【分かりやすく解説!】
CPUのコアとスレッドってなに?
2022.11.30(WED)
2026.04.27(MON)
購入するパソコンを選んでいると、CPUのスペックでコア数やスレッド数という数値をよく見かけます。いまのCPUの性能では、このコア数・スレッド数がとても重要になっています。CPUの名前やクロック数だけでは、本当の性能を見きわめることができません。CPUのコアとスレッドについて分かりやすく解説します。
目次
コア数とスレッド数はCPUの性能の重要ポイント
パソコンの性能を確かめる時、まず目にするのがCPUです。しかしCPUは種類が多く、性能の違いがよく分かりません。そのような時に参考になるのが、コア数とスレッド数です。コア数とスレッド数について、分かりやすく解説していきます。
CPUの性能を示す3大ポイント
CPUの性能を確かめる時、コア数、スレッド数、クロック数を見ることでおおよその性能を判断することができます。他にもCPUの性能差を決める要素はありますが、この3つがCPUの性能を示す大きなポイントなのは間違いありません。
CPUのこれらのスペックを見ることで、購入を検討しているパソコンがどれほどの性能なのかを判断することができます。パソコンを購入する時はCPUの性能にも注目して、自分の目的と合っているか、オーバースペックになっていないかなどにも注意してみましょう。性能が高過ぎる場合は、ワンランク下げてメモリなどにお金をかけるという選択も可能です。
コアとは「データ処理を実行するCPUの頭脳」
コアは、CPUの中でデータ処理を実際に行う核となる部分です。パソコン上で実行される多くの計算や命令の処理を担当し、アプリの起動・Webページの表示・ファイルの保存などあらゆる動作を支えています。コアの性能が高いほど複雑な処理を素早く実行できるため、パソコン全体の動作速度に影響するパーツといえるでしょう。
コア数とは「複数の処理を分担できる数」
コア数とはCPUに内蔵しているコアの数を表しています。かつてCPUはひとつのコアだけで処理を行っていたため、プログラムなどの命令を順に処理するしかありませんでした。しかし近年のCPUは複数のコアを内蔵しているため、命令を順に処理するのではなく同時に処理できるようになっています。そのため処理能力が大幅に向上しました。
複数のコアがあれば、それぞれが異なる作業を同時に進められるため、マルチタスクに強くなります。例えば、動画を再生しながらファイルをダウンロードし、同時に資料を作成するような場面で効果を発揮します。1つのコアで全ての作業を順番に処理するよりも、4コアや8コアのように複数に分散させる方が効率的です。
CPUのコア数をみれば、どれくらい処理能力が高いのかを知ることができます。コア数が多ければ多いほど性能が高く、高性能CPUでは16コア、12コアも搭載しています。比較的価格の安いCPUでも、4コア、6コアも搭載しているのは珍しくありません。
スレッド数とは「より多くの処理を実現する論理コア数」
スレッド数とは同時に処理できる命令の最大数を表します。本来であればコアひとつに対して、命令はひとつしか処理できません。しかしコアにあまり負担のかからない命令であれば、処理能力に余裕があるため、さらに命令を実行できるCPUがあります。
8コア/16スレッドというCPUの場合、同時に処理できる命令数は8ですが、余裕があればひとつのコアでふたつまで、最大で16の命令を同時に処理することができます。そのためコア数のことを物理コア数、スレッド数のことを論理コア数とも呼びます。負荷が少ない命令であれば余力を活かしてまた別の命令を処理することができるため、それだけ性能の高いCPUといえます。
クロック数(周波数)とは「データ処理のスピード」
クロック数とは1秒間で処理できる命令の数を表し、Hz(ヘルツ)という単位で表します。CPUのコアがひとつしかなかったころは、クロック数の大きさがCPUの性能を表していました。しかし、複数のコアを搭載できるようになると、クロック数だけではCPUの性能を測ることはできません。
3GHzでコア数2のCPUより、2GHzでコア数4のCPUの方が効率よく命令を処理できて高性能といえるのです。クロック数はCPUの性能を表す重要な数値ですが、それだけで性能の高さを表すとは限らないので注意しましょう。
同じ名前のCPUでも世代で性能が違う
CPUには、Core™ i7、Core™ i5、Ryzen™ 7、Ryzen™ 5というように名前が付けられています。ところがこのCore™ i7が最初に発売されたのは2008年です。10年以上も前から同じ名前で販売され続けているのですから、同じCore™ i7という名前でも同じ性能のCPUではありません。
CPUは大きく世代で分かれます。第12世代、第13世代、第14世代…というように、世代で区切られており、CPUの名前はその世代内での性能差を表します。同じ第13世代であれば、Core™ i7はCore™ i5より高性能ですが、第10世代のCore™ i7と第13世代のCore™ i5を比較すると、第13世代のCore™ i5の方が高性能ということになります。
世代を確認するには、型番の見方を把握しておく必要があります。以下は、Intel・AMDそれぞれの世代を確認する方法です。
- Intel® Core™ i7-13700Kの場合は、最初の2桁「13」が第13世代を示す
- AMD Ryzen 5 7600Xの場合は、最初の1桁「7(7000シリーズ)」が第5世代を示す
利用しているCPUのコア数・スレッド数・クロック周波数・世代を確認する方法
タスクマネージャーは、Windows 11に標準搭載されているシステム監視ツールで、CPUの詳細情報を簡単に確認できます。コア数・スレッド数・クロック周波数・世代などの情報が一目で分かるため、現在使用しているCPUの性能を把握する際に便利です。確認する手順は以下の通りです。
1.タスクバーを右クリックし、「タスクマネージャー」を選択する
2.左側メニューから「パフォーマンス」タブをクリックする
3.「CPU」の項目を選択する
4.右側に表示されるCPU名・コア数・論理プロセッサ数(スレッド数)・ベース速度(クロック周波数)を確認する
この方法であれば、専門知識がなくても数クリックで必要な情報を確認できます。
コア数・スレッド数の目安は用途の負荷によって異なる
使用する用途によって必要なCPUの性能は異なります。軽い作業であれば少ないコア数でも十分ですが、重い処理を行う場合は多くのコアとスレッドが求められるでしょう。以下は、用途別のコア数・スレッド数の目安です。
| 用途 | コア数の目安 | スレッド数の目安 |
|---|---|---|
| 一般的な事務用 | 4コア | 8スレッド |
| PCゲーム用 | 6~8コア | 12~16スレッド |
| PCゲーム配信用 | 8~12コア | 16~24スレッド |
| 動画や画像編集用 | 6~12コア | 12~24スレッド |
| 機械学習用 | 8~16コア以上 | 16~32スレッド以上 |
同じ用途でも、使用するソフトウエアや求める品質によって必要な性能は異なるため、使い方を明確にして検討することが重要です。例えば、フルHD動画の編集と4K動画の編集では、推奨されるスペックが大きく変わります。
CPUを選ぶ時はコア数・スレッド数・
クロック周波数の他に何に注意すれば良い?
パソコンを購入する際は、CPUの性能だけでなくメモリやGPUの性能もチェックし、バランスを取ることも重要です。高性能なCPUを搭載していても、メモリ容量が不足していればアプリの動作が遅くなります。画像処理を多用する用途では、高性能なGPUも必要です。また、インターネット環境もスピードに影響する要素です。通信速度が遅ければ、Webページの読み込みや動画の再生に時間がかかります。パソコン全体の性能を引き出すには、各パーツの性能を引き出せるバランスに注目し、通信環境も整えるようにしましょう。
CPUのグレードを選べる!NEC Directのおすすめパソコン【Windows】
NEC Directでは購入するパソコンのカスタマイズが可能です。そのため、3D動画を作成したいのでメモリを大容量にしたい、ビルの設計図を描くため高性能なCPUに変更したいなど自分の目的に合ったパソコンをつくることができます。
カスタマイズでパーツを変更する度に、購入金額が表示されますので、予算を意識しつつカスタマイズが可能です。何を優先するべきか、よく考えてカスタマイズをしましょう。パソコンによってカスタマイズできるパーツに違いがあるので、ベースになるパソコンを変えてみるなど、複数のパソコンでカスタマイズを試してみましょう。
最大10コア/12スレッドを選択できる「LAVIE Direct N16」
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エントリーモデルから、ハイスペック機まで自分好みにカスタマイズできるノートパソコンが「LAVIE Direct N16」です。目的に応じ自由にパーツを選べるので、価格と性能の絶妙なバランスを実現できるのが魅力のモデルです。
CPUは、12コアを搭載した高性能なIntel® Core™ i7からコスパに優れたIntel® Core™ i3まで選べます。メモリは8〜32GB、ストレージはクイックに起動し衝撃にも強いSSDを搭載し、パソコンの使い勝手を大幅に向上させます。
オンラインミーティングに便利な、コンテンツごとに最適な音質調整ができるヤマハ製AudioEngineが標準装備。加えて、画面の見やすさもポイントです。映像にも16型fWUXGA(1920×1200)ディスプレイが標準装備なので、動画鑑賞用にも、作業用にも適しています。
また、数値入力に強いテンキーを搭載しているのも魅力です。スペックだけでなく、ユーザーの快適な使い心地への要望にも、きっちり対応しています。
| OS | Windows 11 (Home/Pro) |
|---|---|
| CPU | Intel® Core™(i7-1355U/i5-1335U/i3-1315U) |
| グラフィックボード(GPU) | Intel®UHD グラフィックス Intel® Iris Xe グラフィックス(メモリ32GBの場合) (どちらもCPUに内蔵) |
| メモリ | 8GB・16GB・32GB |
| ストレージ(SSD) | 約256GB・約512GB・約1TB |
| ディスプレイ | 16型ワイド スーパーシャインビューLED IPS液晶 (広視野角)(WUXGA:1920×1200) |
| 外部インターフェイス | ・USB Type-C × 1 ・USB Type-A × 2 ・HDMI × 1 ・LAN × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
| 重量 | 標準バッテリー:約2.1㎏ 大容量バッテリー:約2.2㎏ |
| バッテリー駆動時間(アイドル時) | 標準バッテリー:約6時間 大容量バッテリー:約10時間 |
最大8コア/8スレッドを選択できるCopilot+PC「LAVIE Direct SOL」
商品詳細はこちら
「LAVIE Direct SOL」は、高性能なIntel® Core™ Ultraシリーズを搭載したCopilot+PCです。8コア/8スレッドの構成になっており、事務作業からクリエイティブな用途まで幅広く対応できます。また、優れた情報検索機能を提供する「リコール」や、カメラやマイクの補正ができる「スタジオエフェクト」など、便利なAI機能を活用できるのも魅力です。軽量で持ち運びやすいデザインながら、高い処理性能や堅牢性を備えている他、長時間駆動に対応するバッテリーを搭載しており外出先でも快適に作業できます。性能と携帯性を両立したい人におすすめのモデルです。
| OS | Windows 11 (Home/Pro) |
|---|---|
| CPU | Intel® Core™ Ultra(7 258V/7 256V/5 228V/5 226V) |
| グラフィックボード(GPU) | Intel® Arc™ 140V/130V GPU(CPUに内蔵) |
| メモリ | 16GB・32GB(デュアルチャネル対応) |
| ストレージ(SSD) | 約256GB・約512GB・約1TB |
| ディスプレイ | 13.3型ワイド スーパーシャインビューLED IPS液晶 (広視野角・高輝度・高純度・タッチパネル)(WUXGA:1920×1200) |
| 外部インターフェイス | ・USB Type-C × 3 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 ※USB Type-AとHDMIは、変換アダプタを使用すれば接続可能 |
| 重量 | 約1,197g |
| バッテリー駆動時間(アイドル時) | 約34.3時間 |
NEC Directのお買い得セール情報も見逃せない
お買い得セールは、少し前に発売された型落ちモデルのパソコンをお得な値段で購入できるセールです。ポイントは、パソコンのカスタマイズができることです。旧モデルとはいえ、1世代や2世代程度の違いなので、大きな性能差はありません。現行モデルに近い性能のパソコンを、割引価格で買えるチャンスです。
しかもカスタマイズができますから、CPUを変えたりメモリの容量を増やしたりと、旧モデルとは思えないような性能のパソコンにすることもできます。CPUのコア数やスレッド数などに注目して、快適に使えるパソコンにカスタマイズしてみましょう。
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