LAVIE 新キャンペーン
【予算10万円前後】ノートパソコンの
おすすめの選び方
仕事や勉強、趣味などでノートパソコンが必要になったので、購入したいけど、予算が10万円くらいしかない…。あきらめないでください。それでも、仕事や趣味でも使えるノートパソコンを購入することができます。
高解像度の動画編集などが目的ですと、性能が不足することもありますが、書類作成やインターネット、動画視聴くらいであればまったく問題ありません。自分の用途に必要な性能をちゃんと把握しておけば、10万円前後でも十分に満足できるノートパソコンを購入することができます。
ノートパソコンは10万円前後でも大丈夫

仕事の書類作成、インターネット、動画視聴が目的なら、ノートパソコンの購入予算は10万円前後でも大丈夫です。それくらいの予算でも、問題なく利用できるノートパソコンを購入できます。
予算10万円という価格帯は、学校への入学や就職などの機会に、初めて自分専用のパソコンが必要になる人におすすめの金額です。さまざまな特徴を持った製品を発売しているので、自分の好みや用途にあったものを見つけてください。
性能だけでなく、デザインや持ち運びやすさなど、自分の好みに合ったものがきっと見つかるはずです。
ただし、10万円前後で販売されているノートパソコンは、できることに限りがあります。不満なく使えるのは、あくまでも、仕事や勉強を中心とした使い道の場合です。
4Kの高解像度の動画編集をしたり、3Dのリアルな映像のゲームを遊んだりするには、高い性能が必要になるので、10万円前後のノートパソコンでは、どうしても性能が足りません。高性能が求められる用途の場合は、予算を追加して、もっと価格の高いパソコンを購入しましょう。
10万円前後でノートPCを購入するときのポイント

予算10万円前後でノートパソコンを購入数するときに、注意すべきポイントについて解説します。
10万円前後の予算があれば、満足できるノートパソコンを購入することはできます。しかし、その値段で販売されているノートパソコンは、誰もが満足できるもの、とは限りません。人によっては、性能が物足りなかったり、重量が重すぎたり、さまざまな不満に感じることもあるでしょう。
満足のできるノートパソコンを購入するために必要な4つのポイントについて解説します。自分にぴったりのノートパソコンを手に入れられるよう、それぞれのポイントをしっかりチェックしてください。
【ポイント1】ノートPCの使い道を決めておく

ノートパソコンを購入するときは、どういったことに使うのかを、しっかりと決めておきましょう。
10万円前後の予算があれば、満足のできるノートパソコンを購入することができますが、どのノートパソコンを購入しても大丈夫というわけではありません。まんべんなく性能の高いノートパソコンを購入するには、予算10万円は、少し物足りない金額なのです。
どのような機能が必要で、どの性能を高いものにするか、きちんと考えておく必要があります。そのために、ある程度、どういったことにノートパソコンを使うのかをしっかり定めておきましょう。そうすることで、納得のできるノートパソコンを購入できます。
仕事用なら高性能でなくても快適に使える
仕事で書類作成、表計算を行う程度であれば、高価な最新のCPUを搭載したノートパソコンでなくても、問題なく書類を作成できます。パソコンを使うのが、書類仕事がほとんどであれば、予算10万円で問題ないでしょう。
書類作成でノートパソコンを快適に使うのであれば、メモリの容量を多くするのがおすすめです。たくさんのWebブラウザウインドウを参照して、Microsoft Office、画像編集などのアプリケーションを同時に起動しながら作成するようなシーンでは、多くのメモリを消費します。パソコンに十分なメモリ容量がない場合は、ストレージの一部の領域を仮想メモリとして使うため動作が遅くなることがあります。メモリが多ければ、ストレージへのアクセスを減らせるため、より動作を快適にできます。
インターネット・動画視聴なら高性能は不要
インターネットを利用するためにノートパソコンを購入するなら、高性能である必要はありません。高性能なCPU、大容量のメモリやストレージのどれも必要ありません。必要最低限の性能があれば、問題なく動作しますし、性能の低さに不満を感じることもあまりないでしょう。
ただ、快適にインターネットを活用するのであれば、メモリは多ければ多いほどいいでしょう。複数のWebサイトを同時に表示させたり、高解像度の動画を再生させたりしても、動作がスムーズで、気持ちよくノートパソコンを使うことができます。
また、あまり持ち運びをせず、屋内での利用が中心なら、ディスプレイのサイズが大きなノートパソコンにするのもいいでしょう。複数のWebサイトを同時に表示させたり、動画を大きな画面で再生させたりできるようになります。
趣味用は高性能でないことを前提に
ノートパソコンの予算が10万円前後の場合、リアルな3D映像のゲームや高精細の動画編集など、高度な処理が必要な趣味では、あまり快適には使えないと思っておきましょう。
特に、リアルな3D映像のゲームや高精細の動画編集では、どうしても高性能なパソコンが必要です。イラストや漫画の作成も、高解像度の場合ですと、やはり高い性能が必要になります。
ただし、ボードゲームやシミュレーションゲーム、HD画質程度の動画編集であれば、あまりパソコンに負荷がかからないため、予算10万円のノートパソコンでも十分に楽しむことができます。そういった用途でノートパソコンを使用するのであれば、ストレージを、HDDよりアクセスが快適で、スピーディなSSDを選択しましょう。データを読み込む待ち時間が大幅に減って、ストレスを感じる機会が軽減します。
【ポイント2】利用する人を想定する

購入したノートパソコンを誰が使うのか、ということも重要なポイントです。
使うのは自分だけなのか、家族と供用する予定なのか、子どもが使うためなのか、それによってノートパソコン購入時に気をつけるポイントが変わります。
自分しか使わないのであれば、自分に適したノートパソコンを購入すればいいでしょう。しかし、家族との共用や子ども用である場合、ほかの人がどういう使い方をするのかも考えなくてはいけません。人によって重視すべきスペックがことなることに注意して、どういったノートパソコンを購入するか検討してください。
自分専用は機能の取捨選択をしっかりと
自分専用のノートパソコンを購入するのであれば、難しいことを考える必要はありません。ほかの人のことを考えなくても良いのですから、自分にとって必要なスペックのノートパソコンを選べばいいだけです。
ただし、予算は10万円前後と決まっています。だから自分にとって必要な機能と性能について、しっかりと見きわめなくてはならず、取捨選択が重要です。予算が限られているため、CPUやメモリ、ストレージなどの性能をまんべんなく高めようとすると、どれもスペックが中途半端になり、物足りないパソコンになってしまうでしょう。どのパーツの性能を高めて、どのパーツの性能をあきらめるのか、よく検討してください。
家族共有ならストレージ多めがおすすめ
家族共用のノートパソコンを購入する場合、もっとも大きな難問は「何に使うのかがわからない」ことです。複数の人が使うのですから、それは当然です。予算に限りがある場合、誰が使っても快適なパソコンを購入するのは難しいでしょう。そのため、もっとも不満が集まりそうなポイントを考えましょう。
一番不満が集まりやすいポイントは、ストレージの容量です。複数の人が、それぞれのデータをストレージに保存していくので、どんどん残り容量が減っていきます。しかも、ほかの人のデータを勝手に消すわけにはいきません。したがって、なるべくストレージの容量は大きくしておきましょう。それでも不足した場合は、外付けのストレージをあとから加えましょう。
子ども用なら長く使えるように
子ども用にノートパソコンを購入するのであれば、できるだけ長く使えるように、やや高めのスペックのものを選びましょう。あまりにも性能が低いと、パソコンを使うことそのものにストレスが溜まってしまうため、徐々に使われなくなってしまうおそれがあります。子どもの使うパソコンに高性能のスペックは必要ありませんが、快適な使用感をできるだけ長く保てるようにしましょう。また、低スペックのパソコンは、時代遅れになるのも早いです。
快適な使用感を保つポイントは、メモリです。メモリが8GB以上あれば、複数のソフトウェアを起動したり、複数のWebサイトを表示させたりしても、快適に操作できます。できれば、ストレージもSSDにしましょう。ストレージのアクセスがスピーディで、データの読み込みにストレスを感じません。
【ポイント3】必要な機能・ソフトを確認する

ノートパソコンを購入するときは、自分が必要な機能を搭載しているか、忘れずにチェックしましょう。
ソフトウェアであれば、あとからインストールすることができますが、USB端子などのインターフェイスは、基本的にあとから加えることができません。
ただし、必要でない機能を搭載している場合は、搭載していないノートパソコンを選びましょう。それだけ価格を抑えられる可能性があります。すぐに使わないソフトウェアであれば、後から購入することにすれば、初期費用を抑えることができます。
光学ドライブは非搭載モデルもある
DVDドライブやブルーレイドライブなどの光学ドライブは、あまり使う機会がないので、非搭載モデルを選択して価格を抑えてもいいでしょう。現在、多くのソフトウェアはダウンロード販売されていますし、音楽データもネットで購入できます。データの受け渡しも、インターネットで行うのが主流となってきています。そのため、光学ドライブを使用する機会は、あまりありません。
光学ドライブ非搭載のノートパソコンは近年多く販売されています。光学ドライブがない分、ノートパソコンの重量も軽くなります。非搭載モデルは、光学ドライブをあまり使わないのであればおすすめです。もし、光学ドライブが必要になったとしても、USBで接続する外付けの光学ドライブを追加することができます。
Microsoft Officeの有無は要チェック
10万円前後のノートパソコンの場合、Microsoft Officeがインストールされていないことがあるので、必要な人は必ずチェックしましょう。Microsoft Officeは、4万円近くする高価なソフトウェアであるため、価格の安いノートパソコンだと、インストールされていないことがあるのです。
仕事などで使う場合は、Microsoft Officeを別途購入するか、最初からインストールされているモデルを購入しましょう。ちなみに、Microsoft Officeだけをノートパソコンと別に購入するより、最初からインストールされているモデルのほうが、価格的にお得なことが多いです。そのため、最初からMicrosoft Officeが必要なら、多少予算をオーバーしても、あらかじめインストールされているモデルを購入することをおすすめします。
インターフェイスにも注意が必要
USB端子の種類や数、ディスプレイ端子の種類など、インターフェイスに関する部分は、購入後に変更できないので、よく確認しておきましょう。特に、サイズのコンパクトなノートパソコンは、それだけインターフェイスのスペースが小さいので注意が必要です。
ただ、端子の数を増やしたり、変換したりする外付けの機器もあるので、心配しすぎる必要はありません。USB端子は、USBハブという装置を使って端子の数を増やすことが可能です。ただし、USBハブを設置するスペースが必要になります。
ディスプレイ端子は、外部のディスプレイに接続するためのものです。自宅で使っているディスプレイの端子と種類が合わない場合は、変換するコネクタが必要です。
ノートパソコンによっては、LANと接続する端子がないことがあるので、有線で接続したい人は注意しましょう。
【ポイント4】持ち運びやすさの重要性

家の中で使う予定であれば、ノートパソコンの重量や持ち運びやすさは、あまり気にする必要がありません。しかし、ノートパソコンの最大の利点は「持ち運べる」こと。いろいろな場所で持ち運んで、仕事や動画鑑賞を楽しめることです。
しかし、気軽に持ち運ぶには、重量や持ち運びやすさが重要です。重かったり、大きすぎたりすると、持ち運ぶのが大変で、結局、デスクトップパソコンと同じように、机に置きっぱなしになってしまうでしょう。
ノートパソコンをいろいろな場所で活用したい場合に、注意しておきたいポイントについて解説します。
持ち運びやすいノートPCは価格が高い
持ち運びやすい軽量なノートパソコンは、一般的に価格が高いことが多いです。性能があまり変わらないのであれば、ディスプレイが13~14インチの一般的なサイズのノートパソコンと比べて、コンパクトで軽量なノートパソコンのほうが、高価になります。
そのため、毎日のようにノートパソコンを外出先へ持っていくような人は、持ち運びやすさも考慮しましょう。重さを感じると、持ち運ぶこと自体が苦痛になってしまい、使わなくなってしまいます。
ときどきしか持ち運ばない、家の中で移動するだけ、という場合は、持ち運びやすさは気にしなくても大丈夫です。この場合は、快適にパソコンを操作できることが最優先です。ノートパソコンが多少重くても、たまに持ち運ぶ程度であれば、あまり気になりません。
自宅だけで使うノートPCもアリ
持ち運べることがノートパソコン最大の利点ですが、必ずしも、持ち運ぶ必要はありません。ノートパソコンには、省スペースという利点もあります。デスクトップパソコンよりも机のスペースを必要としないので、常に同じ机に置きっぱなし、という使い方でもいいでしょう。
机を広く使う作業をしたいときは、ノートパソコンを閉じて、別の場所に移動させる、という使い方もできます。ノートパソコンを外部ディスプレイに接続すれば、デスクトップパソコンのように広い画面で操作することも可能です。
また、家族と共用する場合、ノートパソコンをリビングに置いてもじゃまになりませんし、ほかの人に見られないように使いたいときだけ、別の部屋へ持っていくのもいいでしょう。
ノートパソコンのスペックは何を重視する?

パソコンを購入するとき注目すべき基本的なスペックは、CPU、メモリ、ストレージが挙げられます。どれもが使い心地を大きく左右し、また販売価格にも影響を与えます。予算が10万円前後と決まっているので、どのパーツをどれほどの性能にするのかは、重要な問題です。使用用途をもとに、よく検討する必要があります。
それぞれのパーツにどれほどの性能があれば、快適にノートパソコンを使えるでしょうか。予算10万円前後で、CPU、メモリ、ストレージなどのパーツについて、どれだけの性能があれば快適にノートパソコンを使えるのか、スペックの目安について解説します。
CPUとメモリを選ぶ目安
CPUとメモリは、パソコンの性能を大きく左右するもっとも基本的なパーツです。この2つのパーツが高性能であれば、高性能なパソコンと判断することができます。つまり、高性能なCPU、大容量のメモリのノートパソコンであれば、快適に操作ができる可能性が高くなります。
快適にパソコンを使用したいのであれば、どちらも不満のないスペックのものを選びましょう。
ただし、非常に高価なパーツなので、どちらも良いものを選ぶと予算をオーバーしてしまいます。つまり、できるだけ必要最低限の性能で、オーバースペックを避けることが大切です。
CPUはインテル® Core™ i3以上で
CPUには、インテルとAMDの2大メーカーがあります。それぞれのCPUの目安について解説します。
CPUは性能の段階ごとに名前がついていて、インテルの場合、インテル® Core™ i9、Core™ i7、Core™ i5、Core™ i3の順に性能が下がっていきます。
高性能なCPUは、それだけ処理に時間のかかる、負荷の高い作業をするためのものです。ノートパソコンを、書類作成のために使うのであれば、高性能なCPUは必要ありません。書類作成中心の場合はインテル® Core™ i3以上であれば、問題ないでしょう。
AMDのCPUの場合は、AMD Ryzen9、Ryzen7、Ryzen5、Ryzen3の順に性能が下がります。インテル® Core™ i3に相当するCPUは、AMD Ryzen3です。それ以上の性能があれば、書類作成で不自由を感じることはないでしょう。
予算に余裕があるのであれば、インテル® Core™ i5、AMD Ryzen5以上のCPUがおすすめです。複数のソフトウェアを起動したり、ゲームで遊んだり、動画編集をしたりといった、負荷のかかる作業を行っても、パソコンが快適に動作します。
メモリは8GB以上をおすすめ
メモリは、パソコンで使用しているデータを一時的に保管する役割を担っています。そのため、メモリが多ければ多いほど、ストレージのデータへアクセスする機会を減らすることができるので、その分負担を軽減して快適にパソコンを使うことができます。
メモリが少ないのに、大きなデータを扱う作業をすると、ストレージへのアクセスが頻繁に起こるため、それだけパソコンの動作が遅く、快適さが失われます。大きなデータを扱うのであれば、大容量のメモリは必須です。
パソコンを動かすだけであれば、メモリは4GBもあれば足ります。4GBのメモリでも、テキストを入力して、書類を作成するような作業なら問題ありません。しかし、複数のデータを開きながら作業をするのであれば、メモリは8GB以上あったほうがいいでしょう。特に、WordとExcelなど複数のソフトウェアが起動する状況であれば、メモリを8GB以上にするだけで作業の快適さが向上します。メモリが16GB以上なら、快適さがさらに増すので、予算に余裕があれば16GB以上のメモリを検討してもいいでしょう。
スペックが良いと長く使える
どんなに高性能なパソコンでも、購入してからある程度の時間が経つと、性能のが不足を感じるようになります。ただし、購入時に高性能であれば、性能に物足りなさを感じるようになるまで時間がかかるので、それだけ長く使うことができるのです。
特に、CPUとメモリは、購入時の性能のまま使い続けるのが一般的です。だから、予算が許す限り、できるだけ性能の良いものを選びましょう。
特にメモリは、パソコンを操作するときの快適さに、大きな影響を与えるパーツです。容量が多ければ多いほど快適に使えるようになります。そのため、できるだけメモリが大容量のノートパソコンを選びましょう。メモリが多いだけでも、長く使えるパソコンになります。
ストレージはどれくらい必要?
パソコンのストレージも、メモリと同じように多ければ多いほど良く、多すぎて困ることがありません。
動画ファイルのようにサイズの大きなデータでも、ストレージの残り容量を気にすることなく保存することができます。
ただし、ストレージ容量が大きければ、それだけノートパソコンの価格は高くなってしまいます。予算に限りがある場合、ストレージの容量は、必要最低限にとどめておきたいところです。
不要なデータを小まめに削除したり、無料で使えるオンラインストレージなどのサービスを活用したりして、ストレージを節約にするのもいいでしょう。
ストレージは256GBあれば大丈夫
必要なストレージ容量は、人によってさまざまです。大量にソフトウェアをインストールする、大量に動画や画像を保存する、といった場合は、大容量のストレージが必要になります。場合によっては、1TBあってもまだ足りないということもあるでしょう。
ただし、多くの場合、ストレージは256GBもあれば、さまざまな用途に対応できます。使っていないソフトウェアはアンインストールする、もう必要ないデータは削除する、ゴミ箱にファイルを溜めておかない、といったちょっとした心がけで、容量不足が起こらなくなります。
ストレージ容量が、64GBや128GBのノートパソコンもあります。これくらいのストレージ容量でも、パソコンを動かすことには可能ですが、新しいソフトウェアをインストールする際はもう少し余裕があったほうがいいでしょう。
SSDなら快適に使える
ストレージには、大きく分けてSSDとHDDの2種類があります。
HDDは構造的に衝撃に弱いため、何かがノートパソコンにぶつかったり、下に落としたりすると、データが壊れてしまうおそれがあります。しかし、価格は安いため、ストレージをより大容量にするメリットああります。
SSDは、衝撃に強いのが特徴です。また、HDDと比べてデータの読み書きがとても速いため、SSDのほうが快適に使うことができます。ただし、高価なため、ノートパソコンに大容量のSSDを搭載するのは難しいでしょう。
それぞれにメリット・デメリットがありますが、ノートパソコンで使うのであれば、安心度や快適さから、SSDをおすすめします。
外付けSSD、HDDで容量不足をカバー
動画編集やイラストの作成などで、どうしても大容量のストレージが必要な場合は、USB接続の外付けストレージを追加も可能です。大容量のデータを外付けのストレージに保存すれば、ノートパソコンに内蔵しているストレージの容量を節約することができます。
また、重要なデータのバックアップ先として、外付けストレージを使うことも可能です。
ソフトウェアの起動などには使用しない外付けのストレージであれば、安価で大容量のHDDを使用するのもいいでしょう。HDDであれば、1TB以上の大容量のストレージでも、比較的安価で販売されています。もちろん、外付けのストレージでも、SSDのほうがデータの読み書きが高速で快適ですが、内蔵ストレージと同じように、価格は比較的高めです。
クラウドストレージならスマホでも使える
写真などのデータがストレージに溜まって、圧迫しているのであれば、インターネット上にデータを保存できるクラウドストレージを使ってみましょう。Googleなどが、無料で写真などを保存できるサービスを提供しています。写真以外にも、書類や動画など、さまざまなデータが保存可能で、ほかの人とデータを共有することもできます。
有料のクラウドストレージでは、1TBもの大容量のサービスもあります。これだけの容量があれば、ほとんどのデータをインターネットに移すこともできます。すぐには使わないものの、残しておきたいデータは、そういったサービスを利用しましょう。そうすることで、ノートパソコンの内蔵ストレージを節約することができます。
画面サイズはどれくらいがいい?

ノートパソコンのディスプレイのサイズはさまざまです。11インチほどの小さなものから17インチもある大きなものまで幅広く揃っています。17インチディスプレイのノートパソコンは、頻繁に持ち運ぶのには向いていませんが、机に設置して、じっくりと仕事をするのには向いています。逆に頻繁に持ち運ぶのであれば、大きなディスプレイのノートパソコンよりも、11〜14インチ程度のカバンに入れられるサイズのほうが便利です。
このように、ノートパソコンのディスプレイの大きさは、どういった使い道を想定しているかで選ぶものが変わります。また、ディスプレイの大きさは、ノートパソコンの使いやすさにも影響します。ノートパソコンをどういったことに使う予定なのかを、よく考えておきましょう。
持ち運び重視なら軽量・コンパクトモデルを
ノートパソコンを頻繁に外へ持ち運んで使うのであれば、ディスプレイのサイズは小さいほうがいいでしょう。ディスプレイのサイズが小さければ、それだけ持ち運びがしやすく、かつ軽量のノートパソコンになります。
カバンにノートパソコンを入れることを考えると、A4判(297×210mm)ほどの大きさが、一番持ち運びやすいでしょう。
ワイドディスプレイだと、12インチが265×149mm、13.3インチが293×165mmでA4判に近いサイズです。ディスプレイには、さらに外枠があるので、その分の大きさも追加されることに注意してください。
また、ディスプレイが小さいノートパソコンは、それだけ画面が狭くなります。ディスプレイの大きなノートパソコンと比べると、やや見にくいことに注意しましょう。
自宅メインなら15インチ以上に
ほぼ自宅内で使用するノートパソコンであれば、軽さやコンパクトさにこだわる必要はありません。できるだけ使いやすいサイズのノートパソコンを選びましょう。多少重かったとしても、ほとんど持ち運ばないのですから、問題はありません。使いやすさを重視するなら、ノートパソコンとしては一般的な15インチ以上のディスプレイがおすすめです。
15インチのディスプレイは、書類作成や表計算ソフトなどが使いやすく、仕事に適したサイズです。また、15インチのノートパソコンであれば、キーボードにテンキーを搭載しているモデルもあり、数字の入力がしやすくなっています。
ただし、外へ持ち運ぶにはやや重いモデルがあるので注意してください。
マルチディスプレイの活用もおすすめ
自宅でノートパソコンを使用するのであれば、マルチディスプレイにするのもおすすめです。ノートパソコンのディスプレイ端子から追加のディスプレイへ接続することで、パソコンのデスクトップを2画面にすることができます。
このようにマルチディスプレイにすることで、片方のディスプレイで資料を表示し、もう片方のディスプレイで作業をするといった使い方が可能になります。
ディスプレイが増える分、やや設置スペースが必要にはなりますが、画面が広くなって作業効率の向上が期待できます。また、ノートパソコンのディスプレイのサイズも気にする必要がありません。ディスプレイの小さなノートパソコンでも、自宅では広い画面で作業が可能になります。
ノートPCをもっと快適にするポイント

ノートパソコンは、CPUやメモリ、ストレージなどの基本的なスペックだけが、作業の快適さを決定するわけではありません。そのほかにも、ノートパソコンを快適にするポイントがいくつもあります。
ちょっとした機能の使い心地が変わるだけで、ノートパソコンの快適さは大きく変わります。特に、持ち運ぶ機会の多い人、仕事で使う機会が多い人は、スペック以外の機能が快適さを大きく左右することがあります。
バッテリーやキーボード、モバイル通信など、基本性能以外の部分にも注目してみましょう。
長時間駆動するバッテリーが安心
頻繁にノートパソコンを持ち運ぶ人の場合、バッテリーの駆動時間はとても重要なポイントです。バッテリーが切れそうになったときに、すぐ近くに電源があるとは限りません。また、バッテリー切れを警戒して、電源ケーブルもいっしょに持ち運ぶのは、軽量なノートパソコンを買った意味がありません。自宅を出てから帰るまでバッテリーが持つのが理想です。
ノートパソコンによっては、長時間駆動のバッテリーを選択できるモデルがあります。中には、10時間以上も連続で使用できるモデルもあるので、その場合、家を出て、帰るまでバッテリーが切れる心配はほとんどありません。これなら、電源ケーブルをいっしょに持たずに済みます。
LTE対応でどこでも接続できる
ノートパソコンを外へと持ち運ぶとき、常にWi-Fiが届く場所にいるとは限りません。スマートフォンと同じように、ノートパソコンでもモバイル通信ができると、Wi-Fiがない場所でもインターネットに接続できるようになります。
モバイル通信のLTEに対応しているノートパソコンであれば、スマートフォンと同じように、SIMカードを挿入するだけで、モバイル通信を使ってインターネットへ接続できます。
ただし、モバイル通信を利用するには、携帯電話キャリアとの契約が必要です。さらに、月額料金と使用した分の料金もかかります。
このように、毎月費用がかかるので、LTE対応のノートパソコンは、頻繁に外出して作業をする人向けです。ときどき外で使う程度であれば、スマートフォンのテザリング機能をを使ってインターネットに接続しましょう。
キーボードのテンキーもチェック
ノートパソコンは、できるだけコンパクトにできるように、さまざまな機能が省略されています。キーボードのテンキーもその1つです。そのため、ノートパソコンは、テンキーを頻繁に使う人にとっては、少し使いにくい面があります。
ただし、ある程度サイズの大きなノートパソコンの場合、キーボードにテンキーを備えている場合があります。テンキーが必要な人は、キーボードもチェックしておきましょう。表計算ソフトなどで、数字を頻繁に入力する人は、テンキーがついているノートパソコンがおすすめです。
テンキーのないノートパソコンを購入しても、テンキーつきのキーボードや、テンキーだけのキーボードをUSBで接続して使うことができます。
持ち運ぶなら堅牢性の高い製品を
頻繁にノートパソコンを持ち運ぶのなら、落としてしも壊れないように、頑丈なモデルがおすすめです。 ノートパソコンは精密機器なので、ちょっとした衝撃でデータが消えてしまったり、本体が壊れてしまったりすることがあります。数センチ程度の高さから落としても、あまり心配する必要はありませんが、1メートルほどの高さの机から床に落とすと、壊れてしまうかもしれません。
ノートパソコンによっては、そういった衝撃に強い、堅牢性を高めたモデルがあります。落下だけでなく、圧力にも耐えられるものもあります。仕事などに関係するような、重要なデータを持ち運んでいる場合は、万が一のことを考えて、堅牢性の高いモデルを選ぶことをおすすめします。
自宅メインなら安定性の高い有線LANを
Wi-Fiは、場所によっては電波がうまく届かず、通信が不安定になってしまうことがあります。Wi-Fiルーターからあまり離れていなくても、間に障害になるものがあると、通信が不安定になってしまうことがあるのです。
ほぼ自宅にいるのであれば、インターネットへの接続は、通信の品質が安定した有線LANがおすすめです。セキュリティ的にも、途中で盗聴されない有線LANのほうが安全です。
ただし、ノートパソコンによっては、インターフェイスに有線LANの端子を備えていない、Wi-Fiでしかインターネットに接続できないモデルがあるので注意しましょう。そういった場合は、有線LANをUSBで接続できる変換コネクタを使って接続することができます。
NEC Directで購入できるおすすめノートパソコン
NEC Directで予算10万円程度から購入できるノートパソコンを紹介します。
NEC Directでは、基本的にすべてのパソコンのカスタマイズが可能なので、自分にとって重要な性能だけをアップさせることができます。例えば、メモリを大容量にした分、ストレージにかける費用を節約するなど、予算に合わせたカスタマイズもできます。
まずは試しに、おすすめしたパソコンをもとに、自分の求める性能にカスタマイズしてみましょう。
また、旧モデルお買い得セールや、アウトレットセールなども頻繁に開催しているので、小まめにチェックしてください。
LAVIE Direct N15(2022年夏モデル)

LAVIE Direct N15は、ディスプレイのサイズが15.6型ワイドと大きめなので、書類作成や表計算ソフトなどを使った仕事をする人に使いやすいモデルです。また、パスワードを入力せずに、Webカメラを使った顔認証機能に対応しています。
CPUが、AMD Ryzen™ 7 5800Uやインテル® Core™ i3~Core™ i7まで対応しているのもポイントです。高性能CPUを選択すれば、長い間、性能に物足りなさを感じることなく、使い続けられる一台になるでしょう。ほかにも、メモリを32GBまで増やせたり、SSDを1TBにできたりと、ハイスペックなノートパソコンへのカスタムもできます。
また、光学ドライブを搭載しているので、CDやDVDを読み込むことも可能です。LAVIE Direct N15は、仕事だけでなく、インターネットを楽しんだり、映画を再生したりと多くの人にとって使いやすいため、家族で共用するノートパソコンとしてもおすすめです。
LAVIE Direct N15(R)(2023年春モデル)

LAVIE Direct N15(R)は、CPUにAMDのRyzenを採用したモデルです。CPUは、AMD Ryzen3からRyzen7まで選択できるので、快適な操作が期待できます。また、ディスプレイは、15.6型ワイドと大きめのサイズなので、書類作成などを行うときに、広々と画面を使った快適な作業が可能になります。
メモリは32GBまで、SSDは1TBまでとハイスペックノートパソコンへのカスタマイズも可能です。ノートパソコンを仕事だけでなく、動画編集やゲームなど、趣味でも活用したい場合は、予算を追加して、高性能ノートパソコンとして使うのもいいでしょう。そのほか、Webカメラを使った顔認証にも対応しています。
光学ドライブは、DVDだけでなく、ブルーレイディスクドライブも選択可能なので、ノートパソコンで映画を楽しむこともできます。 ノートパソコン1台でいろいろ楽しみたい、という人におすすめです。
LAVIE Direct N13(2023年春モデル)

LAVIE Direct N13の大きな特徴は、コンパクトで持ち運びしやすいことです。ディスプレイのサイズは、13.3型とコンパクトなので、カバンに入れて、気軽に持ち運ぶことができます。学校や職場へ頻繁に持ち運ぶ人におすすめのモデルです。
CPUは、インテル® Core™ i3~Core™ i7から選べる上に、SSDは大容量の1TBまでが選択できるので、コンパクトで高性能なノートパソコンへのカスタムが可能です。また、落下試験や面加圧試験をクリアした堅牢なボディのパソコンなので、壊れてしまう心配をすることなく安心して持ち運びができます。ストレージもHDDに比べて衝撃に強いSSDを採用している点も魅力です。
そのほか、Webカメラを使った顔認証や、約18時間も駆動可能な長時間バッテリーを選択できること、マウスなしでも操作しやすい高精度タッチパッドなど、使いやすい機能がコンパクトなノートパソコンに詰まっています。さらに指紋センサでセキュリティを高めることも可能です。
コンパクトでありながら高性能で、ストレスなく使えるノートパソコンなので、いつでもどこでも、高いパフォーマンスで仕事をしたい、という人におすすめです。
お得に買うならセールは見逃せない

NEC Directでは、頻繁にセールを開催しているので、見逃さないように注意してください。
旧モデルお買い得セールでは、1世代程度前のモデルを安く購入することができます。最新モデルと性能はあまり変わらないので、浮いた予算を使ってパーツの性能を高くカスタマイズすることができます。購入を検討していたモデルに似たスペックのものが旧モデルとして販売されていないか、ぜひチェックしておきましょう。
ほかにもキャンペーンや、アウトレットセールも開催しているので、そちらも要チェックです。パソコンを安く手に入れられクーポンを配布していたり、周辺機器などを実質0円で手に入れられたりする特典などもあります。