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タワー型パソコンを選ぶときのポイント仕事・4K動画編集・ゲーム・イラスト
高性能なパソコンが必要な人にとって、タワー型パソコンは有力な選択肢の1つです。
タワー型パソコンは高い性能と拡張性を備えているので、書類作成をしたい、4K動画を編集したい、ゲームで遊びたい、イラスト・マンガを描きたいなど、パソコンを仕事や趣味などに幅広く使いたい人に向いています。タワー型パソコンを購入することで、できるようになること、利用目的別にタワー型パソコンを選ぶときのポイントなどを紹介します。
タワー型パソコンの特徴
タワー型パソコンは、縦型のケースの大きなパソコンのことを指します。ケースが非常に大きいため、設置するのに広いスペースが必要ですが、その代わり、さまざまなパーツを搭載することができます。
たとえば、最新のグラフィックボードは、サイズが大きいので、パソコンの大きさによっては装着できない場合があります。しかし、タワー型パソコンであれば、グラフィックボードなどのパーツを搭載できるくらい、スペースに余裕があります。
このように、タワー型パソコンは、最新のパーツを使った、高性能なパソコンがほしい、という人に向いています。
タワー型ってどんなパソコン?
タワー型パソコンは縦置きのパソコンのことです。一般的に、タワー型パソコンはサイズが大きいので、小型パソコンでは装着できないような、大きなパーツを利用することができます。つまり、ほかのパソコンと比べて、タワー型パソコンは、さまざまなパーツに対応できるのです。
そのため、タワー型パソコンとして売られている製品は、小型のパソコンと比べて高性能なモデルがとても多いです。
中には、スリムタワー型パソコンのような、サイズの小さなタワー型パソコンもあります。スリムタワー型パソコンの場合、省スペースなので、拡張性が低く、利用できないパーツもあります。
ほかにもタワー型パソコンには、フルタワー型、ミドルタワー型、ミニタワー型があります。一般的に、タワー型パソコンといった場合、ミドルタワー型を指すことが多いです。
タワー型パソコンのサイズ
タワー型パソコンといっても、さまざまな種類があり、大きさもそれぞれ違います。大きいものは、デスクの上でなく、下に収納されることもあります。タワー型パソコンの中でも最も大きいフルタワー型は、高さが60センチを超えるものもあります。競技でゲームをするなど限られた人向けで、あまり一般的ではありません。
タワー型パソコンというと、主にミドルタワー型を指すことが多いです。高さは40~50センチほどで、拡張性が高く、パーツを追加したり、メモリを増設したりと、グレードアップしやすいのが特徴です。
ミニタワー型パソコンは、ミドルタワー型を一回り小さくしたサイズで、高さは40センチほどです。拡張性は高いのですが、ミドルタワー型ほどではありません。
スリムタワー型は、高さ40センチ×幅10センチほどのパソコンです。拡張性はあまりなく、省スペースなをタワー型パソコンを求めている人に適しています。
タワー型パソコンを購入するときは、それぞれどれほどのスペースが必要になるか、あらかじめ調べておきましょう。
タワー型パソコンのメリット
タワー型パソコンのメリットは、サイズの大きさを活かした拡張性の高さです。ケース内のスペースが広いので、メモリの増設、パーツの追加といった作業がしやすいです。
また、空いているスペースに空冷ファンを装備して、パソコンの熱を外へ逃がすこともできるので、発熱量の多い高性能パーツを使用することができます。
タワー型パソコンには、内蔵ストレージを追加するスペースもあります。購入当初のストレージの容量が足りなくなっても、追加することができるのです。多くのソフトウェアをインストールする人にとって、内蔵ストレージを増設できるのは非常に便利です。
メモリやストレージの増設、パーツの交換などすることで、パソコンを長く使い続けることができます。タワー型パソコンは、コストパフォーマンスに優れたパソコンなのです。
タワー型PCを購入するときのポイント
快適に書類作成がしたい、最新のゲームをパソコンで遊びたい、高解像度の動画編集をしたいなど、新しく購入するパソコンにタワー型を選んだ人は、ある程度以上の性能を求めている場合が多いと思います。
そういう人の場合、CPUは求めているだけの性能があるか、将来的にメモリを増設する余裕はあるかなど、購入前に確認が必要な部分がたくさんあります。USB端子の数も重要です。
タワー型パソコンを購入するときの、チェックポイントについて解説します。
搭載しているCPUは?
CPUは、パソコンの処理能力を決定する重要なパーツです。購入予算に余裕があれば、できるだけ高性能なCPUを選びましょう。
パソコンのCPUの2大メーカーは、インテルとAMDの2社です。どちらのCPUを選んでも、大きな違いはありません。
CPUの種類
インテル | AMD | 備考 |
---|---|---|
Core i9 | Ryzen9 | 一般向け製品の最高性能 |
Core i7 | Ryzen7 | 超高性能 |
Core i5 | Ryzen5 | 高性能 |
Core i3 | Ryzen3 | エントリーモデル |
CPUの種類も、モデルの数字が同じであれば、インテルとAMDのどちらでも、ほぼ同性能と考えて大丈夫です。文書を作成する、Web検索をするなど、一般的な用途なら、インテル® Core™ i5、AMD Ryzen™ 5以上のCPUであれば、性能で不満を感じることは少ないでしょう。
また、CPUは、発売された時期によって「世代」で区切られています。そのため、同じCore i5という名前のCPUでも、新しい世代のほうが高性能です。
メモリスロットの数
将来的にメモリを増設する余地を残す、メモリスロットの数は重要なポイントです。メモリスロットに空きがない場合は、いま使っているメモリを外して、より容量の大きなメモリに交換することになります。
メモリを購入するときは、デスクトップパソコン用と、ノートパソコン用でメモリの形状が違うので気をつけてください。また、メモリには、DDR4、DDR3といった規格があり、パソコンが対応していない規格のメモリは使用できません。
メモリは、1枚単位より2枚単位で増設するほうが、メモリの性能を活かせるため、基本的に2枚単位で増設します。つまり、16GB増設したい場合は、8GBを2枚使用します。
パソコンメーカーによっては、メモリの増設を依頼することができます。
内蔵ストレージの容量
当然ですが、内蔵ストレージは、多ければ多いほど、データをたくさん保存ができるので便利です。ただし、大容量のストレージはとても高価です。
内蔵ストレージには、SSDとHDDがあり、半導体素子で構成されるSSDは読み書きが速く、磁気ディスクに記録するHDDは価格が安いというメリットがあります。大量のデータを扱う人は、SSDとHDDの両方を搭載し、WindowsやソフトウェアをメインのSSDにインストールし、データをサブのHDDに保存するといった使い分けをおすすめします。
パソコンのマザーボードに直接SSDを差し込める、M.2 SSDという製品もあります。読み込み・書き込みのスピードが速いので、購入予算があって欲しいパソコンに搭載できる場合は、おすすめです。
内蔵ストレージの容量が残り少なくなっても、タワー型パソコンはスペースに余裕があるので、さらにストレージを内部に追加することが可能です。
USB端子の数。前後でいくつ?
USBは、キーボードやマウスの接続だけでなく、スマートフォンのバックアップ、電子機器の充電など、利用頻度がとても多いです。パソコンを購入するときは、USB端子の数をよくチェックしておきましょう。
もちろんUSBは、多ければ多いほど便利ですが、ただ多ければよいというわけではありません。パソコンの前面と背面にいくつずつあるかを、購入前によく確認しておきましょう。
挿しっぱなしにしておくキーボードやマウスは背面で問題ありませんが、周辺機器とのデータのやり取りなど、利用頻度が低いものは、抜き差しがしやすいように、前面にあったほうが使いやすいです。
またUSBには、USB1.0、USB1.1、USB2.0、USB3.0、USB3.1などの規格があり、新しいものほどデータの転送速度が速いです。対応機器と接続すると、快適に利用できます。
グラフィックの性能も重要
グラフィックボードは、パソコンの中でもっとも価格の高いパーツの1つです。それだけ重要なパーツといえるのですが、グラフィックボードを搭載してないパソコンは珍しくありません。
なぜなら、CPUに内蔵されているGPUというパーツが、グラフィックボードの代わりをしてくれるからです。性能は高くはないものの、フィスソフトを操作するくらいであれば、内臓GPUで十分なのです。
グラフィックボードは、グラフィックの処理を専門にしているパーツです。そのため、動画の編集や、ゲームなど、グラフィック処理に負荷のかかる作業は、グラフィックボードの性能が大きく左右します。
ただし、グラフィックボードは発熱量が多く、またサイズが大きなものが多いので、スリムタワー型パソコンや小型パソコンでは、利用できないことが多いです。
【書類作成をしたい場合】タワー型PCの選び方
書類作成での使用がメインの人に向けて、タワー型パソコンの選び方を解説します。
基本的に、書類作成をするだけであれば、それほど高性能のパソコンは必要ありません。ただ、パソコンを高性能にすることで、書類作成に関連した作業を快適にすることができます。たとえば、複数のファイルを一気に開いたり、複数の資料をいくつも並べたりといった、パソコンに負荷のかかる作業をスムーズにできるようになります。それだけで、書類作成にかかるストレスが軽減します。
また、書類を作成するときは、文書作成ソフトだけでなく、画像を作成するソフトや表計算ソフトなど、複数にソフトを同時に起動できると便利です。そういった負荷のかかる作業も、性能の高いパソコンであれば、難なくできてしまいます。
特にマルチディスプレイは、複数の資料をプリントアウトすることなく見られるのでおすすめです。
SSDでスピーディに起動
パソコンを作業しているとき、データの読み込み・書き込みで待たされてしまうことがあります。そのたびにストレスがたまりますが、それを大幅に軽減するのが、SSDです。HDDと比べて読み込み・書き込み速度が速いため、SSDに変えるだけで、Windowsの起動、オフィスソフトの起動などが、あっという間にできるようになります。
ただ、大容量のSSDはとても高価です。WindowsやソフトはSSDにインストールして、データの保存先をHDDにするといったように、2つの内蔵ストレージを使い分けるのがコストパフォーマンスのよい使い方です。もちろん、購入予算に余裕があるなら、大容量のSSDを使うのがいちばん快適です。
3-2 大容量メモリで軽快に
メモリはCPUが処理するデータを一時的に保管するスペースで、多ければ多いほど内蔵ストレージからデータを参照する回数が減るので、パソコンの動作が快適になります。メモリが大容量なら、複数のソフトを起動するような状況でも、快適に作業を進めることができます。
大容量メモリで軽快に
メモリはCPUが処理するデータを一時的に保管するスペースで、多ければ多いほど内蔵ストレージからデータを参照する回数が減るので、パソコンの動作が快適になります。メモリが大容量なら、複数のソフトを起動するような状況でも、快適に作業を進めることができます。
Windows10のパソコンは、メモリが4GBあれば、インターネットを楽しむくらいなら十分に動かせますが、快適に書類作をするなら、最低でも8GBはほしいところです。8GBあれば、複数のソフトを起動しても快適に動作します。さらにメモリを追加して、16GBにすれば、書類作成だけでなく、動画編集やCGの作成、グラフィックの綺麗なゲームなども快適にできます。予算に余裕があるならば、16GBがおすすめです。
マルチディスプレイ・4Kで書類作成が快適に
書類作成をするなら、複数のディスプレイをパソコンに接続するマルチディスプレイがおすすめです。予算に余裕があるなら、解像度が高い4Kディスプレイにするのもいいでしょう。
パソコンのグラフィック性能によっては、複数のディスプレイを接続することができます。そうすると、パソコンのデスクトップがそれだけ広くなるので、作業のしやすさが格段に向上します。複数の書類を平行して作成したり、デスクで広げていた資料をディスプレイ上で見ながら作業したり、といったことが可能になります。
4Kディスプレイは、解像度がフルHDの4倍あります。そのため、複数のソフトを1つのディスプレイで表示させたり、Microsot Excelで作った巨大な表を一度に表示させたりできるようになります。
【4K動画編集をしたい場合】タワー型PCの選び方
4Kの動画は、解像度がフルHDの4倍あります。それだけ解像度が高い動画を、快適に編集するには、高性能のパソコンが必要になります。
4Kの動画は、ファイルサイズも大きくなるので、ストレージも可能な限り大容量にしておくべきでしょう。万が一のことを考え、バックアップ用のストレージも用意しておきたいところです。また、動画編集を快適に行うのであれば、処理能力が高いグラフィックボードも必要になります。このように、4K動画の編集をするには、大容量のストレージと、高性能のパソコンが必要です。
これだけ高性能なパソコンであれば、後々のグレードアップを想定して、タワー型パソコンを購入するのがおすすめです。4K動画の編集に適した、タワー型パソコンの選び方を紹介します。パソコンのどの部分に注意すればよいのかチェックしてください。
内蔵ストレージを大容量に
4K動画はファイルサイズが大きいので、それだけ大容量のストレージが必要です。内蔵ストレージは可能な限り大容量にしましょう。特に動画の編集をしていると、途中の段階で保存するファイルもあるので、大容量と思っていても、あっという間にいっぱいになってしまいます。
SSDやHDDなどのストレージは、ある日突然故障して、データが消えてしまうことがあります。頻繁にバックアップをとれるように、作業用とは別にストレージを用意しておきましょう。また、作業を快適にできるように、大容量でもストレージは読み込み・書き込みの早いSSDがおすすめです。
高性能グラフィックボードを選ぼう
4K動画を快適に編集する場合は、CPUに内蔵されているGPUでは、性能が足りません。グラフィックボードを搭載しているパソコンを検討しましょう。ただし、高性能のグラフィックボードは非常に高価なので、購入予算で買える範囲の中で、もっとも性能の高いグラフィックボードを選びましょう。
高性能のグラフィックボードは、発熱を抑える空冷ファンが付属しているため、サイズが大きい製品が多いです。そのため、スリムタワー型や小型パソコンだとスペースがなくて利用できないこともあります。高性能のグラフィックボードを使用するなら、ミドルタワー型以上のサイズのパソコンがおすすめです。
高性能CPUと大容量メモリは必須
4Kの動画ファイルは、サイズが大きいため、動画の再生、ファイルのコピーなど、何をするにも時間がかかります。そういったことにかかる時間を軽減して、快適に動画編集をするには、高性能のCPUと大容量のメモリが必要です。
特にメモリは、容量が大きければ大きいほど、ストレージへの読み込み回数を減らして、作業を快適にします。最低でも8GB、作業を快適にするなら16GB以上が望ましいです。CPUも、インテル® Core™ i5以上の高性能なものであれば、ソフトの動作が軽快になり、動画編集がより快適になります。
【ゲームで遊びたい場合】タワー型PCの選び方
最新のゲームは、3Dグラフィックの品質と描画処理が大幅に向上し、実写と見分けがつかないほどリアルになっています。こういったゲームをパソコンで遊ぶには、高性能のパソコンが必要です。ネット対戦だと少しの遅れもミスにつながるので、予算の許す限り高性能なグラフィックボードが求められます。
ちなみに、最高画質でのプレイでなければ、ミドルクラスのグラフィックボードでも、十分にリアルな映像でゲームを楽しむことができます。それなら、費用を大幅に抑えられます。
リアルなゲームを、もっと臨場感たっぷりに楽しむのなら、ディスプレイや音響に凝るのもおすすめです。特にディスプレイをゲーミング用の製品にすると、動きがなめらかになって、映像のリアルさが増します。音響も同様に、左右や背後から物音が聞こえ、まるで自分がゲームの中にいるように感じられるでしょう。
高性能グラフィックボードは必須
4リアルな3DCGのゲームをパソコンで遊ぶには、高いグラフィック性能が求められます。こういったゲームを楽しむには、CPUの性能よりも、グラフィックボードの性能のほうが重要です。グラフィックボードが高性能であればあるほど、リアルな映像を再現でき、家庭用ゲーム機以上にリアルなグラフィックで遊ぶことができます。
ただし、高性能のグラフィックボードは、サイズが大きいものが多いため、パソコンでゲームを遊ぶことを想定している場合は、ミドルタワー型をおすすめします。スリムタワー型や小型のパソコンだと、高性能のグラフィックボードを装着するスペースがないので注意してください。
ゲーム用ディスプレイで快適に
パソコンでゲームを遊ぶ人に向けて、ゲーミングモニターと呼ばれるディスプレイが販売されています。通常のディスプレイだと、操作をしてから表示されるまでにわずかな遅れが出る「表示遅延」が発生します。ゲーミングモニターは、この表示遅延を軽減することで、タイミングがシビアなゲームでも遊べるようになっています。
リフレッシュレートという、ディスプレイが1秒間に画面を書き替える回数も、通常のディスプレイよりゲーミングモニターのほうが多くなっています。
画面を書き替える回数が多いので、ゲーミングモニターは、それだけ動きがなめらかに見えます。
さらに、4Kの解像度に対応するゲーミングモニターなら、より高精細な映像でゲームが楽しめるようになります。
臨場感アップの立体音響
ゲームによっては、前後左右から音が聞こえてくる、立体音響に対応しています。前後左右から音が聞こえるので、どこから敵がおそってくるのかわからない緊張感が大幅にアップします。
立体音響を楽しむには、サウンドカード(またはサウンドユニット)とスピーカーが必要です。パソコンにサウンドカードを装着し、5台、6台とたくさんのスピーカーを接続することで、立体的な音を楽しむことができるのです。
たくさんのスピーカーを設置できない場合は、バーチャルに立体音響を再現できるヘッドホンを代わりに使用してもいいでしょう。
【イラスト・マンガを描きたい場合】タワー型PCの選び方
イラストやマンガを描きたい人にも、タワー型パソコンはおすすめです。ノートパソコンと液晶タブレットの組み合わせでイラストやマンガを描く人は大勢いますが、将来的な拡張性を考えると、タワー型パソコンがおすすめです。
4Kの液晶タブレットが登場して、より高精細なディスプレイで直接イラストが描けるようになりました。4Kの液晶タブレットの登場に伴って、高性能なパソコンも必要になっています。高性能のグラフィックボードやCPUを搭載して、画像処理で待たされることのない、快適な作画環境を、タワー型パソコンで実現しましょう。
イラストやマンガの作成では、メモリの容量も重要です。解像度の高いイラストを描くのであれば、ストレージへの読み込み・書き込みの回数を減らせるように、可能な限り容量の大きいメモリを搭載しましょう。イラストを描くときのストレスを軽減すれば、気持ちよく創作活動に取り組めるでしょう。
作画しやすいディスプレイ環境
イラストやマンガを描く人には、マルチディスプレイ環境をおすすめします。作画に利用するのは液晶タブレットだけですが、イラスト全体の様子や、そのほかのソフトを立ち上げるのであれば、複数のディスプレイがあるほうが便利です。
マルチディスプレイ環境だと、それだけデスクトップが広くなるので、いちいちウィンドウを動かすことなく、全体像を確認し、チャットツールなどで連絡を取り合うことが可能になるのです。
液晶タブレットを使う場合は、HDMIやDisplayPortのインターフェース必要になります。パソコンのディスプレイ端子に空きがあるか確認しておきましょう。4K液晶タブレットの場合は、4Kに対応したDisplayPortやUSB Type-Cなどが必要です。
高性能グラフィックボードで効率アップ
イラストやマンガの作成では、多くの画像処理を行うので、快適に作画を行うには、それだけ高性能のグラフィックボードが必要です。特にマルチディスプレイ環境であれば、ディスプレイの数だけデスクトップがあるので、CPUに内蔵されているGPUでは能力不足です。
4K動画の編集や、ゲームなどで使うような、高価なグラフィックボードでなくても大丈夫です。イラストやマンガは動画ほどの負荷がかからないので、ミドルクラスのグラフィックボードでも、十分過ぎるほどです。グラフィックボードを使用すれば、画像処理にかかる時間を軽減して、ストレスの少ない作画環境を実現できます。
CPU、メモリのスペックにも注目
タワー型パソコンを購入するときは、CPUやメモリにも注目してください。特にCPUは、気軽に交換できるパーツではないので、どの程度の性能のものを選ぶか、よく検討しましょう。画像の処理などはグラフィックボードが処理を担いますが、それ以外の処理はCPUが担っています。
メモリの容量は、イラストやマンガの作画に関わる部分です。メモリの容量が多ければ多いほど、ストレージへの読み込み・書き込みを減らし、快適に作画できるようになります。
ただ、イラストやマンガを作成するパソコンでは、ゲームや動画編集ほどの性能は必要ありません。予算の範囲内で決めましょう。
NEC Directおすすめタワー型パソコン
LAVIE Direct GX
高精細なゲームグラフィックスを美しく表現し、高い処理能力を実現するのであれば、タワー型のLAVIE Direct GXがおすすめです。自由度の高いカスタマイズで、高性能ゲーミングパソコンを構成することができます。
CPUは、最新マルチコアプロセッサを採用。加えてハイグレードの第12世代 インテル® Core™ i7-12700F、ミドルグレードの 第12世代 インテル® Core™ i5-12400Fの2種類から選択可能です。3Dグラフィックスの描画処理などを専門に行う「グラフィックボード」を搭載している点も強みで、プロセッサ単体に比べ、高速処理が可能です。
メモリも最大32GBまで選択可能。デュアルチャネル対応の32GB(16GBx2 DDR4 SDRAM)を選択するとゲームが快適にプレイできるだけでなく、動画編集に利用する場合も、ストレスなく作業できます。
サポートも充実していることが特徴の1つです。ゲームに関することをいつでも質問できる「LAVIE ゲーミングサポート」(1年間無料)が利用できます。ゲームの設定や、ゲーム内チャット利用などの操作方法について、24時間365日質問可能です。
LAVIE Direct DT
LAVIE Direct DTは、NEC LAVIE Directで購入できるタワー型パソコンです。最大の特徴は、カスタマイズをし、ハイスペックなパソコンをオーダーできる点です。CPUはインテル® Core™ i9、メモリは32GBまで可能なので、かなり負荷のかかる作業も快適にできます。ストレージも、SSDが1TBで、HDDが2TBまで対応します。グラフィックボードも複数の選択肢があり、デュアルディスプレイ環境も可能です。
USB端子の豊富さもポイントで、全部で9つあり、USB3.0 Type-Cが1つ、USB3.1が2つ、USB3.0が2つ、USB2.0が4つ備わっています。特に、前面に5つもあるのは便利です。
LAVIE Direct DTは、幅広くカスタムできるので、自由にカスタムして、求めるスペックのパソコンを手に入れたい人におすすめです。