ゲーミングPCの電気代は高い?
スペック別の比較や消費を抑えるコツを解説
2023.09.28(THU)
2025.10.29(WED)
ゲーミングPCにかかる電気代は、一般的なパソコンに比べると高くなる傾向にあります。特に「ハイエンドモデル」と呼ばれるパソコンは多くの電力を必要とする高性能なパーツが搭載されているため、電気代は一般的なパソコンの数倍になることも珍しくありません。
ゲーミングPCを購入する前に、どのくらい電気代がかかるのかを知っておきたいとお考えの人もいらっしゃるのではないでしょうか。本記事では、ゲーミングPCのスペック別にかかる電気代の比較や、消費を抑えるためのコツを詳しく解説します。
ゲーミングPCにかかる電気代
ゲーミングPCを使用すると、一般的なパソコンに比べて電気代が多くかかります。そのため、新しくゲーミングPCを購入する際は、あらかじめ1ヶ月にかかる電気代のイメージを掴んでおくことが大切です。
ここでは、一般的なパソコンとの比較やパーツ別、スペック別など、さまざまな観点からゲーミングPCにかかる電気代について解説します。
一般的なパソコンとの比較
一般的なパソコンの場合、消費する電力の最大値は160W程度とされています。この消費電力をもとに電気代を換算すると、1時間当たり約4.96円の電気代がかかることになります。およそ5円と想定すると、1日5時間使用した場合で24.8円、30日間で744円です。
一方、ゲーミングPCの場合は、それほど消費電力が高くない機種でも300W程度の電力を消費することを想定しておく必要があります。300Wの機種を選んだ場合、電気代は1時間当たり9.3円であり、1日当たり5時間使用した場合で46.5円かかります。30日間に換算すると1,395円の電気代が発生することになり、一般的なパソコンと比べると約2倍程度かかります。
パーツ別にかかる電気代
続いて、パーツ別にかかる電気代を見てみましょう。ゲーミングPCの主要パーツは、CPU・HDD・SSD・メモリ・グラフィックボードの5種類です。この中で比較的電気代がかからないパーツがSSDとメモリで、それぞれ約0.11円となっています。
SSDとメモリの次に消費電力が少ないのはHDDで、1時間当たり約0.84円です。CPUは消費電力が多めで、6.2円程度かかります。最も電力を消費するのは映像を描画するためのグラフィックボード(GPU)であり、約8.31円が目安です。
もちろん、メーカーや型番などによっても消費電力は大きく左右されるため、必ず上記の金額に収まると一概に言い切ることはできません。しかし、大体のイメージを掴んでおくことで、1ヶ月にかかる電気代を想定しやすくなります。
CPU別の消費電力・電気代
CPUの消費電力はTDPという指標で測定されます。TDPは熱設計電力を表し、CPUから発生する熱量の目安です。ただし、実際の消費電力は使用状況や電圧設定などによって異なるため、あくまで目安として参考にしましょう。IntelのモデルごとのTDP・MTPの例は、以下の通りです。
| CPUモデル | TDP | MTP(最大ターボ電力) |
|---|---|---|
| Core™ Ultra 9 285 | 65W | 182W |
| Core™ Ultra 7 255H | 28W | 115W |
| Core™ i9-14900K | 125W | 253W |
| Core™ i7-14700K | 35W | 106W |
| Core™ i5-14400 | 65W | 148W |
グラフィックボード別の消費電力・電気代
グラフィックボードは画像処理を担当するパーツで、高性能な製品ほど消費電力が多くなります。例えば、NVIDIAの最新世代のRTX™ 50シリーズでは、優れた画像処理性能と引き換えに多くの電力が必要です。冷却システムも高性能なものが必要となるため、システム全体の消費電力も増加する傾向があります。ゲーミングPCにおいて最も電力を消費するパーツであり、電気代を抑えたい場合は性能とのバランスを考慮して選択しましょう。NVIDIAのモデルごとの消費電力は、以下の通りです。
| GPUモデル | VRAM容量 | TGP(消費電力) |
|---|---|---|
| GeForce RTX™5090 | 32GB | 575W |
| GeForce RTX™5080 | 16GB | 360W |
| GeForce RTX™ 5070 Ti | 16GB | 300W |
| GeForce RTX™5070 | 12GB | 250W |
| GeForce RTX™4090 | 24GB | 450W |
| GeForce RTX™ 4080 SUPER | 16GB | 320W |
| GeForce RTX™ 4070 SUPER | 12GB | 220W |
| GeForce RTX™ 4060 Ti | 8GB/16GB | 165W |
| GeForce RTX™4060 | 8GB | 115W |
スペック別の電気代
ゲーミングPCは、パーツのスペックによって「ミドルスペック」「ハイエンドスペック」など、さまざまなクラスに分かれます。選んだパーツの性能が高くなるほど消費電力も多くなるため、ゲーミングPCがハイスペックになるほど、電気代が高くなる傾向にあり ます。
主要なクラスの1時間当たりの電気代を一覧で比較すると、下記のイメージになります。
- エントリーモデル(300W):約9.3円
- ミドルスペック(600W):約18.6円
- ハイエンドモデル(1200W):約37.2円
このように、スペックが上がれば上がるほど、電気代は高額になっていきます。
ゲーミングPCに搭載される電源ユニットは、総消費電力の1.5~2倍程度が採用されます。それは、2倍程度の容量を持つ電源ユニットが、最も電力効率が良いとされているからです。そのため、電源ユニットの容量を基に電気代を計算した際は、算出した額の半分を目安にする方が現実的です。次項ではそれを念頭において、さらに詳細な計算方法や、1日当たりの電気代のイメージを紹介します。
ゲーミングPCの電気代を計算してみよう【1日(5時間)・1ヶ月・1年】
ここからは、実際の生活でゲーミングPCを使うことを前提に、具体的にどの程度の電気代がかかるのかを計算する方法を解説します。
下記で紹介する計算式に自分が使用するゲーミングPCの使用時間やスペックを当てはめるだけで、1日当たりの電気代を簡単に計算できるので、これからゲーミングPCを新しく購入する際にご活用下さい。なお、前述した通り、電源ユニットの容量から算出した額の半分が目安となる電気代です。
ゲーミングPCの電気代の計算方法(電源容量別)
ゲーミングPCを使用する時にかかる電気代は、下記の計算式で算出できます。
ゲーミングPCの電気代=パソコンの消費電力(kw)×使用時間×1kWh当たりの電力量単価
1kWh当たりの電力量単価は、「公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会」が定めている金額で、2023年7月時点で「1kWh当たり31円」となっています。この価格は社会情勢などさまざまな事情で変動することがあるので、ゲーミングPCを購入するタイミングで最新の価格を調べて、計算式に反映することをおすすめします。
よくある質問 Q&A|公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会
https://www.eftc.or.jp/qa/
【600W】ミドルスペックパソコンの場合
| 電源の容量 | 1時間 | 5時間 | 1ヶ月(30日) | 1年(12ヶ月) |
|---|---|---|---|---|
| 600W | 9.3円 | 46.5円 | 1,395円 | 1万6,740円 |
※600Wで算出した半分の金額
600WのゲーミングPCは、一般的に「ミドルスペック」に分類されます。600Wのゲーミ ングPCを1日5時間使用した場合、1日当たり・30日当たりの電気代は次の通りです。
- 1日当たりの電気代
0.6W×5時間×31円=93円 - 30日当たりの電気代
93円×30日間=2,790円
半分のワット数で稼働したとすると、1,395円が目安になります。同様の条件で一般的なパソコンを1日5時間、30日間使用した場合の電気代は372円なので、ミドルスペックパソコンの場合は約1,000円電気代が高くなります。
【800W】ハイスペックパソコンの場合
| 電源の容量 | 1時間 | 5時間 | 1ヶ月(30日) | 1年(12ヶ月) |
|---|---|---|---|---|
| 800W | 12.4円 | 62円 | 1,860円 | 2万2,320円 |
続いて、ハイエンドスペックに分類される「800W」のゲーミングPCの電気代を見てみましょう。条件は他のゲーミングPCと同様、1日5時間使用、1kWh当たり31円とします。
- 1日当たりの電気代
0.8W×5時間×31円=124円 - 30日当たりの電気代
124円×30日間=3,720円
3,720円の半額となる「1,860円」が1ヶ月にかかる目安になります。一般的なパソコンと比べても1,500円程度高くなるため、電気代を抑えたい人は節約のための工夫が必要です。
【1200W】ハイエンドスペックパソコンの場合
| 電源の容量 | 1時間 | 5時間 | 1ヶ月(30日) | 1年(12ヶ月) |
|---|---|---|---|---|
| 1200W | 18.6円 | 93円 | 2,790円 | 3万3,480円 |
最後に、ハイエンドスペックパソコンの中でも特にスペックが高い「1200W」のゲーミングPCの電気代を計算してみます。
- 1日当たりの電気代
1.2W×5時間×31円=186円 - 30日当たりの電気代
186円×30日間=5,580円
600Wで稼働したとすると、1,200Wのゲーミングパソコンを1日5時間、30日間使用した場合の電気代は2,790円になります。少しでも電気代を抑えるためには、使わない時はこまめにシャットダウンしたり、発熱対策を取ったりと、できる限りの対策を行うことをおすすめします。
ゲーミングノートPCも電気代は高い?
ゲーミングノートPCは、デスクトップのゲーミングPCより消費電力が低くなります。しかし、一般的なノートパソコンと比較すると、やはり電気代は高めです。なぜなら、ノートタイプでも高性能なCPUやグラフィックボードを搭載しているからです。一般的なノートパソコンのACアダプタは50W程度ですが、ゲーミングノートPCでは200~300W程度のACアダプタが採用されています。消費電力では、NVIDIA® GeForce RTX™ 5080 LaptopGPUの場合、95~150W程度です。デスクトップよりかなり少ないため、電気代も安くなるでしょう。
ゲーミングPCの電気代を節約するためには?
ゲーミングPCの電気代を節約するために取れる方法はさまざまですが、例として次のような方法が考えられます。
- ゲームをプレイしない時はシャットダウンする
- 90分以内の休憩ならスリープモードにする
- モニターの輝度を下げる
- 「80PLUS認証」「ETA認証」の電源ユニットを選ぶ
- イヤホンやヘッドホンを使用する
- 発熱を抑える対策を取る
- GPUを最新のものに交換する
- 電気料金を見直す
- LEDをオフにする
- スリープモードに設定する
ここでは、上記の9種類の対策について解説します。
ゲームをプレイしない時はシャットダウンする
ゲームをプレイしない時はこまめにシャットダウンすることで、電気代の節約につながります。
ゲーミングPCは、使っていない時でも起動状態を維持するための最低限の電力が必要になるため、起動しているだけで電気代がかかっています。そのため、使用しない時間が長くなりそうな時は、手間に感じたとしても毎回シャットダウンすることをおすすめします。
ハイエンドモデルなど、消費電力が高いゲーミングPCをほとんどシャットダウンせず24時間起動し続けた場合、想定外の高額な電気代になることも考えられるため、不用意な付けっぱなしには注意しましょう。
90分以内の休憩ならスリープモードにする
ゲーミングPCの電気代節約には、スリープモードの活用が効果的です。日本マイクロソフト株式会社によると、パソコンを一時的に利用しない時間が90分以内ならスリープの方が、90分を超えるならシャットダウンした方が電気代を節約できるとしています。なぜなら、ゲーミングPCは起動する時に消費電力が多くなるためです。スリープモードでは作業中の状態をメモリに保存し、消費電力を大幅に抑えながら待機します。また、スリープからの復帰時間は数秒程度と短いため、作業効率も向上します。90分以内の離席であれば、シャットダウンと起動を繰り返すよりもスリープを活用しましょう。
モニターの輝度を下げる
モニターの輝度を下げることでも、消費電力を減らし、電気代の節約につなげられます。輝度が上がれば上がるほど消費電力は大きくなるため、モニターを必要以上に明るくし過ぎないことも、電気代を下げるポイントのひとつです。
とはいえ、あまりに暗過ぎる画面で作業をすると、疲労を感じやすくなるなどの健康面の問題が生じる可能性もあります。過度に輝度を下げるのではなく、作業に支障が出ない程度に調節することをおすすめします。
「80PLUS認証」「ETA認証」の電源ユニットを選ぶ
ゲーミングPCの電源ユニットは、「80PLUS認証」という認証基準が満たされているものを選ぶと、電気の変換効率が高いため電気代の節約になります。
80PLUS認証を満たしている電源ユニットは全部で6つのランク(STANDARD、BRONZE、SILVER、GOLD、PLATINUM、TITANIUM)がありますが、いずれも80%以上の電気の変換効率が保障されています。これによって、同じ電力でより効率的にゲーミングPCを動かせるようになるため、電気の消費量を削減できるようになり、電気代を抑えられます。
変換効率の違いで消費する電力が大きく変わります。例えば、電力変換効率が80%・容量600Wの電源ユニットを搭載している場合、600Wの直流電力を出力するには750Wの交流電力が必要です。150Wロスしていることになり、その分電気代が高くなります。1日で見るとそれほど大きな差には感じないかもしれません。しかし、年間で見るとそれなりの負担になってしまいます。
また、80PLUS認証に加えて、近年ではETA認証という新しい評価基準も登場しています。ETA認証は、Cybeneticsが提供する認証制度で、80PLUS認証よりも総合的な評価を行います。変換効率以外に力率や待機電力なども評価項目に含まれており、より詳細な性能評価が可能です。電気代を重視する場合は、これらの認証を取得した高効率な電源ユニットを選択することで、長期的なコスト削減が期待できるでしょう。
電力変換効率とは?
電力変換効率は、電源ユニットがコンセントから取り込んだ電力のうち、どれだけを有効に活用できるかを示す指標です。例えば、100Wの電力を取り込んだ時に90Wを出力できれば変換効率は90%になります。変換効率が低いと、差分の電力は熱として失われてしまいます。変換効率が高いほど無駄な電力消費が減り、電気代の節約につながるため、変換効率が高い電源ユニットほど優れた製品といえるでしょう。また、発熱も抑えられるため、電源ユニット自体の寿命も長くなる傾向にあります。
負荷率とは?
負荷率は、電源ユニットの容量に対してどれだけの電力が使われているかを示す割合です。例えば、700Wの電源ユニットで350Wを使用している場合、負荷率は50%になります。前述した通り、電源ユニットは負荷率50%付近で最も効率よく動作するよう設計されています。そのため、システム全体の消費電力の約2倍の容量を持つ電源を選ぶのが理想的です。負荷率が高過ぎると効率が低下し、低過ぎても十分な性能を発揮できません。
イヤホンやヘッドホンを使用する
音声を出力する媒体をスピーカーからイヤホン・ヘッドホンに切り替えることによって、消費電力を削減可能です。同じ音量を出すために消費する電力を少なく抑えられるため、電気代の節約につながります。
削減量は他の工夫に比べると少なめですが、長時間ゲーミングPCを使用することが多い人などは、小さな積み重ねが大きな節約につながるため、試してみると良いでしょう。
また、イヤホンやヘッドホンを活用することで、臨場感あふれるゲームプレイを楽しめるというメリットもあります。
発熱を抑える対策を取る
ゲーミングPCが発熱すると、パソコン内部にある冷却ファンが激しく稼働して、消費電力が大きく増加します。そのため、日頃からゲーミングPCの発熱をできるだけ抑えるための工夫が必要になります。
ゲーミングPCの発熱を少なくするためには、陽の当たらない場所に本体を設置して、温度が上昇しにくい環境を整えることが大切です。陽が差し込みやすい場所に本体を置くと、日光によって本体の熱が上昇しやすくなり、冷却ファンの稼働時間が長期化して電気代の増加につながります。
設置時に1日の温度変化を確認した上で、最適な設置場所を検討しましょう。
GPUを最新のものに交換する
GPUはゲーミングPCの中でも特に消費電力の大きいパーツですが、日々技術が進歩しており、できるだけ少ない電力で最大の効果を発揮するための改善が重ねられています。そのため古いGPUを使っている場合は、最新のGPUに交換すると、消費電力を抑えて電気代を下げられる可能性が高まります。
GPUの性能が高まればゲームプレイの品質も高まり、さらにクオリティの高い映像でゲームを楽しんだり、操作が快適になったりするというメリットもあります。
最新のGPUは高価だと感じることも多いかもしれませんが、電気代の削減量を考慮すると、実質的に低負担で買い替えられる場合もあります。そのため、まずは現在の電気代と、買い替え後に想定される電気代を計算してみると良いでしょう。
電気料金を見直す
さまざまな工夫を凝らしても電気代が高額だと感じる場合は、電気料金自体を見直すのも手段のひとつです。近年では電力自由化によってさまざまな電力プランを選べるようになっており、生活スタイルによって最適なプランは異なります。
1ヶ月の間でゲーミングPCを使用する時間が長い場合は、使用量が多いと割安になるプランを選ぶと、従来のプランよりも電気代を安く抑えられる可能性が高いでしょう。反対に、それほど使用時間が長くない場合は、基本料金が安価なプランを選ぶのもおすすめです。
LEDをオフにする
ゲーミングPCには、演出強化のためにさまざまな色合いに発光するLEDが搭載されている機種が多くあります。このLED本体や、LEDをコントロールするためのソフトウエアは電力を消費するため、不要であればLEDをオフにしておくと、電気代を抑えられます。
また、LEDが発光する際に熱を生み出すため、本体の温度を上げる原因にもなる可能性もあります。本来の温度上昇によって冷却ファンが激しく稼働し、結果的にさらに消費電力が増えることも考えられるので、LEDを発光させるためにかかる電力以上に電気代がかさむことを考えると、こだわりがない場合はオフにしておくことをおすすめします。
電気代が高いゲーミングPC以外でゲームを楽しむ方法はある?
一般的なパソコンやタブレットでもゲームは楽しめます。ここでは、ゲーミングPC以外でゲームを楽しむ方法を詳しく解説します。
一般的なパソコンでもライトなゲームはプレイできる
一般的なパソコンでも、ソフトによってはゲームを十分に楽しめます。ゲーミングPCはゲームをプレイするためのポピュラーな選択肢ですが、全てのゲームで高性能なパーツが必要なわけではありません。近年、一般的なパソコンに内蔵されているGPU(画像処理装置)の性能は向上しています。例えば、Intel® Iris Xe グラフィックスなどは、軽量な3Dゲームなら快適にプレイできます。
また、Intel® Arc A310のようなエントリークラスのグラフィックボードは、ゲーミングPC以外にも搭載されることがあり、さらに幅広いゲームに対応可能です。負荷の重い最新の3Dゲームは難しいものの、ライトな3DゲームやSwitchで販売されているタイトルなどはプレイできることがあります。自分がどの程度ゲームをするのか明確にし、ライトに楽しむ程度であれば電気代を抑えられる一般的なパソコンも検討してみて下さい。
パソコンゲームにこだわらなければタブレットも選択肢に入る
PCゲームでなくても良い場合は、タブレットでも十分にゲームを楽しめます。タブレットはタッチ操作が使えるため、より直感的かつ気軽にプレイできるのが魅力です。タブレット向けのゲームには、アクションやパズル、RPG、FPSなど多様なジャンルのゲームが配信されており、PCゲームに匹敵するクオリティの作品も増えています。また、無料で遊べるゲームも豊富に用意されているため、暇つぶし程度であればタブレットの方が電気代を抑えてコストパフォーマンス良く楽しめるでしょう。タブレット本体の消費電力はゲーミングPCより大幅に低くなるため、長時間プレイしても電気代の負担を軽減できます。
ゲーミングPCより電気代を抑えてライトなゲームを楽しめる
NECのパソコン・タブレット
NECでは、用途に合わせてスペックをカスタマイズできるBTO(Build To Order)パソコンを販売しています。ライトなゲームに対応できる性能を持ったモデルを紹介するので、ぜひチェックしてみて下さい。
グラフィックボードを選択できる「LAVIE Direct DT」
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LAVIE Direct DTは、グラフィックボードを選択できるデスクトップパソコンです。カスタマイズでIntel® Arc A310グラフィックボードを選択すれば、ライトなゲームに対応できる画像処理性能が得られます。また、第14世代のIntel® Core™ i9を選択でき、高度なクリエイティブワークにも対応可能です。ストレージは256GBから2TB、メモリは8GBから64GBまで選択できます。ゲーミングPCと比較して消費電力を抑えながら、軽量なゲームをプレイしたい人におすすめです。
バッテリー駆動時間が長い「LAVIE Direct SOL」
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LAVIE Direct SOLは、持ち運びながらライトなゲームも楽しめる13.3型ノートパソコンです。内蔵GPUはIntel Iris Xe グラフィックスを搭載しているので、軽量なゲームであれば十分に楽しめるでしょう。AIによるかしこい節電機能も搭載しており、出先で長時間使用できます。CPUは、第13世代Intel® Core™ i7・i5・i3から選択でき、メモリは最大32GBまで対応。マルチタスクも快適な構成にできます。さらに、汚れやきずがつきにくく、質感も良いシルクタッチコートや、スタイリッシュなノイズレスデザインを採用するなど、使っていて気持ちの良いノートパソコンです。
高リフレッシュレートに対応する「LAVIE Tab T11(T1175/JAS)」
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LAVIE Tab T11は、11.45型の広視野角液晶を搭載したハイパフォーマンスタブレットです。2000 × 1200ドットの高解像度ディスプレイで、美しいゲーム映像を楽しめます。8コアのCPUと8GBメモリを採用しているので、アクションやRPG、パズルゲームなど多様なジャンルのゲームを快適にプレイできるでしょう。さらに、4ヶ所に設置されたステレオスピーカーやDolby Atmos対応により、臨場感あふれるサウンドを体験できます。タッチ操作で直感的にゲームを楽しみたい人におすすめです。
コンパクトで高性能な「LAVIE Tab T9 (TAB09/Q01)」
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LAVIE Tab T9は、8.8型のコンパクトサイズながら高性能なスペックのプレミアムタブレットです。8コアのCPUと12GBのメモリを搭載し、負荷の重い3Dゲームでもスムーズに動作します。2560 × 1600ドットの高解像度液晶の採用により、細部まで鮮明に表示し、ゲームへの高い没入感を得られるのも魅力です。また、片手でも持ちやすい約365gの軽量ボディで、どこでも気軽にゲームを楽しめるでしょう。さらに、ストレージは256GBもあるため、多くのゲームアプリを保存できます。
ゲーミングPCの電気代は高いので対策をしよう
ゲーミングPCの電気代は、高性能な各パーツを動かすために多くの電力を必要とするため、一般的なパソコンに比べると高くなる傾向にあります。特に800Wや1200Wなどのハイエンドモデルは、一般的なパソコンにかかる電気代の数倍になることも少なくありません。
ゲーミングPCの電気代を少しでも抑えたいなら、ゲームを遊ばない時はこまめにシャットダウンしたり、発熱を抑えるための対策を取ったり、GPUを最新のものに交換したりするなどの工夫が必要です。
NECでは、電気代を抑えてゲームを楽しみたい人におすすめのパソコン・タブレットを販売しています。パソコンはスペックのカスタマイズにも対応しているので、自分だけの一台が手に入ります。詳しい製品情報は、以下の公式サイトをチェックしてみて下さい。
NEC LAVIEの公式サイトはこちら



