認し、交換や充電を行いましょう。
キーボードで選ぶNEC Directのおすすめパソコン
入力の機会が多い人なら、キーボードをノートパソコン選びのポイントにしましょう。キーボードの使いやすさは、ノートパソコンの使い心地に大きく影響します。キーボードの使いやすさから、おすすめのノートパソコンを紹介します。
LAVIE Direct N15

LAVIE Direct N15は15.6型ワイド液晶ディスプレイを搭載する、スタンダードなノートパソコンです。15.6型というサイズの大きさがポイントで、頻繁に持ち運ぶにはやや大きいのですが、その代わりキーボードはテンキー付きです。
書類作成などの作業を行うのであれば、このキーボードの使いやすさは大きなメリットになるでしょう。ノートパソコンのキーボードの小ささに悩んでいる人であれば、LAVIE Direct N15はおすすめの一台といえます。
LAVIE Direct NEXTREME Infinity

LAVIE Direct NEXTREME Infinityは、高性能CPUやグラフィックボードを搭載するハイスペックさが注目を集めていますが、キーボードにもこだわりが光るノートパソコンです。
大型の16型ワイドという余裕のあるスペースを活かしたテンキー付きのキーボードは、指の動きに合わせたキー配置やキー上部の凹みなどにより、長時間の作業も苦になりません。タイプミスも少なく、軽快に作業に取り組めるでしょう。