法人向けパソコンは個人で買うことはできる?
価格やスペックの違いや選び方を解説
2025.10.29(WED)
2025.10.29(WED)
法人向けパソコンは個人でも購入できます。個人向けパソコンと比較して、法人向けモデルは高い耐久性・優れたセキュリティ機能・充実したサポート体制が特徴です。業務用途を前提とした設計なので、長時間の連続稼働や重要なデータの取り扱いに対応しています。購入する際は、個人向けと同様にスペックを理解し、目的に合う製品を選択することが重要です。この記事では、法人向けパソコンの特徴や選び方、注意点、おすすめモデルまで、個人で購入を検討している人に役立つ情報を詳しく解説します。購入前に知っておくべきポイントを押さえ、自分にぴったりのパソコンを選ぶ参考にして下さい。
法人向けパソコンとは?個人で買うことができる?
法人向けパソコンは、企業や団体での業務使用を前提として設計された製品のことです。個人向けモデルと比較して、高い耐久性や優れたセキュリティ機能、長期間のサポート提供などが特徴となっています。企業では、長時間の連続稼働や重要なデータの取り扱いが求められるためこれらは非常に重要です。個人でも、メーカーの公式サイトや一部の販売店を通じて法人向けパソコンを購入できます。購入方法は、メーカーのWebサイトで製品を選択して注文するだけなので、手続きは簡単です。ただし、メーカーによっては会員登録が必要な場合があります。法人向けパソコンは高い性能と信頼性を持つ製品なので、品質を重視するユーザーにおすすめです。
個人で買う前に!法人向けパソコンは何が違う?
法人向けパソコンは、個人向けパソコンと以下のような違いがあります。
- セキュリティ機能が優れたOSを搭載している
- 個人向けより価格が高い傾向にある
- 耐久性が高く長期間使える
- 業務に利用するソフトウエアだけインストールされている
- メーカーの保証・サポートが充実している
- バッテリー駆動時間が長いモデルが多い
- 実用性を重視したデザインを採用している
それぞれの違いを詳しく解説します。
セキュリティ機能が優れたOSを搭載している
法人向けパソコンには、セキュリティ機能が強化されたOS「Windows 11 Pro」が搭載されているモデルが多く存在します。Windows 11 Proには、データ暗号化機能のBitLockerや遠隔操作ができるリモートデスクトップなどの高度なセキュリティ機能が含まれています。企業利用を前提とした管理機能も充実しており、システム管理者による一括管理や細かなアクセス制御が可能です。
個人向けのWindows 11 Homeと比較して、より多くのセキュリティ・管理機能を利用できるため、重要なデータを扱う場合やチームで運用する場合に安心感があります。在宅勤務やフリーランスの業務で使用する際にも、企業レベルのセキュリティ対策を実現できるでしょう。
個人向けより価格が高い傾向にある
法人向けパソコンは、優れた耐久性・高度なセキュリティ機能・充実したサポート体制・高品質なパーツの採用により、個人向けモデルより価格が高くなる傾向があります。しかし、個人向けモデルにも高価な製品が存在するため、全ての法人向けモデルが個人向けより高いわけではありません。法人向けモデルでは、企業での使用に適さない安価な製品は基本的に用意されていないというイメージです。価格の差は、品質や機能の違いを反映したものであり、長期間の使用を考慮するとコストパフォーマンスに優れている場合があります。購入前には、価格に見合った性能や機能、耐久性を備えているか確認しましょう。
耐久性が高く長期間使える
法法人向けパソコンは、長時間の連続稼働や衝撃などに耐える設計となっています。高品質なパーツを使用しており、筐体の堅牢性も個人向けモデルより優れているのが特徴です。例えば、ハードなタイピングに耐える仕様のキーボードや、破損しにくい筐体などが採用されています。そのため、個人向けパソコンの寿命が3年程度とされているのに対し、法人向けパソコンは5年程度といわれています。故障しにくいため、トラブルによる業務停止や頻繁な買い替えによるデータ移行の手間などを回避できるでしょう。
業務に利用するソフトウエアだけインストールされている
法人向けパソコンは、業務効率を重視した構成となっており、広告目的のソフトウエアやゲームなどは含まれていません。不要なソフトがインストールされていないため、システム動作が軽快で、初期設定も簡単に完了します。また、Microsoft Officeやその他クリエイティブソフトなど、業務に必要なソフトウエアを購入時に選択できるケースが多いのも特徴です。初期状態から業務利用に適した仕様になっているため、購入後すぐに業務に活用できるのもメリットです。
メーカーの保証・サポートが充実している
法人向けパソコンには、オンサイト修理や代替機貸し出しなどの手厚いサポートが提供されることが多くあります。個人向けにはない法人専用サポートメニューの例としては、平日夜間や土日のサポート対応・専用ダイヤルの設置・技術者による現地対応などが挙げられます。故障時には修理期間中の代替機提供や、データ移行サービスなども利用可能です。法人は業務の中断を避けることが大切なので、このようなサービスは非常に有用といえます。具体的なサービス内容はメーカーによって異なるため、購入時には利用可能なサポート内容と費用を必ず確認しましょう。
バッテリー駆動時間が長いモデルが多い
法人向けノートパソコンは、出張や外出先での使用を想定して長時間駆動を重視した設計になっていることが多いです。例えば、省電力CPUの採用や効率的な電源管理システムにより、連続10時間以上の駆動が可能なモデルも存在します。持ち運びの多いユーザーにとっては重要な比較ポイントなので、購入前には使用する時間と照らし合わせて検討することをおすすめします。また、バッテリー交換がしやすいモデルが多いのも魅力です。
実用性を重視したデザインを採用している
法人向けパソコンは、見た目の華やかさよりも使いやすさとメンテナンス性を優先して設計されています。筐体は頑丈な素材を使用し、拡張性や冷却効率が十分に考慮された構造となっているのが特徴です。また、メモリやストレージの交換がしやすい設計や、格納型のLANポートなども採用されています。デザインにおいても、ビジネスシーンに適したシンプルで落ち着いた外観が多く、会議室やオフィスで使っても違和感がありません。
個人で買う時の法人向けパソコンの選び方
個人が法人向けパソコンを購入する時の選び方を、「デスクトップ型・ノート型共通の選び方」と「ノート型の選び方」に分けて解説します。
デスクトップ型・ノート型共通の選び方
デスクトップ型・ノート型に共通する選び方は、以下の通りです。
- OSは「Windows 11 Pro」
- CPUは「Core i5 / Ryzen5 以上」
- メモリは「8GB以上」
- ストレージは「M.2 SSD(NVMe)の256GB以上」
- サイズは用途に合わせて選ぶ
- 解像度・色域・表面加工も確認
- 冷却性能の高さ
- インターフェースの種類・数
- プレインストールするソフトウエア
それぞれ詳しく解説します。
OSは「Windows 11 Pro」
Windows 11 Proは、セキュリティ機能とリモート管理機能が充実したOSです。Windows11 Homeと比較して、以下のような機能を備えています。
- BitLocker:パソコンのドライブを暗号化する機能
- グループポリシー機能:複数のパソコンの設定を一括で管理できる機能
- Hyper-V:Windows上に仮想マシンをつくる機能
- リモートデスクトップ機能:パソコンから離れた場所から遠隔操作できる機能
プライベートな用途と併用する場合でも、安全性や利便性を重視するならWindows 11 Proを選ぶことをおすすめします。法人向けパソコンには標準でWindows 11 Proが搭載されている場合が多く、セキュリティ意識の高いユーザーには理想的な選択となるでしょう。
CPUは「Core i5 / Ryzen5 以上」
CPUはパソコンのデータ処理性能を決める重要なパーツです。業務利用では、マルチタスクや高負荷作業に耐えられる十分な処理能力が求められます。IntelのCeleronなどのエントリーモデルは処理能力が限定的で、複数のアプリを同時に使用する際に動作が遅くなる可能性があるためおすすめできません。長期間の使用することを考慮すると、性能に余裕を持たせることが重要です。
軽作業中心であればIntel® Core™ i5やRyzen™ 5、動画編集や設計作業などの重い処理が必要であればCore™ i7やRyzen™ 7以上を選択すると良いでしょう。処理速度はユーザーの生産性に直結するため、用途に応じた適切な選択が必要です。
メモリは「8GB以上」
メモリは、実行中のプログラムやデータを一時的に保存して、CPUの処理をサポートするパーツです。業務用途では8GBが最低ラインとなり、余裕があれば16GBを搭載することが理想的です。メモリ不足が発生すると、アプリの切り替えが遅くなったり、システム全体の動作が重くなったりして作業効率の低下やストレスの原因となります。例えば、Web会議をしながら資料作成を行う場合、8GBでは不足する可能性があるため注意が必要です。購入時には、メモリの増設に対応可能なのかも確認しておくことが大切です。多くの法人向けパソコンは拡張スロットを搭載しており、後からメモリを追加できる設計となっています。
ストレージは「M.2 SSD(NVMe)の256GB以上」
ストレージは、OSやアプリ・データファイルなどを保存するパーツです。内蔵ストレージには高速かつ耐久性に優れたSSD(ソリッドステートドライブ)が採用されています。また、SSDの中でもNVMeタイプのM.2 SSDは、読み書き速度が非常に高速で、システムの起動やデータ処理が快適になります。容量は用途や保存するデータ量次第ですが、業務データの保存やOSの容量を考慮して256GB以上を選択しましょう。容量が足りない場合は、外付けHDD(ハードディスクドライブ)やクラウドストレージサービスを併用することで、コストを抑えながら必要な容量を確保できます。
サイズは用途に合わせて選ぶ
ディスプレイサイズは、使用環境と作業内容に応じて適切に選択することが重要です。ノートパソコンの場合、持ち運ぶ機会の多いユーザーは13〜14インチ前後を選ぶことで、携帯時の負担を軽減できるでしょう。据え置きでの使用が中心であれば、15インチ以上の画面サイズを選択すると作業効率が向上します。デスクトップパソコンに使用する外付けモニターの場合は、24インチまたは27インチが一般的なサイズです。スペースに余裕があり、クリエイティブ用途やマルチタスクを行う場合は27インチを選びましょう。購入前には設置スペースと用途を十分に想定し、最適なサイズを選択することが大切です。
解像度・色域・表面加工も確認
ディスプレイの性能は快適さや作業品質に影響するため、解像度・色域・表面加工などを確認しておきましょう。以下は、各項目の特徴と選び方になります。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 解像度 | ノート・デスクトップ共通 ・フルHD(1920×1080):一般的な業務用途に適している ノートパソコン ・WUXGA(1920 × 1200):縦の解像度が高く、資料やWebサイトがフルHDより見やすい ・WQXGA(2560 × 1600):高精細だが価格が高い デスクトップパソコン ・WQHD(2560×1440):高精細でバランスが良い ・4K(3840×2160):高画質だが高性能パソコンが必要 補足 高解像度は作業領域が広く目の負担が少ないが、高価でハイスペックが求められる |
| 色域 | ・sRGBカバー率が高いほどWeb上での正確な色表現ができる ・Adobe RGBやDCI-P3対応モデルも存在する ・写真・動画編集やWebコンテンツ作成で重要な要素 |
| 表面加工 | ・グレア:色鮮やかだが映り込みしやすい ・ノングレア:映り込みが少なく目に優しい。汎用性が高い ・用途と環境に応じて選択する |
冷却性能の高さ
冷却性能は、連続作業時の安定性とパソコンの寿命に影響する要素です。高負荷作業を長時間行う場合、適切な冷却機能がないとCPUやその他パーツの性能低下や故障の原因となります。静音性と排熱性能のバランスが良いモデルを選択することで、快適な作業環境を維持できます。ファンの数やエアフロー設計にも注目し、効率的な熱処理ができる製品を選ぶことが大切です。法人向けパソコンは業務での長時間使用が多い傾向にあるため、冷却性能の高い製品を選びましょう。
インターフェースの種類・数
インターフェースの充実度は、業務で使用する周辺機器との接続性を左右する要素です。以下の接続端子の有無と数を確認することをおすすめします。
- USBポート(Type-AとType-C)
- HDMI・DisplayPort(映像出力用)
- SDカードスロット
- 光学ドライブ
- D-Sub(VGA)端子
- LAN端子(有線接続用)
高い拡張性やマルチモニター環境をイメージしている人は、Type-Cポートの対応状況や映像出力の数が重要なポイントです。
プレインストールするソフトウエア
プレインストールされているソフトウエアの確認は、導入コストと初期設定の手間を左右するポイントです。Microsoft OfficeやCADソフト・セキュリティソフトなど、業務に必要なソフトウエアが含まれているか、事前にインストールできるか確認しましょう。プレインストールのメリットには、初期設定の省略やコスト削減などが挙げられます。業務に必要なソフトウエアをあらかじめ明確化しておき、プレインストールできるかチェックして下さい。
ノート型を選ぶ時のポイント
続いて、ノート型を選ぶ時のポイントとして以下の項目を解説します。
- 本体の重量と堅牢性
- バッテリーの駆動時間
- インターネット接続の方法
- キーボードやタッチパッドの使いやすさ
- Webカメラ・マイクの有無
各ポイントの選び方を詳しく解説します。
本体の重量と堅牢性
ノートパソコンの重量は、持ち運びが多い人にとって重要な選択基準です。1.5kg以下を目安にすることで、通勤や出張時の持ち運び負担を軽減できます。重量と同時に堅牢性も求められるため、筐体の素材や耐衝撃性の確認も必要です。例えば、アメリカ国防総省の品質基準であるMIL規格を取得したモデルは、厳しい耐久テストをクリアしており、ハードな使用環境でも安心して使用できます。また、マグネシウム合金やカーボンファイバーを使用したモデルは、軽さと強度を両立しているので破損しにくいでしょう。軽量化と耐久性のバランスが取れたモデルを選択することで、仕事でも快適・安心して使用できるでしょう。
バッテリーの駆動時間
バッテリー駆動時間は、外出先での作業効率を左右する要素です。長い時間外出先で使用する場合は、8時間以上の駆動時間を持つモデルを選ぶことをおすすめします。駆動時間が長いことで、会議中の突然のバッテリー切れや、電源のない場所での作業中断を避けることができます。また、駆動時間を延ばすバッテリーマネジメント機能を搭載している製品であれば、使用状況に応じて自動的に電力消費を最適化するためとても便利です。USB-PD(急速充電)に対応しているモデルの場合、短時間の充電で長い時間使用できます。バッテリー性能は生産性に影響するため、購入前に実際の使用シーンを想定して選択することが大切です。
インターネット接続の方法
業務用途では、安定したインターネット接続が求められるため、Wi-Fi 6以上の無線LANや有線LANポートの有無を確認しましょう。Wi-Fi 6は従来規格より高速で安定した通信ができ、複数のデバイスが接続された環境でも快適に使用できます。会社や在宅勤務では有線LAN、出張時は無線LANと、ネットワーク環境に応じて接続方式を使い分けられるモデルが理想的です。また、SIMスロットを搭載したモデルであれば、LTE通信によりWi-Fi環境がない場所でもインターネット接続ができます。通信の安定性は生産性に影響するため忘れずにチェックしましょう。
キーボードやタッチパッドの使いやすさ
キーボードの使いやすさは、長時間の入力作業における疲労度と正確性に影響します。キーピッチが19mm程度あるとタイピングがしやすくなり、キーストロークが適度な深さであれば心地良い打鍵感が得られます。キーストロークは深過ぎると疲れやすくなるため、バランスが重要です。こだわりがある人は、実際に店頭で触ってみることをおすすめします。また、タッチパッドの大きさや精度も作業効率に影響します。マウス操作の代替として十分な機能を持つかチェックが必要です。さらに、テンキーの有無やバックライト機能など、業務効率を左右するポイントも確認しておくことで、快適な作業環境を実現できるでしょう。
Webカメラ・マイクの有無
Webカメラとマイクは、テレワークやWeb会議が日常化している現在において重要な要素です。カメラ解像度はHDが一般的で、画質を重視する場合はフルHD対応モデルを選択することをおすすめします。プライバシーシャッターの有無やノイズキャンセリング機能などがあると、セキュリティと音質の向上が期待できます。Webカメラとマイクが搭載されていない場合は外付けで対応できますが、持ち運びや設定の手間が増えるためおすすめできません。内蔵タイプであれば会議の準備時間も短縮できるため、業務効率の向上につながります。
【グレード別】個人で買う法人向けパソコンのスペック・購入価格の目安
法人向けパソコンは、用途や予算に応じて選択できるよう複数のグレードが用意されています。以下は各グレードのスペックと価格の目安を示した表です。
| 項目 | エントリークラス | ミドルクラス | ハイエンドクラス | ワークステーション |
|---|---|---|---|---|
| 使用例 | ・事務作業 ・Webブラウジング ・メール処理 |
・資料作成 ・プレゼンテーション ・軽い画像処理 |
・動画編集 ・開発作業 ・マルチタスク |
・3D設計 ・科学計算 ・高度な画像処理 |
| CPU | ・Core™ i3 ・Ryzen™ 3 |
・Core™ i5/i7 ・Ryzen™ 5/7 |
・Core™ i7/i9 ・Ryzen™ 7/9 |
・Core™ i9 ・Ryzen™ 9 ・Xeon |
| メモリ容量 | 8GB | 16GB | 32GB | 64GB以上 |
| ストレージ容量 | 256GB SSD | 512GB SSD | 1TB SSD | 2TB SSD以上 |
| 価格の目安 | 10〜15万円程度 | 16〜30万円程度 | 30〜50万円程度 | 50万円超え |
ハイエンドクラス以上の製品には、専用のグラフィックボードが搭載されることが多いです。予算と使用目的を照らし合わせて適切なグレードを選択することで、コストパフォーマンスの良いパソコンを購入できます。
法人向けパソコンを個人で買う時の注意点
法人向けパソコンを個人で購入する際は、以下の点に注意して選択することが重要です。
- 使用目的を明確にして選ぶ
業務内容や使用頻度を明確にし、必要なスペックを見極めることが大切です。オーバースペックはコスパの低下につながり、アンダースペックは作業効率の低下を招きます。 - セキュリティ対策を十分に行う
法人向けパソコンには高度なセキュリティ機能が搭載されており、個人使用時も適切な設定と運用が必要です。定期的なアップデートを行い、ウイルス対策ソフトの導入も検討しましょう。 - 中古品はリスクが高いので避ける
中古の法人向けパソコンは、セキュリティリスクやサポート対象外となる可能性があります。保証やサポートを考慮すると、新品での購入が安心です。
上記の注意点を押さえて自分に合う製品を購入することで、法人向けパソコンが持つ高い性能と信頼性によるメリットを享受できるでしょう。
個人で買う!NECが提供する法人向けパソコンの魅力
NECの法人向けパソコンは、個人購入においても優れたサポート体制と品質を提供しています。電話・Web・チャットを通じてパソコン選びや見積もり・仕様確認・複数台購入割引などを気軽に相談できるのが特徴です。注文もWebサイトや電話から簡単に行えるため、購入プロセスをスムーズに進められます。また、国内で組み立てを行い品質管理を徹底することで、高い信頼性と安定性を備えています。購入後の無料サポートも充実しており、技術的な問題や使用方法の質問にも丁寧に対応している点も魅力です。個人ユーザーでも充実したサポートを受けられるため、安心してパソコンを導入できるでしょう。
NECの法人向けパソコン!個人で買うおすすめモデル3選
NECは、業務に合わせてスペックをカスタマイズできるBTO(Build To Order)パソコン を販売しています。ここからは、NECのおすすめ法人向けパソコンをご紹介します。
1|一般的なオフィスワークに対応するエントリーモデル「VersaPro J タイプVW」
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VersaPro J タイプVWは、コストパフォーマンスを重視する個人ユーザーにおすすめの法人向けパソコンです。グラフィック性能に定評のあるAMD Ryzen™ 5 7535Uを標準搭載し、スムーズな動画閲覧やコンテンツ作成業務を実現します。15.6型フルHD(1920 ×1080)ディスプレイとテンキー付きキーボードを搭載しており、事務作業や資料作成における操作性も快適です。また、最大バッテリー駆動時間は約15.4時間(アイドル時)を実現しており、長時間の業務にも対応できます。一般的なオフィス業務であれば十分な性能を備えているため、在宅ワークを行う個人ユーザーにもおすすめです。
| OS | Windows 11 Pro |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen™ 5 7535U |
| グラフィックボード(GPU) | AMD Radeon™ 660M グラフィックス(プロセッサに内蔵) |
| メモリ | 8~32GB |
| ストレージ(SSD) | 256GB〜1TB |
| ディスプレイ | 15.6型ワイドTFTカラー液晶(フルHD:1920 × 1080LEDバックライト ノングレア) |
| 外部インターフェイス | ・USB Type-C × 1 ・USB Type-A × 2(内1ポートはパワーオフUSB充電機能付き) ・HDMI × 1 ・LAN × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
| 重量 | 約2.2kg |
| バッテリー駆動時間(アイドル時) | 約15.4時間 |
2|高性能CPUを搭載した「VersaPro J タイプVF」
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VersaPro J タイプVFは、セキュリティ機能を重視するユーザーにおすすめのミドルクラスモデルです。パソコン内部の状態を診断できるハードウエア・スキャン機能を搭載しており、不具合の早期解決が期待できます。指紋認証センサーも搭載しており、パスワード入力の手間を省きながら高いセキュリティを維持できるのも魅力です。また、CPUには第13世代Intel® Core™ i5/i7を選択でき、ビジネスアプリを使ったマルチタスクにも対応できます。個人事業主やフリーランスなど、業務でのセキュリティ要件が高いユーザーの強い味方となる法人向けパソコンです。
| OS | Windows 11 Pro |
|---|---|
| CPU | Intel® Core™(i7-1355U/i5-1335U/i3-1315U) |
| グラフィックボード(GPU) | Intel® UHD グラフィックス/Intel® Iris® Xe グラフィックス(どちらもCPUに内蔵) |
| メモリ | 4~32GB |
| ストレージ(SSD) | 256GB〜1TB |
| ディスプレイ | 15.6型ワイドTFTカラー液晶(フルHD:1920 × 1080 orHD:1366 × 768 LEDバックライト ノングレア) |
| 外部インターフェイス | ・USB Type-C × 1 ・USB Type-A × 2(内1ポートはパワーオフUSB充電機能付き) ・HDMI × 1 ・LAN × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
| 重量 | ー |
| バッテリー駆動時間(アイドル時) | ー |
3|NPUを搭載したAI PC「VersaPro J タイプVZ」
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VersaPro J タイプVZは、AI技術を活用したい個人ユーザー向けのハイスペックモデルです。最大50TOPSのNPUを内蔵したAMD Ryzen™ AI 7 PROを搭載し、Microsoft社が提唱する「Copilot+ PC」に準拠した性能を備えています。AI処理に特化した専用パーツ「NPU」を搭載しているので、AIサービスの活用がスムーズに行える他、ローカル環境での業務データとのAI連携も可能です。
また、AIによるバッテリーマネジメント機能も有用です。長時間利用を可能にするロングバッテリーモードや寿命を延ばすスマート充電、利用時間を学習してバッテリー消費を抑えるスマート・スタンバイなどに対応しています。高性能・高機能な法人向けパソコンを求める人におすすめのモデルです。
| OS | Windows 11 Pro |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen™ AI 7 PRO 360 |
| グラフィックボード(GPU) | AMD Radeon™ 880M グラフィックス(プロセッサに内蔵) |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ(SSD) | 256GB〜1TB |
| ディスプレイ | 14.0型ワイドTFTカラー IPS方式液晶(WUXGA:1920× 1200 LEDバックライト ノングレア) |
| 外部インターフェイス | ・USB Type-C × 2(Thunderbolt™4、Power Delivery対応:パワーオフUSB充電機能付き、ACアダプタの接続ポートを兼用) ・USB Type-A × 2(内1ポートはパワーオフUSB充電機能付き) ・HDMI × 1 ・USB-LAN変換アダプタ:有り/無し ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
| 重量 | 約1.39kg |
| バッテリー駆動時間(アイドル時) | 約22.5時間 |
セキュリティ・耐久性に優れた法人向けパソコンは個人で買うことができる!
法人向けパソコンは個人でも購入でき、高い耐久性とセキュリティ機能が魅力です。購入時はWindows 11 Pro・Intel® Core™ i5以上・8GB以上メモリ・SSD256GB以上を基準にし、使用目的に応じてスペックを決めることが重要になります。エントリーモデルは10万円台から、ハイエンドモデルは50万円以上と価格帯が幅広いため、予算と用途を明確にして最適な製品を選択すると良いでしょう。NECは、品質管理にこだわった法人向けパソコンを販売しています。スペックのカスタマイズにも対応しているため、ぜひ下記の公式サイトで詳細をチェックしてみて下さい。
NECの法人向けパソコンはこちら



